歌集『遠近両用メガネ』
きのうの五行歌会で、歌会に贈られてきた『遠近両用メガネ』という五行歌集を借りて来た。これがとても面白い。ユーモア歌集のような感じで、どの歌もにやにやしてしまう。川柳や狂歌に近い五行歌集ではないかと思ってしまう。第一章「妻」から数種あげてみよう。
遠近両用メガネ
出来上がる
さて
君を
どちらで見るかな
小さな
ウソが
とても可愛いと
思っていた時期に
結婚をしてしまった
フォークの背に
ご飯を乗せて
食べた
初デートの
疲れたこと
ウン十年前の初詣
迷子に
なるからと
手をつないだのが
今の女房
うちの
主人ですと
紹介する
うちの
女主人
妻に
逆らわないほうが
楽だと知る
でも、時々
苦を選んでしまう
ウソは
言っていない
ただ
その事を
黙っていただけ
こんな歌がずっと続く。私のニヤニヤがとまらない。
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