東京のお盆
庭のミソハギの花が咲いた。おととい、迎え火の日に、はじめてこの花が咲いたのを見た。ちゃんと東京のお盆に間に合うように咲き、それから8月の旧盆まで長く咲いてくれる。さすがに「盆花」といわれるだけあって、律儀な花である。ちなみに、うちのほうでは8月にお盆を行う。
お盆のとき、ミソハギの花を小さな束にして、その二束を盆棚に置く。読経に来たお坊さんは、ナスビを切った皿にこれで水を散らし、仏前を円を描くようにして清める。神道の榊か大麻(おおぐさ)のような役目を持っているようだ。ミソハギの語源も禊萩(みそぎはぎ)らしい。ミソハギは高貴な花なのだ。
ミソハギ,禊萩,神聖な花なのですね、近所の花木園でも、沢山咲いています。お盆の頃にさくノウゼンカズラと共に夏の花ですね。大麻も稲と共に、生活に密接な関係が有るのですね。
投稿: 10月のマルコ | 2008.07.15 19:08
★マルコさん、
一見、雑草みたいだけれど美しい花ですね。
ボンバナとして親しまれています。
大麻はタイマでなく、神道用語でオオグサといいます。
説明不足ですみません。
投稿: ripple | 2008.07.15 23:21