綿花
夕顔のような、オクラのような花が咲いたあと、実がなり、それがはじけて種が飛び、綿毛が出る。うちでも栽培したことがあるが、なんとも不思議な植物である。世界中の繊維の70%が綿花を材料にしているから、長いあいだ生活必需品として重宝されている。
絹は高価だし、化学繊維も増えているが、やはり綿は体にしっくりくる。綿毛をつんで糸をとり、機織り機で布に仕上げる作業はたいへんだったろう。
映画『風と共に去りぬ』では、広大なコットンフィールドで黒人たちが綿花を摘む情景が描かれていた。黒人奴隷である。とつぜん、コットンフィールドの歌を思い出した。
コットン・フィールズ / Cotton Fields CCR 1963 / 歌詞 - YouTube
by CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL (CCR) - Lyrics
綿の木
桑の木
お蚕さま
麻も藍も
天の恵み
最近のコメント