ブログ休みます

腰の手術のため、しばらくブログをお休みします。

いつもブログ「きょうの発見」を見て頂き、ありがとうございます。このたび、私は第５腰堆脊柱管狭窄の内視鏡手術を受けることになりました。
その後の療養リハビリのため、３週間ほど治療院を休ませていただきます。原因は、若いときの交通事故と老化のためと思われます。

10月17日（木）より、平常通り治療を始める予定です。
ブログもそのころ開始できると思います。

モズの声

朝、外へ出ると、キキーッとモズの声。雀たちが逃げる。猛暑が続いたが、このところ涼しくなったのでモズがやってきたのだ。

モズは漢字で鵙、もう一つ百舌とも書く。百舌はいろんな鳥の鳴き声を真似するからだが、まだ来たばかりだから、しばらくは縄張り宣言をするだろう。いわゆる、鵙の高鳴きだ。

百舌のオスは黒い眼帯をして、背中の白い紋がかっこいい。木の枝にとまり、尾で円を描くところなど見ものだ。肉食だから嘴がワシのように鋭い。メスはメスで実に愛らしい。胸に薄茶色のうろこ模様があり、それが柔らかそうで美しい。

今日はお不動様の護摩があったので、妻が参加し、お札をもらってきた。私は帰宅すると、護摩の煙でいぶしたタオルを体中に当て、ご利益をいただく。

石破総理

初の女性総理誕生かと思っていたが、高市早苗さんは決選投票で石破氏に敗れた。僅差といってもいい。９人の候補を含んだ1回目の投票では、高市さんが一位、石破さんが二位。小泉進次郎は三位だった。

正直言って石破さんの話は抽象的というか、まどろっこしくて、何を言っているのか分からない。高市さんは明瞭で筋が通っているが、靖国神社の参拝を公言し、対中など真剣に防衛に取り組むなどといった点が、外交上あぶない、と議員さんたちに映ったのかもしれない。小泉さんは明らかに経験不足で論戦でいくつもボロを出してしまった。

ま、あまり大きな変化は期待できないが、裏ではいろいろあったのだろう。

MLBでは、ドジャーズが地区優勝を果たした。大谷は連日大活躍である。シャンパンファイトが嬉しそうだった。
直近の得点圏打率が１２打数１１安打で、９割を超えている。ホームランと打点もダントツである。
大谷は多くの人に幸せを振りまいているに違いない。

植木屋さん

猛暑で外に出る気にならず、植木をほったらかしにしていたら、ぼうぼうになってしまった。毎年、草取りや生垣の刈り込みぐらいは自分でするのだが、しゃがむ動作が少しつらいので何もしなかった。９月初めに植木屋さんに剪定をお願いしたら、お彼岸すぎになるということだった。

きょう、職人さんが来て、生垣のトリミング、雑草の刈払い、柚子やスダチなどトゲのある木の剪定をしてくれた。２９日（日）が美化運動の日だから、その前にきれいになってよかった。

植木屋さんに「空調服は着ましたか」と聞くと、「さすがに今年は暑いので着ました」とのこと。尋常でない暑さがつづいたので、植木屋さんに仕事を頼むのをためらったこともある。炎天下は４０℃、５０℃と、文字通り燃えるような暑さだったに違いない。

外仕事の人は
みんな
ファン付きの
上着で
身をまもる

猛暑も
こうなると
命がけ
天が
カッカしている

脊柱管狭窄の体操

脊柱管狭窄症の体操（NHKチョイスより）

脊柱管は脊髄の通る細いパイプのようなものだが、これが周囲の後縦靭帯や黄色靭帯などに圧迫されて腰や下肢に痛みやしびれを起こす疾患である。背骨の構造上、反り腰の人は脊柱管が狭くなりやすい。

逆に前屈をすると椎骨のあいだが開き、脊髄の圧迫から解放される。そこで、一般に脊柱管狭窄の場合は、腰を前に曲げる体操をするといい。正座をして背中を丸めたり、仰向けになって両膝を抱えたりして、この姿勢をつくることができる。椅子に座って前屈してもいい。ゆっくり深く曲げ、そこで５秒ぐらいとめ、もどす。これを３セットぐらいやると、しびれが軽減することがある。

