祈り
10月25日は、お世話になった叔父の祥月命日だ。毎年お墓参りをしているが、今回は休ませてもらう。毎日仏壇に手を合わせているが、今日はコップ一杯のお酒を供え、お礼をする。
手を合わせて
心をこめて祈れば
思いは通じる
だから
気持ちがよい
10月25日は、お世話になった叔父の祥月命日だ。毎年お墓参りをしているが、今回は休ませてもらう。毎日仏壇に手を合わせているが、今日はコップ一杯のお酒を供え、お礼をする。
手を合わせて
心をこめて祈れば
思いは通じる
だから
気持ちがよい
今日は13日の金曜日。でも、誰も話題にしない。キリストの最後の晩餐が13人だったこと、はりつけにされたのが金曜日だったこと。以来、13という数字や13日の金曜日が忌み嫌われるようになったらしい。そんなホラー映画もあった。
日本では数字の4や9が嫌われる。4は死に通じ、9は苦に通じるという。パチンコ屋さんなんかで、この番号の台を使わない店がある。しかし、日常生活では不便なのであまり意識されない。新幹線の車両や座席から4と9を除いたら大混乱だ。
ただし、大安に開店するとか、祝い事は仏滅をさけることは少なくない。火葬場は友引が休業だ。
昔は科学的なことが分からなかったから、占いとか陰陽師とかが暗躍したり、言葉を気にしたりしたが、いまではそういうゲン担ぎというのはほとんどしない。おせち料理なんかもダジャレが多い。豆はまめまめしく働く。昆布はよろこぶ。数の子は子孫繁栄など。
ま、たまには優勝するまで「ヒゲを剃らない」とか、願いが叶うまで「お茶を絶つ」とかいうことをする人がいる。自分で自分に言い聞かせているのだろう。人に迷惑をかけるのでなければ問題はない。
むかし、恐山のイタコに祖父を呼びだしてもらったことがある。そのとき、祖父が「孫よ、仏壇にまいにち水を供えてくれてありがとう」などと、5つぐらいいろいろ話してくれた。それは祖父でなければ知りえないことばかりだった。だから、ひとは死んでも魂は生きていると私は思う。
折にふれて、亡くなった方や、先祖のことを偲ぶことはいいことだ。
荷物があったので自転車で来た。8時半ですでに30℃だが、風があったので助かった。しかし気温はどんどん上がり、昼には32℃ぐらいになった。
五十肩の女性。けっこうしつこい。カウンターストレインで痛みを取ろうとしたが、いろんな筋肉が混ざり合っているので難しい。もともと側弯があるので全身のバランスがおかしいのだ。
患部に細めの針をしてから、左の鎖骨の上にある腕神経叢をねらって針を刺し、低周波電流をかける。肩の前後の筋肉をゆるめると、だいぶ痛みがとれた。
この女性、ビパッサナー瞑想に2度行っている。来月からのコースにも参加するという。去年のお盆のあとのコースに行き、そのあと奉仕もしている。最初のコースでだいぶ側弯が治ったという。瞑想はじっと座っているだけだが、全身に意識をめぐらせるので血行がよくなり、思いのほか体がゆるむ。
病気を治すのを目的にしてはいけないが、瞑想の結果として具合がよくなることが少なくない。来月のコースでいろいろな体験をし、それがいい結果を生むことを願う。
この数日、われわれも1時間ずつ瞑想をしている。かたい体が緩んでいくのを感じる。
瞑想をすると
勝手に
からだが動く
どうしたらいいかを
知っているように
なにもないという
豊かさを
感じています
そう
なにもないのです
其田(そのだ)英一さんの五行歌集「なの花」を読んだ。冒頭にこの歌が載っている。この歌は何度か目にしているが、なにか私の心にひびくものがある。何もない豊かさと、いうのが特にいい。
物がたくさんあれば豊かだと考え勝ちだが、そうなるとその物にとらわれたり、縛られたりして、あんがい自由がきかなくなる。左脳に知識や情報がつまるのはいいが、右脳のはたらく余裕がなくなってしまう。そんなことも含めて「なにもない」ほうが豊かだ言っているのだろう。
