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映画・テレビ

2024.11.25

桃井和馬さん

毎週「こころの時代」を録画して見ている。きのうは再放送で「戦場から祈りへ」というタイトルで、写真家の桃井和馬さんの話だった。強烈な番組だった。

友だちを後ろにのせてバイクに乗り、乗用車と衝突。友だちは意識不明の重体。彼が助かるように祈りに祈った。もし助かったら洗礼を受けると約束し、助かったのでキリスト教徒になる。彼の命と入信との取り引きだったという。そのつぎに、幼ななじみにスケートボードを貸したら、その彼が転倒して頭を打ち、死んでしまった。死の現場に2度も直面したのだ。

それから戦地のカメラマンになることを志し、世界140か国をまわり、紛争の現場を訪れて写真を撮りつづけた。その写真が凄惨で目をそむけたくなる場面が多かったが、それが現実だった。中東やアフリカの内戦、ペルーや中南米の紛争地帯。週刊誌の依頼を受けていたので、戦地と日本とを頻繁に行き来する。やがて、そんな生き方に疑問をいだく。

奥さんの死もあって、それから桃井さんはいのちを撮り、祈る人々を撮るようになった。そして大学で教鞭をとるようになる。若い人に自分の見てきた世界を教えようとするが、どうも伝わらない。知識は豊富だが、体験がないから分からない。

そこで、スペインのサンチャゴ巡礼の旅を企画し、学生たちを歩かせることにした。12人の若者といっしょに旅をする。780kmを35日間で歩き通すという過酷な旅だ。頭をもぎとり、感覚で体験する。この旅で彼らが変わっていく。

この番組をつづけて二度見てしまった。

2024.10.31

ドジャーズ優勝

ワールドシリーズの決勝戦は第5戦。すごい試合だった。ヤンキースはホームラン王のジャッジに一発が出て得点を重ねた。だが5回にドジャーズが同点に追いつき、8回に逆転した。ファインプレーあり、エラーあり、ボーンヘッドありで、少々荒れ気味だったが、最後は大谷翔平の所属するドジャーズが勝った。野球の面白さを存分に見せてくれたといっていい。

レギュラーシーズン中、ドジャーズは怪我人を多く出し、危ないときもあったがなんとか勝ち抜いた。そんな中、大谷翔平選手はほとんどフル出場し、ホームラン王、打点王となり、首位打者にもあと一歩と大活躍。特にホームランを54本も打ちながら盗塁数も58と、とんでもない記録を打ち立てた。

そのパワー、その人柄は多くの人を虜にしたことだろう。しかも本来はピッチャーなのだ。去年手術をしたので今年は投げない。バッターに専念したという。おそらく、それだけでは申し訳ないと思い、盗塁の技をみがき、チームに貢献しようとしたのだろう。立派なものだ。

2024.10.26

ワールドシリーズ

大リーグの優勝決定戦はワールドシリーズという。野球をやってる国はそれほど多くはなかった頃から、ワールドシリーズと呼んでいる。アメリカでやり、アメリカ国内だけのチームの戦いだが、ワールドシリーズ。世界戦か、ちょっとオーバーだな。

あちらの新聞では STAR WARS なんていう見出しを載せているものもあった。ドジャーズの大谷とヤンキースのジャッジの大きな横顔を向かい合わせにしている。それぞれのリーグのホームラン王の戦い、スターの戦いというわけだ。

ヨーロッパではほとんど野球をやらない。イタリアやスペインがやるようだが、サッカーのほうが主流だ。もっぱらフットボールである。

アジアでは日本や台湾、韓国がやる。私も小さい頃はよく野球をして遊んだ。人数が少ないときは三角ベースなんかを作った。一塁と三塁だけで、二塁がないので三角ベースというわけだ。竹や木の棒で小石を打ったりして、よく遊んだものだ。それがないときは手打ちだ。


そのワールドシリーズの第一戦が行われた。ドジャーズとヤンキース戦で、これが稀に見るいい試合だった。とにかく接戦で、いろんなシーンが見られた。けっきょく、フリーマンが逆転さよなら満塁ホームランを打ち、ドジャーズが先勝した。この場面は圧巻だった。大谷は二塁打一本だったが、大きなフライやうまい走塁で貢献し、大活躍だった。


