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野鳥

2024.05.21

ウグイス

Uguis-3
ウグイス

以前、偶然撮れたもの。ウグイスは警戒心がつよく、鳴き声に近づいてもなかなか見つからない。すぐそばで聞こえるのに。ウグイスは地味な色をしているから、よけい目立たない。梅にウグイスというが、あれはメジロのことだと思う。うぐいすパンなどというのを昔よく食べたが、あの餡の色もメジロの色だ。

生田緑地などでよく鳴いているが、最近はガビチョウというのが増えて、それが大きな声でさえずるものだから、よけいウグイスの声がかすむ。ガビチョウは歌がうまいが、からだも大きいので、その声がやかましいぐらいだ。

ウグイスもヒバリも小さなからだで、よく通る声で鳴く。井の頭公園の野鳥園でヒバリのさえずりを聴いたことがあるが、小さいからだを震わせて全身で鳴いている。飼育員の人が「一日中ああやって鳴いていますよ」と言っていた。すごいエネルギーである。1時間ぐらいずっと聴いていた。動けなかった。

ツバメが飛び回っているが、巣作りか、子育ての最中なのだろう。しかし、巣材の泥をとる田んぼも少ないし、巣を作れる場所も少なくなって可愛そうだ。ときどき、カラスに追われているのを見る。

2024.03.25

カワセミ

Kawasemi
翡翠(カワセミ)


だいぶ前になるが、バードウォッチングをやっていた時期がある。ある秋の午後、小田急線の喜多見と成城学園前のあいだを流れる野川を散歩した。そのとき初めてカワセミを見た。背中がコバルトブルーと呼ばれる美しい色をした鳥だ。その鳥が3mぐらいの高さでホバリングをした。それが日の光をうけて宝石のように輝いた。その美しさといったらない。

獲物を狙っているのだ。次の瞬間、川に飛び込んで小魚をくわえ、岸の枝に止まった。魚の頭を枝に打ち付けて気絶させてから、頭の方から丸呑みする。ゴクリと。その一連の動作がみごとだった。

私はカワセミの色と、ホバリングの美しさに見惚れ、いっぺんに「カワセミ病」にかかってしまった。それからは、休みの日のたびに野川に通った。いい双眼鏡を買い、カメラもだんだん高いものになり、20万円ぐらいの望遠レンズも買った。百万円以上の高級なカメラを持った人たちも少なくなかった。フィルムでなくデジカメに変わったので、そっちのほうは助かった。

鳥見の人たちは、自分の撮った写真を見せたがる。それで、野鳥のことをいろいろ教えてもらった。さいわい、妻も野鳥のとりこになり、一緒に歩きまわった。コサギ、ダイサギ、ゴイサギ、イソシギ、チドリ、モズ、ジョウビタキ、カワウ、バン、カモ類、オオタカなど、数えきれないほどの野鳥に出会った。


いろいろ教えてくれたアルバさんのHPを載せておく。

野川の四季(coocan.jp)

2024.01.29

ジョウビタキ♀

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毎年
ジョウビタキが
やってくる
メスだ
妻は妬く


野鳥の
あそび場が
狭くなり
声をかけるぐらいに
なってしまった


ジョウちゃん
ジョウちゃんと呼ぶと
尾を振って
ヒッカタカタカタ
ヒッカタカタカタとこたえる


このカタカタが
火打石の音に
似ている
そこで
ヒタキときた

2023.12.26

キセキレイ

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鳥見に
はまっていた頃
よく行った
野川
いまは寂しい

キセキレイは
清流の貴婦人
望遠と
連写が
ものを言う


クイナは
水鶏と書く
それも
ここで見つけて
興奮した


ホバリングの
美しさを見て
カワセミ病にかかる
いまでも
後遺症がのこる

2023.12.03

柿木のメジロ

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野鳥の目は
するどい
こっちの
心を
見透かすようだ

2023.11.28

カモ川?

