ウグイス
以前、偶然撮れたもの。ウグイスは警戒心がつよく、鳴き声に近づいてもなかなか見つからない。すぐそばで聞こえるのに。ウグイスは地味な色をしているから、よけい目立たない。梅にウグイスというが、あれはメジロのことだと思う。うぐいすパンなどというのを昔よく食べたが、あの餡の色もメジロの色だ。
生田緑地などでよく鳴いているが、最近はガビチョウというのが増えて、それが大きな声でさえずるものだから、よけいウグイスの声がかすむ。ガビチョウは歌がうまいが、からだも大きいので、その声がやかましいぐらいだ。
ウグイスもヒバリも小さなからだで、よく通る声で鳴く。井の頭公園の野鳥園でヒバリのさえずりを聴いたことがあるが、小さいからだを震わせて全身で鳴いている。飼育員の人が「一日中ああやって鳴いていますよ」と言っていた。すごいエネルギーである。1時間ぐらいずっと聴いていた。動けなかった。
ツバメが飛び回っているが、巣作りか、子育ての最中なのだろう。しかし、巣材の泥をとる田んぼも少ないし、巣を作れる場所も少なくなって可愛そうだ。ときどき、カラスに追われているのを見る。
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