フリーマンの
逆転満塁さよならホームラン
劇的な勝利
見ているだけで
興奮する

2024.10.21

ドジャーズ勝つ

ナショナルリーグの決勝戦は、LAドジャーズとNYメッツ戦。4勝したほうが優勝だが、けっきょくドジャーズが勝利した。つぎはワールドシリーズでNYヤンキーズと戦うことになった。


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ずっと大谷翔平選手の活躍を見てきた。だから優勝が決まったのを知って、こちらもこみ上げるものがあった。強い選手、強いチームを応援するのは当然で、判官びいきの人から見れば「なんだ」と言われるかもしれないが、大谷選手はいろんな意味で超スーパースターなのは間違いない。

WBCの活躍、投手と打者の二刀流、ホームラン王、MVP。それにドジャーズとの破格の契約金の後払い、その使い道、日本の子どもたちへのグローブのプレゼント、病気の子の始球式のチャンスを、背番号を譲った選手にポルシェを贈ったり、やることなすことが美しい。

シャンパンファイトのあとインタビューがあり、そこでのやりとりが大谷選手の性格をあらわしていて感心した。

最初に上半身の筋肉が盛り上がっているのに驚いた。とてつもない筋肉量だ。大きなホームランを量産するには、それだけの努力が必要なのだ。10時間ちかく睡眠をとり、飲みにいったりはしない。盗塁のために下半身も鍛えている。どれほど節制し、努力しているかが分かる。

それから、チームの誰もがMVPをもらってもおかしくないと言っていた。みんなで協力して助け合ってここまで来たのだから。

日本人どうしの対決をどう思いますかという質問には、ラテン系の選手も多いし、いろんな国からいろんな選手が来ているから特にそういうことは考えないという。やはり人柄がちがう

2024.09.27

石破総理

初の女性総理誕生かと思っていたが、高市早苗さんは決選投票で石破氏に敗れた。僅差といってもいい。9人の候補を含んだ1回目の投票では、高市さんが一位、石破さんが二位。小泉進次郎は三位だった。

正直言って石破さんの話は抽象的というか、まどろっこしくて、何を言っているのか分からない。高市さんは明瞭で筋が通っているが、靖国神社の参拝を公言し、対中など真剣に防衛に取り組むなどといった点が、外交上あぶない、と議員さんたちに映ったのかもしれない。小泉さんは明らかに経験不足で論戦でいくつもボロを出してしまった。

ま、あまり大きな変化は期待できないが、裏ではいろいろあったのだろう。


MLBでは、ドジャーズが地区優勝を果たした。大谷は連日大活躍である。シャンパンファイトが嬉しそうだった。
直近の得点圏打率が12打数11安打で、9割を超えている。ホームランと打点もダントツである。
大谷は多くの人に幸せを振りまいているに違いない。

2024.09.11

テレビお宅

自民党の総裁選があす告示される。出馬するのは9名の予定。総裁選の候補者を、競馬の出馬にたとえたのは誰だろう。

人気は序列からいけば石破、若さからいけば小泉、保守の主張を通せば高市か。河野太郎はあんまり人気がないようだ。国会答弁なんか見ていると、どうも上から目線なところがあるからなあ。


アメリカでも大統領選に向けて、ハリス女史とトランプ元大統領が討論会を行った。ハリスさんがうまく乗り切ったらしいが、あの国の実権は別のところにあるらしいから、どうなるかは分からない。


ワールドカップ予選の対カタール戦は、5-0で日本が快勝している。強いね。


暑いので、部屋にこもって大リーグのドジャーズ対シカゴ・カブス戦を見た。大谷、山本、鈴木誠也、今永と、日本人4人が登場して面白かった。山本は8三振を奪い4回で降板。ケガで休んでいたからね。大谷は惜しいフライもあったがヒットなし。鈴木誠也がここぞというところで活躍し、今永の13勝を助けた。そう、カブスが連勝。


そのあとはディズニーの3Dアニメーション「ベイマックス」を見た。カリフォルニア暮らしの甥が、アニメーション作りをしているのを思い出して見た。楽しかった。主役が日本人兄弟なのには驚いた。


ベイマックス動画

2024.09.06

サッカーの試合

ゆうべサッカーのワールドカップ予選、対中国戦を見た。日本選手は海外組が多く、でかい西洋人を相手に戦っているだけに強いし、うまい。からだの大きさや身長だけでなく、スピード、テクニックがものを言うことを、見せてくれた。