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浅瀬に
冬鳥が
あつまり
多摩川は
鴨川に

2023.06.07

生田緑地の花菖蒲

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生田緑地の菖蒲田


定休日。午後3時ごろ生田緑地の花菖蒲を見に行った。ほぼ満開だったが、先日の風雨に打たれたり、真夏日の強い陽を浴びたりして、倒れているものや、花が焼けているものもあった。だが、やはり群生しているところは流石に美しい。カエルが鳴いている。

上の広場の泰山木も、10ぐらい花をつけていた。蕾もあるから、しばらく楽しめそうだ。先日の強風で大きな木が倒れ、通行止めの道がいくつもあった。とくに楢の木が多く倒れている。広場の東の紫陽花はまだ咲き始めたものが多かった。日当たりがわるいからだろうか。

ガビチョウがうるさく鳴いていたが、疲れたらしい。やがてウグイスの声があちこちから聞こえるようになった。「宙(そら)と緑の科学館」にも入ってみた。ここは一度は行ってみたいところだ。

ここの駐車場は完全に無人だった。駐車券の発行もない。車がゲートを通るとき、カメラが車のナンバーと時間を記憶する装置があるらしい。駐車場を出るときは精算機に自分の車のナンバーを押すだけ。そしてゲートに来ると遮断機が上がる。人件費削減だ。

 

花菖蒲
あじさい
クレマチス
梅雨の花は
むらさき

2023.02.17

野鳥観察

10年以上前に、軽いパニック障害という病気にかかった。息苦しくなったり、冷や汗をかいたり、動悸がしたりして、遠出ができないときがあった。自分では、若いときの交通事故の後遺症と思っていた。妻に背中に針灸の治療をしてもらったり、吸引をやってもらっていた。精神科にも行った。

それで、気分転換にとバードウォッチングを始めた。野川にカワセミがいるというので、小田急線の喜多見まで行き、野川を散策した。野川は川幅がそれほど広くないので、野鳥観察にはいい場所だ。両側の遊歩道には車も入って来ない。

ある10月の晴れた日に、神明橋のちかくでカワセミのホバリングを見て、いっぺんにカワセミ病にかかってしまった。それから足しげく野川に通うようになった。野川にはカメラマンが大勢来るので、いろんな野鳥について教えてもらった。

はじめは小さいカメラだったが、ピンボケばかり。だんだん大きなカメラになり、望遠レンズも買った。ただ、デジタルカメラの時代になっていたので、フィルム代や現像代がかからないのがいい。日曜などには望遠レンズが大砲のように並んでいるので、すぐ野鳥が見つかる。

生田緑地でもイカルや、シメ、ソウシチョウ、オオルリなどを見て楽しんだのを覚えている。しかし、最近は昔ほど野鳥が見られない。野川は護岸工事が進めらたし、登戸も区画整理事業が本格化し、野鳥たちの生息域がせまくなってしまったからだ。

YouTubeには、野鳥の動画サイトがたくさんあり、けっこう楽しめる。

野川の四季

(9) 初めに覚える身近な野鳥23種《前編》【場所別野鳥図鑑Vol.1】 - YouTube

(9) 野鳥に出会う確率を上げるコツを9つ紹介! - YouTube

2023.02.08

カラスネット

定休日。カラスがゴミ置き場の金網から中身を引っ張り出して、それが散らかっているというので見に行った。鉄製のかなり細かい目でできたゴミ置き場だから、ちょっとカラスが突くとっは思えないが、当番の人が見ている。

今までこんなことはなかったが、浄水場の木々がなくなり、カラスもエサ探しに必死なのだろう。庭に置いた牛糞堆肥の袋なども突いて中身を出している。

うちにだいぶ前に買った黄色いカラスネットがあったので、ゴミ置き場にそれをかぶせることにした。男三人でネットを張り始めたが、ゴミ置き場のフタは開けられるようにしておかなければならないので、なかなかの仕事だった。4×3mのネットを背面と両側面に巻き、ビニールをまいた電線やアルミの針金などで固定していく。前面と上部はそれぞれフタが開けられるようにし、余ったところは折り返して固定する。

今日は暖かかったのでらくだったが、ネット張りは時間がかかった。

近所の人もあまり会うことがないし、あっても挨拶だけのことが多い。マスクのせいで誰だか分からないせいもある。今回はネット張りのおかげで5人ぐらいの人と会い、周囲の人たちの近況をいろいろ教えてもらった。ま、これでカラスの件は解決するだろう。

カラスは
黄色を嫌うというので
黄色いネットを
かぶせている所があるが
敵も賢いからなあ

2023.01.29

ジョウ子ちゃん

Jobi
ジョウビタキのメス

声をかけると
こっちを向き
尾を振って
愛嬌たっぷり
かわいいなあ

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