私も腰椎５番あたりに狭窄があり、両脚がしびれている。いろんな体操をしたり、妻に針をしてもらったりして凌いできた。しかし最近、しびれがひどくなり、筋肉まで痛くなり始めた。それでMRIを撮ってみたら、ひどい狭窄があることがわかり、これは手術で減圧したほうがいいと言われた。

しばらく考えたが、画像を見ると脊髄と周囲の組織とのあいだに隙間がほとんどないこと、しびれがひどくなっていくことを考え、手術をお願いすることにした。内視鏡を使う手術だから、体には大きな損傷を与えないでできるということだ。

リプルの五行歌

ときどき患者さんに私の五行歌集『リプルの歌』をあげている。もう在庫が少なくなってしまったが、治療室においておくと「わけてください」なんて言われることがある。先日、二冊買ってくれた方がみえて、バッグに入れてときどき読んでいます、面白いです、なんて言ってくれる。別の人は、枕元に置いておき、寝る前にいくつか読んでいます。よく眠れます、なんてね。

その人のように
生まれ育ったら
その人のように
振る舞うだろう
人には訳がある　　　　

100頁

イチロー完投

後楽園のドーム球場で、高校野球女子選抜と「イチロー選抜 KOBE CHIBEN」の試合が行われた。初回に3点を奪われて、イチロー投手は本気モードにはいり、けっきょく17対3で勝利した。4度目の勝利だそうだ。イチローのチームには松坂や松井などがはいり、楽しそうにプレーをしていた。

イチローは130キロ以上の球を投げ、完投したのには恐れ入った。この試合のために念入りに準備をしてきたのがうかがえる。からだも締まって、しなやかで、バッティングのほうもさえていた。松坂はちょっと太りすぎで、投げられなかった。松井は練習で足を傷め、ヒットを打つたび臨時代走に変わった。しかし、最後にホームランを打つのだからスターである。20年ぶりの後楽園でのプレーだったという。

内野席は満員で、観客も大歓声。テレビを見ていても、なにか込み上げるものがあった。

調布の花火

２１日の夜は、調布の花火大会が開かれた。数時間前から予告の花火が上がり、夕方６時すぎから本格的に打ち上げの音が聞こえてきた。調布はうちの北側なのに、南側から音が聞こえてくる。南側は多摩丘陵の山があり、そこに反射してこだまするのだ。

花火の音にせかされて外にでる。家が建て込んできたが、ひとつだけ駐車場から花火が見えるところがある。そこには２０人ぐらいの人がいて、花火見物をしていた。花火は遠いが、首を上げなくていいので楽だ。近くに行くと、花火を見上げるようになるので首が痛くなる。音があとから聞こえてくるのも、それはそれで趣がある。その時差からして、距離は２キロちかくあるようだ。

写真を撮ったがボケているので、ネットから拝借して載せておく。

お彼岸に見る
遠花火
風が涼しく
やっと
秋が来る

ヤブラン

ヤブラン

午後、お彼岸のお墓参りに行った。曇りだったので暑さはやわらいでいたが、湿度が高く、すこし動いただけで汗だくになる。お盆に上げた花がらを捨て、新しい花を供え、線香を焚く。家に咲いている百日草も持っていった。まだ中日の前なので、お墓参りに来る人はまばらだ。ときどき、雨がパラついたりして変な天気だ。

いつものところに、いつものヤブランが咲いていた。だが、今年はヒガンバナがまだ咲いていない。どこも10日ぐらい遅れているらしい。彼岸花は彼岸に咲く律儀な花だというような歌を詠んだことがあるが、ことしは猛暑のため花が咲かない。なんでも２０℃ぐらいにならないと咲かないらしい。

お墓参りをすると気分がいい。ご先祖様が喜んでおられるのだろう。

猛暑に
ひるみ
ヒガンバナも
開花の時を
ためらう

免許証の更新

運転免許の更新の知らせがだいぶ前に来ていた。運転免許センターなら当日ですべて手続きができるらしいが、遠い。それで近くの自動車学校で講習を受けることにして、そのときすぐ予約した。３ヶ月以上前だったと思う。

