2009.11.08

後楽園ホール

プロボクシング「日本フェザー級タイトルマッチ」を見に、後楽園ホールに行った。途中、水道橋の陸橋をわたるところで、井岡さんらしき人を見かけた。キャリーバッグを引いているので、追いこして振り返ると、やはり井岡さんだ。「井岡さんですか」と声を掛けると、「はい」と特徴のある優しい顔がこちらを向いた。すかさず、「ファンです」と一言。 そうしたら、京子がしゃしゃり出て「握手してください」って言って、握手をしてもらった。女は度胸がいい。ついでに、わたしも握手。やや細めだが骨ががっしりしている手だった。現役は引退しているのに、自分のジムで汗を流しているのだろう、無駄な肉はついていない。

Bozxing2

前座の四回戦あたりは、まるで喧嘩みたいなボクシングだった。やたら突進してゆく。変則的なボクサーもいたが、やはり最後はオーソドックスのほう勝っている。胸板が厚い選手はパンチもスタミナもあるようだ。有名なリナレスの弟も出た。きれいなボクシングをする。相手の日本人選手はよく倒されなかったと思う。ベテランになると無駄な動きがなくなり、落ち着いて見ていることができる。

Ioka
井岡弘樹さんがセコンドにつく

Bozxing1
井岡ジムの選手は1ラウンドKO負け

井岡ジムの選手はセミファイナルの前の八回戦の試合に出てきた。もちろん、井岡さんがセコンドについて世話をやいていた。ロープを広げて選手を入れるのも井岡さんだ。バンタム級だからけっこう大きく見える。これは見ごたえがあるだろうと思っていたら、相手のて帝拳の選手がうまく、左フック一発がヒットし、一ラウンド中ほどでダウンを奪われてしまった。立ち上がろうとしたが、腰がくだけてよろよろしており、レフェリーが止めた。この試合のためにどれほど練習を積んできたことだろう。それが一瞬でフイになる。こわいスポーツだ。

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五十嵐俊幸とインドネシア選手

Bozxing4
日本フェザー級タイトルマッチ

松田直樹と梅田宏治のタイトルマッチ戦は壮絶な打ち合いだった。ともに攻撃的で、逃げることなく攻めつづけた。相打ちも多い。両方の応援団の声援もすごく、パンチが決まるたびに後楽園ホールが揺れた。松田のほうが打たれ強く、またパンチも少し重いようで、判定で勝利した。梅田も全力を出し切ったようだ。それに対して観客の惜しみない拍手が続いた。わたしも興奮した。きょうは南側の前列中央で、最高の座席にすわって鑑賞することができた。ラッキーである。

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2009.11.04

いも掘り

いい天気なのでサツマイモを掘った。蔓を鎌で切り、スコップで根の部分を掘ってゆくと、濃いピンクのサツマイモの肌が見えてくる。太い茎には大きなイモが5、6個ついている。しかし元肥が不足しているせいか、手入れが悪いせいか、2、3個しかついていないものが多い。へたをすると、小イモが数個というのもある。やはり、プロのようにはいかない。京子が少しずつ掘っていたのであまりたくさんは残っていなかったが、まあまあの収穫である。

Satsuma
ベニアズマの収穫

先日雨が降ったせいで土がねっとりしている。スコップに土がへばりつくので重くなり、けっこう腰にくる。狭い畑でこれだから、本格的に農業をやるとなると本当に体力勝負だ。過疎地で年寄りが畑をやっているが、あれだって楽ではない。頭が下がる。

ところで本来、イモといったら里芋のことである。古くから日本にあるのは里芋だけで、サツマイモもジャガイモも外来のものだ。それも、それぞれ江戸時代初頭、慶長年間と、比較的新しく日本に入ってきた。サツマイモは甘藷、ジャガイモは馬鈴薯と書き、ふつう芋という字を使わない。

また、サツマイモはユウガオ科、ジャガイモはナス科、里芋はサトイモ科であり、それぞれまったく別の物である。ジャガイモに至っては、根でなく茎ときた。イモといっても、いろいろだ。ちなみに、ヤマイモは自然薯(じねんじょ)と書き、ヤマノイモ科。葉っぱはちょっとサツマイモに似ている。

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2009.10.29

浄慶寺の冬桜

きのう初めて柿生の浄慶寺に行った。ある人のブログで冬桜が咲いていると聞いたからだ。それに面白い羅漢さんがあるらしい。浄慶寺は柿生駅の西側にある。細い道をあがっていくと左に駐車場があり、そのまわりに、なるほど冬桜が咲いていた。季節はずれの桜は寒さで縮こまっているように見える。けなげに咲いている。

Jokeijio1
浄慶寺の冬桜、奥はピラカンサスの実だろうか。

Jokeijio2

Jokeijio3

Jokeijio4
コンパクトデジカメでもマクロを使うときれいに撮れる。

Jokeijio5

北風のなか
健気に咲く
冬桜
浄慶寺を
淡く彩る

門を入ると、すぐ右側に鳥居がある。たしか、秋葉神社と書いてあったと思う。春には桜が咲いて奇麗だろう。門を入って左側が浄慶寺の庭があり、羅漢の像と庭樹が楽しめる。羅漢さんというと古いものを想像するが、ここにはカメラを持ったり、パソコンをやったり、ケータイを打つものまであるから驚く。奥に本堂があり、その右側は住職の住まいになっているらしい。数日前に「ちい散歩」という番組で紹介されたためか、つぎつぎに訪問者がやってくる。

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浄慶寺入口

Akibasan
秋葉神社

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カメラを持つ、パソコンを打つ羅漢さん。

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ケータイ、ウォークマンといろいろです。

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2009.10.25

阿部市長続投

小雨降るなか、朝7時すぎに中野島中学校に行き、参議院補欠選と川崎市長選の投票をした。日曜日の7時ごろは、さすがに投票所もすいていた。雨のためか、入口や通路に誘導の人が立っていて案内をしていた。こんなことは初めてのように思う。選管の人や立会人の人たちも朝早くからご苦労様である。

参院補欠選のほうは比較的はやく結果が出たようだが、市長選のほうは接戦だった。朝刊を見ると、現役の阿部市長が三選を果たして万歳をしている写真が載っていた。政党の推薦がなく苦戦が予想されたが、一期目の財政立て直し、二期目の「音楽のまち川崎」などによるイメージアップ、が功を奏して勝利した。

民主主義の基礎となる選挙だが、投票率の低さには呆れてしまう。神奈川県の参院補欠選は民主党の金子氏が勝ったが、その投票率は28.67%。川崎市長選の投票率は36.09%。ざっと見て、三分の一だ。ということは三分の二の人たちは意思表示をしなかったことになる。いや投票をしないということが意思表示なのだろか。民主主義が泣く。オーストラリアでは選挙で投票しないと多額の罰金を課せられるという。そうまでして投票率を100%に近づけるのもどうかと思うが、せめて三分の二ぐらいは投票してもらいたいものだ。

有権者の
三分の一しか
認めていない
市民代表というのも
ちょっとおかしい

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2009.09.30

世田谷美術館

雨の休日、こんな日は美術館に行くのもいい。世田谷美術館で「オルセー美術館展」というのをやっているというので行ってみた。パリのアール・ヌーヴォー展で、19世紀末の家具や工芸品、絵画などが展示されていた。オルセーはパリ万博のときに完成した駅の名前で、いまではそこが美術館になっているそうだ。

アール・ヌーヴォーというのは曲線を取り入れた様式だということは頭にあったが、アールは半径のアールだから丸いカーブだろう、なんて漠然と思っていた。いい加減なものだ。考えてみれば、アールは英語の半径 radius の略号Rだからフランス語ではない。アール・ヌーヴォーとは New Art のことで、日本語にすれば「新芸術」という意味だ。ボジョレ・ヌーヴォー(ボジョレ産の新ワイン)のヌーヴォーなのだ。

Newart解説によると、アール・ヌーヴォーとは、19世紀末にヨーロッパに広まった、植物の枝や蔓を思わせる曲線の流れを特色とするデザイン思潮とある。たしかにベッドやテーブル、椅子などに曲線が取り入れられており、随所に花や蝶、小動物などがあしらってある。日本の浮世絵や焼き物も影響しているらしい。それらの繊細な作りには目を見張るものがあった。

二階では「和のいろ・かたち」という収蔵品展をやっていたが、やはり、こちらのほうがしっくりくる。北大路魯山人の陶器には、形も色も図案も強くわれわれを引きつけるものがある。吉田義彦の淡い日本画や山田貢の麦の穂をデザインした友禅染めなどは実に美しい。けれども、風土的な距離感を除けば、洋の東西を問わず人間が感動するものは同じであるような気がした。それぞれの作品をつくる作者の機微を垣間見られたことは幸せである。 →世田谷美術館

ほんものの
絵画を
見つめていると
一瞬
作者に同化する

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2009.09.26

書留の意味

アメリカの知人が日本に勉強に来るという。それで、フルブライトの奨学金をもらいたいから推薦文を書いてくれと言ってきた。一週間ほどかけてなんとかそれを作文し、フルブライトのホームページに行き、英語の注意を読みながらオンラインでアップロードした。別にプリントした紙版のものに署名し、指定の場所に郵送しなければならない。

登戸郵便局の本局は時間外でもやっているので、そこに行って書留郵便としてアメリカに送った。送料110円、書留料410円だった。最近の手続きは電子化がすすんでいる。封筒にバーコードのシールを貼り、それをバーコードリーダーで読み取る。そのままバーコードリーダーを差出人と宛名にかざして、封筒にRESISTEREDAIR MAILのスタンプを押して間もなく完了。「これで宛名が読み取れるの?」とバーコードリーダーを指さして係員に聞くと、「手書きでもできますが、文字がはっきりしているのでこれで読み取れます」だって。受け取りをもらったが、なるほど住所が写真をコピーしたようにはっきり写っている。

ところで「書留郵便」というのは何だろう。自分で使っていながらあまりよく分からないので広辞苑を引いてみた。すると、こう書いてある。

郵便物特殊取扱いの一。引受けから配達までの記録をして送達し、その証跡を明らかにする郵便。運送途中もすべて記録する取扱いと、運送途中の記録を省略する簡易な取扱いの簡易書留郵便との二種類がある。

郵便物が配達されるまでの過程をいちいち書き留めてゆくから書留というわけだ。ついでだが、配達証明というのもある。それは、

郵便物特殊取扱いの一。郵便局において、郵便物の配達を終えた時、その郵便物を配達し、または交付した事実を証明すること、また、その制度。書留の郵便物について行う。

つまり、「配達証明でお願いします」といえば、それは同時に書留郵便になり、さらに配達したことの証明書を送ってくれるのだ。それから、郵便局が手紙の文章を証明してくれる内容証明なんていうのもある。郵便の仕事も大変だ。

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2009.09.17

カマキリの像

小田急線の新百合ヶ丘駅を降りて、南側に向かうと歩行者通路の真ん中にオブジェが立っている。一見、ふたりの人間のようにも見えるが、近寄って見ると手足は三対だし、頭は三角だし、背中に羽のようなものをつけている。これはカマキリだ。空高く前足で山ユリを掲げているので、ここ新百合ヶ丘を賛美しているのだろう。数十年前、ここら一帯は山で人口は限りなくゼロに近かった。そんなことを思うと、このオブジェが虫や花の供養塔にも見えてくる。

Douzou2

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2009.09.14

イチロー快挙

200_4イチロー
9年連続200本安打
大リーグ記録達成
8年連続は
108年前の話

小さなことの
積み重ねが
とんでもないことになる
イチローは
淡々と語る

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2009.09.10

おとな&こども

Kanban2

登戸駅から向ヶ丘遊園駅に小田急線に添って進むと、左側のビルの二階に歯科医院がある。そこの看板がおもしろい。「登戸こども&おとな歯科」と書いてある。こども&おとな、ということは全部だから、「みんなの歯科」でいいのに、これもアイキャッチのテクニックなのだろうか。こどもの歯の治療が得意なのだろうか。

そういえば渡辺喜美氏は自民党を離党して、「みんなの党」を結成した。うちの多摩区の山内康一氏も、自分の信条に反するからといって自民党を離党して「みんなの党」に加わり、さきの衆院選で当選している。そのまま自民等にいたら落選しただろう。

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2009.09.04

OLFA

カッターナイフのメーカーがほとんどOLFAになっているが、あれは日本の会社なのだそうだ。これは先日、テレビで得た知識である。OLFAはオルファと読めるが、ちょっと「黒いオルフェ」みたいで、いかにも外国の会社の名前のよう気がする。たとえば、フランスとかスイスとか、あるいは南米の会社とか、そんな雰囲気がある。

そのオルファの名前の由来が「折る刃」だと聞いて驚いた。つまり、カッターナイフは日本人の発明で、世界中に広まったものなのである。発明者は岡田さんという大阪の人で、切れ味の落ちないナイフはできないものかと思案していた。あるとき偶然、ガラスの破片で紙を切っている人を見た。刃先が切れなくなったら、新しくガラスを折って切っている。それで刃をつぎつぎに折って行けばいい、と気がついた。これに板チョコの原理を取り入れて、連続して折れるような刃を考案したというのである。

何度も何度も試行錯誤を重ねて、やがて、いまのようなカッターナイフができあがった。刃を折る部分の角度は59度、折り幅は小さいカッターで4mm。いずれも現在、世界基準になっているそうだ。カッターの名前は「折る刃」だからOLHA、しかしHを発音しない国もあるから、それをFにしてOLFAとした。いまや、そのOLFAのブランドが世界を席巻しているのである。

●カッターナイフの誕生秘話→OLFAのホームページ

わたしたちが
漠然と見ているものでも
求めている人には
宝石のように
輝いて見えるのだ

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2009.09.03

部でやろう

Manner
電車内のマナー広

小田急線の中吊り広告のところにあったマナー広告。これも「~しないでください」とか「~してはいけません」と言わず、逆に、やるのなら「部でやろう」、「アスレチッククラブでやってください」と、やんわり諭している。以前紹介した新多摩川線の車内コピーが、「妖怪もおどろく車内化粧」とやったのに似ている。わたしも若いころ、吊革にぶら下がって遊んだことがある。吊革は体操用にはできていないから切れるかもしれない。そうでなくても傷むのは確かだろう。もちろん、まわりに人がいたらいい迷惑になる。

先日の選挙の際も、自民党が民主党のマニフェストに対してネガティブキャンペーンを展開した。新聞の一面に「民主党が政権をとったら、~になってしまいます」というような文章がいくつも並んでいたが、それを読むのはあまり気分がいいものではない。じゃあ、あんたらなんでこんな国にしたんだ、と言いたくなる。他人のあら捜しはやめて、いいところを見つけるようにしたものだ。と、あらさがしをしたりしている、から油断ならない。

やめろと
言われると
かならず
やる奴が
いる

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2009.09.02

のんびりと

曇り、ときどき小雨。はっきりしない天気だ。きのうは暑かったが、きょうは涼しい。けさ最後のデラウエアを収穫した。一房ずつ袋を掛けたので、ことしはあまり鳥に食べられず、けっこうたくさん収穫できた。正真正銘の無農薬ブドウなので、そのまま食べるのがいちばんうまい。

昼に来客があり、栗平の「西食亭」に行った。従弟の店だが、ここのトンカツは生パン粉をつけてグリルで焼いたもので、油で揚げたものとは違い、しつこくない。お肉も柔らかくて美味しい。客人も「はるばる食べに来るだけの価値がある」と絶賛していた。

西食亭ホームページ

うちでは瞑想をする関係でほとんど肉食はしないが、たま西食亭のトンカツを食べたくなることがある。ひとを誘うこともあるが、みんな喜んでくれるので張り合いがある。こんどランチに格安のかつ丼をメニューに入れたというので、その写真を撮った。わたしが西食亭のホームページを管理しているので、あとでその新メニューを加えるつもりである。京子がかつ丼を注文し、わたしも試食した。見栄えはイマイチだがタレの味がいい。これで600円ならお客さんも喜ぶだろう。

Katsudon
タレがうまいカツ丼600円、大盛り+50円、味噌汁+100円

テレビは9月16日に成立する民主党政権についての話題ばかりだ。民主党は参議院で過半数がとれないため、社民党や国民新党との連立を目指している。はたして、小異を捨てて大同につくことができるだろうか。

天気が曇りで涼しいと、なんとなく気分が落ち着く。のんびりできて、いい休日だった。

曇天も
わるくない
気分が落ち着き
ゆったりと
時間が流れる

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2009.08.24

自分を磨く

Wan_3 
読売朝刊・読者投稿欄のカット

新聞の読者投稿欄のカットが目に入った。シャボン玉と遊ぶ子犬が、じつに可愛らしく描かれている。 わずかな線で犬の表情をたくみに表現している。こういう絵が描けたらいいなとつくづく思う。つぎに題字にも目が行った。丸く柔らかい、温かみにある文字である。なんと、それは榊莫山先生の書ではないか。力の抜けた、我のない、いい字だ。まったく惚れぼれしちゃう。

以前、京都の東寺で弘法大師直筆の般若心経の復刻版を買ったが、弘法大師・空海の書もみごとだった。書き慣れた筆遣い、強い意志が感じられる。どこのお寺だか忘れたが、聖徳太子の書も癖のない優しい字だった。絵も人なり、書も人なり、である。

Kukai
弘法大師・空海の書、般若心経の冒頭。

すること
なすことに
自分が現れる
自分を
磨くしかない

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2009.08.19

麻生区役所のゴーヤ

新百合ヶ丘で五行歌会があるので、麻生区役所の食堂でお昼を食べてみることにした。駅からの通路を利用すると、そのまま役所の3階に行ける。食堂は4階だから階段をひとつ上るだけでいい。

たまたま今日は月1回の食育の日だそうで、特別ランチが用意されていた。ゴーヤと豚肉のしゃぶしゃぶ風と書いてある。京子はイワシのフライを、わたしはこの特別ランチをとった。ランチはけっこううまい。500円だから格安である。食堂はちょっと窮屈だったが、12時半を過ぎるといろんなメニューが追加され、一般市民も利用できるから穴場である。

Asou
区役所の窓や壁に緑のカーテンが張られている

特別ランチのゴーヤは麻生区役所で栽培したものだ書いてある。そういえば、役所の南側の壁や窓を覆うようにゴーヤが栽培されていた。日陰をつくって冷房効果を高めるという、エコ活動の一環なのだ。植物は周囲の温度を下げるし、緑はまた目にも優しい。おそらく、肥料も清掃局が屎尿を加工したものを使っているにちがいない。

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2009.08.12

毎日キュウリ

Kyuuri
けさの収穫、長いのは30cmを超える

エンドウ豆のあと、その支柱が利用できるので、京子がキュウリの種を蒔いた。これがけっこう収穫できる。苗から育てたキュウリよりもたくさん採れる。おかげで三食キュウリづくしである。梅味噌、梅酢漬け、ピクルス、素麺の飾り、味噌汁、炒めもの、煮物など、いろいろ目先を変えて食べている。モズクに小口切りにしたキュウリを混ぜて食べるのもうまい。

