ぎっくり腰
定休日で暖かかったので、枯れたマリーゴールドを処分したり、ハツユキカズラを刈り揃えたり、庭仕事をした。昼頃になると暑いくらいになった。午後は少し薄着で続きをやった。ほとんどしゃがんでいた。ときどき風呂場で使う椅子に座ったりした。そのうち日が沈み、どんどん冷えてきた。そこで道具を洗って、おしまい。
3時すぎに家に入って、お尻転がしやストレッチ体操をした。すると、とつぜん、キリキリっと刺すような腰痛に襲われた。いわゆる、ぎっくり腰である。これは、やばい。四つん這いの姿勢から動けなくなってしまった。
すぐに自分でカウンターストレインの治療を試みた。まず自分のからだに、どうしたらいちばん痛くなくなるかを聞きながら、その体勢にもっていく。すると、あぐらをかいて深く前屈すると痛みが取れることが分かった。ということは、下部腰椎のどこかが強く前屈してしまったのである。背骨の前側の筋肉や靭帯がつよく縮んでしまったのだ。
これを直すには、できるだけ前屈の姿勢を保ち、かつ腰に力の入らない姿勢を維持すればいい。椅子の座面に上体をあずけて、腰を深く前屈したまま脱力し、3分ほどじっとしていた。なんとなく腰の筋肉がゆるんだ感じがしたので、ゆっくりゆっくり状態を起こしていった。すると、さっきの痛みが消えている。そのまま、ゆっくり立ち上がってみると、立てる。腰の痛みもない。すこし歩き回ってみてもだいじょうぶだ。
しばらく腰の筋肉に負担をかけないようにしていると、あの強烈な痛みはもどって来なかった。強く収縮した筋肉がゆるんだのだ。脳がその筋肉を緩めていいということを学習したのだ。1時間たってもだいじょうぶ。2時間たってもだいじょうぶだった。自分でもカウンターストレインの治療がこんなに即効性があるのかと驚いた。
通常、ぎっくり腰を起こした直後は入浴を控えるようにと患者さんに言っている。炎症が起きているからだ。しかし、今回はからだが冷えていたのに腰に負担をかけたのだから、風呂に入って温めてみようと思った。自分のからだで実験だ。それで、恐る恐る40℃の風呂に入った。15分ぐらいしてから、用心深く風呂を出たが、痛みは消えたままだ。
早めにベッドに入ったのは言うまでもない。
からだに
どうしたら
痛みが取れるか聴く
その通りの
姿勢をつくる
すると
つよく縮んでいた
筋肉がゆるむ
それを脳が学習して
痛みは消える
その後は
患部に
負荷をかけないこと
再び過緊張を
させないように
大ごとにならなくて良かったです。
よく自分の事は自分が一番良く知っていると言われますが、リプルさんはさすがです。
油断禁物を前提に仕事やりこなすしか有りません。
朝起きて
どこかが痛い
お医者に行く程でも無い
時間たてば治ってる
後期高齢者とはこういうものだろうか?
私もぎっくり腰はしています。
ベランダで観葉植物の植え替えは特に気遣いします。
投稿: E.A | 2023.12.15 12:41
★E.A.さん、
ぎっくり腰
患者さんの
痛みを知る
いいチャンスに
なりました
いまごろは
冷えと
疲労が原因です
だから
保温と休養ですね
投稿: リプル | 2023.12.15 16:18