今日がその日で、向ヶ丘自動車学校に行ってきた。受講者は６人しかいなかった。日にちを分散して少人数で講習を行っているようだ。

まず、認知機能検査というのを受けた。これは記憶力や判断力のテストだが、６人とも合格。ダメな場合は、医師の診断を受ける。

高齢者講習は実際にコースに出て運転をする。いきなり始めての車に乗るので、アクセルやブレーキの感じが違う。ま、ゆっくり注意して走ればだいじょうぶ。私は停止線ぎりぎりで停まるが癖があるが、１ｍぐらい手前でいいといわれた。

最後に目の検査を受ける。動態視力や夜間視力、視野検査などを受けた。夜間視力がダメだったが、白内障が進んでいるのかもしれない。夜の運転は避けた方がよさそうだ。

向ヶ丘自動車学校は何台もの送迎バスがあって、非常に便利だ。ただ、時間帯によっては走らないときもある。朝は８時すぎに登戸から乗ったが、帰りは12:00発の生田駅方面行きに乗り、登戸までは小田急線を使った。

運転免許証を
返納した人に遇った
車に乗れないと
不便だよ
どこにも行けない

自動車事故は
若者のほうが多い
しかし
年寄りのほうが
ニュースになる

とにかく
スピードを出さず
注意して走ること
危ないと思ったら
乗らないこと

大谷翔平は
６打数６安打
３ホームランで
５０/５０さらに
５１/５１を達成　　（本塁打/盗塁）

しんゆり歌会（９月）

　　　　　　　　　　　　　　　浅井（一席）
幼い頃
褒めてもらえた
小さな思い出
今でもわたしを
後押ししてくれる

　　　　　　　　　　　　　　　熊田（二席）
使い古くなった
台所の洗い籠
買換えた老夫婦
その一隅だけが
真っ白く若々しい

　　　　　　　　　　　　　　　のぶ（三席）
急な雷雨
前を急ぐ
女性のサンドレス
見るみる濡れて
肌に張り付く

　　　　　　　　　　　　　　　内藤（四席）
ほんのり桃色の
蓮の花が
開きかける時
ふうと
吐息をもらす

　　　　　　　　　　　　　　　大日方（四席）
ビール片手に
庭の芝生に
横たわり
腹の底まで
日焼けしました

　　　　　　　　　　　　　　　京子
キツネ
タヌキ
好みの柴犬
料理番組での
焼き具合の色

　　　　　　　　　　　　　　　リプル
鉄路の
先に
沈み行く
晩夏の
日輪

カーペットの補修

治療室のカーペットがへたり、あちこちほつれてきた。そんなところにタイル・カーペットを置いて粘着テープで押さえていたが、それが多くなりみっともないし、つまずく恐れもある。かといって、カーペットをぜんぶ張り替えるのは大ごとだ。そこで部分的に張り替えてくれそうな業者をネットで見つけて依頼した。多摩区の人だ。

定休日の今日、工事をしてくれた。古いカーペットをカッターナイフ切り取り、そこに新しいタイルカーペットを敷いていく。古いカーペットを切ると、きれいな直線にはならず、業者もてこずっていたが、前のような大きな段差はなくなり、すっきりした。

あとはタイルカーペットの縁を強力なガムテープでとめるだけ。ゴリラ・ガムテープという超強力な粘着テープがあるらしい。それは自分でじっくりやることにした。

中はエアコンが効いていたが、外は猛暑。きょうの東京の最高気温は35.1℃。もっとも遅い猛暑だそうだ。この工事があったので、しんゆり歌会は欠席した。

ドジャーズの大谷翔平は48号ホームランを打っている。盗塁も48個だから、４８/４８。５０/５０も達成しそうだ。

通勤急行

二子玉川に用事があった。バスで向ケ丘遊園駅に行き、小田急に乗る。登戸で南武線に乗ろうとしたのだ。午前７時台は登戸行きのバスががない。ちょうど来た通勤急行に乗る。すると、この電車は登戸に停まらず成城学園まで行ってしまった。外の景色が違うし、スピードが出ているので気がついた。しかたなく、各駅停車で登戸まで戻った。