けっきょく7-0というスコアで大勝した。サッカーの試合は1点差、2点差ぐらいのことが多いが、7点差とはすごい。面白いようにゴールが決まる。からだの大きめの中国選手はファールで防ぐほかない感じだった。イエローカードが3枚だったと思う。

とくにフル出場した久保建英選手はきわだった。ボールが足に吸い付くようにうまくコントロールしていた。南野選手は2発ゴールを決めたが、ドリブル突破のあざやかなこと。他の選手も大活躍だ。こんな大差で勝つことはあまりないだろうが、きのうは気持ちがよかった。


きのうはdocomoが独占配信した井上尚弥の試合も見た。井上は文字通りモンスターだった。

2024.08.31

スター大谷翔平

ドジャーズの大谷翔平選手は調子がいいようだ。おとといは大谷のボブルヘッド人形が配られるというので、ホームの球場のまわりを数万人の人が取り囲んでいた。愛犬のデコピンがボールをくわえてホームに走り、その始球式でファンを沸かせた。

そんな日に、ちゃんと42号ホームランを打ち、盗塁を二つ決め42個とし、大リーグ・タイの42/42を達成した。そのすこし前の試合では、満塁さよならホームランを放っている。

そして、きのう、家に帰ってテレビをつけると、なんと大谷は対ダイモンドバックス戦で43号ホームランを打ち、43個めの盗塁を決めていた。43/43はMLBの新記録である。打率はひと頃より落ちているが、決めるときは決める。そういう星を持っている男だ。まさに、スターだ。

去年ひじの手術をしたから、ことしはリハビリ中で、投手としては出場しない。もっぱら指名打者で、ホームラン王を狙える位置にいる。大柄な選手なのに盗塁が多い。おそろしく足が速いのだ。

ドジャーズは大谷の獲得に大金を払っているが、すぐに元をとってしまうだろう。


笑顔がいい
性格がいい
いったい親は
どんな
育て方をしたのだろう

2024.08.19

マイ・インターン

今日は8月19日(月)。ブログも8日間休んだ。パソコンは治療室にしかないので、治療室がお休みのときは自動的に休みになる。2,3日ならばあとから追いかけて書いたり、先回りして書くこともあるが、1週間となるとそうはいかない。

お盆様の準備、迎え火、送り火、お客様の接待、新盆の訪問、お墓参り。毎年やっていることを繰り返す。規模は縮小しているが、妻は三食を用意しなければならないので忙しい。

雨が少ないので、野菜が高い。かぼちゃなんか丸ごとのやつがない。花も貧弱だ。台風7号が来たので、大雨のところが多いのに、うちのほうはあまり降らず、猛暑はつづく。

 

マイインターン

きのうNETFLIXで『マイ・インターン』なる映画を見た。妻が英語版を字幕で見ていたが、途中で日本語版にしたら、よく分かる。西部劇やなんかならけっこう分かるが、現代社会を描く映画の英語はほとんど分からない。コンピュータ用語やスラングが多いし早口だからついて行けないのだ。

若い美人社長ジュールの直属のインターンとして雇われた70歳のベンは、しだいにその存在の重さを増していく。途中で、ひょっとしてロバート・デニーロではないかと思ったが、当たっていた。古き良き時代の男が醸し出す魅力がなかなかいい。英語の教材としてもすぐれていると思う。

2024.07.17

オールスターでホームラン

定休日。朝からMLBのオールスター戦をやっている。きのうはホームラン・ダービーをやっていた。大谷翔平はナショナルリーグでは今のところホームランはトップだが、去年肘の手術をしているので辞退した。

今朝のテレビでは、レッドカーペットを歩く選手と家族の映像を流していた。大谷は妻の真美子さんと手をつないで登場。二人とも身長があるので映える。お似合いのカップルだ。

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いろんなイベントを挟んで、いよいよ試合開始。大谷翔平の第一打席はフォアボール、第二打席はなんとライトスタンドへのスリーラン・ホームランときた。一番はなやかな舞台で一番派手な活躍を見せる。地味な努力の積み重ねなんだろうが、この男、たしかに只者ではない。

試合はアメリカンリーグが勝ったが、ナショナルリーグが勝てば、間違いなく大谷翔平がMVPに選ばれたことだろう。

だいぶ前だが、やはりオールスター戦で、イチローがランニングホームラン打ったのを思い出す。あのときも興奮したなあ。

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