しんゆり歌会(9月)
浅井(一席)
幼い頃
褒めてもらえた
小さな思い出
今でもわたしを
後押ししてくれる
熊田(二席)
使い古くなった
台所の洗い籠
買換えた老夫婦
その一隅だけが
真っ白く若々しい
のぶ(三席)
急な雷雨
前を急ぐ
女性のサンドレス
見るみる濡れて
肌に張り付く
内藤(四席)
ほんのり桃色の
蓮の花が
開きかける時
ふうと
吐息をもらす
大日方(四席)
ビール片手に
庭の芝生に
横たわり
腹の底まで
日焼けしました
京子
キツネ
タヌキ
好みの柴犬
料理番組での
焼き具合の色
リプル
鉄路の
先に
沈み行く
晩夏の
日輪
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コメント
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こんにちは。
浅井さん出席されて良かったです。
さらりと一位の成績だったんですね。素直に歌われています。
夕刊なしの新聞値上げ
めくれば
ニュースが一度に目に入る
見出しの大きさによって
ニュースの重要度も分かってくる
今月から紙の高騰によって¥500ほどあがる.夕刊は無くなった.
「今まで頑張って押さえて来たのです」がと言われる。
寂しい限りである。
投稿: E.A | 2024.09.20 14:04
★E.A.さん、
浅井さんは一席が多いですね。なにげないことをさらりと歌い共感をさそう。
わたしも浅井さんのような歌が書けたらなと、ひそかに思っています。
新聞をとる家が減ったとか。とくに若い人はね。スマホがあるし。
年寄りは年寄りで目がわるくなり、読むのが億劫になっちゃう。
投稿: リプル | 2024.09.20 15:00