降りるべき駅に
停まらぬ電車に乗って
降りるべき駅を
通過するのは
なんともやるせない

知らない街を
歩くと
いろいろ発見がある
ちょっとした
旅行気分になる

健康長寿フェスタ

ピンポーンが鳴ったので出ると、「町内会のものですが、お渡しするものがあります」という。玄関扉を開けるとうちの組の組長さんがのし袋を手渡してくれた。敬老の日のプレゼントを配っているのだ。えっ、うちにも？　

そう、私が後期高齢者なのだ。コロナのせいで去年はなかったようだが、今年はいただくことになった。クオカードが入っていた。嬉しいような悲しいような変な感じがする。

フロンタウンでなにか催し物をやっているとおいいうので行ってみた。富士通などがスポンサーになって「健康長寿フェスタ」というのをやっている。最初はゲームのコーナーに行く。パラリンピックで金メダルをとったボッチャというのをやらせてもらった。

車椅子の選手がやっていたやつだ。ルールは簡単で、自分玉を的玉に近づければいい。あるいは相手の玉を的玉から遠ざければいい。だが、やってみるとなかなか思うようにはいかないものだ。ボッチャの玉は適度に重く、あまり弾力がないが、手ざわりがいい。大きめの革製のお手玉のような感じだ。明大生がボランティアで来ていたらしい。

つぎはナッジゴルフとかいうゲームで、プラスチックのクラブで球を打つ。なかなか難しい。慣れると面白くなる。景品にお茶をもらった。

それから下駄を履いて歩き回るゲームもあった。下駄の前半分だけのものを履いて歩いたり、一本歯の高下駄を履いて歩いたりした。左右のバランスがとれないとうまく歩けない。われわれは下駄で育ったので、指に力が入るから問題なし。

フロンタウンのリハビリセンターのの先生たちが来場者のからだの状態をチェックし、軽く調整をしてくれるコーナーもあった。四つん這いになって、猫のポーズと犬のポーズをとり、姿勢を整える方法などを教わった。

体組成の検査をするコーナーもある。骨量、筋肉量、体脂肪などをチェックしてくれる。糖化度をみたり、咀嚼力をみてくれる。内臓脂肪、体脂肪、皮下脂肪などもみてくれる。私はだいたい適正だが、たんぱく質などは少なめだった。筋肉がだいぶ落ちているようだ。

太鼓の演技もあった。われわれが見たのは和太鼓の演奏。女性だけのグループだったが、5人が同時に打つとかなり腹に響く。それも、ほとんど30分たたきっぱなしだった。太鼓はいいね、盛り上がる。右の男性は指導者のようだ。

セレサモスの店があったので、野菜や果物を買って帰る。シャインマスカットは800円だったが、安かったらしい。

朝の虹

朝空の虹
大きく
美しい
なにか
胸騒ぎが

風つよく
大気は
不安定だ
台風の
影響か

雀の落下

雀の急降下は
ほとんど落下
寸前に軟着陸
なんという
やつだ！

13日の金曜日

今日は13日の金曜日。でも、誰も話題にしない。キリストの最後の晩餐が13人だったこと、はりつけにされたのが金曜日だったこと。以来、13という数字や13日の金曜日が忌み嫌われるようになったらしい。そんなホラー映画もあった。

日本では数字の４や９が嫌われる。４は死に通じ、９は苦に通じるという。パチンコ屋さんなんかで、この番号の台を使わない店がある。しかし、日常生活では不便なのであまり意識されない。新幹線の車両や座席から4と9を除いたら大混乱だ。

ただし、大安に開店するとか、祝い事は仏滅をさけることは少なくない。火葬場は友引が休業だ。

昔は科学的なことが分からなかったから、占いとか陰陽師とかが暗躍したり、言葉を気にしたりしたが、いまではそういうゲン担ぎというのはほとんどしない。おせち料理なんかもダジャレが多い。豆はまめまめしく働く。昆布はよろこぶ。数の子は子孫繁栄など。

