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2024年8月

2024.08.31

スター大谷翔平

ドジャーズの大谷翔平選手は調子がいいようだ。おとといは大谷のボブルヘッド人形が配られるというので、ホームの球場のまわりを数万人の人が取り囲んでいた。愛犬のデコピンがボールをくわえてホームに走り、その始球式でファンを沸かせた。

そんな日に、ちゃんと42号ホームランを打ち、盗塁を二つ決め42個とし、大リーグ・タイの42/42を達成した。そのすこし前の試合では、満塁さよならホームランを放っている。

そして、きのう、家に帰ってテレビをつけると、なんと大谷は対ダイモンドバックス戦で43号ホームランを打ち、43個めの盗塁を決めていた。43/43はMLBの新記録である。打率はひと頃より落ちているが、決めるときは決める。そういう星を持っている男だ。まさに、スターだ。

去年ひじの手術をしたから、ことしはリハビリ中で、投手としては出場しない。もっぱら指名打者で、ホームラン王を狙える位置にいる。大柄な選手なのに盗塁が多い。おそろしく足が速いのだ。

ドジャーズは大谷の獲得に大金を払っているが、すぐに元をとってしまうだろう。


笑顔がいい
性格がいい
いったい親は
どんな
育て方をしたのだろう

2024.08.30

台風10号

のろのろ台風は
九州にいるのに
日本中を
暴風雨に
まきこんでいる


海水温上昇
線状降水帯
記録的短時間大雨
ゲリラ豪雨
天災だけじゃないぞ

2024.08.29

たまな

秋田のお婆ちゃんは
キャベツのことを
たま菜と呼んでいた
味わいのある
ことばだ

野菜売り場に
ほとんどまん丸の
キャベツを見つけた
これこそ
たまなである

2024.08.28

散髪天国

強い台風10号の接近で、雨が降ったりやんだり。屋久島あたりにいる台風が前線を介して関東甲信にも雨を降らせている。

久しぶりに車でスーパーへ買い物に行く。野菜や液体のものはすぐ重くなる。主婦は大変だなとあらためて思う。棚を見渡すと、ずいぶん物価が上がっていることに気づく。価格は同じでも容量が減っていたりするから、実質値上げのものも多い。

噂どおり、米が棚から消えている。買いだめ騒動のきざしがある。こまったことだ。

妻は自転車で買い物をする。手で持つよりらくだし、行動範囲が広いが、あまりたくさんは買えない。とくに雨が降ったりしていたら。だから、とても喜ばれた。近所のいなげやさんが来春まで工事中なので、かなり不便になっている。炎天下の買い物はあぶない。


午後は床屋さんに行った。床屋さんで話を聞くのは面白い。ある意味、町の情報源だ。だれだれが亡くなったとか、どこそこの息子が結婚したとか、新しい食べ物屋さんができたとか・・・ 髭を当たってもらうころにはうたた寝だ。これが心地よい。夢見心地になる。


ひげは
毎日そる
髪は
ときどき切る
ありがたい

2024.08.27

MRI

足のしびれが気になって、先週整形外科に行った。脊椎脊髄専門の先生がいるときを予約して行った。以前よその病院で撮ったMRIやCTの画像を持っていったが、7年前のものなので新しいのを撮ってきてくださいと言われた。その場でセンターに予約をしてもらい、夕方出向いた。

MRIはメディカル・スキャニングという所にあり、そこは冷房がよく効いていた。精密機器は熱に弱いので冷房を強めにしているのだろう。例によって、ヘッドホンをつけて工事現場のような騒音の中で20分ほどじっと横になっていると、うとうとしてきた。そして終了。

今日、その結果を聞きに整形に行った。すると、私が原因だと思った胸椎の圧迫もすこしはあるが、それほどひどくない。むしろ、腰椎の4-5の脊柱管狭窄が問題だといわれた。画像を見ると、たしかに他よりも狭い。ヘルニアはない。腰髄の後側の壁にあたる部分をすこし削れば症状はらくになるだろうと言われた。

脊柱管狭窄の人は何人も鍼灸治療をしてきたが、こんどは自分の番になったということか。情けない話だが、それだけ年を取ったということだろう。脊柱管狭窄は立ち仕事や反り腰の人に多い。

胸椎の手術は大変だが、腰椎の狭窄の手術なら内視鏡でできるから、それほどむずかしくないといわれた。すこし検討してから決めますと答えてきた。最近の手術はとても進歩しているから、やってもいいのかもしれない。


