フォト
無料ブログはココログ

野鳥

2025.05.27

ギョギョシ

Dsc_20255272
どんより多摩川


もう梅雨空と言ってもいいだろう。涼しいが歩くとさすがに暑くなる。午後1時半ごろなのに、暗い。一番目につくのは、あちこち飛び交うツバメ。そこにヒバリらしき鳥や、ムクドリ。入江にはカモたち。ウグイスの声も聴こえる。

しばらく行くと、葦原がある。そこからはオオヨシキリの独特の鳴き声が聴こえる。ヨシキリという名前の通りヨシ原にたくさんいるのだが、なかなか姿が見えない。鳴き声は「ギョギョシ、ギョギョシ」とちょっとやかましい。まだ数羽だが広い葦原だと賑やかで、蛙の合唱ではないかと思う。

ちなみに、葦はヨシともアシとも読む。アシが悪シに通じ、ヨシが良シに通じるので、ヨシと呼ばれることが多い。屋根にふけばカヤとなる。茅葺屋根だ。厳密にはいろいろと区別があるのだろうが、生活上は問題ない。

せせらぎ館の裏の草むらからはホトトギスの声も聴こえる。釣りをしている人はちらほら見えるが、野鳥を追うカメラマンは一人しか会わなかった。しずかな多摩川堤だった。

登戸駅の改札口の上をツバメが飛び交っているが、どこに巣があるのかは分からなかった。食彩館は改装のため閉店だ。

 

オオヨシキリ 2007.5.9

(写真なし)

2025.05.18

巣作り

戸袋を
出入りする
椋鳥ペア      ムクドリ
巣作りに
忙しい

2025.04.26

オナガ

Photo_20250425093201


黒いベレーに
白い胸
水色の羽根に
長い尾
クールだね

2025.02.12

金柑にメジロ

P1110935

どこかに梅の花を見に行こうと思った。しかし、まだハシリだからもう少ししてからにすることにした。

きょうは庭仕事をした。腰の手術をしたり、コロナになったりしたので庭は放りっぱなしだった。酔芙蓉が枯れて葉っぱが落ちている。その葉を拾い集めたり、茎を伐ったりした。テコの原理をつかった刈り込み鋏があるので、それを使うと直径4,5センチのものも伐れる。

酔芙蓉は木というよりも草に近いからどんどん伐れる。しかし茎からは小枝がたくさん出ているので、それも始末しなければならない。太い茎や枝は50cmほどの長さにそろえ、紐でしばる。葉っぱや短く切った枝は70ミリリットルのゴミ袋に入れる。大きな袋ならビニールでも少し丈夫にできれいるので、枝が突き刺さることはない。きつく詰めなければ、なかに遊びができるから破れないのだ。

小枝をたくさん切っているうちに右手が疲れてきた。このままだと治療に差し支えが出そうなので休憩。針を打つ手が震えてしまうことがあるのだ。

ジョウビタキのメスが遊びに来た。かわいい鳥だ。お気に入りの鳥である。近くの金柑の木には実がいっぱい生り、メジロが2羽来て実をついばんでいる。

4時すぎに床屋さんに行った。そのマスターは赤ちゃんのときから知っているので、昔ばなしをして笑った。床屋さんもパーマ屋さんに押されて大変そうだ。

2024.11.15

エナガ

P1110791
エナガ@小田原城

桜の木にエナガの群れを見つけた。猛暑のためか、葉っぱがみんな散っているのでよく見える。ただしエナガは小さくすばしっこいので撮影がむずかしい。コンパクトカメラでズームインして、なんとか証拠写真が撮れた。中央左上に2羽、右下には羽ばたいてホバリングしているのが1羽写っている。

エナガはスズメより小さいが尾が長い。その尾をひしゃくの柄に見たててエナガと名付けられた。鳴き声は、ジリッジリッと小さめだが、やさしく耳に心地よい。群れで来て5分から10分ぐらい遊んでいくから、そのアクロバティックな飛行を楽しめる。

仲間のシマエナガは顔が真っ白で、テレビなんかで見ると思わず「かわいい!」と叫んでしまう。なにかのCMに使われていたような気がする。北海道に行かないと実物は見られない。