ま、たまには優勝するまで「ヒゲを剃らない」とか、願いが叶うまで「お茶を絶つ」とかいうことをする人がいる。自分で自分に言い聞かせているのだろう。人に迷惑をかけるのでなければ問題はない。

むかし、恐山のイタコに祖父を呼びだしてもらったことがある。そのとき、祖父が「孫よ、仏壇にまいにち水を供えてくれてありがとう」などと、５つぐらいいろいろ話してくれた。それは祖父でなければ知りえないことばかりだった。だから、ひとは死んでも魂は生きていると私は思う。

折にふれて、亡くなった方や、先祖のことを偲ぶことはいいことだ。

小殿筋が痛い

とびの仕事をしている人がみえた。月に２回ぐらい来院する。足場を昇り降りするので殿筋が硬くなり痛むという。現場に行くのに１時間ぐらい運転をするので、そのせいかもしれないとも。

４０才ぐらいの男性だが、きょうは「右の小殿筋が痛いのです」などと、筋肉の名前で痛む場所を教えるので、ちょっと驚いた。何度も治療に来ているので、大殿筋、中殿筋などの位置を覚えたらしい。鍼灸に興味があるらしく、いろいろ訊いてくる。

小殿筋は臀部の外側にある筋肉で、股を横から上に挙げるのに使う。大腿筋膜張筋と重なっている。ちょっとガニ股のようにして、のぼるときに使う筋肉だ。

筋肉は使い過ぎるとかたくなり、痛むのである。だいたいは小殿筋に針を刺して低周波をかけると緩む。痛む筋肉はゆっくりストレッチをかけてもいい。

筋肉は
使いすぎると
かたくなり
使わなすぎると
弱くなる

ほどよく
使えばいいのだが
仕事は
同じ筋肉ばかりを
使いやすい

テレビお宅

自民党の総裁選があす告示される。出馬するのは９名の予定。総裁選の候補者を、競馬の出馬にたとえたのは誰だろう。

人気は序列からいけば石破、若さからいけば小泉、保守の主張を通せば高市か。河野太郎はあんまり人気がないようだ。国会答弁なんか見ていると、どうも上から目線なところがあるからなあ。

アメリカでも大統領選に向けて、ハリス女史とトランプ元大統領が討論会を行った。ハリスさんがうまく乗り切ったらしいが、あの国の実権は別のところにあるらしいから、どうなるかは分からない。

ワールドカップ予選の対カタール戦は、５－０で日本が快勝している。強いね。

暑いので、部屋にこもって大リーグのドジャーズ対シカゴ・カブス戦を見た。大谷、山本、鈴木誠也、今永と、日本人４人が登場して面白かった。山本は８三振を奪い４回で降板。ケガで休んでいたからね。大谷は惜しいフライもあったがヒットなし。鈴木誠也がここぞというところで活躍し、今永の13勝を助けた。そう、カブスが連勝。

そのあとはディズニーの３Ｄアニメーション「ベイマックス」を見た。カリフォルニア暮らしの甥が、アニメーション作りをしているのを思い出して見た。楽しかった。主役が日本人兄弟なのには驚いた。

ベイマックス動画

紫外線

八十過ぎて
白内障の手術
三日三晩
泣いたという叔母
シワがねえ

畑仕事を
続けてきてから
紫外線を
たんまり
浴びたのだ

シワと
シミは
勲章とも言い切れない
九十の
女ごころ

納豆そば

遊園北口の登喜和屋さんでおそばを食べた。納豆そばととすだちそば。納豆そばは納豆とオクラ、ミョウガ、あおさ、卵の黄身。手打ちそばなので腰があり、おいしかった。すだちそばはスダチの輪切りがたくさんのっていたが、スダチだけというのはちょっと色気がない。ま、そばがうまいので許そう。

つぎから
つぎへと
客が入る
暑い日は
蕎麦だね

天神社

きのうは登戸神社と北野天神のお祭りがあったので、お参りした。登戸神社は治療室の氏神様だし、天神社は住まいのほうの氏神様だから。前日よりすこしやわらいだが、あまり風がなく蒸し暑い。しばらく前から土日にお祭りが移動したので、重なるせいか出店も少し減ったように思えた。登戸神社は片方の道が駐輪場になっていたのがいい。