年を取る
ということを
痛みやしびれ
耳や目で
知らされる

2024.08.26

短い五行歌

鉄路の
先に
沈み行く
晩夏の
夕陽


日が短く
なってきた
猛暑に台風
まだ
油断できない


銀行の
ATMは
諭吉も渋沢も
一瞬で
数え切る

2024.08.25

柿食へば

正岡子規の作として有名な俳句がある。

   柿食へば 鐘がなるなり 法隆寺


この句は夏目漱石が以前に書いた俳句をもじって詠んだらしい。正岡子規が漱石から多額の資金援助を受けて、松山から東京に帰るときに送ったハガキに書かれていたという。ま、礼状のようなものだ。夏目漱石が書いた句はこちら。当時は夏目金之助だ。

   鐘つけば 銀杏ちるなり 建長寺


漱石と子規は一時松山で同じ家に暮らしていたことがあり親交も深かったようだ。

建長寺は鎌倉五山のひとつで、臨済宗の名刹である。うちの菩提寺は川崎市多摩区菅仙谷の寿福寺だが、建長寺の別格寺院になっている。檀家の人たちがバスで建長寺を訪れ、客殿で建長寺汁(けんちんじる)とご飯をご馳走になったことがある。美味しかった。

そのとき、鶴見の総持寺にも行った。永平寺とならぶ曹洞宗の本山である。修行僧が音を立てずに走り回っていたのを思い出す。

2024.08.23

オクラの花

P1110603
オクラの花:アオイ科、トロロアオイ属

薄曇りだし、荷物もあるので自転車で来た。湿度は高いが、少し風があるのでらくだった。それでも首には保冷剤を巻いている。途中、オクラの花を見つけたのでパチリ。


オクラの花は
いろっぽい
薄クリーム色に
底の濃いえんじが
そそる


オクラは
英語の
okuraを
そのまんま
借用


実は五角形で
切るとネバネバ
丸形の島オクラは
沖縄などの
在来種らしい

2024.08.22

しんゆり五行歌会(8月)

きのうは「しんゆり五行歌会」の日。暑さのせいか欠席者が多かった。それでも楽しい歌会だった。

 

            一席 市田洋子
しゃんとして
乗り込んだのに

席を譲られた
やっぱりだ

            一席 有水悦子
キッチンの
トントン消えて
今はチン
「外で遊びなさい!」
夏の死語

            二席 紫かたばみ
押していても
一瞬で敗退する
勝負の厳しさ
連覇の夢破れ
放心 号泣 うたコール

            三席 熊田道生
夏の夜の
京都の送り火
炎の下で動く人々に
バケツいっぱいの
冷水を差し上げたい


               京子
洗えば洗うほど
光ってくる
ヒコイワシ
扱いやすく、安くて
美味しい


               リプル
どれほど厳しい
練習を
重ねたことだろう
メダリストの
つぶれた耳


しんゆり五行歌会 2024.8.21

2024.08.21

空振り

降る降るといって
けっきょく空振り
まわりは大雨なのに
多摩区は
かみなり一発だけ


熱中症ぎみで
食欲がない
所さんが宣伝してる
ゼリーを飲む
ま、悪くはない


35℃の中を
歩くときは
無口になる
せめて
湿度が低ければ


むかし
空振りを
カナブリと
言っていたのを
思い出す

2024.08.20

停電はこわい

猛暑に
ゲリラ雷雨
そして
停電
ウソだろう


網戸だけ
パンツ一丁で
過ごした夏
今じゃ
エアコンさまさま

2024.08.19

マイ・インターン

今日は8月19日(月)。ブログも8日間休んだ。パソコンは治療室にしかないので、治療室がお休みのときは自動的に休みになる。2,3日ならばあとから追いかけて書いたり、先回りして書くこともあるが、1週間となるとそうはいかない。

お盆様の準備、迎え火、送り火、お客様の接待、新盆の訪問、お墓参り。毎年やっていることを繰り返す。規模は縮小しているが、妻は三食を用意しなければならないので忙しい。

雨が少ないので、野菜が高い。かぼちゃなんか丸ごとのやつがない。花も貧弱だ。台風7号が来たので、大雨のところが多いのに、うちのほうはあまり降らず、猛暑はつづく。

 

マイインターン

きのうNETFLIXで『マイ・インターン』なる映画を見た。妻が英語版を字幕で見ていたが、途中で日本語版にしたら、よく分かる。西部劇やなんかならけっこう分かるが、現代社会を描く映画の英語はほとんど分からない。コンピュータ用語やスラングが多いし早口だからついて行けないのだ。

若い美人社長ジュールの直属のインターンとして雇われた70歳のベンは、しだいにその存在の重さを増していく。途中で、ひょっとしてロバート・デニーロではないかと思ったが、当たっていた。古き良き時代の男が醸し出す魅力がなかなかいい。英語の教材としてもすぐれていると思う。

