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2023.11.04

生明祭

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アカペラの演奏


きのうは文化の日。明治大学の生田校舎で開かれている「生明祭」に行ってきた。私は生田小学校、生田中学と徒歩で通った。中学は山を越えもうひとつ山を登ったところにあり、片道40分ぐらいかかった。生田中学の東側に明治大学の生田校舎があるから、きのうも歩いて行った。予報通り暑くなってきたので半袖になった。

大学の入口にさしかかると、学生さんが走り寄ってきて「こちらからエスカレーターをご利用いただけます」と案内してくれた。白髪の私を見て、親切に声をかけてくれたのだ。階段を上るつもりだったが、好意を無にできないのでエスカレーターを使わせてもらった。

野外ステージでは、漫才やコントをやっていたが、プロもいたようだ。模擬店がたくさん出ていた。たい焼きやクレープを食べて休む。アカペラの演奏、写真展、ロボット展などがおもしろかった。しかし、学園祭よりも衝撃的だった場所がある。それは登戸研究所資料館である。

中学生のころ見た木造の建物はなくなっていたが、コンクリートの資料館は当時のまま残っている。ちょうど団体さんが入って来て、女性のガイドさんがいろいろ説明しているので、それについていった。風船爆弾、毒ガス、レーザー光線、偽札を作っていたのは聞いていたが、詳しいことは知らなかった。ガイドさんの説明は非常にわかりやすかった。

なかでも風船爆弾の話はすごかった。直径10mの風船は楮(こうぞ)の和紙でつくったそうだ。和紙を5枚ぐらい重ねて貼って厚くし、それを繋ぎ合わせて球体にする。接着剤はこんにゃく糊だそうだ。それに炭酸カルシウムをまぜて隙間なく貼り合わせると、中に入れる水素がもれないという。和紙の接着作業は女学生が中心になり、全国の体育館や劇場などでぜんぶ手作業でおこなわれた。

風船は太平洋の海岸から発射され、秋から冬のジェット気流にのって2、3日でアメリカ大陸上空に着く。風船には電池と高度計がついていて、上空で冷えて高度が下がると、バラストを捨てて上昇する。最後に、中央の爆弾を落とす仕掛けになっている。1万個ちかく飛ばして、1割ぐらいはアメリカまで届いたらしい。細菌爆弾を搭載することも考えたらしいが、戦争犯罪になるし、報復を恐れてやめたそうだ。

登戸研究所とは | 明治大学 (meiji.ac.jp)


生明祭より登戸研究所のほうが重く印象的な日になった。帰りも歩き、1万2千歩ぐらいになった。坂道が多いのでくたびれた。

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コメント

戦争は昔の話と片付けられないですよね?
かつては明治大学も登戸研究所として、いろいろな人体実験やら製造やらしていたと聞いて
こののどかな登戸地域にもそんな時代があったのかと驚きます。

先日、用事があって長尾の方へ行ったんですが、五所塚も昔は処刑場があったようで
塚のつくところはたいていそういうところだ、と教えてもらいました。

なんだか怖い話になってしまいましたが、意外にも住んでいる地域の歴史を感じることとなりました。

先生は生田の地元っ子のようですね。
枡形中学校は私の世代ですから、以前は生田中学校まで通学ですかぁ・・・
大変でしたね。

★がっぽりさん、

コメントありがとうございます。
むかし、登戸研究所で働いていたことのある女性が治療に来ていたことがありますが
何の仕事をしているかは知らされていなかったといいます。森村誠一の「悪魔の飽食」
という本に、731細菌部隊の話が出ていましたが、恐ろしいことですね。

大塚、小塚はいいけれど、手塚、耳塚、首塚などというと恐ろしい。戦利品の証拠として
塩漬けにして持ち帰ったとか。

今はみんな舗装されましたが、昔は土の道でよくヘビに出くわしました。
バスケットをやっていたので、帰りはくたくたでした。

平和教育登戸研究所資料館長の山田郎さんが講師。
川崎市にあった研究所は、存在が秘密にされた。77年過ぎて歴史が動いています。

長く口を閉ざしていた
元職員
地元の高校教授
調査に取り組んだ高校生
明らかになった全貌

新聞に「陸軍登戸研究所の真実とアジアの平和共存」の講演会が5日小田原である活字を目にしたばかりだった。

★E.A.さん、

明治大学は生田中学のとなりだから、何度か遊びに行きました。登戸研究所の
跡も建物の基礎などがいっぱいあったように記憶しています。内容も聞いては
いましたが、資料館には風船爆弾の10分の1の模型があったり、暗室があったり、
ガイドもいてつぶさに説明してくれました。 


戦争はダメ
絶対ダメ
なんといってもダメ
悪魔だ
地獄だ

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