人工知能
AIは日本語では人工知能と訳される。膨大な情報を学習し、こちらが要求すれば即座に答えを出してくれるという。けさ国民民主党の玉木雄一郎さんの話を聞いていたら、彼は毎日AIを利用しているという。統計などの数字はとうていは覚えきれないので、AIに整理してもらい表などをつくってもらうそうだ。
チャットGPTとか生成AIとかいって、一般の人が自由に使えるものもある。音楽なども昭和のムード歌謡風のものを作ってくれというと、ちゃんと作る。歌手の声まで似せてくれるそうだ。有名人の写真と声をつかって投資詐欺に勧誘したり、悪用もされる。きのう、中国人が作ったdeepseekなるAIが格安で世に出て、アメリカのAIの会社のNメディアの株が暴落したというニュースが流れた。
もう30年以上前のことだが、このAIについて苦い思い出がある。アメリカのコンピュータ会社のセミナーがあり、その通訳を頼まれて、事前の打ち合わせもせずに会場に行ったのだ。セミナーといっても会場は大きく300人ぐらいの聴衆がいたと思う。講師は女性でけっこう興奮していた。あがっていたのだ。
彼女はえらいスピードで話をする。私はひと息ごとに日本語に訳していく。ところが内容が非常に専門的な分野なので、分からない単語がいっぱい飛び出してくる。社内の効率化を図るためAIを利用したイントラネットというシステムの話だった。私はがんばって通訳したが、うまく訳せないので聴衆がイライラしてくるのが分かる。
それまでゲシュタルト療法という20人ぐらいのセミナーや、東京観光のバスガイド、あるいは鍼灸治療関係の通訳などをやったことがある。しかし、こんな大きな会場でやったことはない。しかも恐ろしく専門性の高い分野だったので苦しかった。なんとか終えて、会場から逃げるようにして帰ったのを覚えている。恥ずかしかった。
あれ以来、下準備をしないで通訳の仕事を受けることは一切しなくなった。当たり前である。そのころは、まだインターネットもこんなに普及してはいなかった。パソコン通信などが始まった頃の話である。










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