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2024.08.02

鍼の痛さ

鍼を刺したときの痛みは、十人十色である。一般に女性のほうが男性より痛みに強い。高齢者のほうが若者より痛みに強い。痛みに強いというより、鈍感であると言っていい。

症状が強く出ているとき、鍼はあまり痛く感じない。症状がおさまってくると、鍼を痛く感じるようになる。今日みえた女性がそうだ。3ヶ月ほど前に脊柱管狭窄症の手術を行ったが、そのあとが痛いといって来院した。5回ほど治療してだいぶよくなった。順調である。

その女性が、今日はやけに鍼を痛がる。同じ太さの鍼を使っているのに前より痛がるのだ。どうしたんでしょうねというから、鍼が効いてきた証拠ですよと言う。

腰の痛みが強いときはそっちの痛みのほうが大きいので、鍼の痛みはあまり感じない。しかし、痛みがとれてきたということは、患部の細胞が目覚めて正常になってきたということで、同じ太さの鍼でも以前より痛く感じるのですと話す。それで、少し細めの鍼も使った。

それ以外に、気圧やその人の体調などによって、痛いときと痛くないときがある。もちろん、術者の鍼の刺し方にもよるだろう。


はり治療は、痛い部分に別の痛みを乗せて、痛みを消すというメカニズムがある。痛い部分とは反対側や対角線側のツボを刺激して痛みをとるということもある。自律神経を介して痛みを取ったり、そのバランスを取り戻したりする働きもある。

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コメント

「やっとかめ」です(笑)この言葉、初めて知りました。
Gombessaさんが、「五行歌の集い」にコメントをなさっていましたね^^
鍼灸には長らくご無沙汰していますが、懐かしい気がします。
膝に痛みがある時には、長らく通いましたが、介護に紛れて
通えなくなってしまいました。
鍼の痛みは体全体に響くので、全身治療だと実感したものでした。

★うきふねさん、

五行歌の集い、静かになり、忘れていました。
教えてくださってありがとうございます。
「名古屋はええで」、この歌笑えます。
ちょっと古いですが、リズムがよくてクセになります。

私は鍼師なのに痛がりです、トホホですね。
ま、痛がりの人の気持ちが分かるということで。

私は鍼灸への恐怖心はありません。なぜなら、どこか調子が悪い時にしか行きませんから、鍼灸よりもそっちの痛みの方が深刻だからですw

なんだかすごい治療をしてるのだろうと、治療してもらってる側からしたら
細かい事はわかりませんが、とにかく先生の鍼灸はその痛みを何とかしてくれるんです。

本当は体調を崩さないように、自身でなんとかしたいんですが、
どうにもならないと、先生に電話していますw

★がっぽりさん、

炎暑のなか、熱中症に注意してくださいね。
ビルの袖看板もなくなりましたが、私の鍼のファンのかたが
来てくださいます。三階でエレベーターがないのがネック。


減量すると
足腰は
楽になるけど
瞬発力も
弱くなるかな

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