枡形天神社のほうは、以前から坂下の道の山側が駐輪場になっている。ただし、こちらは５０段ほどの急な石段を上らなければならない。天神社のほうは、いわゆるテキヤさんの店がなく、専修大学の学生が奉仕して、焼きそばや氷水、飲み物、ヨーヨーなどを売っていた。なんでも、地域と交流を深めるゼミかなんかがあるらしい。

お参りしたら、いきなり接待を受け、お神酒をすこしいただいた。これが、昼間だし暑いのでまわる。あとは舞台の出し物を見物した。フラダンスや大道芸、手品など。アクティブ交番といってパトカーが上って来て、若いおまわりさんが振り込め詐欺の注意をしていた。多摩区だけで２億円ぐらいの被害があったらしい。

 
ハワイアンバンドとフラ

子どもが少ないので、お神輿や太鼓引きなどに人数が足りないなどという話も出ていた。

大太鼓を
曲がりバチで
打つ
腹に伝わる
心地よい響き

秋祭り

９時の患者さんが遅れて来た。なんでも登戸神社の宵宮の準備で自転車も通行止めになっていたそうだ。トラックがテントや売店の道具を組み立てていたらしい。そういえば、枡形の天神社も今年は９月７．８日がお祭りだ。いつもは９月半ばにやるのだが今年は一週間はやい。まだ暑さが厳しいから熱中症などに注意が必要だ。

患者さんは８３歳の男性だが、腰と膝がわるい。畑をやっているくらいだから、だいぶぐあいがよくなったが、背中がまるい。背中枕をしたり、反る体操をしたりして、だいぶよくなった。あごが上るのでおでこに手を当てて抵抗運動をしている。こうすると顎がすこし下がるのだ。

もう一人は介護の仕事をしている女性。足腰がわるいが剣道をやっているくらいだから元気。体重が減ってから調子はいいようだ。両手の指先がしびれるという。首の角度を調べても、しびれは強くならない。そこで、その神経支配にそって細い針を打つ。あとは首から先の運動やマッサージをすすめる。

土日は午前中だけなので、お昼過ぎに登戸のバス停に行きバスを待っていた。ところがこのバスがなかなか来ない。スマホで調べてくれた人がいて、２０分以上遅れていると教えてくれた。暑い中３０分近く待たされて、バスに乗った。こんなことは初めてだ。帰りの道路も渋滞がひどく、最近できた大型スーパーの影響らしいと分った。

暑い中
遅れている
バスを待つ
まだかまだかと
立ちつづける

自転車が多いが
猛暑のときはバス
冷房があるし
日傘をさして
歩けばらく

チンドン屋さんが
やってきた
登戸ゴールデン街を
宣伝している
昭和・昭和・昭和

一階入口に
ダイハツ・ミゼット
これだけでもう
懐かしさ
いっぱい

サッカーの試合

ゆうべサッカーのワールドカップ予選、対中国戦を見た。日本選手は海外組が多く、でかい西洋人を相手に戦っているだけに強いし、うまい。からだの大きさや身長だけでなく、スピード、テクニックがものを言うことを、見せてくれた。

けっきょく７－０というスコアで大勝した。サッカーの試合は１点差、２点差ぐらいのことが多いが、７点差とはすごい。面白いようにゴールが決まる。からだの大きめの中国選手はファールで防ぐほかない感じだった。イエローカードが３枚だったと思う。

とくにフル出場した久保建英選手はきわだった。ボールが足に吸い付くようにうまくコントロールしていた。南野選手は２発ゴールを決めたが、ドリブル突破のあざやかなこと。他の選手も大活躍だ。こんな大差で勝つことはあまりないだろうが、きのうは気持ちがよかった。