雨が多かったので草がよく伸びた。きょうはエンジンの草刈機を使って、二時間ほど草刈りをした。しゃがんで草取りをするほうが隅まできれいになるが、時間がかかるし膝や腰が痛くなる。お盆に間に合わない。草刈り機は、歩きながら草を刈り払えるので重宝である。

府中県道沿いに梨の即売所が出始めた。親類の梨屋さんで幸水を買って食べたが、やはり、今年は甘味がイマイチだ。無理も無い。お日様がほとんど顔を見せてくれなかったもの。明日からお盆だが、天気がよくなるらしい。梨もこれからは甘味を増すだろう。

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2009.08.11

車内化粧やんわりNO

Keshou
みんなで いっしょに Goodマナー ! !(東武鉄道)

小用で新玉川線に乗ったら、粋な中吊り広告を見つけた。電車内で化粧するなんて、妖怪たちも驚くよ、と来た。これはうまい。単に「電車内での化粧をおやめください」なんていうよりずっとソフトで、笑えて、しかもかなり効果的なコピーだと思う。女子高生も、妖怪にされてはたまらない。いや、妖怪にまで驚かれるようじゃおしまいだ。

以前、どこかの県で、暴走族を「ダサイ族」と呼ぶことにするとあったが、あれに似ている。直接「やめろ」と言われると却って反発するが、その行為がダサイ、かっこ悪いとなれば、彼らもプライドがあるから、ちょっとは考えるだろう。

公衆トイレなどで、「きれいに使っていただいて、ありがとうございます」なんていう貼り紙を見ることがあるが、あれも先回りして下手に出て誰もが持っている公徳心をくすぐっている。「みんなのトイレです、きれいに使いましょう」となると上から目線になってしまい、ちょっと説教っぽくなる。

おいおい
お前ら
何やってんだ
車内の化粧に
妖怪もびっくり

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2009.07.27

異常気象

Kumo
帰り道、西の空がおかしい

北九州山口大雨
群馬館林竜巻
長引く梅雨空
わたし夏風邪
なにかおかしい

夏風邪の対処法は
胸と背中に糸状灸
蓮と生姜の絞り汁
オムロン吸入器
熱にみみずエキス剤

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2009.07.21

ラジオ英会話

英語を使っていないので、どんどん忘れてゆく。それを食い止めるために、テレビやラジオの語学番組を見たり聴いたりしている。テレビはコーパス、ラジオは遠山顕さんの英会話が楽しい。たまにAFNのドクター・ローラの人生相談や、フォーカスオンザファミリーなんかも聴いている。こちらはちょっと難しい。大体はハードディスクやMDに録画録音して聴いている。

最近、NHKの語学番組のホームページが一新し、番組を聴き逃しても、前週のプログラムをいつでもパソコンで聴くことができるようになった。繰り返し何度も聴くことができるし、小型スピーカーを接続すれば音もいい。いまは英語を勉強する環境が格段によくなっている。映画もニュースも音声多重だし、ちょっと努力すればぐんぐんうまくなるだろう。

→NHK語学番組ホームページ

映画やファッション
パソコン用語など
英語が氾濫している
こんな時こそ
母国語を大切にしよう

そんなわけで、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を詠み始めた。

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2009.07.18

お葬式

14日、火曜日の朝、市立多摩病院で叔父が亡くなった。78歳、肺炎だった。わたしは朝5時半ごろ病院に行ったが、もう意識はなく、荒い呼吸を繰り返していた。それでも一日ぐらい大丈夫かなと思ったが、9時15分に息を引き取った。

Tamakaido_2きのう多摩会館でお通夜が、きょうは告別式が行われた。父の弟でいろいろお世話になった方だが、病気には勝てなかった。ただ、死に顔が悟りをひらいたようにおだやかだったので救われた。また数日前の猛暑が雨のおかげで一段落したのもよかった。これがあの猛暑では会葬の客も楽ではない。多摩会堂はうちから近いので、きのうは自転車で行き、きょうは雨がぱらついたのでPASSOで行った。葬儀専用の建物だから、非常に合理的にできている。

いつも思うことだが、遺族は病院で介護した挙句、故人を失って辛いのに、葬儀の準備に神経を使わなければならないのはちょっと酷な話だ。変に形式的なことが多い。その点、キリスト教の葬儀は割りにすっきりしていているし、故人を悼む気持ちがこもっている感じがする。しかし、いずれにしろ故人との別れの儀式はけじめとしてやらなければなるまい。

津田山の火葬場で荼毘に伏し、多摩会館に戻って初七日の法要を行った。天台宗のお坊さんがお経をあげてくれたが、まじめで丁寧で、いい法要だった。葬儀では数十年ぶりにお会いする人などがいて、やはり、故人を介して親交を温めるいい機会となった。人間は誰でも死を迎えなければならない。

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2009.07.10

ぶどうの袋掛け

親戚からいただいた葡萄の木が、毎年たくさんの実つける。デラウエアという昔からある品種だが、とても甘い。ただここ数年、カラスやヒヨドリ、スズメなどの被害を受けるようになった。鳥の脳を惑わすという強力磁石をつるしたが、さっぱり効果がない。葡萄棚にネットをかぶせても、下から入って食べられてしまう。そこでやむなく今年はブドウに袋をかけることにした。専用の袋もあるようだが、流しの排水口に置く不織布の袋を代用することにした。ブドウの房に袋をかけ、上をホチキスで止めてしまえばいい。この作業は上を向くので首が疲れるが、なんとか9割ほど袋がかかった。残りは鳥さんにあげよう。

Budou0_2
デラウエアの房

Budou1
袋を掛けたところ 

むかし
目白や
山鳩は
家の周りには
来なかった

鳥たちも
住むところや
餌が減って
暮らしにくく
なったのだろう

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2009.06.29

月に隈なきを

昨夜、9時半頃の月の写真を撮った。梅雨の月は雲に隠れることが多い。しかし、雨の夜に月を想像したり、雲に見え隠れする月を見るのもまた乙である。こんなことを書くと、『徒然草』の「花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは」などという文章を思い出す。

Mooncloud_3

徒然草137段の最初の部分を引用してみよう。

花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは。雨に対ひて月を恋ひ、垂れこめて春の行衛知らぬも、なほ、あはれに情深し。咲きぬべきほどの梢、散り萎れたる庭などこそ、見所多けれ。歌の詞書にも、「花見にまかれりけるに、早く散り過ぎにければ」とも、「障る事ありてまからで」なども書けるは、「花を見て」と言へるに劣れる事かは。花の散り、月の傾くを慕ふ習ひはさる事なれど、殊にかたくななる人ぞ、「この枝、かの枝散りにけり。今は見所なし」などは言ふめる。

現代語訳(私訳)

さくらの花は満開の時だけを、月は影のない満月だけを楽しめばいいというものだろうか。雨の夜、雲の向こうに浮かぶ月を恋しく思ったり、カーテンを閉め切って春の終わりを見届けることができなかったとしても、また、ほんわかと優しい気持ちになるものだ。蕾がこぼれ落ちそうなさくらの枝や、花びらが散り敷いた庭だって見所は多い。短歌の添え書きに「お花見に行ったのですが、すでに散っていまして」とか、「急用ができて花見に行けなくて」などと書いてあるからといって、「満開のさくらの下で詠みました」と書いてある歌に劣るといえるだろうか? 花が散り、月が欠けていくのを切ない気持ちで見つめるのは自然な感情だ。この気持ちを理解できない人が、「この枝も、あの枝も、さくらが散ってしまった。もう花見など出来ない」などと無粋なことを言う。

満月もいいが
半月も三日月も
味わいがある
雲間に覗く月なども
なお趣がある

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2009.06.03

草とり

きょうは一日曇り。絶好の外仕事日和? てなわけで、枯れたキヌサヤとスナップエンドウをかたずけ、草取りをしたり、いんげんの種を蒔いたり、剪定をしたり、三時間ほど庭仕事をした。午後から、あじさい見物にでも出かけようかと思っていたが、くたびれたのでごろ寝。BSでイチローを見たり、撮りだめしたビデオを見たりした。

休日菜園は
お天気だのみ
雨も困るが
晴れても焼ける
曇るぐらいがちょうどいい

五月は
雨が多かったので
草ぼうぼう
抜きやすいけど
泥だらけ

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2009.06.02

ロマンスカー

Romancecar
小田急線の旧型ロマンスカー

枡形神社の踏切が閉まっていたので、電車を撮ろうとコンデジを出して待っていた。そうしたらロマンスカーがやってきた。しかも、このタイプは最近ほとんど見なくなった旧型である。わたしが中学生の頃にも走っていたやつだ。最近はもう少し地味な色のやつと、超新型は真白、というかアイボリーのスマートなロマンスカーになっている。地下鉄千代田線に乗り入れているブルーの列車もある。さらに、御殿場線に乗り入れている小田急の白と水色のロマンスカー、JRの紺色の車両などがある。

旧型の
ロマンスカーを
見たとたん
いろんな思い出が
噴き出した

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2009.05.30

森光子に国民栄誉賞

けさの読売の編集手帳は、森光子さんに国民栄誉賞が贈られることについて触れていた。いい文章なので、全文を載せよう。

名前を聞くと、ある年齢が浮かんでくる、そういう人がいる。「昆虫記」のファーブルならば56歳――不朽の名著全10巻の執筆はその年に始まっている◆やなせたかしさん(90)ならば54歳――漫画家としてなかなか芽の出なかったやなせさんが、アンパンマンを世に送り出したのはその年である。「てのひらを太陽に」は仕事もろくになかった冬の夜、ランプの電球に手をかざしていて浮かんだ詩であると、以前に本紙で語っている◆森光子さん(89)ならば41歳――なかなか役に恵まれず、〈あいつよりうまいはずだがなぜ売れぬ〉と嘆きの句も詠んだ森さんが劇作家菊田一夫の目にとまり、初の主役「放浪記」で女優開眼を遂げたのはその年である◆暗い地中にひとりじっと根を張った人だけが、やがては太い幹を天に伸ばすことができるのだと、その人たちの人生が語っている。「放浪記」の初演からほぼ半世紀、公演通算2000回の金字塔を打ち立てた森さんに国民栄誉賞が贈られるという◆いまもどこかで、不遇の身に耐えつつ悔し涙を肥料にして、志の根を地中深く張っている人がいるだろう。幸あれ。

一回の公演でも大変なエネルギーを使うだろうに、それを2000回とは気が遠くなりそうな数字だ。しかも現在89歳というから頭が下がる。体調のすぐれないときもあるだろう。雑事もあるだろう。その集中力たるや、執念に近いものがあるのではないだろうか。多くの人々を楽しませ、励まし、どれほど徳を積んだことだろう。ただただ健康で長生きされるよう祈るばかりである。編集手帳のメインのところを五行歌風にしてみよう。

暗い地中に
ひとりじっと
根を張った人だけが
やがて太い幹を
天に伸ばす

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2009.05.20

明日の神話

渋谷駅で井の頭線から東横線に乗り換えるとき、コンコースに壁面に飾りつけられた「明日の神話」を見た。岡本太郎の絵で、彼の死後メキシコで発見されたものを修復したものだ。わたしはこの原画を川崎市の岡本太郎美術館で見たことがある。中央に骸骨を廃止、第三次世界大戦を想像させるような、なんとも不気味な絵である。原爆が爆発したのだろうか。鮮やかな色遣いが初めてここを通る人の度肝を抜く。

岡本太郎は生前、「絵はきれいであってはならない。なんだこれは、というように見ている人が驚くような絵がいい」と常々言っていた。大阪万博の太陽の塔もそうであったが、この明日の神話にも、その精神が如何なく発揮されている。岡本太郎はこの壁画を通して、戦争のむごたらしさ、恐ろしさを人々に伝えているのだろう。

Asunosinwa2

Asunosinwa3

Asunosinwa1

将来のある日
原爆が炸裂し
ありとあらゆるものが
破壊され
燃やし尽くされるだろう

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2009.05.05

神さま

神さま
神さまは本当に
おられるのですか
何度もたずねた
我が青春時代

これは『五行歌』三月号に投稿した私の作品の一つである。歌だけみると、いるかいないか分からない神に、いるかいないかを尋ねるというのは矛盾している。しかし、当時の私は神さまは存在すると思っていたが、確信がなかったのである。そこで、神さまがおられる証拠を見せてくださいと尋ねていたように思う。おととい届いた『五行歌』五月号の「作品評」の欄で、ある人が私の歌を取り上げて寸評を書いてくれた。それをここで引用する。

確かに、青春期には幾度となくこういう思いになった気がする。そして作者は他にも神について詠っておられ、それぞれ納得のいく作品だった。ただ神を詠うのは難しいし、神の字を使わずに神を表現したいというこだわりも私にはある。美しい、愛しい、そして驚き、喜び…人間が感動するもののすべてが神ではないかと思えている。

あまたある作品のなかで、私の五行歌に目をとめていただいたことが嬉しい。「神の字を使わずに神を表現したい」、という気持ちもよく分かる。私自身は、今では神の存在を確信している。ただ、それはキリスト教やイスラム教のような一神教ではないし、多神教でもない。やや多神教に近いかもしれないが、万物に神が宿っているという考えで、アニミズムといってもいいだろう。それも生物だけでなく、無生物にも、目に見えないものにも、神が宿り、その力が働いている。この宇宙を創造した力、万物を制御している無数の法則、細胞やDNAの構造や機能などをコントロールしているもの、それらすべてを神と呼んでいいと思っている。神ということばを使おうが使うまいが、そういう力が存在することは疑う余地がない。

きのう、大船植物園フラワーセンターでいろんな花を見てきたが、どの花も精緻をきわめ、色や香り、姿かたちも、可愛く、美しく、ユニークで、感動の連続だった。なにがそういうものを造っているのだろう。自然といえば自然だし、神といえば神である。いままで以上に、神を敬い、自然を愛し、わるいことをしないで生きて行きたい。

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2009.04.28

にほんブログ村

五行歌で検索してたら偶然、「にほんブログ村」に出た。そこのサブカテゴリーに「短詩・五行歌」というのがあり、それをヒットしたのだ。けっこう五行歌を書いている人がいるようだ。このブログ村に登録すると、人気ランキングにも入れるし、アクセス数が増えるというので、登録した。ブログのサイドメニューにバナーを貼ったり、pingを送ったりと、ややこしかったがなんとか手続きが完了した。

さて「短詩・五行歌」のカテゴリーの中に、「五行歌。まわり道」というブログがあった。人気ランキングの一位だ。なかなかいい歌が載っている。とくにこの歌が飛びぬけていい。思わず笑ってしまった。公開しているので、引用させていただこう。

気がつけば           ゆうゆう
寝間の灯りを
消すことに
何のためらいもなく
何のときめきもなく

思えば新婚時代は、寝室の電気を消すときには、ためらいもあったし、ときめきもあったものだ。それがどうだろう。いまはもう機械的に紐を引っ張って「おやすみなさい」なんて言って、電気を消している。色気もなにもありゃしない。へたをすると、家庭内別居なんてところもある。そういうところを、さらりと歌っているところが心憎い。

このブログには、福山五行歌会というのが発足したと書いてある。このあいだ、私たちの新百合ヶ丘五行歌会に来てくれた五行歌会副主宰もお祝いに駆けつけているようだ。五行歌が着実に広まっていることを知って嬉しくなった。

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2009.04.21

鉄筋工事

Kouji
ビル工事の現場、一階の天井部分らしい。

となりのビル工事が進んでいる。今日は、鉄筋に型枠を組む仕事をしていたらしく、電動工具でネジを締める音がうるさかった。鉄筋を組んでその間に黄色いホースを通しているが、コンクリートの中に電線を通すためだろう。設計図を見ながら仕事を進めているが、けっこう専門的な知識が要求されるに違いない。肉体労働だけでなく、かなり頭脳労働もやらなければならないようだ。ときどきドッと笑い声が聞こえるのがいい。

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2009.04.06

生田浄水場の風景

Jousuijodai生田浄水場の向こうの山が、うっすらと黄緑色がかってきた。木々の新芽が吹いて、いっそう強く春の訪れを感じる。こんな景色を見ていると、つくづくと平和のありがたさを思う。だが浄水場もテロ防止のために警戒が厳重だ。水に毒を入れるてはたまらない。

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2009.03.31

上弦の月

Jogentuki
きのうの月

きのうの月は、やや太めの三日月だった。わたしが「にこにこマークの口みたいだね」と言うと、京子が「下弦の月ね」という。わたしは、「うん」と言ったが自信がなかった。月の下側が光っているから下弦でいいのだろう、とも思った。

ところが今日ある人のブログを見たら、これを「上弦の月」と書いてあった。また、こういうのを「受け月」といって、願い事をするとこの月の器に入って願いが叶うというらしい。それで、インターネットでいろいろ調べてみた。

結論からいうと、この月が西の空に見えたなら、これは上弦の月といえる。さかさまだったら下弦の月というわけだ。ただし、東の空に見えたなら反対になる、ということだそうだ。

Moon2 右半分が見える

Moon3  左半分が見える

もう少し乱暴にいうと、日本では月は南側に出るから、月の右側が見えたら上弦の月、月の左側が見えたら下弦の月と思ってよろしい、ということだ。月と地球の相対的な位置関係で決まるのだから、ちょっとややこしい。

もう1つヒントがある。上弦の月はだいたい午後から深夜にかけて出るが、下弦の月は夜中に出て昼に沈む。だから、われわれが見る月のほとんどは上弦の月といっていいのである。たしかに、朝見る残月などは月の左側が見えていたような気がする。

Mphase

上弦とか下弦とかいうと、すぐ、月の上が欠けているとか下が欠けているとか言いたくなるが、上弦の月とは上旬に出る月、下弦の月とは下旬に出る月という意味らしい。正確には一か月の前半、すなわち新月から満月(十五夜)に出る月が上弦の月で、満月から次の新月までに出る月が下弦の月なのである。昔はこの月を基準に暦をつくっていたので、たとえば、三月三日はかならず三日月が出て、十五日には満月になったということだ。一か月は約29日あまりだった。

弦というのは弓の糸の部分をいう。弓の弧の部分を左手で持って、右手で矢をつがえて弦(つる)を引いて弓を張るである。弓全体が月に似ているということから弦と呼んだらしい。

20070324_3受け月
ゆうべのような上弦の月で、細いのを「受け月」と呼ぶことがあるそうだ。 直木賞作家、伊集院静の書いた『受け月』の中に出てくる話で、「受け月に祈ると皿に水が溜まるように願いが叶う」というのがあるそうだ。こんど試してみることにしよう。

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2009.03.17

歯の治療

きのうガムを噛んだとき、右下の奥歯の詰め物が取れてしまった。その歯も脆くなっているらしく、ガチッと二か所欠けてしまった。昼過ぎに布施歯科に電話をしたら、空いている時間があるから来てくださいという。助かった。

歯磨きがよくできているので、歯のぐらつきがなくなったと褒められたが、新たに虫歯が見つかった。詰め物が取れたところは神経が過敏になっているので、麻酔をして削ってもらった。形をとって、噛み合わせを調節して、終了。花粉症で鼻がつまっているので口で息をするしかないのに、その口をあれこれいじられたので、息苦しくて窒息しそうだった。それでも、以前のように手に汗をかくことも、動悸することもなくなった。どうやら、わたしのパニック障害はだいぶよくなったようだ。