2024.08.10

アクネス

1年ほど前から左の下腹部が痛むという患者さんが治療に来ている。いろいろ調べてもらったが分からない。それで大病院の総合診療科に行ったらアクネスだと言われたそうだ。

私も初めて聞く病名だが、前皮神経絞扼症候群ACNES(abdominal cutaneous nerve entrapment syndrome)というものだそうだ。簡単に腹壁神経痛と呼ばれることもあるらしい。ひどく痛む場合もあれば、軽いこともあり、数回の神経ブロックで治る場合もあれば、なかなか治らず数年かかるものもあるという。

患部や背中に鍼を刺して様子をみる。痛む範囲はきわめて狭い。二回目は、皮膚にそって水平に鍼を入れる。皮膚の神経だから。その治療が効いたようだ。今日は三回目で、鍼のあと小さな直接灸をした。直接のお灸は熱いが、竹筒で押すとやわらぐ。あんがい、こういう治療が効くような気がする。

2024.08.09

こんどは神奈川

きょうは長崎の原爆記念日。長崎市長がパレスチナを攻撃しているイスラエルを招待しなかったので、G7の大使たちが欠席した。難しいところだ。犠牲者の冥福を祈るのに、特定の国を排除するのはどうかとも思うが、パレスチナの民間人を3万人近く爆撃などで殺害しているイスラエルを招待しないという気持ちもわかる。

長崎市長平和宣言


午後4時ごろ、テレビを見ていたらドカンと地震が来た。短い時間だがけっこう揺れた。前日の宮崎の地震があったから、よけい驚いた。いよいよ南海トラフの地震かと。専門家が何人か出て、宮崎の地震と神奈川の地震は関係ありません、などと言っている。宮崎と神奈川は遠いからというが、本当にそうだろうか。巨大地震の範囲は宮崎から神奈川西あたりまでと言っていたから、ちょうどその範囲に入るではないか。

きのうの地震で新幹線や在来線は速度を落として運行していたが、神奈川の地震で運休や遅延が出ている。小田急線もかなり長い時間とまっていた。厚木や新百合ヶ丘の駅ではタクシーを待つ長い列ができていた。高速道路が閉鎖されたり、飛行場も欠航が出ている。


パリオリンピックでは、レスリングが金メダルをたくさん取っている。スポーツクライミングの安楽君は17歳の高校生、銀メダル獲得。放送権の問題なのか、放映される種目が限られている。チャンネルをまわし、面白そうなところだけ見る。断片的になるが仕方ない。

2024.08.08

南海トラフ!

午後4時すぎに、宮崎県などを中心に大きな地震があった。震度5から5強というから、かなり大きい。建物や車が揺れている映像や、崖崩れの動画などが、その大きさを伝えている。家が倒壊したり、地割れが起こったらしい。

南海トラフの一部が割れたというテロップも流れる。今後しばらくは巨大地震に備えるようにという。南海トラフが原因の地震は、いつ起こっても不思議でないと言われてきた。その一部がこの地震だということは、中部や関東地方までを吹くんだ広い地域が危険地帯になる。

うちも風呂の水は流さないで、ためておこう。飲み水も足りないようだ。

いちばん心配なのはインフラがやられること、物流がストップすることだ。電気、ガス、水道などの生命線がとまったら、生きていけない。新幹線、在来線、道路、飛行機などが寸断されれば、食料が入らない。スーパーもコンビニも機能しなくなる。

東日本大震災の教訓は生かされるだろうか。


あたりまえが
あたりまえで
なくなるとき
あたりまえが
とうとくなる

2024.08.07

生垣の手入れ

午前中、日陰になるところに立って、生垣のトリミングをした。徒長したサカキの枝を剪定し、道端の草を抜いた。湿度が高いので、しばらくすると汗びっしょりになる。無理しないでやめる。

冷房の効いた家の中に入ると、オリンピックをやっていた。MLBでは大谷翔平の試合もあった。きょうはヒットなし。体操をしたりしながら、だらだら過ごす。

背中で握手ができるようになる体操として、烏口突起に付着する筋肉のほぐし方をYouTubeで見た。指導をする人は若いが、年をとった人はそう簡単にはできない。根気よく続けて、少しずつほぐすしかない。まずは猫背を直すことだ。

2024.08.06

お施餓鬼

8月6日は広島に原爆が落とされた日だ。8時15分に黙祷をする。

蒸し暑い日が続く。


Segaki

午後3時から、菩提寺で施餓鬼会が行われ、そのお手伝いがあるのでお寺に行った。首から輪袈裟をかけ、参加者の誘導係をした。亡くなった親族が救われるよう、餓鬼に食べ物などの供物をささげる儀式である。門柱のお坊さんが8人あつまり、読経をおこない、焼香をした。

