ミニ耕運機
鍬を持つと、夜眠れなくなったりする。むかし交通事故で打った背骨がうずくのだ。妻はまた最近足首の調子がわるいので畑仕事を休んでいる。カウンターストレインの治療をするとよくなるが、あまり無理はできない。そこでネットでミニ耕運機を買った。いろんな機種を見たが、リョウビのが手ごろで使いやすそうなので、それに決めた。
その耕運機を今日初めて使ってみた。4サイクルエンジンなので軽く始動し、音も静かである。ただ、移動車輪と耕運刃がいっしょなので扱いうには少しコツがいる。前傾させると前に進み、抵抗棒が刺さるように後傾させると深く耕す。
さっそくジャガイモのあとの畑を耕してみた。堆肥や牛糞はだいぶ前に入れてある。ミニ耕運機といっても重量が20㎏ぐらいあるので、自重と鉈刃でけっこうよく耕してくれる。行き止まってUターンするときエンジンの回転数を落とさないと前進してしまうが、それも慣れてくればだいじょうぶ。10分ほどで3畳ほどの土地を耕した。手で耕すのに比べたら嘘のようにらくだ。
そのあと妻が玉ねぎの種をまいた。わたしは20㎝ぐらい伸びた草のところに耕運機を入れて掘ってみた。すると案の定、草が刃に巻きついてしまう。ただ、一度どうなるか試してみたかったのである。耕運刃を取り外すと草は簡単に取れた。長い草のところは刈り払い機できれいにした。刈り払い機で草を刈ると根っこが残ってしまうが、それはそれでいい。根っこまで抜いてしまうと、土埃がたってしまうからだ。サトイモやナスの根元には段ボールを敷いて水の蒸発を防ぐようにした。
世の中が
便利になり
そのぶん
人間は
ひ弱になってゆく
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コメント
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リョウビと言えば、釣り具のリールしか出てきません。
今は釣り具部門を、アウトドア量販店の上州屋に譲渡しているようです。
投稿: 魚衆 | 2010.09.17 21:18
★魚衆さん、
リョウビはチェーンソーとかヘッジトリマー、
工作機械などをつくっていますが、耕運機は
はじめて知りました。いいおもちゃです。(^-^)
投稿: ripple | 2010.09.18 11:56