麻酔の注射は痛い
だけど、やらなければ
のたうちまわるだろう
いい時代に生きているなと
つくづく思う

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2009.03.15

むらさき花菜

あさ起きると、霜が降りていた。寒の戻りというやつだ。でも天気がいい。先日剪定した太目の枝の切り口にペンキを塗った。切った枝から木が腐ることがあるので、それを防ぐためだ。梨園の人たちのやってる真似をしたのだが、事実、切り口から枯れかけている枝が何本かあった。

Murasaki1
紫花菜(ハナダイコン)

Murasaki2

午後になると、日の光がつよくなり、ちょっと歩くと暑いぐらいになった。15日なので、氏神様にお参りに行った。枡形神社の鳥居のまわりには、もう紫花菜(ハナダイコン)が咲いていた。毎日のように、いろんな春の花が見つかる。

Odakyu
専修大学通りに沿った小田急踏み切り

枡形神社の近くの小田急線の踏切りがなかなか開かない。4回も5回も列車を見送った。そのなかの一つが沼津まで行くロマンスカーだったので、写真に撮った。小田急線に沿った道は専修大学の学生の通学路である。ついでに、シジュウカラの写真も撮れた。ネクタイが長いのでオスだろう。ときどき、ウグイスの声も聞こえる。

Sijukara1
シジュウカラ

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2009.03.06

コンクリート打ち

となりの工事現場が朝からうるさい。鉄筋を組み終え、配管などの穴が定まったらしく、雨の中でコンクリートを打っている。打っているといったって、コンクリートポンプ車が一台あって、ミキサー車のモルタルをホースで送っているだけだ。それが、ギャーコギャーコと大きな呻き声のような音を立てている。

Kouji1

むかしは一輪車で人間がモルタルを運んだりしていたが、ああいう機械ができたおかげで、10階でも20階でも楽にンクリが打てるようになった。それにしても、冷たい雨の中の作業は大変だ。からだが冷え切ってしまうだろうに。

Kouji2

Kouji4  

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2009.02.27

工事現場に雪

Koujigenba
マンションの鉄筋を組んでいるところに雪が落ちてゆく。

寒い朝で、小雨が一時雪に変わった。しかし大きな花びらのような春の雪で、やがてまた雨に戻ってしまった。気温が上がってしまったためだろう。それでも雨は冷たい。となりの工事現場では7人ぐらいで鉄筋を組んでいたが、寒い中よくがんばるなと応援したくなった。

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2009.02.23

雨花鳥

霧雨が降っている。畑が潤っていい。だが、花や鳥には迷惑な雨かもしれない。

Ameume2

Ameume4

Hotokeza
ホトケノザ

Tugumi204
ツグミ

Tugumi203
ツグミ

Tugumi201
ツグミ

Muku
ムクドリ

Hiyo
ヒヨドリ

Nuresuzume
スズメ、みんな濡れている
   

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2009.02.20

香華飯店

多摩区中野島の「香華飯店」は、本格的な中華料理の店というよりは大衆食堂といったほうがいいだろう。南武線・中野島駅から、多摩川とは反対方向に歩き、府中県道に向かうと、左側に香華飯店の看板が見える。前に駐車スペースが三台ある。向いはカットイン・ジョリーという洒落た名前の理容室で、わたしもよく行く。

Mise

実を言うと、わたしは20代のころ、この香華飯店で鍋を振っていた時期がある。わたしの育ての親である叔母が、1967年、それこそ田んぼの中の一軒家のような状態からラーメン屋を始めたのだ。はじめはコックさんを雇っていたが、調理師免許を持った責任者が必要になり、わたしが免許を取った。コックさんの料理を見よう見まねで、わたしは段々料理を覚えていった。一時期はコックさんを雇わず、わたしが中心になって料理を出していたこともある。だから、いちおう一通りのものは出せる。

今は次男夫婦があとを継いでいる。彼は働き者で、愛想もよく、料理もよく勉強している。だから宴会が多く、店はとても繁盛している。こんどホームページを作りたいというので、先日わたしがケータイ・サイトを作ってもらった鈴木さんを紹介した。わたしも多少アイデアを出したが、なかなか立派なホームページができあがった。さすがにプロはいい仕事をする。そのわりに値段がかなり安かったので喜ばれた。

香華飯店のホームページ

ホームページ製作者

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2009.02.16

オオイヌフグリ

昼休みに氏神様にお参りに行った。向ヶ丘遊園駅から専修大学に向かう道の途中に五反田川があり、そこに歩行者ようの橋がかかっているが、きょうは工事中で通れなかった。50mばかり迂回する。ベーグルカンパニーの看板を見て、帰りに寄ってみようなどと思いながら神社へ急いだ。

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神社の鳥居のまわりには、青い小さな花が星屑のように散り咲いている。イヌフグリだ。イヌフグリとオオイヌフグリの区別がつかないが、そのどちらかには違いない。この2、3日の陽気でいっぺんに咲いたのだと思う。フグリとは陰嚢のことであるから、犬の陰嚢という名前だが、いくら見てもそんな風には見えない。実のことでもいうのだろうか。あした調べてみよう。

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帰りに5万型のロマンスカーが通ったので、カシャリ。コンパクトデジカメなので解像度は悪いが、広角でハンディーななので、シャッターチャンスには強い。きのう梅ヶ丘にも持っていったが、メディアカードを忘れてしまった。内蔵メモリーで10枚だけ撮影した。SDカードは便利だが、うっかり忘れやすい。

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ベーグルカンパニーに寄ってみたが午後一時前なのに「完売です」の看板が出ていた。なんでも朝日や毎日新聞に紹介されたらしく、あっという間に売り切れてしまうらしい。ほとぼりがさめたら、また行ってみよう。

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2009.02.14

カメラの掃除

ニコンD300で撮影すると、写真の中上方に仁丹の粒ぐらいの黒点が写りこんでしまう。レンズを交換しても、やはり黒点が入ってしまう。カメラの中にゴミか入ってしまったらしい。小さい点だからパソコンで修正できないことはないが、やはり不愉快だ。

購入先のヨドバシカメラ町田店に電話をすると、そこでもクリーニングを受け付けるが、新宿にニコン・サービスセンターがあるから、そちらに行けば2時間ほどの待ち時間で即日やってくれるという。→ニコン新宿サービスセンター

ちょうど午後、京子が小田急デパートに用事があるというので、ついでにそこへ寄ってもらうことにした。場所は小田急ハルクのとなりにできた新宿エルタワーの28階だそうだ。まず、ニコン・サービスセンターに行ってクリーニングの申し込みをし、そのあと小田急デパートで用事を済まし、お気に入りの「追分」であんみつと草だんごを食べて時間をつぶし、サービスセンターに戻ったらカメラの掃除が完了していたという。とにかく、行ってすぐその場で用事が済んだのはありがたい。撮像素子のバージョンアップもしてくれたそうだ。千円だった。

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ふきのとう

Fukinotou

知らぬ間に
薄みどりの
蕗の薹が
そこここに
顔を出している

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2009.02.13

ダンスの思い出

Dance

かわしんの登戸寄りのビルの二階に、「ダンススタジオ・のぼりと」なるダンス教室がある。まだ出来て一年ぐらいだろう。一度も教室を覗いたことはないが、以前ダンスにはまっていたことがあるので、この案内板を見ると、中でなにをやっているのか気になる。仕事帰りに、たまにグループレッスンなどをやっているのを見ると、本当になつかしい。

社交ダンスというと、いまでもキャバレーや風俗の印象がつきまとうが、本当はまったく健康なスポーツと言っていい。少し前、日本テレビで「芸能人社交ダンス部」とかいった番組が一世を風靡したが、あれを見ても分かるように、見かけより激しいスポーツなのである。ステップ、ホールド、姿勢、リズム、リード、などに神経をつかい、正直言って、まったく色気はない。

Ballroomdance学生の頃、クラブが主催して何度かダンスパーティーを開いたが、ほとんど壁の花だった。踊り方を知らないから仕方がない。こっそりダンス教室に通ったりもしたが、長続きしなかった。それが「シャルウィダンス」の映画を見たのがきっかけで、10年ほど前に社交ダンスを習い始めた。

そのころは、まだ「向ヶ丘遊園ダンススクール」があって、そこに通った。JAの女性部に行って練習したり、多摩市民館や麻生市民館の舞台でフォーメーションダンスを披露したこともある。ダンス教室のパーティーでは、何度も先生とデモンストレーションを踊った。コマ劇場や日比谷のダンスホールまで足を運んだほどだから、そうとう入れ込んでいた。

きれいな音楽に合わせて、ワルツやタンゴ、ブルースを踊るのは気持ちのいいものだ。タンゴのように歯切れのいい曲もいい。ラテン系のルンバ、サンバ、チャチャチャ、ジルバ、ジャイブなども楽しい。からだを動かし、汗をかくと、気分もさっぱりした。

やがて、京子が膝をこわし、わたしが軽いパニック障害になってめまいを頻発するようになってから、ダンスは休止した。京子の膝は、はり治療をして半年ぐらいでなおったが、わたしのめまい感は長くつづいた。今はだいぶよくなったが、けっきょく、ダンスはやめてしまった。また体調がよくなったら、生バンドでもバックに踊りたいものだ。

いまは、ダンスの代わりにバードウォッチングと五行歌が趣味となっている。

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2009.02.09

シャッターペイント

Shutterpainting

きのうの日曜日、帰りがけに登戸東通り商店街を通ったら、あずまや米店さんのあたりで5、6人の人がシャッターにペンキで絵を描いていた。学生のような若い人もいれば、お店のご主人もいる。下絵はプロの方が描き、それに着色しているらしい。

モチーフは多摩川の魚たちのようで、鯰のナマズン君や鯉の絵が描かれていた。金物の池田屋さんから区役所に向かう道路にも、シャッターペイントが描かれている。ぜんぶが完成すると、東通り商店会は統一感、一体感が生まれそうだ。

ちなみに、登戸東通り商店街では年4回「わくわくないとバザール」をやっているが、こんどは2月15日だそうだ。模擬店やゲームコーナーならび、JAセレサ川崎の前では踊りや音楽が披露される。東屋米店の前のストリートライブも目玉だ。寒いけど、行ってみよう。

登戸東通り商店街ではシャッターペイントにご協力して頂ける方を募集しています! 都合のつく時間だけ1時間の参加でもOKです! ヨロシクお願いします。

・未経験者可 ・グループ参加歓迎・ 中学生以上の方
・作業時間ー毎週水・金 8:00pm~10:00pm、日曜日 1:00pm~7:00pm
・連絡先 044-911-2224

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2009.02.08

いい人

もう5年や10年にはなるのではないだろうか。毎朝のように、治療室の前の通りにあるゴミ置場の掃除をしている方がいる。それも3ヵ所ぐらいあって、ひとつは焼肉屋などの飲食店の前のゴミ置場で、よくカラスやネズミにゴミを散らかされていた。それが、この人がゴミ置場の掃除するようになってから、カラスの数はめっきり減った。

定年退職をされた方だろうか。小柄だが、じつにきびきび動き、手際よく掃除をしてゆく。瓶や缶の整理も怠らない。私はこの方の姿を見るたび、いつも「ご苦労様です、ありがとうございます」と心の中で念じるだけだ。

Goodman1

うちの治療室のゴミは川崎市の無料収集でなく、事業所ゴミとして民間業者に有料で収集をしてもらっている。だから、このゴミ置場は業者が収集に来る日だけ使わせてもらっている。目に余るほど散らかっているときは私も掃除をするが、それ以外は何もしない。また、この方以外の人が掃除をしているのを見たことがない。

なにか悟るところがあって、一生懸命、ゴミ置場の掃除をしておられるのかもしれない。誰のためでもなく、自分の心の修行として掃除を続けているように見える。世の中にはりっぱな人がいるものだ。けさ、遠くから写真を撮らせてもらったが、ちょうどその方に朝日が当たっている。お天道様はしっかり見ておられるな、と思った。

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2009.02.07

植物の生命力

Onion02保存しておいた玉葱から芽が出てきた。このままでは実がふにゃふにゃになって食べられなくなる。芽を成長させて、うどんかなんかに入れて食べよう。そう思って、薄茶色の外皮を剥いで、水栽培よろしくコップに入れてみた。

これで一週間ぐらいになるが、コップに差してからは芽が勢いよく伸び始めた。もう根がコップいっぱいに張り出している。成長のための栄養は玉葱の玉の部分に隠れているのだろう。

植物のDNAはすごいもんだな。ほとんどの動物は食べ物がなくなればすぐ死んでしまうが、植物は長いこと生きる。大賀博士が花を咲かせた蓮のタネなどは、縄文時代のものだ。数千年を超えても生き返るところがすごい。

動物は別の動物に食われれば、それでおしまい。ところが植物はしたたかで、動物に食われたって、その糞に種を残し、子孫を保ってゆく。動物はせいぜい百年だが、植物は何千年と生きるやつがいる。

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2009.02.06

サヤエンドウ

Sayaendo

サヤエンドウか
スナップエンドウか
春の陽を受けて
目に見えて
成長をつづける

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2009.02.05

立春明けの多摩川

昼休み多摩川堤を散歩した。東京側も川崎側も、あちこちで工事をしている。宿川原堰も半分こわされて、浚渫をしているようだ。水が多くなる前に済まそうというのだろう。桜並木もまだ黒い幹に黒い枝といった様子で、緑がない。ときどき梅の花などに出会うとホッとする。しだれ桜のお宅があって、いい目の保養をさせてもらった。

Sekikouji
宿川原堰の大工事

Sakuranomiki
桜の黒い幹

Running
高校生のランニング、200人ぐらい走っていった

Jinja
ダムの下の神社、正一位稲荷大明神の幟がはためいている。

Sidareume
枝垂れ梅の館

Sidareume2
植木が好きなのだろう、手入れが行き届いている

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2009.02.04

ナノバブル

立春の名にたがわず、まあまあ暖かい日だった。けれども、予報のような日差しはほとんどなかった。庭仕事にちょうどいい陽気だし、来週の11日には「第六天神祭」を行うので、植木の剪定、草取り、庭掃除などをした。

公孫樹が大きくなったので、葉がないうちにと大胆に剪定した。カナメモチ、サカキは葉があったが、やはり強めに剪定した。しだれ梅はこれから花が楽しめるので、きれいな形にした。それから、キンカンとユズを収穫した。今日は、一度も外出しなかった。

Taikoi_2
ナノバブル水の中で泳ぐタイとコイ 

日曜日に録画しておいたTBSテレビの『夢の扉』を見たら、「ナノバブル・テクノロジー」という話題を扱っていた。一万分の一ミリの無数の泡に酸素を閉じ込めて水槽に入れると、淡水の鯉と海水の鯛がいっしょに平気で泳いでいる。生ガキをナノバブルのオゾン水につけると、ノロウイルスなどの細菌類を98パーセント除去できる。残留農薬のついた野菜もかなり除菌できる。この水でうがいをすると歯周病菌を滅菌できる。など、いいことずくめである。

宮城県にあるREO研究所の開発室室長である千葉金夫さんは不思議な目に見えない泡(ナノバブル)をいろいろなものに利用しようとしている人です。千葉さんはもともと船の技師として海の男でしたが、その生活の中でスクリューから出る泡で船体に穴が出来ることを不思議に思い、それから泡のパワーを研究する仕事に従事するようになりました。
 
そして、当初研究の進んでいたマイクロバブルの研究を重ねていた時に、偶然にもナノバブルを作り出すことに成功。それからはナノバブルのパワーを解き明かすための研究を重ねてきました。現在、特に力を入れていることは食品問題。千葉さんはナノバブルの中で、特にオゾンナノバブルという泡を食品の殺菌に利用しようとしています。食品の安心・安全のために活動する千葉さんの姿を追います。 夢の扉

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2009.02.03

囲炉裏の火

昼休みに自転車で生田緑地に行った。かおりの木のコーナーで蠟梅の匂いを嗅いできた。沈丁花もだいぶ蕾がしっかりしてきた。コブシやハクレンも膨らんできた。メタセコイアの林はまだまだ冬の感じだ。裏門から民家園に入り、囲炉裏の火にあたったり、木の芽を観察したりしてきた。きょうは、それほど寒くはなかった。

Kobushi
コブシの蕾

Roubai
ロウバイ匂う

Jinnchouge
沈丁花の蕾

Hakubai
白梅


Meta
メタセコイアの林

Irori
囲炉裏の火

Stsubun
節分

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2009.02.02

蔦の意志

Tsuta
蔦のつるの分布

となりの建物がなくなり、ビルを這う蔦が露わになった。こちら側には建物があって、しかも北側だからわずかに朝日が差すぐらいの場所だ。ここに舞い降りたツタの種が育ち、ビルの壁を覆っている。まるで、神経か血管の標本のようだ。すごい生命力である。強烈な意志表示である。うちの治療室はこの小さなビルの三階だが、小窓からツタの葉が侵入してくるし、暮ごろからは枯葉が舞い、階段の入口は毎朝この枯葉が吹きだまって大変だった。

一日数ミリ
一年足らずで
ビルを覆う
恐るべき
蔦の意志

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2009.02.01

木枯らし何号

風のつよい一日だった。駐車場の屋根がバタンバタンいってうるさい。アンバー系の透明な波板を押さえているネジがいくつも飛んでいた。まわりの家に迷惑をかけてしまったなと思い、ガムテープで枠に貼り付けた。とりあえず少し静かになった。

かわしんの通りはビル風が唸っていた。ゴミが舞っている。こんな日にも患者さんが来てくれるのがありがたい。「立春を過ぎていたら、これは春一番でしょうね」と、ある患者さんに言うと「きょうの風は北風ですよ」という。なるほど、南側の窓は静かである。じゃあ、木枯らし何号になるのだろう。

一日(ついたち)なので、午後、氏神様にお参りに行った。追い風なので自転車は漕がなくてもぐんぐん進んでいくぐらいだ。そのあと、中野島の叔父のところに遊びに行った。叔父は体調をこわし、奥さんが介護しているので見舞いを兼ねて尋ねたのだ。いまや日本は高齢化社会で、老々介護が社会問題になっている。そういう事実を目の当たりにすると、本当にいろいろ考えさせられてしまう。

叔母は24時間ほとんど付ききりで旦那さんを介護をしている。だが、思ったより明るくて安心した。悲しむ時期は通り越して、もう現実を達観しているようだ。京子がからだをほぐすマッサージをしてあげた。いろんな話をしたので、すこしはストレス解消ができたのではないかと思う。帰りは向かい風で、自転車を漕ぐ足に力が入った。

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2009.01.30

冷たい雨

Rain
府中県道へ入ろうとする脇道が混んでいる

冷たい雨の一日だった。5、10日(ごとうび)だし、とくに月末の30日。しかも金曜日とあって、車が混んでいた。不況なのに車が多いというのは不思議だが、みんな働かなければ食えないのだ。おまわりさんがオートバイで通勤するところだった。赤信号で止まったところを後ろから写真に撮った。白いカッパを着て、雨の中を走っていた。危険もあるだろう、徹夜もあるだろう、家族もいるだろう、などと考えると、思わず頭がさがる。お仕事ごくろうさまです。