エナガ+シマエナガ

*とり忠兵衛さんの画像

2024.09.28

モズの声

朝、外へ出ると、キキーッとモズの声。雀たちが逃げる。猛暑が続いたが、このところ涼しくなったのでモズがやってきたのだ。

モズは漢字で鵙、もう一つ百舌とも書く。百舌はいろんな鳥の鳴き声を真似するからだが、まだ来たばかりだから、しばらくは縄張り宣言をするだろう。いわゆる、鵙の高鳴きだ。

百舌のオスは黒い眼帯をして、背中の白い紋がかっこいい。木の枝にとまり、尾で円を描くところなど見ものだ。肉食だから嘴がワシのように鋭い。メスはメスで実に愛らしい。胸に薄茶色のうろこ模様があり、それが柔らかそうで美しい。


今日はお不動様の護摩があったので、妻が参加し、お札をもらってきた。私は帰宅すると、護摩の煙でいぶしたタオルを体中に当て、ご利益をいただく。

2024.09.14

雀の落下

雀の急降下は
ほとんど落下
寸前に軟着陸
なんという
やつだ!

2024.05.21

ウグイス

Uguis-3
ウグイス

以前、偶然撮れたもの。ウグイスは警戒心がつよく、鳴き声に近づいてもなかなか見つからない。すぐそばで聞こえるのに。ウグイスは地味な色をしているから、よけい目立たない。梅にウグイスというが、あれはメジロのことだと思う。うぐいすパンなどというのを昔よく食べたが、あの餡の色もメジロの色だ。

生田緑地などでよく鳴いているが、最近はガビチョウというのが増えて、それが大きな声でさえずるものだから、よけいウグイスの声がかすむ。ガビチョウは歌がうまいが、からだも大きいので、その声がやかましいぐらいだ。

ウグイスもヒバリも小さなからだで、よく通る声で鳴く。井の頭公園の野鳥園でヒバリのさえずりを聴いたことがあるが、小さいからだを震わせて全身で鳴いている。飼育員の人が「一日中ああやって鳴いていますよ」と言っていた。すごいエネルギーである。1時間ぐらいずっと聴いていた。動けなかった。

ツバメが飛び回っているが、巣作りか、子育ての最中なのだろう。しかし、巣材の泥をとる田んぼも少ないし、巣を作れる場所も少なくなって可愛そうだ。ときどき、カラスに追われているのを見る。

2024.03.25

カワセミ

Kawasemi
翡翠(カワセミ)


だいぶ前になるが、バードウォッチングをやっていた時期がある。ある秋の午後、小田急線の喜多見と成城学園前のあいだを流れる野川を散歩した。そのとき初めてカワセミを見た。背中がコバルトブルーと呼ばれる美しい色をした鳥だ。その鳥が3mぐらいの高さでホバリングをした。それが日の光をうけて宝石のように輝いた。その美しさといったらない。

獲物を狙っているのだ。次の瞬間、川に飛び込んで小魚をくわえ、岸の枝に止まった。魚の頭を枝に打ち付けて気絶させてから、頭の方から丸呑みする。ゴクリと。その一連の動作がみごとだった。

私はカワセミの色と、ホバリングの美しさに見惚れ、いっぺんに「カワセミ病」にかかってしまった。それからは、休みの日のたびに野川に通った。いい双眼鏡を買い、カメラもだんだん高いものになり、20万円ぐらいの望遠レンズも買った。百万円以上の高級なカメラを持った人たちも少なくなかった。フィルムでなくデジカメに変わったので、そっちのほうは助かった。

鳥見の人たちは、自分の撮った写真を見せたがる。それで、野鳥のことをいろいろ教えてもらった。さいわい、妻も野鳥のとりこになり、一緒に歩きまわった。コサギ、ダイサギ、ゴイサギ、イソシギ、チドリ、モズ、ジョウビタキ、カワウ、バン、カモ類、オオタカなど、数えきれないほどの野鳥に出会った。


いろいろ教えてくれたアルバさんのHPを載せておく。

野川の四季(coocan.jp)

2024.01.29

ジョウビタキ♀

Photo_20240129181901

毎年
ジョウビタキが
やってくる
メスだ
妻は妬く


野鳥の
あそび場が
狭くなり
声をかけるぐらいに
なってしまった


ジョウちゃん
ジョウちゃんと呼ぶと
尾を振って
ヒッカタカタカタ
ヒッカタカタカタとこたえる


このカタカタが
火打石の音に
似ている
そこで
ヒタキときた

より以前の記事一覧