ツツジは躑躅
躑躅
ツツジの漢字はクイズに出そうなぐらい難しい。読めても書けない。しかも、植物なのに草かんむりでもなく木へんでもなく、足へんだ。それで、ちょっとネットで調べてみた。
いちばん易しい説明がこれ、
「躑躅」は「てきちょく」とも読み、「行っては止まり、進まないこと」、「躊躇すること」といった意味がある。「ツツジ」に「躑躅」の漢字が使われたのは、「見る人が足を止めるほど美しい」ということが由来している。植物の名前に「あしへん」の漢字が使われていたのは、このため。
その次がこれ、
実はツツジの漢字表記「躑躅(てきちょく)」は、中国語で「彷徨う、徘徊する」という意味の言葉である。躑躅という当て字を付けたのは、5~6世紀ごろ、羊がツツジの葉を食べて「躑躅して死ぬ」という記述により、「羊躑躅」の名が付いたことからのようである。躑躅は中国では死語で、ツツジやシャクナゲはみんな「杜鵑」と書く。日本語のホトトギスである。
『大漢和辞典』で調べてみると、まず最初に出てくる意味は、「足で地をうつ」。2番目は「行きつもどりつする」。3番目は「躍(おど)りあがる」。てな具合で、なかなかお目当てのツツジが出てこない。でも、「躑躅」の意味が本来はこの3つだったとすれば、「足へん」が付いているのはナットクできるところ。こんな意味を持つ漢字2文字が、どうしてツツジの花を表すことになったのか。
ツツジの意味が書かれているのは4番目になるが、そこに、「羊躑躅(ヨウテキチャク。ツツジの一種)」に関連して、5~6世紀ごろの学者・陶弘景(とうこうけい)の意見として、次のような興味深い話が載っている。
羊がその葉を食べると「躑躅」して死ぬ。それで「羊躑躅」という。また、別の本には、次のようにあるとも書いてある。食べれば死ぬので、羊たちはこの葉を見ると「躑躅」して散り散りに分かれてしまう。だから「羊躑躅」という名を付けたのだと。
ツツジは
漢字で躑躅
一部の種類に毒があり
羊が食べるのを
躊躇したから
躊躇も
足へん二つ
こちらは
深入りするのを
躑躅したい
こんにちは。昔に作られた「文字」がこの時代迄使われているのは漢字だけでしょうね。
文字には形があって、そこから作られて現在迄使われているのでしょう
独自の咲っぷり見せる頃
名前知らなくて
おおざっぱに
「春の草」春の花」と呼ぶ
名札が汚れて読めなくなっている
投稿: EA | 2023.05.02 14:12
★E.A.さん、
朝ドラじゃないけれど、知らない花がたくさんありますね。
外来種や園芸用の改良種などもあって、カタカナも多くわかりませんね。
ナガミヒナゲシを
知らなくて
長いこと
ゆうれい花と
呼んでいたっけ
投稿: リプル | 2023.05.02 16:09
読める人なんてほとんどいないのではないでしょうか?
漢字は本当に難しいですね!でも、漢字の意味を知ると、なるほど!とは
思いますが。
道路標識も、読めない漢字もローマ字でなんとか読めるってことも多いです。
投稿: がっぽり | 2023.05.04 08:03
★がっぽりさん、
レスありがとうございます。漢字は主に表意もじですが、意味が分からないものも
多いですね。台湾は昔の漢字、中国では簡体字になっています。たとえば學と学。
日本語をそのまま使っているのあるしちょっと変えているのもある。プライドでしょうか。
桂林という観光地はカツラの木の街でなく、金木犀の街らしいですね。(^-^)
投稿: リプル | 2023.05.06 09:22