Policeman
おまわりさん、寒い雨の中、ごくろうさまです。

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2009.01.25

御来光

Asahi01

Asahi02

あさ、トイレの小窓を開けると、東の空が明けつつあった。今年は日の出の写真を撮っていない。これからなら間に合いそうだ。そう思って、防寒ズボンをはいて、車で近くの星が丘まで出かけた。むかし、ここから初日の出を拝んだことがあるからだ。だが、家が増えたのと、日の出の位置が右に移動したこともあって、あまりいい場所ではない。

そこでよみうりランド裏の寿福寺まで行き、そこから山の上にある墓地まで登った。電線が走ったり、樹木が邪魔になったが、まあまあの写真が撮れた。時間は6時40分ごろから20分ぐらいだったろう。 日の出の勢いというが、朝日はエネルギーに満ちており、力強く、ぐんぐん空を昇ってゆく。

冬の朝も
曇りの日も
雨の日も
陽はまた
のぼる

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2009.01.24

立体写真

先日、横浜美術館の「セザンヌ主義」展に行ったとき、売店でStereoViewerなるものを二つ買った。立体メガネとでも呼ぶのだろうが、要するに名画が三次元的に鑑賞できるのだ。右目で見る写真と左目で見る写真にごくわずかな視差がつけてあり、それを両目で見ると統合されて立体的になるのだ。これがなかなかよくできている。

Stereov1

Stereov2 

フェルメールの「牛乳を注ぐ女」など、まるでそこに実際に立って牛乳を注いでいるメイドがいるように見える。画家のするどい遠近感が見て取れる。もうひとつのドガの「踊り子」のほうも面白い。こちらは大勢の踊り子が映っているが、それぞれ微妙な遠近感があらわれて、実際に生きた人間がいるように見えるから不思議である。

Stereov3

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2009.01.20

女性の車掌さん

Shashou2
大井町線、二子玉川駅にて

女性の
車掌さんが
増えた
鉄道の空気が
やわらいだ

声を出して
指差し確認を
繰り返す
レディーたちに
心で拍手

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2009.01.16

枡形山散歩

昼休みに生田緑地の一部である枡形山に行ってきた。ちょうど日本民家園の裏山になる。治療室から歩いて15分ぐらいであるが、写真を撮ったりしながら登ったので、だいぶ時間がかかったようだ。

Masugata004
山道はよく整備されている。枯れ葉が吹き溜まっている。

Masugata002
枡形山頂上の広場、ここの桜は見事である

頂上の広場には小学生の団体がいた。ハイキングに来たようだ。溝口のほうの学校から来たと言っていた。頂上には展望台があり、エレベータがついている。展望台の下は能舞台になっているが、めったに使われることはない。

Masugata003
枡形山展望台と能舞台

Masugata001
左手前方が新宿副都心の高層ビル群、空気が澱んでいる

西のほう、明治大学の建物の右側には雪をかぶった富士山が霞んで見えた。しかし、すこし逆光ぎみなのでコンパクトカメラではその姿は飛んでしまった。

Masugata005
霜が解けているところは滑りやすい

Masugata007
熊笹に覆われんばかりの木道

Masugata008
長者穴横穴古墳群、防空壕みたいに見える

帰りにダイエー前の茶舗「つるみ園」に寄って、ザクロジュースを一杯飲んだ。以前なら枡形山に登るなんていう気にならなかったが、だいぶ体調が戻ってきたようだ。空気は冷たかったがが、お日様が照っていたので少し汗ばむぐらいだった。 

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2009.01.09

ぶた丼屋解体

となりで営業していた「帯広ぶた丼」のお店が向ヶ丘遊園駅のほうに移転し、きょうから古い建物の解体工事が始まった。朝から重機がうなって、ガリガリ、ドカドカ、うるさくてしょうがない。広い駐車場もなくなって、ワンルーム・マンションが建つらしい。マンションの売れ行きは悪いようだが、ここなら駅に近いから売れると見込んでいるのだろう。これから一年あまり、マンション建設の騒音に悩まされると思うと、ちょっとつらい。

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重機での解体作業

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造るのは大変だが、壊すのは速い。

ここの駐車場は、うちの患者さんも利用しているので、なくなると困る。他の駐車場はみんな少し離れているからだ。東京三菱UFJの駐車場など、近隣の有料駐車場を使ってもらうことになる。そこで、ホームページの案内図には駐車場の場所も載せた。そのうち駐車場も増えるのではないかと期待している。

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近隣のコイン式駐車場(1時間200円~400円)

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2008.12.30

庭そうじ

きょうは30日。あさ、神様と第六天神さまにお供え物をあげて、一年のお礼をした。一年を大過なく過ごせたこと、平穏無事に過ごせたことを感謝した。門松や注連縄(しめなわ)、お供えなどは、おととい済ましておいたのでらくだ。

それから庭木の剪定や草取り、落ち葉掃きなどをした。暖かかったので仕事がはかどった。軽く汗をかくほどだ。落ち葉は袋に入れて一箇所に運び、積み上げておいた。あとで米ぬかを加え、適当に雨が降れば、いい腐葉土ができる。松や銀杏の葉は腐らないので腐葉土には使えない。

近所の幼馴染みも来て、キウイとブドウの剪定を手伝ってくれた。互いに年をとり、自然に体調の話などをしてしまう。お茶の時のお汁粉がおいしかった。先日いただいた山形の丸餅が入っていた。ニュースでは、帰省ラッシュが始まったことを伝えていた。

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縦の枝にうまく止まるツグミ

先日撮ったツグミの写真を載せておこう。木の枝は水平なものばかりではない。だいたい斜めに立っているものが多い。そんなところにうまく止まるのは、けっこう技術が要りそうだ。鳥のバランス感覚には舌を巻く。

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2008.12.24

よじ登るサンタ

Jolly01_2中野島の香華飯店前の床屋さん「カットインジョリー」の壁をサンタクロースがよじ登っている。ギョッと目を引くが、クリスマスの飾りらしい。本物の長靴を履いているから、どうやら着ぐるみを飾りつけたようだ。

ここは私もときどき散髪してもらう。店の前には価格表が置かれて、カットだけ、髭剃りだけ、フルコースなどに別れ、明瞭会計になっている。きょうは平日なので、入り口には「本日平日割引」なんていう看板も掛かっていた。理容は美容との競争がはげい。

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2008.12.22

日本はいい国

きのうのラジオ「文化講演会」は、タレントのダニエル・カールさんの話だった。タイトルは「おらが愛した多摩川」だった。山形の最上川が母なる川で、多摩川は父なる川だという。17歳のとき初めて日本に来たが、そのときの驚きをいろいろ語って聞かせてくれた。豆腐は大理石に見えたし、トコロテンはミミズに見えた。かまぼこは消しゴムに見えたし、食べても消しゴムみたいだった、等々。

カリフォルニアの砂漠近くに住んでいたカールさんは、日本に川の多いことに驚いたそうだ。それから、水の美味しいこと。人情の厚いこと、等々。夏の蒸し暑さはかなわないが、それを除けば、日本ほど住みよいところはない、日本ほど安全な国はない。こんな国は世界中どこに行ってもない、という。だから、もっと自信を持ってほしい、誇りを持ってほしい、と話していた。

マスコミやテレビのワイドショーなどでは、たった一つの事件を取り上げて、日本はだめになった、日本人は自分勝手になった、などとセンセーショナルに騒ぎ立てる。そんなことはない。「わたしは28年も日本に住んでいるが、一度も泥棒に出合ったことがない。二度財布をなくしたことがあるが、翌日か翌々日には手元に戻った。こんな国はありませんよ」。

たまに起きる殺人事件を、マスコミが大々的に取り上げて、日本人全体が悪くなったように騒ぐ。それはおかしい。みなさん、もっと日本人として誇りを持ってください。自信を持ってください。日本はいい国なんですから。

カールさんの話はもっともだと思う。道で転んでも、市を訴えるアメリカ人。軍人の数より弁護士(法律屋)の数のほうが多い、訴訟社会アメリカ。なんでもひとのせいにしてしまう。離婚大国アメリカ。あれじゃあ、子供がかわいそうだ。日本もまだまだ駄目なところもあるが、それほど捨てたもんじゃない。ダニエルさんに言われるまでもなく、もっと自信を持って生きたい。

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2008.12.14

ガソリン101円

Gasfare

一時、180円台まで値上がりし、200円に迫る勢いだったガソリン代が、円高のおかげで急落し、今では100円を切りそうな感じだ。これは今朝撮った写真だが、土渕交差点のキグナスのスタンドの価格表である。ここはセルフサービスのスタンドで、会員価格はレギュラーがリッター101円となっている。わたしがよく使っていた近所のエネオスのスタンドも、1ヶ月ほど前にセルフになり、同じ会員価格を提示している。

円高はおととい一時、1ドル88円にまで達した。これでは輸出企業は物が売れなくなってしまう。それで、トヨタも日産も派遣社員や期間従業員の削減を発表した。それも千人単位だ。生産縮小は、下請け企業などへの影響を考えると深刻な社会問題になる。そうしたら、ソニーやIBMなど、電器産業も大規模なリストラを発表した。アメリカの三大自動車会社も国の援助を頼っている。不況の波は大きくなるばかりだ。

今年をあらわす漢字は変動、変革の「変」だが、おかしいという意味の「変」でもある。

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2008.12.13

浅田真央

Asada2_2シャーッ
シュワッ
氷を削りながら
自在に舞う
浅田真央

滑って
跳んで
回って
きらめく
氷上の妖精

からだの
柔らかさ
バランス感覚
優雅さは
天性のものか

首の
胸鎖乳突筋が
よく発達している
練習量は
はかり知れない

asahi.com

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2008.12.06

進む紅葉

あさ、雨戸を開けると浄水場の向こうの山が見える。朝日を受けて赤味がかっていることもあるが、平地でもだいぶ紅葉が進んでいる。すっかり葉が落ちている木も少なくない。やがて、山は少しの緑と、木の幹と枝だけのモノトーンの景色に変わる。

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生田浄水場の芝もみじ

Josui2
緑と赤のコントラスト

Josui3
こちらの紅葉はピークを過ぎたか

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2008.12.05

洪水

きょうは、生暖かくて風が強かった。治療室のトイレは窓を開けておいたので、ツタの葉が数枚舞い込んで散らばっていた。お湯を沸したりしていると、なんだかトイレと流しの境目あたりが水で濡れている。ドアを開けると、トイレの床が水浸しになっていた。どこから漏れているのだろうと思って、あちこち調べてみた。

流しで大きな花瓶に水を入れているとき、葉っぱから水がつたって流れ落ちたのだろうか、トイレのどこかが壊れたのだろうか。乾いたタオルなどで床の水を拭き取ると、どうやらトイレのタンクから水が漏れているらしいことが分かった。すぐ大家さんに電話をして、水道屋さんに連絡してもらうことにした。ところが、もう一度トイレのタンクを見ると、手を洗うところに一枚の小さなツタの葉があった。まさか、こんな小さい葉が排水口を塞いでいたのでは。

もう一度、大家さんに電話をして、水道屋さんには連絡しないでもらい、その葉を排水口に置いて水を流してみた。そうしたら、なんと排水口がぴったり塞がって水が溜まってくるではないか。犯人が分かった。ツタの葉がトイレタンクの上に落ち、それが小さな排水口を塞ぎ、水が溢れ、タンクの下のパイプを伝って床を水浸しにしたのだ。様子を見に来てくれた大家さんも驚いていた。枯れ葉一枚が大騒ぎの原因だったのだ。

Flood1  Flood2

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2008.12.03

上川霊園

休日を利用して、上川霊園にお墓参りに行った。中央高速に乗ると、正面に雪をかぶった富士山が見え隠れした。雲一つ無い、いい天気だ。上川霊園にある巣鴨ときわ教会の共同墓地は見晴らしのいいところにある。周囲の山が紅葉している。

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正面に真っ白い富士山が見える

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霊園の周囲の山の紅葉

用意した百合、薔薇、デルフェニウムの花を供え、お祈りをした。お墓参りは気持ちがいい。ジョウビタキやツグミの鳴き声が聞こえたが、その姿を確認することはできなかった。暖かい日なので、池の錦鯉が気持ちよさそうに泳いでいた。

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お供えした花

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池の錦鯉

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真っ赤なカエデ   

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2008.11.25

陸軍登戸研究所

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Noboritoken3

明大の生田キャンパスの中に、朽ちかけた木造の家屋がある。陸軍登戸研究所の建物の一部が残っているのだ。わたしが生田中学校の生徒だったころ、ときどき明大に遊びに行き、こうした建物の周りで遊んだことがある。が、なにしろ古く、まるでお化け屋敷である。

Noboritoken2

Noboritoken4

ここでは、殺人光線の開発、風船(気球)爆弾の製造、細菌兵器や毒ガスなどの化学兵器、偽中国札の印刷 、などが行われていたという。森村誠一著『悪魔の飽食』に出てくる731部隊も関係していたらしい。

和紙でつくった風船爆弾は9000個が飛ばされ、偏西風に乗って1000個あまりがアメリカに到達し、山火事などを起こしたらしい。オレゴンでは6人の死者が出たそうだ。戦争のむごさを後世に伝えるために鉄筋の建物を記念館にする話もあるが、これらの木造家屋はもう保存不可能だろう。

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2008.11.24

民家園の紅葉

生田緑地に紅葉を見に行った。雨の予報だったせいか、駐車場もそれほど混んでいなかった。まずは、年間パスポートがある日本民家園に入った。囲炉裏で薪を燃しているところが何軒かあったが、いぶくて煙が目にしみた。しかし懐かしい臭いがする。いっぺんに子どもの頃の生活に引き戻される。薪の輻射熱は暖かい。

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囲炉裏。薪の火は暖かい。右下は消し炭つぼ。

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屋根に石を載せた古民家

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曇りなので外は寒い。白川郷の合掌造りの家に寄ると、新蕎麦という看板が目に入った。ちょうど昼どきだったので、温かいものを食べることにした。京子はとろろ、わたしはなめこ蕎麦を食べたが、薄味で美味しかった。大部屋で大勢で食事をするのも楽しいものだ。からだが温まる。昔は家も大家族で、おじいちゃんが大黒柱を背にして座り、がやがや言いながら食事をしたものだ。

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右の垣根はドウダンツツジ。

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陰翳礼賛

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雪囲い 

途中、みごとな楓の木があり、真っ赤に紅葉していた。この紅葉を見ただけで民家園に来た価値があると思えるほどだ。東北の古民家はすでに雪囲いが施されていた。ひさしぶりに、茅葺の屋根、暗い土間、板の間、囲炉裏、障子の部屋、伝統的な日本家屋の美しさをたんのうした。駐車場に戻ったら、大粒の雨が降り出した。

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2008.11.22

芋煮会

昼休みに多摩川に行って、「のぼりとゆうえん隊」 の芋煮会に顔を出してきた。ベーグルとサツマイモを差し入れした。集まりはまだ7人ほどだったが、だんだん増えていく。雲ひとつない青い空、風も止み、陽射しを暑く感じるほどだった。具だくさんの鍋は美味しかった。

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芋鍋、ほんとはもっと湯気が出ている。

Imoni1
陽射しとビールでごきげんな仲間もいる。

多摩川は狛江側で大がかりな改修工事が行われていた。宿河原堰の下にはカモ類がたくさん泳いでいた。コガモやキンクロハジロなどだ。コサギ、ダイサギ、カワウ、ユリカモミなども遊んでいた。

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狛江川の川底改修工事

Imoni4
多摩川は冬鳥であふれている。

Imoni5
ユリカモメ(ミヤコドリ)、向こうに見えるのは東名高速道路  

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2008.11.21

けさの霜

Frost

けさは一段と寒く
タマネギ畑の
やわらかい土を
霜柱が
持ち上げていた

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2008.11.20

初霜

Hatsusimo寒い朝だった。日本海側や北海道では雪が降っているらしい。きのう植えたタマネギの苗を見に行ったら、うっすらと初霜が降りていた。霜柱も立っていて、足を踏み入れるとすこしザクザクする。11月の下旬だから、このぐらいがふつうなのだろう。カレンダーを見ると、11月28日が旧暦の11月1日で、いわゆる霜月に入る。

タマネギはまだひょろひょろで活着していないから凍ってしまうのは心配だけど、けっこう丈夫だから平気だろう。

きょうは
還暦後はじめての
誕生日
健康でいられることは
本当にありがたい

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2008.11.19

タマネギ植える

強い寒波が来るという予報だったが、それほどでもない。サツマイモやサトイモの残りを掘った。収穫はまあまあといった感じ。それから、きのう買ったタマネギの苗を300本植えた。ビニールを掛けるマルチはしないが、来年の6月ごろにはけっこう収穫できる予定だ。キヌサヤとスナックエンドウの種も蒔くつもりだったが、時間がないのでやめた。

午後からは、新百合ヶ丘さつき五行歌会があるからだ。パッソで歌会に行ったが、二次会までいたので、駐車料金が1800円になってしまった。駐車違反をしたことを思えば大した額ではないが、こんどは電車で行こうかな。歌会の出席者は15人だった。上位の歌二首と、京子とわたしの歌を披露しよう。

きらきらと         KN
陽の匂いさせて
子は帰る
砂場に小さな
地上絵残し

人ごみの中に       IK
逝った娘の
姿を探す
おろかさと
せつなさ

アンテナから       京子
ここにいるよと
合図を
おくる
ジョウビタキ

擦り減り          ripple
苔生した石段を
幾百万の魂が
上っては下る
古刹杉本寺

杉本寺は、先週書いた日記「鎌倉散歩」を参照されたい。
なお、元歌の「霊」を、ここでは「魂」と改めた。

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2008.11.17

橋の工事

中野島駅から府中街道に抜ける道が新川をまたぐところで橋の工事をしている。3月ごろかに始まったが、完成は来春らしい。一年がかりの工事である。桜の木を切ったり、仮橋を設けたり、橋脚をつくったり、橋の工事は意外に時間がかかるようだ。その間、通行人や車にも不便な状態がつづく。早く完成してほしいものだ。

Hasimotobasi
橋本橋の改修工事

橋から下手に向かう土手にはオオシマザクラが植えられているが、かなり紅葉している。ソメイヨシノほど赤くならないが、すっかり晩秋の佇まいを見せている。さらに下手には稲刈りを終えた田んぼが広がり、暖かいせいか、切り株から青々とした芽が長く伸びている。

Tanbo
稲刈りのあとの稲株の芽

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2008.11.06

オバマ氏勝利!