空なんかもそうだ。空は何もないが、いろんなものが無限につまっている。つまり豊かなのだ。瞑想にも似ている。瞑想すると、そういうことが体験的に分かる瞬間がある。自分がなくなって、宇宙と一体になるようなことがある。
そのとき、なにもない自分が満たされる。限りなく豊かになるのだ。
今日も暑い
むしむしする
梅雨だな
紫陽花たちは
喜んでいる
こんな天気は
ストレスになる
心と空模様は
似ている
ときには嵐もふく
YouTubeでトマトやナスなど、野菜の作り方などを見た。知っているようで知らないことが多い。妻が野菜を植えて収穫しているが、なかなか思うようにいかないことが多い。無理もない、妻は薬局の娘だ。
私は農家の子だったが、農作物の栽培方法は教わらなかった。戦後の混乱でいろんなことがあった。母とは生き別れになった。
大学を出たが就職もせず、育ての親になる叔母の中華料理屋を手伝った。調理師の免許も取った。そんななか鍼灸治療に出会い、専門学校に行こうと決めた。鍼灸の名人になるつもりだったが、そうは問屋が卸さなかった。
うちに鍼灸の勉強に来たドイツ人を通して、ビパッサナー瞑想を知った。ビパッサナー瞑想のコースには、奉仕もふくめて8回参加した。この体験によって、生き方がらくになった。
私のすすめでビパッサナー瞑想コースに行った人は15人ぐらいになる。みんな、いい体験ができたと言う。
人生は
選択である
選択しない
ということを
含めて
やったことの
結果は出る
もちろん
やらなかったことの
結果も
枝が三つに分かれていくからミツマタ。これはアカバナだが薄黄色が多いようだ。
この木の皮を剥いで、煮て、叩いて、干して、その細かな繊維を漉いて和紙をつくる。コウゾという木を使うこともある。
大昔、紙は貴重品だった。記紀や万葉集など、よく残されたものだと思う。漢文を取り入れ、それを読むためにカタカナ、ヒラガナを考案する。そして『源氏物語』のような作品が書かれた。それ以外のほとんどすべてが先人の知恵によってつくられたものだ。
余談だが、顔の片側に痛みがでる三叉神経痛というのがある。あの神経線維もどこまでも3本に分かれていく。メインは、こめかみ、上あご、下あご。その文枝がどこまでも3つに分かれていく。顔面神経痛という人もいるが、顔面神経は運動神経だから主にマヒやけいれんのほうになる。三叉神経が知覚神経だが、分布はよく似ている。
雨戸を開ければ
雪
生垣にうっすら積もる
やがて止み
昼までに消える
ビパッサナー瞑想の
体験談を動画で見る
やることは同じ
体験はさまざまで
おもしろかった
10日間コースは
人気があって
受付開始後すぐ埋まる
始めはつらいが
終りはハッピー
最初の動画は1時間あまりあり、長い。8分30秒あたりからビパッサナー瞑想にはいる。
究極の瞑想法"ヴィパッサナー"10日間合宿体験 山内章啓様 - YouTube
こちらは短くてわかりやすい。15分弱。
本当の自分に出会う🧘♀️ヴィパッサナー瞑想 - YouTube
『ゴエンカ氏のビパッサナー瞑想入門』のあらすじ
私は
知ってか知らずか
意識してか意識しないでか
私を
傷つけた人たちを許します
私は
知ってか知らずか
意識してか意識しないでか
私が
傷つけた人たちに許しを請います
敵はひとりもいない
すべてがともだちです
これはビパッサナー瞑想の10日間コースの最終日に前日に聞かされる。
メッタの祈りである。メッタとは愛、だから愛の祈りといいうことになる。
長い沈黙と瞑想のあとに聞かされるので、その意味が心にひびく。
日常生活ではついこのことを忘れるが、瞑想のあと思い出す。
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