青葉区民芸術祭2023
あざみ野のアートフォーラムあざみ野に出かけた。青葉区民芸術祭の作品展が開かれているからだ。しんゆり五行歌会は川崎市麻生区だが、横浜の青葉五行歌会に招かれて参加した。五行歌は50点ほど展示してあった。短歌は1首だけ、英語俳句が7種。書道は30点以上展示されていた。
生田駅まで歩き、佳子さんと待ち合わせ、新百合ヶ丘からあざみ野まで、往きも帰りもバスを使った。電車のほうが早いらしいが、乗り換えがあったりするので面倒だ。あざみ野駅前の昭和レトロ「権八」という店で食事をしてから会場に向かう。
私の作品は中央の写真だが、字が薄くて読みにくいかもしれない。右の歌は写真のなかに書き込んであるし、小さいからもっと見にくい。ま、写真だから仕方ない。私の歌と妻の歌は、
してもらったこと リプル
ばかりで
してあげたことは
ほんの少し
えらいこっちゃ
介護の手助け 京子
きれいに掃除
可愛がるとなつく
癒し系と
ロボットさまざま
しんゆり歌会ののぶさんは、五行歌と水墨画、書動に3作品も出していた。有水さんは布袋様の絵を。みんな多才である。英語俳句は英語のフレーズを3行にしてあった。書道の仮名文字は流麗すぎてほとんど読めなかった。漢字は知っている漢詩がいくつかあった。大胆なかすれやがあるもの、これでもかとにじませたもの。それが対照的な作品があって感心した。
帰りのバスではすっかり寝てしまった。暖かい日だったし、午前中、すこし庭仕事をしていたからだろう。私のいちばん印象に残った五行歌は紫かたばみさんのこの歌だ。うまいなあ。
眠りも 紫かたばみ
恋も
堕ちるもの
堕ちそこなった
夜のもんもん
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おはようございます。
柴 かたばみさんのお歌 リプルさんは どう感じられたのかなぁ!と思って 今まで考えていました。
「堕ちる」の意味の深さに、もしかして深い眠りにつくことの悶々?若い頃恋に堕ち損なって実らなかったもんもんを悔いると言うか そう感じていらっしゃるのでしょうか?
違いますよね。「笑」
また
1つ
歳を重ねて
出る
五行歌教室
いいお歌に出会っても自分の経験していない物に自分は作者に対して真に共感出来ているだろうかと思うこと度々有ります.
投稿: E.A | 2023.12.11 08:49
★E.A.さん、
あまり深い意味はありませんが、リズムといい、恋と眠りとをかけたところが
面白いし、なにより簡潔でいい。読む人によっていろんな解釈ができるのも
いい。E.A.さんのように、思いめぐらすのもいい。
べつに作者の意図した通りに受け取らなくてもいいのではないでしょうか。
たしかに「堕ちる」は意味深なことばですね。
堕ちる
ところまで
堕ちて
しまいたい
時もあった
投稿: リプル | 2023.12.11 13:20