Obama_2アメリカの大統領選は長い、本当に長い。半年以上かけて、いや実質的には1年以上かけて、候補者たちが徹底的に議論を重ね、それぞれのビジョンの是非を問う。それから州ごとに選挙人を選び、本選挙をおこなう。小渕さんが亡くなったあと、「ここにいる森さんでいいんじゃないの」なんて密室で決まった日本の首相とは訳が違う。

オバマ候補は、ケニヤの黒人留学生とアメリカの白人女性との混血と聞く。わたしはアメリカに一年いたことがあるが、白人と黒人の差別はしょっちゅう見ていたから、たとえ40年ちかく経った今でも、有色人種が大統領になるなどということは大変な事件だと想像がつく。

著しい貧富の差、経済危機、エネルギー危機、地球温暖化など、山積する問題について、もう白人だけの力ではどうにもならないところへ来ているのだろう。それよりも、白人とか有色人種とかを超えた優れた指導者を選び、アメリカの再生を祈る人たちが多いということなのだろう。世界がオバマ大統領の誕生に好意的なのはよいことだと思う。

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2008.10.22

里芋の収穫

定休日。朝は雲っていたが、昼ごろから薄日が差してきた。草刈りをしたり、剪定した枝を燃やしたり、庭仕事をした。それから、里芋がだいぶ大きくなったので掘ってみた。8株ほど掘ったが、けっこう小芋がついている。そのまま置いておけば、お正月ごろまで食べられる。これから毎日少しずつ食べられる。サツマイモも大きいのがついていた。昼食に、里芋を使って京子がけんちんウドンを作ってくれた。もう、こういうものが美味しい季節になってしまった。

Satoimo
サトイモの収穫

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2008.10.21

コウガイビル

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コウガイビル

不気味な写真で恐縮だが、けさ裏庭の水道メータのフタの上で見つけた生き物である。長さは15㎝ぐらいだった。てっきりヒルだと思ったが、妙に長いし、頭の格好が扇形なので、ネットで調べてみた。

そうしたらコウガイビル(笄蛭)という名前で、ヒルのようだがヒルではなく、吸血もしないという。ヒルは環形動物だが、コウガイビルは扇形動物でプラナリアなどの仲間なのだそうだ。そういわれても、あまりよく分からないが人に危害を加えることはないらしい。長いものは1mぐらいになるという。笄こうがいというのは簪かんざしに似ていて昔、髪をととのえるのに使った道具だそうだ。ミミズやナメクジを食べるらしい。この世は、美しいものばかりが生きているわけではない。

Suifuyou3
口直しに、けさの酔芙蓉の写真を載せよう

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2008.10.17

長谷川穂積勝つ

夕べは、代々木の国立第1競技場にボクシングを見に行った。WBCの世界タイトルマッチが2試合あった。千代田線の明治神宮前で降りると、JRの原宿駅前に出る。丹下健三が設計した有名な競技場が見える。夏はプールになっているが、そこにボードを敷き詰めてリングが作られていた。ベーグルと黒酢のジュースを持ち込んで観戦した。前座の4試合が終わるとタイトル戦のセレモニーが始まった。

Boxing01

第一試合は、WBCフェザー級9位の粟生あおう隆寛が、同級チャンピオン、メキシコのオスカー・ラリオスに挑戦した。惜しくも1-2の判定で敗れたが、この試合は実にいい試合だった。5回に粟生がチャンピオンをダウンさせたときは、観客が「ウォーッ」と総立ちになった。しかし詰めが甘く、じわじわとチャンピオンのペースになっていった。9回だったか、相手のパンチが入ったのか粟生の足の動きが急にわるくなった。けっきょjく、判定負けを喫した。タイトル初挑戦というから、いい勉強になったことだろう。この試合はわれながら力が入り、かなり興奮してしまった。

Boxing03 

メインイベントは、WBCバンタム級チャンピオン、長谷川穂積が、同級2位、メキシコのアレハンドロ・バルデスの挑戦を受けた。長谷川はきびきびした動きを見せ、切れ味のいいパンチを相手の顔面にヒットした。そして2回2分41秒であっけなくTKO勝ちしてしまった。7連続防衛だ。レフリーストップが早すぎるように思ったが、一方的な試合だったので仕方あるまい。前の試合が熱戦だったので、この試合はあまりにも早く終わり、ちょっと拍子抜けしてしまった。

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2008.10.10

アトラスタワー完成

Atlas
アトラスタワー完成

昼休み、図書館に行った帰りに向ヶ丘遊園北口の新しいビルを見てきた。東京では50階建てのビルも少なくないが、この辺ではせいぜい10階建てのビルぐらいしか見ない。だから、地上23階地下2階という大きなビルは、そばで見上げてみるとなかなか壮観である。アトラスタワーというそうだが、塔といってもおかしくはない。

新しいビルには1階に以前からこの土地に店を持っていた人たちが入る予定で、もう開店準備の整った店もある。スーパーの東急ストアはいつごろ開店するのだろう。目の前の向ヶ丘遊園駅はあまり改修されていないから、いかにも貧弱に見えてしまう。第一、向ヶ丘遊園はもうなくなってしまったのだ。

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向ヶ丘遊園駅(登戸寄りの踏み切りより撮影 )

ノーベル物理学賞3人、化学賞1人と、日本人科学者が快挙を達成した。その一方で、株式市況の雲行きが怪しい。株価は連日大暴落で、円高ときた。輸出大国日本、危うしだ。

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2008.09.28

モズの声

美化運動
涼しいよりも寒いくらいの日だった。きょうは美化運動の日というわけで、朝から家のまわりの掃除をした。わたしは裏の水路に覆いかぶさっている篠竹を切った。竹は竹挽きという専用のノコギリを使うと簡単に切れる。刃が細かくできていて、竹の繊維を切るのにつごうがよくできているのだ。ヤブカラシが竹に巻きついて、てっぺんのほうまで伸びている。30mぐらい切ると、空が広くなって明るくなった。寒いので汗が出ないし、蚊もいないので助かった。

モズの声
それから、親戚の法事に出かけた。参加者みんなで土渕不動尊の裏山の墓地をお参りした。すると、キーッキーッと鋭い鳴き声が聴こえた。鵙モズだ。鵙が木の天辺で鳴いている。ときどき、スズメの鳴き声も真似している。京子が1週間ぐらい前から鵙の鳴き声が聴こえると言っていたが、本当だったのだ。実際に姿も視認したが、望遠レンズを用意していなかったので写真は撮れなかった。残念。

法事
60人ぐらい集まった大きな法事で、寿福寺の本堂でお経をあげてから、寺の客殿で食事が出された。奥さんの一周忌の挨拶を始めた喪主は、すぐに絶句した。「何も言うことができなくなってしまいました。これで勘弁してください」。無言がこんなにも雄弁なのかと、あらためて感じ入った。

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2008.09.24

出版セミナー

いい天気だ。京子は木更津のお墓参りに行った。わたしは午後から飯田橋に行き、「出版セミナー」に参加してきた。きょうも小田急線は人身事故があって遅れた。一日約90人が自殺する日本だから不思議ではなくなったが、迷惑な話である久しぶりに東京へ出ると、高層ビルが増えたことに驚く。大きな地震が来たらどうなるのだろう。

自分のやっている治療法、鍼灸や手技療法について、何か残して置きたいという気持ちがある。いっそ本にまとめたらどうだろう。そう思っているところに自費出版の話が入ったからだ。自費出版といっても、書店に並べるまで面倒をみてくれるという。しゃべったことをライターさんがまとめて編集し、イラストなどを加えて、装丁してくれるらしい。B6、200ページ、3000冊で、予算は265万円。

わるい話ではないが、そこで出版されたサンプル本に目を通してみると、タイトルやデザインはうまいが、あまり内容が伝わって来ない。会話を起こして本にするのだから仕方がないとしても、ちょっとだらだらした文章になってしまい、要領を得ない。文章が軽いのである。わたしは文章を書くのが好きだから、自分で書くべきだなと思った。

それでも、このセミナーに出席してよかったと思う。出版のプロセスを知ることができたし、出版界の現状を把握できた。また本を出すことの効用も知った。

・自分の考えがまとまる。
・書いた内容に近づこうとする。
・どういうことをしている人かが伝わる。
・他の著者と交流が持てるようになる。
・信用が増す。

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2008.09.22

雨のち晴れ

Gouu
多摩警察署の交差点が雨で煙る(8:30am)

通勤のときの土砂降りはすごかった。文字通り、バケツをひっくり返したような雨で、視界が霞むほどだった。つよい雨が道路を叩く。それが止むと、こんどは強い陽が差してきた。気まぐれな天気だ。外の仕事の人は大変だったろう。

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2008.09.03

マネキン案山子

パッソをカローラ神奈川店に持っていった。6ヶ月点検整備と燃料電子制御装置の不具合の無料修理のためだ。店はうちから徒歩で5分ほどのところにあるので、点検整備の終わる頃を見計らって歩いて行った。途中、府中県道の脇の梨山にモダンな女性がいるので驚いた。が、なんとそれはマネキンに服を着せた案山子だった。よく見ると男のマネキンもあって、3体ぐらい置かれている。果たして、頭のいいカラスを追い払う効果はどれだけあるのだろう。

Kakasi

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2008.08.30

となりのボヤ

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ダクトからただならぬ煙が出ている。

午後2時40分ごろサイレンをならして消防車が来た。治療室のそばで止ったので、トイレの窓から覗いてみると、となりの豚丼屋さんの煙突から黒い煙がもうもうと出ている。かまどの火がダクトに燃え移ったのだろうか。かわしんの横には消防車も見える。

Kaji02
かわしんの前に来た消防車

治療を終えてから下に行ってみると 、消防車が10台ぐらい来ている。救急車もいる。それから野次馬の群れだ。けっきょくボヤだったので、ホースは1本で済んだようだ。中野島消防団に入っているツカモト床屋のケンちゃんもいた。火を使う仕事は、いつも危険と隣り合わせだから注意しないといけない。治療室のあるビルは片方がこの豚丼屋さんで、もう片方が韓国焼肉の店だから、冬なんか特に火には用心してもらいたい。

Kaji03
鎮火したところ。向こうのビルは向ヶ丘遊園北口の高層マンション。

雨が降ったり、陽がかんかんに差したり、そしてまた雨が降って雷が鳴っている。天気が猫の目のように変わる。これじゃあ、夕方の「わくわくナイトバザール」ができないな。

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2008.08.27

メモリー増設

大掃除
久しぶりに太陽が出た
ので大掃除をした。京子は何度洗濯をしたことだろう。布団はクリーニング屋さんに丸い洗いをお願いした。座布団は真空にして袋にいれる。冬物を整理したりいらないものを処分したりして、家の中がごったがえしている。

わたしは矢野口の「くろがねや」に行って、押入れすのこや防虫シートを買ったり、引き出し型のプラスチックケースを買ったり、肥料や草刈機のガソリンを買ったりした。夏に大掃除をするのは正解だと思う。暖かいし、日が長いし、戸を開け放してもいいし、からだもよく動く。難を言えば蚊が入ってくることぐらいだ。

パソコン修理
午後、家のパソコンの動きが重いので、東名川崎のPCデポに行って調べてもらった。デフラグやディスク・クリーニングをやっても速くならないのだ。そうしたら、担当者がメモリーが少なくてもたついているようです、という。そこで、1ギガのメモリーを増設してもらった。17,500円だった。

画像や動画を減らせばいいのかと聞くと、それらは別のところに収納されるので問題ないとのこと。メモリーを増設したとたん、動作がいっぺんに速くなった。ありがたいことだ。なんだかよく分からないが、大きな不具合でなくてホッとした。

「驚速」なんていうソフトがあるけど、本当に速くなるのと聞くと、それほど速くはなりません、と正直に言われた。それより、コンピュータの容量を大きくしたり、CPUを変えたりしたほうがいいという。次回、コンピュータを買うときは、もう少し研究してからにしよう。

それから、DVDの録画用のディスクを買おうとしたが、機種によって使えるものと使えないものがあるそうだ。高速ダビングに対応しているものもあるし、そうでないものもある。企画が統一していないので、DVDレコーダーのマニュアルの推奨DVDを確かめたほうがいいという。他の機種でも見られるようにするには、ファイナライジングなんていう作業も必要になるらしい。この辺は消費者に優しくないところだ。

サイクロン掃除機
帰りに「やまだ電気」に寄って掃除機を買った。うちのが今日とつぜん動かなくなってしまったのだ。あさひ電気さんは休みだし、取り寄せに時間がかかるし、やまだ電気はちょうど道順がいい。クリーナ売り場に行って、排気がきれいなので有名なダイソンのサイクロン掃除機をいじってみたが、なんとなく吸引力が弱い。同じようなシステムを持つものにシャープのもの(サイクロンクリーナー EC-VX2-P)があり、使い勝手がよさそうなので、それを54,800円で買った。

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2008.08.08

震源地

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きょうの昼休みに、ドカンと下から突き上げるような衝撃があった。地震だ。震度4はあるぞ。うちの治療室はビルの3階なので、地上より衝撃がつよい。いや、たまげたな。

ニュースを見ると、震源地はほとんどうちのそばだ。川崎市多摩区登戸。ひだりの地図で●で示したところが治療室である。

8日12時57分ごろ、東京都多摩東部を震源とする地震があり、最大震度4を観測した。気象庁によると、震源の深さは40キロで、地震の規模はマグニチュード4.5と推定されるという。震度4以上を観測した自治体は次の通り。 震度4 東京都八王子市、同町田市、川崎市麻生区 (朝日新聞より)

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2008.08.04

セミとアリ

イソップ寓話に『アリとキリギリス』という有名な話がある。夏、アリたちは一生懸命はたらいて冬の食料を蓄える。キリギリスは歌をうたって遊んでばかりいる。やがて冬が来て、キリギリスは食べ物に困り、アリたちに食べ物を分けてもらおうとする。だが、「夏には歌ってたんだから、冬には踊ったらどうだ?」と断られる。

これは、いざという時に供えて準備を怠るなという教訓である。最近の本では、それでは残酷だといって、アリが食べ物を与え、キリギリスは歌をうたって礼をする、という内容になっているらしい。他にも、冬になったらキリギリスはコンサートを開き、アリから入場料として食べ物をもらうとか、アリは働き過ぎて過労死する、なんていうのもある。

この話の原題は『セミとアリ』だったそうだ。セミは暖かいところに住み、地中海沿岸を除くヨーロッパではあまり馴染みがない昆虫だ。そこで、ギリシアからアルプス以北に伝えられる途中で、キリギリスに変えられたらしい。日本に伝わった寓話はアルプス以北からのものなので一般には『アリとキリギリス』となっている。

Arigisu  アリtoキリギリス ?

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2008.08.03

思い出の渚

午後5時ごろ、多摩川の河川敷で行われる「多摩川夕涼みコンサート」に出かけた。場所は、宿河原堰の「せせらぎ館」の下の広場である。数日前、京子が区役所でチラシをもらってきたので、この催しがあるのを知った。夕涼みといっても、まだ陽は高く暑い。

Yusuzumi04
若いデュオが「涙そうそう」などを披露した。

Yusuzumi05
往年のビッグスターが出演する頃には満員になる

Yusuzumi06
盛り上げ隊

前座の若いデュオがの演奏が終わると、いよいよ真打ち登場。「懐かしの60年代ポップスを楽しもう」と銘打って、フォークグループ・ワイルドワンズの鳥塚しげきと、ヴィレッジシンガーズの小松久が、カーペンターズ、ベンチャーズ、ビートルズ、モンキーズなどの曲を聴かせてくれた。そして、数々の和製ポップスを披露した。締めはもちろん、ヴィレッジシンガーズの「亜麻色の髪の乙女」とワイルドワンズの「思い出の渚」だ。

Yusuzumi03
右がワイルドワンズの鳥塚しげき

Yusuzumi02
左がヴィレッジシンガーズの小松久

鳥塚氏は61歳だというが、いまも歌っているので、伸びのある柔らかな声がよく透る。観客も、やはり団塊の世代かその前後が多く、いっしょに口ずさんでいる人もいた。若い人や達者な人たちは、舞台の右のほうで、乗りのいい曲に合わせてツイストなどを踊りだした。舞台が終わるころ、涼しい風が吹いてきた。

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陽が落ちると、いい風が吹いてきた

Yusuzumi01
還暦前後の世代が、懐かしい曲に酔いしれた

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あまのじゃく

けさ、藤の徒長した枝や蔓を切っていたら右手の甲にチクッと痛みが走った。これはアマノジャクに刺されたなと思って、すぐ手の甲の痛むところに口をつけて毒針を吸い、吐き捨てた。アマノジャクというのはイラガのことで、生田あたりではそう呼ぶ。左には軍手をしていたが、右手は素手だったのがいけなかった。よく見ると藤の葉がだいぶアマノジャクに喰われている。

チクチク、ヒリヒリ痛んだが、一センチ足らずの刺し傷ですんだ。家に戻って「ヘビイチゴの焼酎漬け」を塗り込むと、痛みもおさまった。お灸をしても効くが、この分ではお灸をするまでもない。子供のころ、柿の木に上っていて背中にアマノジャクが入ってしまったことがある。痛いのなんのって、毒針に刺されてチクチクひりひり大騒ぎをしたことを覚えている。背中はただれ、ひどい目にあった。あとで、ビニールの手袋をして、割り箸で一匹ずつ捕殺しよう。でなければ、藤の木が坊主になってしまう。

Iraga2
藤の葉を食い尽くさんとするイラガ

Iraga
拡大すると不気味だが、配色はなかなかのもの。右が頭。

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2008.07.31

内藤大輔

採点では負け試合
それを逆転した
一〇ラウンドの
強烈な左フック
内藤大助の真価を見た

Naito2

諦めちゃいかん
ということを
教えてくれた
内藤大輔の
必殺パンチ

内藤有利という
マスコミの報道に
油断せず
ひたすら
階段を走っていた

俺って
ボクシングの
センスないな
勝っても謙虚な
人間、内藤大輔

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2008.07.28

セミの羽化

Dappi1
サカキの葉裏で羽化したアブラゼミ

Dappi2
そろそろ飛び立ち、力のかぎり歌うのだろう

Dappi3
この複雑な鎧を脱いでセミの姿になるのだから、すごいねえ

七年も土の中で過ごし
夏の夜、地上に出て
羽化という大仕事を終え
十日あまりで子孫をのこす
なんという一生だろう

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2008.07.22

Free Tibet !

