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2023.12.02

『マルセを生きる』届く

Maruseoikiru
定価2200円+税   クリエイツかもがわ

20年以上前になるが、川崎市麻生区の市民館で「マルセ太郎のパントマイム教室」というのが開かれ、そこに参加した。その教室が終わっても、マルセさんからいろいろ教わりたい、話を聞きたいと、10名ぐらいが麻生表現研究会というのを立ち上げた。

麻生表現研究会 (coocan.jp)

研究会といっても、われわれはもっぱらマルセさんの話を聴く側だった。その話は芸だけでなく、政治や哲学までおよび、きわめて濃厚な時間を過ごすことができた。マルセさんは20年前に肝臓がんで亡くなられて、研究会も主役を失って立ち消えになった。

マルセさんは自伝的な本を二冊書いている。『芸人魂』『奇病の人』という本で、面白くて一気に読める。

また、スクリーンのない映画館といって、「泥の河」「生きる」などの映画一本を語り、演じて見せた。これは迫力があった。何本か脚本も書き、渋谷のジァンジァンという小劇場などで上演している。マルセさんと過ごせたことは、参加者にとって非常に貴重な時間になった。

亡くなって20年以上たつが、娘の梨花さんが関係者から資料をあつめ、このたび一冊の本として出版された。それがおととい届いた。これからじっくり読んで行こうと思う。

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コメント

こんにちは。
マルセ太郎さんという方を、存じ上げませんでしたが、
マルセさんは芸人とありますが、多彩な方だったようですね。

いつもブログにお立ち寄りくださり有り難うございます。
冬鳥が増えてきましたが、市街地なので、いつも同じ鳥さんばかりです。
それでも、出会えることが嬉しいので、カメラ片手に散歩します。
メスは見た目にも可愛くて、分かりますね。
自然の摂理で、悲しい場面にも遭遇しますが、私はダメですね。
目を背けてしまいます。

★うきふねさん、

マルセ太郎さんはボードビリアンというかコメディアンというか、形態模写をする芸人と
いおうか、もう25年ぐらい前に活躍していました。月一で会を開き、いろいろ楽しい話
を聞かせてもらいました。帰りは決まって私がマルセさんを車で世田谷までお送り
しました。

マルセ太郎とは、パントマイムの天才・マルセルマルソーからとった名前です。

「スクリーンのない映画館」というのは、映画一本をひとりで語り演じてしまう芸で、
NHKでも特別番組を組んだことがあります。その業績を娘さんの梨花ちゃんがまとめ
本にしたものです。当時の人たちとは連絡が薄れてしまいましたが、いい思い出です。

「泥の河」「生きる」なんか、レンタルビデオで借りられるかもしれません。

鳥さんは、モズ、シジュウカラ、セキレイ、ジョウビタキ、メジロ、オナガ、コゲラなどは
見ますがあとはダメ。多摩川に行けばカモ類には会えます。今は重いレンズを持ち歩かないので。

この方は存じませんでした.
Yahooで調べて一人コント「笑」ました。

昭和の演芸
やっぱり面白い
笑いの中に
グッと迫る
人生の裏表

悲劇や喜劇にも人生の名セリフ音楽が付きものだったです.懐かしい過去の記憶が戻って来た様です.

★E.A.さん、

YouTubeで「マルセ太郎 泥の河」で動画検索すると、舞台が一時間ほど
見られます。宣伝が入るのでわずらわしいのですが、「スクリーンのない映画館」が
どういうものか分かると思います。黒沢明の「生きる」なんかもいいですが、これらは
DVDを借りれば見られると思います。

マルセさんはお芝居も5,6本書いていますが、ぜんぶ見ました。泣き笑いの中に
真実を描いています。

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