きのうはdocomoが独占配信した井上尚弥の試合も見た。井上は文字通りモンスターだった。

頻尿改善

ずいぶん前から頻尿があり、泌尿器科から薬をもらったりしていたが、飲む水の量を少なくしたららくになった。頻尿の原因は水分のとりすぎ、薬の副作用、前立腺肥大などがある。年をとると男はみんな前立腺肥大になる傾向がある。トイレが近くなるのだ。尿道が圧迫されたりして出にくくなったり、年とともに膀胱が硬くなって尿をためる力が弱くなる。おしっこは少ししか出ない。そこで回数が増える。

猛暑が続いたので、熱中症にならないように水を多めに飲むようにしてきた。のどが渇く前に飲めなんていうから、枕元に水を置いて、まめに飲んでいた。これではトイレが近くなるのが当たり前だ。それで数日前から、水の量を減らしてみた。そうしたら、トイレに起きる回数が減って、そのぶんよく寝られるようになった。

暑いときは
水分をとれというが
それもほどほどに
トイレが近いと
寝不足になる

若いということは

氏神様にお参りをした。台風の雨のせいか、心持ち気温が低い。

それから、登戸の「いなげや」に行った。お米は２キロ入りの袋しかなかった。値段は高い。やはり、お米が足りないというと買いだめに走る人が出るからしょうがない。もう新米が出ているようだ。

録り溜めたテレビ番組を見たりして過ごす。

夕方、フロンタウンのジョギングコースを歩く。２面あるサッカー場では２チームずつが練習をしていた。コートを半分ずつ使い、シュートなどの練習をしている。センタリングされたボールをヘディングでゴールを決める練習を見ていると、よくムチウチにならないものだと思う。若いということは、それだけで尊いなと思う。

若いということは
それだけで
尊い
そのときは
気づいていないだけ

五行歌誌投稿歌（９月号）

畑仕事も
山歩きも
陶芸も然り
土に触れると
心やすらぐ

鞍馬天狗
みたいな
キキョウのつぼみ
つい
指でつまんでしまった

純白の紫陽花
アナベルが
緑色になっていく
毎年見ているのに
気がつかなかった

エアコンを
夜通し
つけっぱなし
枕元に水
命がけの夏

風邪は万病の元
そしてまた
歯も万病の元
一本一本
感謝して磨こう

おっぱい
いっぱい
ありがとう
五歳で別れた
母へひと言

ビパッサナーの瞑想

荷物があったので自転車で来た。８時半ですでに３０℃だが、風があったので助かった。しかし気温はどんどん上がり、昼には３２℃ぐらいになった。

五十肩の女性。けっこうしつこい。カウンターストレインで痛みを取ろうとしたが、いろんな筋肉が混ざり合っているので難しい。もともと側弯があるので全身のバランスがおかしいのだ。

患部に細めの針をしてから、左の鎖骨の上にある腕神経叢をねらって針を刺し、低周波電流をかける。肩の前後の筋肉をゆるめると、だいぶ痛みがとれた。

この女性、ビパッサナー瞑想に２度行っている。来月からのコースにも参加するという。去年のお盆のあとのコースに行き、そのあと奉仕もしている。最初のコースでだいぶ側弯が治ったという。瞑想はじっと座っているだけだが、全身に意識をめぐらせるので血行がよくなり、思いのほか体がゆるむ。

病気を治すのを目的にしてはいけないが、瞑想の結果として具合がよくなることが少なくない。来月のコースでいろいろな体験をし、それがいい結果を生むことを願う。

この数日、われわれも１時間ずつ瞑想をしている。かたい体が緩んでいくのを感じる。

瞑想をすると
勝手に
からだが動く
どうしたらいいかを
知っているように

のろのろ台風

神奈川県も大雨。

台風１０号と暖かく湿った空気による記録的大雨で、１日朝までの７２時間に観測された雨量が、小田原市、海老名市、相模原市中央区、平塚市の計４地点で観測史上最多を更新した。小田原市では平年の８月１カ月分の約３倍の雨が降ったことになる。（ヤフー・ニュース）

小田急線は線路盛土の流出のため、伊勢原駅～秦野駅間で運転を見合わせている。運転再開は点検による安全確認後のため相当な時間を要する見込み。

のろのろ台風のせいで
パリ・パラリンピックや
自民党総裁選
関東大震災の日が
かすむ