きょうは『受難と祈りーチベットを知るための夏』のオープニング・セレモニーがあるので、東中野に出かけた。むかし、この駅の南側にある古賀政秀先生のオステオパシー治療所に通ったのでなつかしい。会場の「ポレポレ坐」は駅の北側で、血液浄化療法で有名な千代田診療所の右となりにあった。

Opening005
チベットの子どもたちの絵、事実をもとにして描いている。
どの家も誰かが刑務所送りになっているという。

企画者の挨拶などのあと「チベットに自由を」を三唱し、乾杯をした。いろいろな人がダラムサラの亡命政府のことや、チベットの現状を伝えた。一週間ほど前に東チベットから帰ってきた報道カメラマンの話は深刻だった。ラサの街にお坊さんの姿がまったくないというのである。あちこちに検問所が設けられ、厳重な警戒網が敷かれていたという。春の暴動でチベット問題が世界的なニュースになったが、50年間、逮捕、投獄、強制収容所送りは続いているのだ。チベット人の挨拶はさらに真に迫るものがあった。中国共産党にウソの教育を受けさせられたことを悔やんでいた。

チベットの歌も披露された。明るいリズミカルな歌もあれば、哀しみを帯びたメロディーもある。みんなで丸くなって踊った曲は、楽しい曲だった。

Opening002
川辺ゆかさんのチベット音楽ミニライブ。高音の伸びがすばらしい。

Opening008
踊りの輪には、護国寺のお坊さんたちも加わっていた。
護国寺では毎夕、チベット解放の祈りを行っているそうだ。

わたしが購入し たものは、Tシャツに本3冊だ。本はそれぞれ「チベット証言集」、「ダライ・ラマ―ハートフル・メッセージ」、「小さい母さんと呼ばれて」という表題がついている。週末には映画が上映されるというから、また出かけてみよう。

ダライ・ラマの
写真を所持しているだけで
懲役十年以上とくる
中国政府は
大きな間違いを犯している

受難と祈り―チベットについて知るための夏 (東中野)

mixi版、コミュニティー「チベットについて知るための夏」

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2008.07.21

ミミズハウス

海の日、というわけで祝日だ。道路が混んでいそうで車で出かける気にはなれない。暑いけれど、薄曇りなので草取りをすることにした。その前に、鎌や草掻きの刃をグラインダーで研いだ。ついでに、スコップや鍬、それに包丁の刃まで研いだ。鎌の切れ味がよくなると、いっぺんに仕事がはかどるようになった。こういうとき、仕事は道具が肝心だななんて思う。

Glinder

それから、玄関のアプローチ脇の笹竹を電気トリマーで刈った。一ヶ月前に刈ったのにもう長くなっている。ツゲの木やサツキなどの刈り込みもした。大きい木は三脚の脚立に乗っての作業である。大汗をかき、三度もシャワーを浴びた。からだを動かしたあとは心地よい疲労感が出て、これがなかなか気持ちがいい。

Mimizuhouse
MIMIZUHOUSE、新多摩川ハイム裏、地元の新鮮野菜を売る店

夕方、中野島の新多摩川ハイムの北側にある『ミミズハウス』に買い物に出かけた。ここは朝採りの地元野菜を売っている。地元の旬の野菜ということで地旬菜(じじゅんさい)と呼んでいる。トウモロコシ、枝豆、トマト、インゲンなどを刈った。さっそく、トウモロコシと枝豆を茹でて食べたが、甘くてうまい。こういうものは断然、取り立てがうまい。スーパーだとちょっと時間がたちすぎている。

Tanbo
稲にとっては日照と気温が必要だ

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2008.07.18

キリギリス

Kirigirisu

玄関に迷い込んだ
キリギリスを
草むらに戻そうと
指でつまんだら
片足がもげてしまった

Kikyou

キキョウの
色は
限りなく
ブルーに近い
むらさき

Mitsubaci

人の目を楽しませ
虫や蝶に蜜を与え
無心に咲く花たち
そこに
さとりの境地を見る

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2008.07.16

1>100

Koma電車の窓に貼ってある広告の一部だが、1>100が目を引く。1が100より大きいとはなんだろう? すると、その下に小さく「百聞は一見にしかず」と書いてある。なるほど、百回噂を聞くよりも、ひと目みれば分かる、ということか。いつもながら、駒沢大学オープンキャンパスのコピーには感心させられる。

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2008.07.09

休日の午後

Noboritoeki
小田急登戸駅・改札口

小田急の登戸駅で、ドイツから休暇で一時帰国している義兄に会った。ふたりで開店したばかりのインドカレーの店「マニック」でランチを食べた。登戸のベンガベンガの右となりにできた店で、郵便局の斜め前の店「カーン」の姉妹店だ。ここもナン食べ放題なので、お気に入りの「ニューデリー」がしばらく影響を受けるかもしれない。でも、あちらはあちらでユニークな店だから共存できるだろう。

Mizuasobi
水遊びをする保育園の子供たち

保育園の前を通ると、子供たちに水遊びをさせていた。ジョーロで水を浴びて、はしゃいでいた。こう蒸し暑くては子供も大変だ。

3時ごろから、京子と畑の草取りをした。草はいまが一番のびる。わたしはエンジンの草刈り機で周囲を、京子は鎌で野菜のあいだの草を取った。エンジンの草刈り機だと仕事が速いし、立っていられるので膝がらくだ。ただ細かいところが取れず、またときどきミミズさんを巻き込んでしまう。ごめんね、と謝りながら注意深く草を刈った。

患者さんに教えてもらって買った電池式の携帯用蚊遣り器「どこでもべープ」は、なかなか効果があるようだ。あまり蚊に刺されなくてすんだ。

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休日の午前

午前中、中野島のツカモトに散髪に行った。途中、空き缶を山ほど積んだ自転車に出遭った。これだけ積んでどれほどの収入になるのだろうと思った。日本は格差社会に向かっている、その象徴のように見えた。

Akikan
格差社会の象徴?

中野島と生田の境を新川(ニケ領用水)が流れているが、その橋の工事が始まっていた。まず橋の横に仮橋をつくるのだが、その土台となる支柱の穴を掘っていた。だから、そちらへ曲がる道路は通行止めになっていた。しばらくは不便が生じそうだ。

Hasimotobasi
橋本橋の改修工事はじまる

床屋さんのマスターは鳥が好きで、ウグイスやホウジロを飼っている。以前はカラスを飼っていたこともある。わたしはまだ自然のホウジロの写真を撮ったことがない。かごの中のホウジロの写真を撮らせてもらった。短歌もやっているというので、きょうは五行歌の雑誌を一冊あげた。ここのマスターは、私と鍼を結びつけた人である。30代の若主人は古い映画に趣味があり、日本映画にも洋画にもくわしいので驚いた。

Houjiro
いい声で鳴くホウジロ

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2008.07.08

どしゃぶり

Gouu

けさ車で家を出たとたん、強い雨が降り出した。バケツをひっくり返したような雨というのはこのことだ。窓を打つ雨の勢いで前が見えない。雷鳴も聞こえる。ところが5分ほど走って向ヶ丘遊園駅のほうに来たら、雨のアの字もないではないか。たった2、3キロの違いでこうも天気が違うのには驚いた。もっとも治療室に着いたころには、登戸のほうも本降りになってはきたが。

この逆の場合もある。登戸で雨が降っているのに、家に帰ると道路が乾いている。多摩川があるので、この辺が雨の境い目になりやすいのだろうか。

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2008.07.06

夏まつり

蒸し暑い一日だった。夕方すこし涼しくなったので、登戸神社の夏祭りに行った。7月はたった一日の祭りだが、すごい人出だった。自宅のほうの氏神様は枡形神社だが、治療室のあるのは登戸だから、ここの氏神様にはよく来る。

自分の信仰が何であれ、氏神様にお参りするのはいいことだと思っている。その土地の人たちが昔から心を向けてきた場所だから、大きなエネルギーが集まっているはずだ。江原啓之流に言えば、その地域のパワースポットになっている。そこに行って、お礼をしたり、報告をしたりすることは、いいことだと思う。

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Natsumatsuri001

Natsumatsuri003

Natsumatsuri005

Natsumatsuri004

Natsumatsuri012

夏祭りはにぎやか
浴衣姿もちらほら
神様に
手を合わせる人少なく
平和だなと思う

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2008.07.05

なによ!

Juku きょうの朝刊の一面に出ていた広告だ。
「掃除機が何かにぶつかった。娘だった。」と、うすぼやけたコピーがかいてあり、だらしなく横になっている娘が「なによ」と振り返る。

その下に、「そうだ、夏期講習、行こう」と小さなコピー。そして、ここではカットしたが、「明光義塾」という予備校の名前がある。なんだ予備校の宣伝だったのだ、と気づいた。

まったく関係ないような宣伝文だが、よく考えると関係なくもない。うまい広告だなと思った。ボヤッとした色と文と、イラストがいい。「なによ」がまたいい。

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2008.07.03

受難のチベット

あるルートから「China’s Gulag in Tibet 」というDVDの翻訳を頼まれた。チベットにある刑務所の話で、ダライラマを信奉する人やチベットの独立を訴える人、あるいは中国政府に反抗する人たちを逮捕監禁し、拷問を与えたり、強制労働をさせたり、中国の共産主義を洗脳したりしているという内容だ。チベット亡命政府が収集した情報によると、1949~1979年の間に死亡したチベット人は、120万人を下らないという。

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ナレーションの英語はチベット訛りかインド訛りがあり、固有名詞などもあってちょっと聞きづらい。中国政府はチベットに軍隊を送り込み、武力でチベットに侵略した。平和運動の指導者やデモ参加者をつぎつぎに捕らえ、刑務所や強制収容所に送り込む。刑務所では一方的に罪状を決め、それを認めないものは拷問にかける。ラサには二つの刑務所しかなかったが、いまでは刑務所がたくさん造られ、収容されているチベット人受刑者の数は中国国内の受刑者総数よりも多いというから驚く。

収容所から解放された人のインタビューも入っている。拷問には34通りもあり、牛追いの電気ショック棒なども使われたそうだ。7000ボルトの電気ショック棒を口や膣や胸に当てるという。それで歯がぜんぶ抜けた人もいる。また、予言で次のダライラマになるとされた子は、中国軍に誘拐され、行方知れずだという。

チベット人の優しさ、人のよさは、河口慧海の『チベット旅行記』を読むとよく分かる。あんな平和な人たちが中国に抑圧されていると思うと胸が痛む。ヨーロッパの首脳の一部は、中国の人権問題をかんがみ、北京オリンピックの開会式に出席しないと明言している。それが当然だろう。

→ダライ・ラマ法王日本代表部事務所

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ガソリン値上げ

Gasoline
セルフのスタンドでも182円

菅の東消防署前のコスモ石油のスタンドはセルフサービスの店だが、レギュラーガソリンが182円と表示されている。会員になれば少しは安いのだろうが、高くなったものだ。ガソリン高騰は輸送費や製造業などに直接影響をおよぼし、けっきょく物価全体が上がる。困ったことだ。産油国が値段を上げたことは仕方がないが、もうひとつ、投機マネーが原因になっているのがいやらしい。不況なのに物価があがるという変な現象がつづいている。

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2008.06.23

ラゾーナ川崎プラザ

ミューザ川崎を出て、すぐそばの巨大ショッピングモール「ラゾーナ川崎プラザ」に行ってみた。雨の日なのにすごい人出で、行列をなす店もあった。その行列のひとつ、堂島ロールの店の列に京子が並び、わたしはその間にウインド・ショッピングをした。噂には聞いていたが、川崎駅の西口にこんな街ができているとは驚いた。くわしいところは、ラゾーナ川崎プラザのホームページにゆずるとしよう。 →ラゾーナ川崎プラザ

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正面が「堂島ロール」の店 (ロールケーキ)

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2008.06.16

梅酒

Umeshu
手作りの夏みかんニンニク酒、梅酒(3本)、梅黒酢サワー

豊後梅(ぶんごうめ)がよく取れたので梅酒と梅サワーを作った。豊後梅は実が大きいが、種も負けずに大きいので梅干にするには肉がすくない。それに実が青いし、黒い斑点がついているのがあったりするので、梅酒をつくることにした。

梅酒は広口ビン3本、黒酢サワーを1本になった。以前、伊豆の叔父から送ってもらった夏みかんはニンニクを加えて夏みかん酒をつくった。ふだん、アルコールはめったに口にしないが、梅酒や夏みかんニンニク酒は疲れたときに効くので、作り置きしておくとなにかと重宝である。

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2008.06.13

アトラスタワー向ヶ丘

Atlastower

向ヶ丘遊園北口にできた23階建てのマンションが覆いを外して、その姿を現した。「アトラスタワー向ヶ丘」という名称がついている。まだ内装工事があるので、完成は9月ということだ。売主は旭化成ホームズ、施工は三井住友建設。すでに基礎ができた時点で完売したというから、駅前のマンションの人気はすごい。都庁のある新宿駅まで18分だものね。

小田急線の駅なのに、このビルに入るスーパーは東急という噂だ。251戸の分譲住宅というから、人口がいっぺんに500人あまり増えることになる。とつぜん、ちょっとした町が出現することになるわけだ。役所なんかも受け容れ準備でたいへんだろう。

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2008.05.25

サヤエンドウ

サヤエンドウは、前年の11月ごろに種を蒔いて、冬を越してから春に収穫する。しかし去年、種を蒔く機会を逸して、ことしの3月ごろ種を蒔いてみた。さいわい、それがいま実って毎日食べている。やわらかく、甘くてうまい。春蒔きでもけっこう採れるものだ。スナップエンドウのほうはあと一週間ぐらいかかりそうだ。こちらは、ときどき農家の直売所で買って食べている。旬のものはうまい。

Pea

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2008.05.06

休日菜園

あさ、近所の大工さんから腰が痛いので治療してほしいと電話がきた。休日だが出かける予定がないので、行ってみた。長時間、中腰の姿勢で仕事をしていて傷めたらしい。鍼と温灸をして、骨盤と腰椎の矯正をしたら、すたすた歩けるようになったので喜んでいた。

そのあとは、ずっと家庭菜園にかかりきりだった。春蒔きのエンドウマメが伸びてきたので、支柱を立ててネットを張る。ジャガイモの土寄せをして追肥をやる。きのう買った野菜の苗を植える。水をやる。それぞれ支柱を立て、苗を結ぶ。いい天気だが気温が高くないので気持ちがよかった。

鉄製の物置が肥料の塩分でやられて底が抜けてしまったので、処分するため、中身を整理した。家にいればいるで、やることがいっぱいある。

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2008.05.05

棕櫚の花

Shuro2天気予報は雨だったが、降らなかったので草取りをした。草取りは曇りの日が最適である。草木の花が咲くということは、雑草もそれだけ伸びているということだ。2時間ほどやったら、右手の掌に豆ができた。治療で人の肌ばかり触っているので、掌がやわらかいせいだろう。

シジュウカラ、メジロ、ウグイス、ムクドリなど、いろんな野鳥がやかましいくらい囀っている。ホトトギスの声も聴こえたような気がする。シュロの花が咲いている。まるで恐竜の舌のようだ。柚子や柿の木にも蕾が見える。季節は着々と夏に移行してゆく。

午後、菅(すげ)の高橋園芸に行って、野菜の苗を買った。ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、シシトウ、トウガラシなど。矢野口のホームセンター「くろがね屋」に行って、花の種、肥料、軍手、花壇用フェンスなどを買った。広い駐車場がほとんどいっぱいだ。途中で雨が降ってきた。いつも行く府中の大國魂神社のお祭りには行かなかった。

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2008.05.04

みどりの民家園

きょうは「みどりの日」で休日だが、ぎっくり腰の人などがいたので午前中3人治療した。午後から晴れるというので、京子と日本民家園に行った。入園料は大人500円だが、1000円で年間パスポートが買えるので、それを購入した。これで、いつでも自由に民家園に入ることができる。バードウォッチングもしやすくなるぞ。

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端午の節句のお飾り

ちょうど午後2時からガイドの案内があるというので、まず合掌造りの家に行った。ソバ屋のある所だ。民家園には何度も通っているが、ガイドの説明を聞くのは初めてだ。おかげで、いろんなことを知ることができた。

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合掌造りの家、五箇山(富山県)

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こいのぼりが泳いでいる

民家園の建物は200年も300年も前に建てられたものだけれど、必要に応じて住人が手を加えているものが多い。そこで移築するとき、学者や専門家が立ち会って、もっとも初期の形に復元しているそうだ。

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古民家の内部、囲炉裏と自在鉤など

たとえば、合掌造りの場合、家の棟の部分(両側の屋根が接するところ)がいちばん弱点になるという。そこでその部分を竹や瓦で覆ったり、屋根に横木を刺して棟を縄で固定していたりする。木を交叉させて重しにしている家もある。

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左は角材の重し、中央は土の重しで草を植えてある。

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この屋根も土止めで、イワヒバを植えてある。

そのなかで、棟に草が生えているものがある。それは棟の部分にワラを積み、その上に泥を塗って屋根が風に飛ばされないようにしてあるそうだ。その泥が雨に流されないように、岩ヒバやイチハツなどの根の張る植物を植えてある。藁葺き屋根が古くなったので苔が生したのだろう、ぐらいに思っていたが、それなりに意味があるというのに感心した。辞書を引くと、イチハツにはまた火災を防ぐ力があると信じられていたそうである。

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棟にカヤを積み土を乗せ、根の張る草を植える。

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ちょうど、イチハツが咲いていた。菖蒲に似ている。

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床上公開の古民家ではいはいする子。首の湾曲が育つ。

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民家園を出るとメタセコイアの林

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梢の緑も日に日に濃くなる

帰りには小雨が降ってきた。ダイエーの前の茶舗「つるみ園」に寄って、好物の葛餅を食べる。新茶は飲み放題。おまけに陶芸の先生に掘りたてのタケノコをいただいた。きょうは、日本民家園でまさに「みどりの日」を満喫することができた。本当に気持ちのいい日だった。 

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2008.05.03

水彩画展

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あさの雨は午後には上がったが、ずっと曇り空だった。午前中、多摩市民館のギャラリーに「みんなで描こう会」の水彩画展を見に行った。ネコ好きのnamikoさんのブログで知ったのだ。

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水彩画展ではあるが、絵は非常に多彩だった。日本画のような絵もあれば、水墨画のようなものもある。鉛筆画のようなものもあれば、絵てがみ風のものもある。色のついた紙に不透明水彩で描いたものも味があっていい。わたしは五行歌とバードウォッチングに入れ込んでいるが、なんでも楽しめることをするのはいいことだと、つくづく思う。

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Suisai02

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2008.05.01

スタンドからっぽ

Gas

きのうまで給油の車でごった返していたガソリンスタンドが、けさは閑古鳥。ガソリン税などの暫定税率の復活が決まり、きょうからガソリンの価格が大幅に値上げされたからだ。土渕のセルフのスタンドもレギュラー156円と書いてある。一気に30円以上の値上げだ。2、3日は安く売る店もあるらしいが、ここは貯蔵タンクが空っぽになったのだろう。きょうから新料金を提示している。何事も急激な変化はあちこちで悲鳴が起こる。しかたないだろう。

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2008.04.26

クサカゲロウ

Usubakagero夜7時半ごろ、うちに帰ってきたら、お勝手のドアにカゲロウが止まっていた。もうカゲロウが出るほど暖かくなったのか。そう思いながら、写真を撮ることにした。ポケットに入っていたコンパクトカメラで撮ってみたが、フラッシュを焚くと消えてしまうし、高感度で撮っても手振れがひどく、何なのか判別できない。

そこで、デジタル一眼に90ミリのマクロレンズをつけて撮影した。京子に鏡を持ってもらい、入口の明かりを反射させてカゲロウに当ててもらった。いわゆる、レフ板である。それでもシャッターが遅く、手振れがひどい。そこでISO感度を最大の3200にして撮影した。

それで、どうやら見られる絵が撮れた。しかし、まだイマイチなので、こんどは「ピンぼけ・手ぶれレスキュー」という写真修正ソフトを使って、不自然にならない程度に修正した。それがこの写真である。

