五行歌誌・投稿歌(6月号)
寒いのか
暑いのか
何を着て行こう
木の芽時は このめ
心も不安定
時ならぬ
夏日冬日に
ふりまわされ
さくら
錯乱
桜のあとの
きみどり色の
山が好き
いのちの息吹を
肌に受ける
ジャスミンの
香りが
頬を撫でる
足を止め
深く息を吸う
二人掛けの席を
ひとり占めしている
若者がいる
まあ幸せには
なれないだろうな
私の心の中を
覗いてみると
あちこち
モザイクが
かかっている
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コメント
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おはようございます。
五行歌誌投稿歌できましたね。
リプルさんと同じ時代や経験をブログで共有させて頂き、もっと「話術」や「話題」が豊富にあればどんなに良いかと年甲斐もなく反省。
人は
自然でいてくれる相手に
信頼を寄せ
対等で心開いてみようと
口を開く
いつも自然に接してくれる新百合歌会が好きです。
投稿: E.A | 2025.06.06 08:52
★E.A.さん、
これは今月号(6月)に載った私の歌です。作ったのは2か月ぐらい前です。
だから「さくらのあとの黄緑が好き」なんていうのです。時差がありますね。
同人だと毎月6首を送ります。掲載されるのは5首です。会員は4首で3首が
掲載されます。
300ページほどあるので、読むのも大変です。
EAさんのように多作なら、すぐたまるでしょう。
しんゆりは弾性が多いのが特徴ですね。
投稿: リプル | 2025.06.06 14:03