お寺は冷房がよく効いていて寒いぐらいだった。コロナ禍の前は、お坊さんももっと多く、仏教婦人会の御詠歌などが披露された。しかし、今はだいぶ縮小ぎみである。

儀式が終わったあとは、塔婆と五色の小旗をお墓に置いて帰る。

2024.08.05

フォーク G

Beer

新百合ヶ丘のホテルモリノで歌会の女性が歌うので行ってきた。この場合の歌は、五行歌ではない、懐かしいフォークソングやポピュラー音楽を聴かせてくれた。最初にコットンフィールドから入ったから、だいたいあとは想像がつくと思う。キーボードがバンジョの小気味よい音を出していた。

バンドはフォーク G  という名前で、じつはフォーク爺のことだという。だから参加者も高齢者が多い。それから彼女が加わって、懐かしい歌をたくさん聞かせてくれた。ホテルのあるビルはOPAというが、そのopaの入ったマシュケナダはボサノバでテンポがよかった。いい暑気払いになった。

2024.08.04

時差7時間

パリ・オリンピック
生放送を見ると
とまらない
なでしこジャパンも
朝のニュースで


とにかく
種目が多いので
あれこれ見る
なんだか
記憶がモザイク状


平野美宇は
ほんとに

惜しかった
早田ひなは
がんばった


日本人が
フェンシングに勝ち
フランス人が
柔道に勝つ
オリンピックならでは

2024.08.03

五行歌誌投稿歌(8月)

パリのど真ん中で
友達とばったり
確率はほとんどゼロ
人生は
奇跡がいっぱい

 

童心に帰り
我を忘れて
イルカショーに
見入る
興奮したよ

 

神様は
本当にいろんなものを
お造りになる
クラゲの世界も
ため息吐息

 

コンクリの壁
コンクリの床
その隙間から
オキザリスの花
たくましく咲く

 

きょう治療した人
一日一万歩あるいて
最高血圧が百三十
六十代後半
やはり足だな

 

眠る草木に
ほんのり白
媚薬をふりまき
妖しく誘う
カラスウリの花

2024.08.02

鍼の痛さ

鍼を刺したときの痛みは、十人十色である。一般に女性のほうが男性より痛みに強い。高齢者のほうが若者より痛みに強い。痛みに強いというより、鈍感であると言っていい。

症状が強く出ているとき、鍼はあまり痛く感じない。症状がおさまってくると、鍼を痛く感じるようになる。今日みえた女性がそうだ。3ヶ月ほど前に脊柱管狭窄症の手術を行ったが、そのあとが痛いといって来院した。5回ほど治療してだいぶよくなった。順調である。

その女性が、今日はやけに鍼を痛がる。同じ太さの鍼を使っているのに前より痛がるのだ。どうしたんでしょうねというから、鍼が効いてきた証拠ですよと言う。

腰の痛みが強いときはそっちの痛みのほうが大きいので、鍼の痛みはあまり感じない。しかし、痛みがとれてきたということは、患部の細胞が目覚めて正常になってきたということで、同じ太さの鍼でも以前より痛く感じるのですと話す。それで、少し細めの鍼も使った。

それ以外に、気圧やその人の体調などによって、痛いときと痛くないときがある。もちろん、術者の鍼の刺し方にもよるだろう。


はり治療は、痛い部分に別の痛みを乗せて、痛みを消すというメカニズムがある。痛い部分とは反対側や対角線側のツボを刺激して痛みをとるということもある。自律神経を介して痛みを取ったり、そのバランスを取り戻したりする働きもある。

2024.08.01

バス通勤

いつもは自転車通勤だが、最近は猛暑が続き、これがきつい。朝8時すぎにはすでに30℃を越えているし、東に向かうので日陰がほとんどない。帰りは西に向かうので、やはり日陰がほとんどない。帰りのほうが暑い。

以前は日傘を差して自転車の片手運転をしていたが、マナー違反になる。違反切符を切られるかもしれない。まだ、ヘルメットさえかぶっていない。自転車は車道を走れといういが、これがこわい。歩道も走るが、こちらも違反だ。

そこで雨の日か、あんまり気温が高い日はバスを使っている。今朝もバスで来た。バスは定刻に来ることもあるが10分ぐらい平気で遅れる。でも乗車すればクーラーが効いているし、なかは日陰である。往きも帰りも、バス停までは歩くので自転車よりは歩く。日傘を差せば少しはらくだ。時間的にはあまり変わらない。

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