脊柱管狭窄症
夏日だったのに、いきなり冬日、しかも雨。温度差は15℃ぐらいあるのではないだろうか。これでは自律神経の調子が狂う。
先日、NHKのチョイスといいう健康番組で「脊柱管狭窄症の新しい常識」というのを見た。最近は、腰痛や下肢の痛みやしびれがあると、腰部脊柱管狭窄症と診断されることが多い。むかしは椎間板ヘルニアのほうが多かったような気がする。
背骨の中を脊髄神経が通っており、その通り道が何らかの理由で狭くなってくると、ある動作や姿勢をとったとき痛みやしびれが出るのである。数百メートルほど歩くと左右どちらかの足が痛んだり、しびれたりして、休憩しなければならない。しばらくすると、また歩けるようになる、というケースが多い。
年を取ると椎間板の水分がなくなり、すこしへこむ。それに脊椎管の後ろ側にある黄色靭帯がふくらんできたりして、それが脊髄を刺激するのである。重症なら脊柱管を手術で広げることになる。
高齢者の多くは加齢のため脊柱管が狭くなっている場合が多いが、痛みやしびれの症状があっても、手術が必要なのは1割か2割ほどだという。そのほかは、減量をしたり、運動をしたり、薬物を使って、症状を軽減することができるという。番組では3つの運動を紹介していた。脊柱管狭窄症の症状は、腰をまるめる脊柱管がひろがり楽になる。
①四つんばいになって背中と腰を丸め、そのままお尻を後ろにもっていき正座をする。それを10秒ぐらい保つ。
②仰向けになり両膝を抱えて胸につけるようにして腰をまるめる。このときお尻の下に丸めたタオルを敷いてもいいし、首を持ち上げてるとよくまるまる。これを10秒ぐらい保ち、3回ほど繰り返す。
③椅子に浅くすわり、上体を大きく前屈させ腰をまるめ、10秒ぐらい保つ。これを3回ぐらい。
この3つの運動を一日3回から5回、毎日つづける。ただし、痛みやしびれが強くなるようだったらやめる。
真向法の第1,第2、第3体操は腰をまるめるから、これに近い。ただ脊柱管狭窄症の予防、治療としては真向法のように腰は立てず、もっぱら丸めるのである。それによって、脊柱管がひろがるからだ。
手術をしてもすぐには効果が出ないことがあるが、そんな場合でもこの運動をしているとよくなることがあるという。
ただし、普通の腰痛の場合は、デスクワークや農作業で腰が丸くなっている場合が多い。その場合は両手を腰に添えて後ろに反る体操がいい。これは無意識にやっている人が多い。
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