この種のものはなんでもウスバカゲロウだと思っていが、多摩区民30年さんのコメントによると、これはクサカゲロウ(草蜉蝣)という種類らしい。優曇華(うどんげ)という独特の卵を生むそうだ。

→優曇華(うどんげ)の花

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2008.04.18

1300円のヘアカット

カットのみ1300円
という店に入ってみた
安いだけでなく
腕もよかったので
嬉しさ倍増

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ヘアカットサロン "It's"

きのうの昼休みのことだが、治療室の2軒となりのビルのカット1300円の美容室に行ってみた。店に入ると、近くのブースにいた女性が出てきて「受付は済みましたか。シャンプーや髭剃りはありませんが、よろしいですか」と声をかけてきた。受付はまだしていませんというと、「そちらの器械で受付をしてください」という。

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受付パネル、みんなコンピュータ化されている。

それがこのパネルである。待っている客の数と待ち時間の目安が表示されている。まず「受付する」にタッチし、それからカタカナで名前を入力する。すると、あらためて待っている人の数と大よその待ち時間が表示される。わたしが入ったときは、待っている人は1人で、待ち時間は15分だった。これは帰り際の写真である。スタッフと客の数によって待ち時間が変わるのだろう。 そして、この情報がそれぞれのブース(椅子)のモニターに送られていく。

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待合室の雰囲気

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シンプルな椅子

店は小奇麗にできており、外の光をほどよく取り入れている。プロのデザインによるものだろう。ブースは5つあり、土日はスタッフが5人そろうらしい。きのうは3人でやっていた。空いているブースを見ると、ふつうの床屋さんの椅子よりもシンプルな椅子が置いてある。足置きなどはパイプである。これでも電動で上下する。余計なものは一切はぶいた、という感じである。

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必要な道具は腰につけている

ほどなくして、若い女性に「太田さん、どうぞ」と呼ばれたので、そちらのブースに行き椅子に座った。「初めてですか」と聞かれ、そうだと答えると、「きょう担当させていただく○○です」とはっきり自己紹介をする。なかなか感じがいい。それから、「あとでカードを作ります。10回来ると、その次が500円引きになります。またパソコンで予約をすることもできます」などとマニュアル通りの説明をしてくれた。もちろん髪型の希望や、どれぐらいカットするかなどもちゃんと聞いてくる。

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カットのあとは、エアクリーナーで細かい毛を吸い取る

バリカンを使わないで鋏で切ってほしいと言うと、手際よくカットを始めた。なにしろ一日中カットばかりしているのだから、うまいものだ。癖毛の処理なども手慣れている。多少世間話をしたりして、15分あまりで終了。細かい毛を取り除くため、掃除機の先にブラシを着けたようなもので頭をなぞる。わたしが掃除機みたいだねと言うと、「これはエアクリーナーですよ」と彼女は笑う。ヘアクリーナーでもあるね、と私。支払いを済ませ、カードをもらって店を出た。短時間でやってもらえるのが何よりだ。テクニックも悪くない。

→ヘアカットサロン「It's」

わたしは付き合い上、二軒の床屋さんに行っているが、一方は4000円、もう一方は平日割引があって3200円だったかな。もちろん、たっぷり時間をかけて洗髪と髭剃りをしてくれる。だが、これからは三ヶ所いくことになるかもしれない。

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2008.04.11

ミミズハウス開店

のぼりとゆうえん隊のタケちゃんは、いままで軽トラックで野菜の販売を行っていたが、こんど中野島の新多摩川ハイムの一角にお店を借りて、地元の野菜を売ることになった。地元の旬の野菜ということで、彼は「地旬菜じじゅんさい」の店と名づけている。また、有機農法の野菜を優先的に取り扱うので、ミミズのいる畑から連想して、店の名前をミミズハウスとした。ミミズというと気持ち悪がる人が多いが、ミミズは土を小さな粒状にして柔らかくしてくれる貴重な生き物なのだ。

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ミミズハウスの店長、タケちゃんと奥さん

遅くなったが、午後8時ごろ、開店パーティーに顔を出した。中野島商店街の会長さんや、タケちゃんを応援する仲間たちが集まって賑やかにやっていた。農家の人もいれば、のぼりとゆうえん隊の人もいる。ミミズハウスでは、野菜の他にも綿の衣類、クッキーや洗剤なども置いている。コーヒーも飲めるようだ。一度訪れてみると面白いだろう。

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→ミミズハウス

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2008.04.01

おそ霜

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えんどう畑の霜

寒い朝だった。ごらんの通り、霜が降りている。それも水霜ではなくて、本格的な霜だ。霜に弱い農作物は新芽がやられてしまうかもしれない。とにかく桜の花の咲く頃は天候が不順である。だから体調をこわす人も少なくない。風邪ひき、お腹こわし、神経痛、情緒不安定、うつ病などが多い。昔から「木の芽時はおかしくなる人が多い」というが、当たっている。いろんな意味での環境の変化がストレスになるのだろう。

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2008.03.24

セブン&アイ

7andi_2きょうは雨で寒い。通勤途中、明王のセブンイレブンのあたりで渋滞にぶつかった。なにげなくセブンイレブンの看板をみていたら、左のようなものになっていた。たしか以前は数字のとELEVENの文字の組み合わせだったと思うのだが。近付いたときよく見ると、Seven & i HOLDINGS という文字が確認できた。

Sej_3 インターネットで調べてみると、Seven & i HOLDINGS (セブンアンドアイ・ホールディングス)という会社は、セブンイレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂などを統括する持ち株会社なのだそうだ。設立は2005年というから、もう3年ほど時間がたっている。そこで古いセブンイレブンの看板を新しいSeven & i HOLDINGSのものに変えたらしい。この看板も汚れているし、取り付けられてからだいぶ時間がたっているようだが、まったく気がつかなかった。

Seven & i HOLDINGS は大企業で、傘下にたくさんの会社を抱えている。ざっと挙げてもその規模に驚く。たとえば、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)イトーヨーカ堂、(株)ミレニアムリテイリング、(株)そごう、(株)西武百貨店、(株)ヨークマート、(株)セブン銀行、(株)ロフト、(株)赤ちゃん本舗、(株)池袋ショッピングパーク、(株)セブン&アイ出版などだ。

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2008.03.23

やもり

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守宮(ヤモリ)

けさ障子を開けたら、柱にヤモリがへばりついていた。寒いので動きがわるいようだ。そうっと指でつまんで床に置いた。カメラを取りに行っているあいだも動かない。床からつまみ上げようとすると、嫌がって動かない。手足の吸盤の力で踏ん張っている。やっと床から離して畳みに置いたら、チョロチョロ走りだした。エリマキトカゲみたいだ。それからまた止まる。ころあいを見計らって写真を撮った。

ヤモリの漢字は「家守」だろうと思ったら「守宮」だった。「守宮」をヤモリとはちょっと読めない。モリミヤなんて読みそうだ。これは当て字で、やはり家守が原字だと思う。小さい昆虫などを食べてくれるので、家を守ってくれる感じがする。つかむとゴム人形のようでプニュプニュしているが、毒がないので怖くない。赤腹のイモリのほうが気持ちがわるい。イモリは井守と書くから、井戸の守り神のように思われていたのだろうか。

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2008.03.22

やったね真央ちゃん

ショートプログラムで2位、フリーでも2位だったが、他の選手の得点が伸びず、浅田真央が優勝した。フリーではトリプル・アクセル(三回転半)の踏み切りで転倒したが、そのあとぐんぐん盛り返して、けっきょく金メダル。やっぱり「諦めちゃいかん」ということを、身をもって教えてくれた。真央ちゃんに拍手。

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2008.03.09

Qちゃん

名古屋国際女子マラソン
北京オリンピックの最終選考を兼ねた名古屋国際女子マラソンが行われた。中継の終盤をテレビで見たが、本命の高橋尚子(35)の姿が見えない。どうしたのだろう。そう思っているうちに、初マラソンの中村友梨香(21)が優勝をさらった。2位も初マラソンの選手だった。優勝者のインタビューのあいだも、Qちゃんの姿は見られなかった。

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Qちゃん遅れる

夕方のスポーツニュースで、高橋尚子のインタビューが放送された。完走はしたけれど、1位から18分ぐらい遅れたらしい。インタビューのなかで、Qちゃんは意外なことを口にした。去年の8月に右ひざ半月板の手術をしていたというのだ。手術のあと松葉杖を使って歩き、リハビリを重ねて、ことしの1月ぐらいから50キロぐらい走れるようになったという。それから二ヶ月あまりで名古屋国際女子マラソンを迎えたのである。

マラソンは2時間半ほどで42.195kmを走る過酷なスポーツだ。自転車のようなスピードで2時間半も走り続ける。長期間の練習のことなどを考えると、命がけのスポーツであるといっても過言ではない。半月板の手術などしたら筋肉を傷つけるから、ベストの状態で走れるまでには相当時間がかかるはずだ。それを「みんなに夢を与えられたら」と走ったQちゃんはすごい。しかも、ちゃんと完走したのだから驚く。インタビューに答えるQちゃんの顔は明るかった。まだ引退はしないという。

立川市民マラソン
けさ、うちに急患が来た。立川市民ハーフマラソン(21km)に参加してスタートしようとしたが、ウォーミングアップ中に臀部の違和感を感じた。それがかなりの痛みになったのでレースを棄権して、うちに鍼治療に来たのだ。この人は月一回のペースで鍼治療にみえている。

話を聞くと、きのうの練習で少しスピードを出して走ったあと、軽く右の臀部に違和感を感じた。しかし、それほど痛くなかったので、けさ立川に行った。ところが、軽くアップしているうちに痛みがひどくなった。来週も駅伝があるので、大事をとって棄権したというのだ。その判断は正しかったと思う。マラソンにしろ、ハーフマラソンにしろ、わずかなからだの不具合が大きく結果を左右するからだ。

検査をすると、右臀部にはっきりとシコリが認められた。右の小殿筋と中殿筋を傷めている。はりで痛みを軽減し、カウンターストレインで硬い殿筋をゆるめた。だいぶ楽になったが、ニ三日は走ってはいけない、来週の駅伝(10km)も止めたほうがいい、と話した。疲労と冷えが筋肉を傷めたのだろう。

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2008.03.05

白いエリカ

あさ寒かったが思い切って床屋に行った。中野島駅前の「ヒロ」だ。首がスースーしたが、だんだん暖かくなったのでよかった。矢野口の「くろがね屋」というホームセンターに行って、ジャガイモの種芋と肥料、ビオラ、わすれな草、白いエリカ、ブルーデージーなどの花を買った。京子がジャガイモを植え、わたしはシランを植え替えて、花を植えたりした。あとは、取り溜めしたビデオを見たりして過ごした。「ためしてガッテン」では尿もれを話題にしていた。骨盤底筋の筋力アップの体操などを紹介していた。

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スズランエリカ

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ブルーデイジー

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2008.03.03

きりん

Kirin

きのう小田急線に乗ったとき、こんな中吊り広告を見た。キリンの絵が描いてあるので、無意識に「きりん、さげました」と読んでしまった。ところが、キリンさんは7.9だの17.8%だのという数字をくわえている。よく見ると、「きんり、さげました。」と書いてあるではないか。消費者金融のプロミスの広告である。キリンでなく金利だった。うまいキャッチコピーだ。

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2008.03.01

野草の花

昼休みに枡形神社に行った。晴れているが風は冷たい。神社の階段はかなり急だが、息切れ具合で体調のバロメータになる。1日と15日はお参りする人が多いので神社の扉が開いている。伊勢の式年遷宮が近くなったので、「お伊勢さまにお参りしましょう」なんていう緑色の幟が立っていた。

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枡形神社の鳥居と階段

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階段はかなり急傾斜

道路わきには、ちらほら野草たちが花を開いていた。イヌフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザ、ハコベ、ナズナなど。いつもの角の家の沈丁花も開き始めた。いよいよ春だ。

Inufuguri1
イヌフグリ

Hime
ヒメオドリコソウ

Hotokenoza
ホトケノザ

Hakobe
ハコベ

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2008.02.29

トンネル開通

きのう車で帰るとき、いつものように三菱東京UFJ銀行の駐車場とハイデンスの間の道をゆき、小田急線の下をくぐったが、左側の通行止めロープが外されていた。片側通行の狭い道だが、きれいに舗装されて両側に歩道がついている。車道も以前の1.5倍ぐらい広くなったようだ。

Tunnel1
①登戸駅よりのトンネル。一方通行、高さ制限3.6m。

その短いトンネルを出て左折して進むと、こんどは川信の横の道からも小田急線の下をくぐれるようになっていた。かわしんの方から入ると、工藤獣医さんのところに出て左折することになる。こちらは二車線で、両側に歩道がついている。ただし、天井がかなり低いので大型などは通れない。ずっと前から工事をしているのは知っていたので、開通はいつかなと思っていたが意外に早かった。

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②かわしん前から入るトンネル。こちらは二車線、高さ制限は2.3m。

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②同上。両側に横断歩道がついている。

これで向ヶ丘遊園寄りの「開かずの踏み切り」のストレスが多少とも緩和するだろう。ただし、その分このトンネルを通る車による交通事故の危険性が高まるのではないかという新たな心配の種が生まれた。

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トンネル①と②の場所。は陽気堂はり治療室。

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2008.02.24

デコポン

Dekopon

伊豆の知人から贈り物が届いた。箱にはミカンと書かれていたが、明けてみるとデコポンだった。これはポンカンとオレンジか何かを掛け合わせたもので、房ごと食べられるし、とても甘い。デコポンという名前がかわいい。仏様に3つお供えして、1個食べてみた。期待に違わず、甘く瑞々しい。「みずみずしい」を変換すると「瑞々しい」と出るが、本当は「水々しい」と言いたいほどジューシーだ。

きょうは昨日より強い風が吹いて、ニューデリーでカレーを食べたあとは、うちに帰って撮り溜めしたビデオを見た。DVDレコーダーを買ってからは、録画が簡単なのでいろんな番組を録ってしまう。それで以前よりテレビを見る時間が増えてしまった。もっとも録画しても見切れないので、そのまま消去してしまう場合も多い。これじゃ電気の無駄遣いだな。

とくに土日はいい番組が多いので、いけない。きょうは、短歌、俳句、将棋、新婚さんいらっしゃい、ちりとてちんファン感謝祭、ごんぎつね、笑点、などを録画した。それらを半分ほど見た。夜は、ダッシュ村、篤姫、佐々木夫婦の仁義無き戦い、世界卓球、などを見てしまった。これじゃあ、テレビ漬けだ。反省!

あとで、デコポンを百科事典で調べてみたが、そういう項目はなかった。そこで、インターネットのウィキペディアを見ると、ポンカンと清美みかんの掛け合わせであることが分かった。こんな説明がしてある。

デコポン
デコポンは、長崎県南高来郡口之津町(現・南島原市)にある農林水産省果樹試験場口之津支場(現・独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 果樹研究所カンキツ研究口之津拠点)で、1972年に清見(きよみ)タンゴールと中野3号ポンカンを交配して育成された柑橘類。

品種名は「不知火(しらぬひ)」。「デコポン」は登録商標で、不知火のうち一定の基準をクリアしたものだけが、その名を使用することができる。全国統一糖酸品質基準を持つ日本で唯一の果物である。全国の生産量の半分近くを熊本県産が占め九州各地が特に多い。

特徴
果皮が一見厚いがむきやすく、じょうのう膜も薄く袋のまま食べられ、種もほとんどない。加えて、糖度が高く食味にも優れることから、市場や消費者の支持を得、価格が低迷していた甘夏、ハッサク等に代わる有望な中晩生柑橘として、平成以降急速に栽培面積が増加した。

果形は果梗部にデコが現われやすく不揃いになりやすい、果皮は見た目が粗く成熟するとややくすんでしなびる、こういった外見上の弱点のため、育成試験場では選抜対象とはならず、品種登録されなかった。

しかし昭和60年頃、甘夏に代わる果実を探していた熊本県宇土郡不知火町(現・宇城市不知火町)に、この穂木が正規の経路を経ずに流出し、食味が極めて良かったこと等から、栽培の取り組みが始まり、不知火海(八代海)沿岸の宇土半島、天草諸島、葦北地方などに広がった。

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2008.02.23

春一番吹く

予報通り、暖かい日だった。だが午後2時半ごろから、とつぜん突風が吹き始めた。風はうなり、窓やドアが音を立てる。暗くなったので窓を開けて空を見ると、黄ばんで埃っぽい。どうやら黄砂らしい。部屋の中まで埃っぽくなった。そのうちラジオのニュースで、「関東地方に春一番が吹きました。去年より9日遅いということです」と言った。やはり、春一番だったのだ。

No1
暗くなるほど埃が舞い、多摩丘陵がまったく見えない。

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2008.02.15

昼の散歩

15日なので、昼休みに枡形神社にお参りに行った。けっこう暖かい。登戸病院の解体工事がだいぶ進み、あとは基礎の部分だけになった。五反田川にはキセキレイとハクセキレイが遊んでいた。お参りのあと、神社の女坂をくだると小田急のロマンスカーの新型(50000型)が来たので写真を撮った。そこの踏み切りを渡ろうとしたが、なかなか開かない。けっきょく、4回も通過待ちした。

Train1
小田急の新型ロマンスカー

Train2
これが一般車両

それから榎戸の信号を渡り、世田谷町田線に沿って歩いた。郵便局には「ゆうちょ銀行」と「日本郵便局」の袖看板が出ていた。諌山いさやま脳神経外科の二階はフィットネスクラブになっている。諌山さんの経営らしい。市民花壇の奥の古着屋さんは整体院になっていた。それから登戸神社にお参りをした。枯れ木だけの神社が春を待っている。

Jinja
春を待つ登戸神社

そこから農協の裏手を通って、井上印刷所の角をまがり、東京三菱UFJ銀行へ抜けるガードへと向かった。途中のお宅の沈丁花が来週にでも花を開きそうだ。ガードはだいぶ工事が進み、二車線に歩道もついているが、まだ完成していない。登戸の変化はつづいている。一時間あまりの散歩だったが、だいぶ街の変化に気づくことが多かった。

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もうすぐ沈丁花も咲きそう

Tunnel
東京三菱UFJ銀行へ抜けるガード

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2008.02.12

カット戦争

うちの治療室の向ヶ丘遊園駅寄り2軒目に、「It'sというヘアカット専門の店がある。ネットでみるとチェーン店らしく、あちこちに1300円カットの店を展開している。1300円というのは安い。だから、いつも客が絶えない。土日など待合室はいっぱいだ。外から見ると、カットをしたあと、太い掃除機の管くだのようなもので頭に残った髪の切れ端を吸い込んでいる。シャンプーもしない。とにかく回転を勝負にしている店だ。

Shop_23_1 Shop_23_2 ヘアカットサロン It's

P1030440
http://www.eits.jp/salon/index_23.html

こういう店ができると、いままでの床屋さんは大変だ。それでなくても、いまでは若い男性が平気で美容室に行く時代だから、状況はますます厳しくなる。床屋さんもメニューを増やして、カットだけ、カットとシャンプーだけ、平日割引などのサービスをする店がでてきた。もちろん、いままで通りの4000円ぐらいの値段で、質を落とさず、ていねいな散髪を心がけている店もある。理容、美容の世界も多様化している。

