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2024.01.08

五行歌誌・1月号投稿歌

枯れ葉が
アスファルトの道を
走る
きっと地面を
探してるんだろう

 

バス停で
近所の女性に遇う
旦那が亡くなって一年
一人は気楽でいいわ
本音のよう

 

ひとりひとりは
いい人なのに
民族や国家となると
豹変する
絶望すら感じる

 

人は間違える
あなたも私も
間違える
赦(ゆる)す心を
持とう

 

笑いは強い
いのちが
のびる
笑う真似でも
いいんだよ

 

おしっこが
勢いよく出た頃が
なつかしい
でも出るだけ
ありがたい

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コメント

どの五行歌も好きですが、枯葉が地面を探すって
ハッとさせられました。きっと、そうですね^^
どの歌も、優しさに溢れていますね。

おはようございます。
早々 素敵なお歌が並びましたね.人を感動させ心動く作品は中々作れません。
きっと、いい点数入りますね。

風にふかれる
木の枝
一枚か
二枚かだけ
違った方向にそよいでいる

早々に心根入れ替えて作ってみたい思いだけは持つのですが、そこが難しい。

★うきふねさん、

ことしもよろしくお願いいたします。
行き場所のない枯れ葉は吹きだまって、誰かがまとめて処分しているので
しょうが、枯れ葉はかんねんしているのでしょうか。巻頭50歌には、2番目が
選ばれました。ひざの悪い人で、大変だったのでしょう。

★E.A.さん、

多様性の時代というのを連想しました。
きのう都心にでかけましたが、半分は外国人。
電車の中でもスマホで話してる。多様性はいいけれど
マナーがまで多様性となるとねえ。

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