額田王(ぬかだのおおきみ)
近くの書店に行って、五行歌の会主宰の草壁焔太先生の著書『額田王は生きていた』を注文してきた。出版元の市井社に注文してもいいが、この本を広く知ってもらうために、書店に注文してほしいという本部からの手紙が来ている。五行歌の会のメンバーは五行歌を知ってもらうチャンスにもなるから協力するのだ。
『額田王は生きていた』は、草壁先生が万葉集のなかから新たに額田王の作品をいくつか発見したことなどについて書かれたそうだが、その発見も五行歌をやってきたから分かったことだという。古代歌謡は五七調も七五調もなく、もっと自由だった。それが漢詩の影響を受けて、ある年代に五七五七七のリズムになってしまった。
草壁先生も昔は短歌を書いていたが、どんなに元気な歌を書こうとしても、五七五七七の哀調をおびた歌になってしまう。そこで、この枠を思い切って取り外してみようとしたのだ。先人にもそういう試みをした人がいるが、みんな失敗している。
そこで改めて五行歌というジャンルをつくり広めてきたのだ。今では全国に120余りの五行歌会があり、カルチャーセンターなどの講座、新聞雑誌の五行歌欄などがある。
「令和」という新元号の出典が万葉集ということもあって、万葉集関係の本はよく売れているらしい。先生の『糠田王は生きていた』もよく売れるといいと願っている。
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