Cut980

ところが、ダイエーの信号の向こう側には、カット980円という店ができた。外見はあまり見栄えがしないが、学生さんなんかは、とにかく安さが基準だから、そっちへ流れてゆくだろう。本当に理容美容界はカット競争というか、過当競争というか、大変な時代に入ったものだ。

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2008.02.10

雪だるま

きのうの夕方から雪が降り始めた。夜半には止んだようだが、5㎝ぐらい積もった。きょうは晴れ上がるそうだから雪も溶けてしまうだろうが、朝方はまだ滑りやすい。日曜の度に雪である。サラリーマンにはそのほうがいいかもしれない。午前9時ごろの様子を撮ってみた。

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うちの駐車場

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かわしん前の道、凍っていて滑りやすい

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となりの焼肉屋さんの雪だるま

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治療室の窓から見た雪景色

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2008.02.07

鬼の顔

Muku
ムクドリ

雨戸を開けると、また雪。と思ったが、この間ほどではない。道路の雪は溶けている。木々の雪も溶け始めている。それでも野鳥たちは餌探しに苦労しているに違いない。ムクドリ、ヒヨドリ、雀、キジバトなどが飛んでいる。

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長念寺の掲示板

野鳥がいるかと思って長念寺のほうを回って見たが、さっぱりだった。そのとき、ふと、お寺の掲示板に目が行く。「福願うこころの裏に鬼の顔」という一首が貼ってあった。幸福はだれもが願うところだが、人間というものはけっこう欲が深い。だから、笑顔の裏に鬼が潜んでいる可能性がある。そんな意味だろう。先日、豆まきをしたばかりなので、この言葉は胸をつく。これ以上の福など願わず、いまが最高と思って生きていこう。

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2008.02.04

いじけ雪

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近所の屋根の雪の形がおもしろい。手前のコロニアルの屋根の雪はほとんど溶けているが、瓦屋根の北側の雪はまだ残っている。雪は瓦の上を滑り降りようとしているのだが、途中で雪止めにひっかかって止まっている。それで反物にシワが寄ったようにひしゃげている。落ちたくても落ちられない雪のいじけた格好がちょっと愉快だ。

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2008.02.03

雪景色

天気予報どおり雪になった。外に出て、まわりの雪景色をカメラに収めた。バカチョンだけど広角なので景色を撮るにはいい。それから、パッソにチェーンをつけた。このあいだ買った、プラスチックの編型のやつだが、タイヤの空気が少し減っているせいか、すこしジャッキアップしないとチェーンの端と端が繋がらなかった。それでもクサリのチェーンより圧倒的にらくに着けられた。広い道路はトラックが通るのでチェーンは邪魔になるが、狭いところは雪が積もっているので、チェーンがないと危ない。

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生田浄水場の外周路

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柿の枝

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ツバキ

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柚子

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紅梅

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治療室前の道、右は小田急線

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治療室前の道

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2008.01.26

大寒

大寒は1月21日だったが、一説にその日から立春(2月4日)までの二週間を大寒と呼ぶそうだ。ことしは、その名の通り、寒い日が続いている。庭の土は霜柱で剥がされ、荒れた肌のようにボロボロになっている。霜柱は3cmから5㎝ぐらいあり、土や小石を軽々と持ち上げている。こんな寒さのなか、白梅が咲いた。野梅である。がんばれよ、と声をかけたくなる。

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霜柱で剥がされた地面

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白梅 (野梅)

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2008.01.24

作品24

No24
妻のフラワーアレンジメント、作品24(Vertical)

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2008.01.23

雪の朝

目を覚まして雨戸を開けると、雪が降っていた。湿った重そうな雪だ。生田浄水場の向こうの山が白くなっている。きのう降るはずだった雪がきょうになったらしい。外に出て雪の写真を撮ろうとしたが、雨っぽい雪で木の枝にはあまり積もらない。いちおう、金柑と紅梅に雪が降っているところを撮ったが、本格的な雪ではないので、あまりいい絵にならない。

Yuki1

Yuki2

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2008.01.22

シンコクの季節

うちではブルーリターンという青色申告のソフトを使っている。青色申告会の専用ソフトだけあって、なかなか優秀である。現金出納帳と銀行通帳の内容などを入力しておけば、年末にはたちどころに決算書ができあがるという寸法だ。ただし医療費など手入力の部分もあるから、多少は頭を使わなければならない。

きょう、今年度申告用のCDが送られてきた。税法の改正や時限立法などがあると、このソフトに組み込まれるているので、これをインストールして申告書を作成すればいい。チェックはしなければならないが、計算の過程がないので実にらくである。プリントアウトもパソコンだから手書きの部分がほとんどない。この仕事はほとんど妻がやってくれるので助かる。

納税は国民の義務ではあるが、やはり「取られる」という感じになるのは否めないので、申告の時期は深刻にならざるをえない。早くさっぱりしたいものだ。

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2008.01.21

今日は何の日

Maruseあしたはマルセ太郎さんの祥月命日だ。早いもので、もう七年になる。あした、お昼の「みのもんたの思いっきりテレビ」のなかで、マルセ太郎さんのことが10分ほど流れるそうだ。「今日は何の日」というコーナーらしい。先日、マルセ太郎さんの長女、梨花ちゃんからそんな葉書を受け取った。(←写真集「マルセ太郎」より)

平成5年の秋、川崎市麻生市民館で「マルセ太郎のパントマイム教室」という成人教室が開かれた。ボードビリアン・マルセ太郎さんから、からだを使った表現を学ぼうという講座だ。言葉でも表現がおぼつかないのに、からだを使って表現するなんて、無茶な話ではないかと思ったが、京子とふたりで参加した。実際にやってみると、これがじつに楽しい。サルになったり、トリになったり、モデルになったり、老人になったり。むずかしいけれど面白かった。

講座が終わったあと、もうすこし何かやってみたい、マルセ太郎さんとの縁を切りたくない。そんな仲間が集まって「麻生表現研究会」が生まれた。マルセ太郎脚本の喜劇シリーズや「スクリーンのない映画館」の鑑賞、話し方の勉強、映画批評など、いろいろな活動をした。けっきょく、マルセ太郎さんとのご縁は8年近く続いた。麻生表現研究会については、「陽気堂はり治療室」のホームページにくわしく書いてある。マルセ太郎さんはとても話し好きで、いっしょにいた時間はきわめて濃厚で、充実していた。

Asaosmiles
麻生表現研究会のひとコマ

http://homepage2.nifty.com/yokido/ →メニュー(→麻生表現研究会)

http://www.salusalu.com/maruse/top.html マルセ太郎のホームページ

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2008.01.20

新しいブラインド

Shade開業以来つかっていたブラインドの紐が擦り切れた。暮れに「インテリア宮前」に修理を頼んだが、新しいのを付けた方が早いという。今日その取り付けをした。業者は30年近く持ったことに感心していたが、複雑な構造ではないので無理をしなければ長く使えるものだ。ブラインドが新しくなると部屋まで新しくなったように思える。

工事の前に、ブラインドまわりや机や本棚のまわりを掃除した。また仕事がしやすいように大きなものを移動した。工事が終わってからも掃除をした。

そのうち、ガスのファンヒータが止ってしまった。マニュアルで点滅信号を調べると、不完全燃焼かフィルタのつまりとある。ところがフィルタを掃除しても点滅が止まらない。これも10年以上使っているから寿命かもしれない。あしたは雪が降るというから、エアコンだけでは寒いかもしれない。ま、なんとかなるだろう。

形あるものは
壊れる
他人事のように言うが
自分自身も
例外ではない

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2008.01.16

どっきり広告

電車のなかには、わたしの好奇心をくすぐるものがたくさんある。乗客の服装、髪型、年齢、仕草など。それから中吊りの広告や棚の上の広告のコピー、窓ガラスに貼ってある注意書きや広告なども面白い。とくに広告は人の目を引こうとして、なかなか凝ったものがある。

きょう、JR南武線のドアに貼られていたものにもこんなのがあった。インターネットのクルマ買取りオークションの宣伝で「びっくり価格」を写真にしたものだ。からだの柔らかい女性がハイヒールを履いて立った状態から、両股のあいだに上体と上肢を突っ込んで、さらにお尻にのせたパソコンを打っているという図だ。Goo-net というのが会社の名前らしい。

Mado1

こんどは東急田園都市線に乗ったが、ドアの横のガラス窓に駒沢大学の広告が貼ってあった。このあいだの箱根駅伝で優勝した大学で、この沿線にある。映画の撮影のときに、シーンを写すカチンコが大写しにされている。メインのコピーは大きいが薄い字で「そろそろキミの人生です。」とせまる。そして「見つけよう、キミの未来。/駒澤大学」と締めている。

Mado2

LOCATION(撮影場所)  KOMAZAWA
SCENE(シーン番号)  01
TAKE(撮影番号)    01
DATE(撮影年月日)   2008.4.2
DIRECTOR(監督)    YOU

カチンコの英語は分からない人も多いだろう。しかし受験生なら分かる。というより、もっともこの広告を読んで欲しい世代にしか分からない、といってもいい。しかも最後に、「監督はキミだ!」とグサッと胸を突く。うまい広告だ。優秀賞をあげたい。

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2008.01.13

ほほえみの絵

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ヴィパッサナー瞑想法で知り合いになった画家から、たのしい年賀状が来た。お正月に年賀状を書くらしく、いつも今ごろ届く。だいたいが小坊主がニコニコしている絵で、なんとなく心がホッとする。去年は鎌倉の鶴岡八幡宮のそばの宝戒寺(萩寺)で個展をやったので、見に行った。大きなものや、河原の石ころに顔を描いたようなものもあった。日めくりを買って、トイレで毎日こうした微笑みの小坊主たちと対面している。

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2007.12.22

高層ビル完売

Newbldg昼休みは外に出て、頑張り屋というラーメン屋に行ってみた。あっさりしているが、こってりしている、そんな美味しいラーメンを食べた。

向ヶ丘遊園駅北口の高層ビル(アトラスタワー)は着々と上に伸びてゆく。23階建ての高層ビルだから、まだ倍近く伸びる予定だ。すでにマンションは完売したそうだ。これだから、まわりの小さなアパートは空いてしまう。ある意味、住宅もシャッター街状態になりつつある。

大きな変化が起こるときには、笑う者もあれば泣くものもある。これは仕方ないが、格差社会は困る。

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2007.12.19

優先席

月一回、用があって用賀に通っている。JR南武線で登戸から溝の口まで行き、東急田園都市線に乗り換えた。優先席の前に立ったので、その説明文を読んでいた。東急田園都市線の説明文は、大きく【優先席】と書かれ、それから小さめの字で「おゆずりください。みなさまの、やさしい心づかいをおねがいします」とある。

Sign1
東急田園都市線

【優先席】の下には英語で "COURTESY SEAT" と書かれている。このコーティシー・シートという言葉が気に入った。コーティシーというのは、礼儀正しい、丁寧、親切、優遇、といった意味を持つ。お年寄り、妊婦、赤ちゃん連れ、けが人などに対して優しくしよう。紳士淑女だったら、そういう礼儀、常識を持って接しよう、というような感じだ。なかなか味わいのある言葉である。小田急やJRでは、たしか "PRIORITY SEAT" と書かれていたと思う。

帰りにJR南武線に乗るとき、優先席のところに行ってみた。やはり、【優先席】と書かれ、小さめの文字で「おゆずり下さい。この席を必要としているお客さまがいます」と書いてあった。思った通り、【優先席】の右側には"PRIORITY SEAT"と書かれていた。背景が透明になっているので少し見にくい。

Sign2
JR南武線

PRIORITY というのは、文字通り「優先的な」という意味である。お年寄り、妊婦、赤ちゃん連れ、けが人、などには優先的にすわっていただこうという意味だ。わたしは東急田園都市線のほうが品があっていいと思う。ただ、お年寄り、妊婦、赤ちゃん連れ、けが人、のデザインはJRのほうが遥かにすぐれていると思う。簡潔でうまい。会社によって、こういう案内が違うのは面白い。

Tree

世田谷ビジネススクエアのホールには、クリスマスツリーが飾られていた。ことしは不況のせいか、クリスマスムードがいまいちのような気がする。その中にあるツタヤでCDを三枚買った。カーペンターズ、スティーヴィー・ワンダー、サラ・ブライトマンだ。あとは本屋で「似顔絵入門」と「ためしてガッテン・健康編」を買った。

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2007.12.17

えっ、これ袖?

Sodeguchi

小田急線の急行に乗って座っていたら、目の前に妙なものが見える。指ぬきの手袋のような感じだが、指はぜんぶ出ており、手の甲と手のひらが覆われている。黒っぽいコートの袖口から出ている感じではブラウスの袖のようにも見える。しかし、途中から親指がヌッと出ているのが分からない。若い女性が紙袋を持って立っている。

一体これは何だろう、とだんだん好奇心がつのり、とうとうその手袋めいたものに触れて、「これはブラウスの袖ですか」と聞いてしまった。女性は一瞬おどろいたが、ニコッとして頷いた。「親指のところだけ出るようになってるの?」と聞くと、「ええ」と答え、微笑んだ。へえー、こんなデザインのブラウスがあるのかと驚いた。京子が「手の甲が冷えることってあるからね」と調子を合わせる。

そこで鞄からカメラを取り出して、「これを写真に撮らせてください。顔は写しませんから」と言った。そうして、撮ったのが上の写真だ。それからその女性と少し話しをした。狛江に住んでいるそうだ。「この写真をブログに載せますから見てくださいね」と言って、陽気堂の名刺をあげた。朝の電車も、いろいろ発見があるものだ。

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2007.12.12

さかき剪定

温かい一日だった。うち祭りしてある神様のところのサカキの剪定をしたが、Tシャツ一枚でも寒くなかった。剪定といってもプロではないので、まっすぐ上に伸びた徒長枝、平行枝、ふところ枝、ヒコバエなどを剪定鋏で切り落とし、全体的に風通しをよくするようにしただけだ。それでも二本のサカキを仕上げるのに2時間以上かかってしまった。切り落とした枝葉をかたずけたり、落葉を拾ったり、雑草を取ったりしたら、ずいぶんきれいになった。庭の掃除をすると、気持ちがいい。心の掃除もしたみたいだ。

Sakaki
第六天神様の両側の榊、剪定後。

ところで、サカキの剪定中、右の親指の第一関節のあたりを、剪定ばさみの刃の根元で挟んでしまった。イタッと思った瞬間、親指の皮膚のしたがえぐれたらしく、暗紫色になり、血が滲んできた。急いで水道水で傷を洗い、救急絆をつよめに貼った。軍手をすると剪定鋏がすべるので素手でやっていたのが間違いだった。ズキンズキン痛むが、傷のところをつよく押し付けてもあまり痛くない。この調子だと、はやくピッタリ皮膚がつくような気がする。こんどは、右手にすべらない手袋をすることにしよう。

Sakaki2
ホンサカキの葉、ツバキの葉のように硬く、ギザギザがない。

サカキは漢字で榊と書く。木へんに神だが、その名の通り、神棚に供えるのに使う。一般には、ヒサカキ、あるいはヒメサカキという柔らかいギザギザした葉のものを神棚に使う。だが、うちのはホンサカキといい、椿の葉を小さくしたようで、かなり硬い。榊はツバキ科である。サカキは成長が遅いので苗の値段が高い。それと、切って花瓶に差しても水さえまめに取り替えれば、一ヶ月ぐらいはらくに持つ。すごい生命力である。

Hisakaki
ヒサカキの葉、ギザギザがあって軟らかい。

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2007.12.04

イルミネーション

Illumination

12月に入ったら、とたんに、あちこちでクリスマスのイルミネーションが灯り始めた。マンションの上階を一回りするような大きいものもあれば、一戸建ての庭木に飾り付けているところもある。それらが点滅するのでとても綺麗だ。雪だるまやサンタさんの人形もあって、孫のために飾っているのだろう、豊かな時代になったものだとつくづく思う。そのうちがクリスチャンであるかないかなど問題ではない。

貧乏性のわたしは、他人のことながら、電気代を心配したり、植木はだいじょうぶなのだろうか、などと気を揉んでしまう。街では星も見えないから、子供に夢を与えるにはこういう方法も仕方ないのだろうが、モンゴルやアフリカの大地で、本物の天の川を見られる子どもたちのほうが幸せではないかなどと考えてしまう。

世の中には
物があふれている
でも
本当に必要なものは
すくない

なければ
なくてもいい
そんなもので
世の中は
動いている

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2007.12.02

野川初冬

きょうから12月。治療室では患者さんにタオルを配り始めた。治療室の電話番号を染め抜いてあるから宣伝用ではあるが、いちばん質のいいタオルなのでみんなに喜んでもらえるのがいい。力仕事をする人には二枚あげたりしている。

午後2時ごろ、久しぶりに野川に出かけた。ニコンD300に望遠ズーム80㎜-400㎜VR(手振れ補正付)をつけるとけっこう重いが、これぐらいまでなら三脚を持たなくてもすむから文句は言えない。400㎜までもっていくと、さすがに手ブレが多くなるが、たくさん撮ればたまにはいいのも撮れる。

野川は両岸の桜がきれいに紅葉していたが、半分以上はすでに散っていた。どうだんツツジの紅葉がみごとである。葦も枯れて、ススキの穂が棉アメ状態になって揺れている。ここでは野川の景色だけを載せ、野鳥は別の項にしてアップしよう。ここの写真は広角なので、ぜんぶパナソニックのLUMIX-FZ30で撮影したもの。

Shotou1
野川、喜多見側

Shotou2
ドウダンツツジが真っ赤

Shotou3
両岸の桜の紅葉

Shotou4
飛んでいるのはユリカモメ

Shotou5
野川、成城側

Shotou6
小田急線喜多見駅

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2007.12.01

公孫樹の黄落

けさ、生田浄水場の北門から浄水場内と向こうの山を撮ってみた。
下のアップの写真をみると、紅葉がかなり進んでいるのがわかる。

Kouyou002

Kouyou001

Kouyou003これは昼休みに登戸神社にお参りしたあと撮った写真。大公孫樹がみごとに黄色くなり、ひっきりなしに散っている。

このあと、世田谷街道の陸橋の近くにあるニューデリーに行った。京子はキーマカレー、わたしは日替わりカレーでカボチャとチキンのカレーだった。例によって、どでかいナンがドンとテーブルに乗せられる。幸せの瞬間だ。日替わりカレーはスパイシーでうまい。キーマカレーは挽肉カレーらしいが香料と酸味が効いて味が深い。二人で行くと半分ずつ分けて食べられるのがいい。

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2007.11.30

森林公園

Banshu001

きょうも曇りで、ときどき小雨が降っていたが、昼休みに車で東高根森林公園に行ってみた。裏門の公園あたりで紅葉の写真を撮った。新しいカメラD300の試し撮りである。ブログに載せるときはサイズを10パーセント以下に縮小するので、見た目にはあまり変わりはないかもしれない。レンズは、タムロンの28㎜~300㎜ズームである。

Banshu003

Banshu002

Banshu005

Banshu004

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2007.11.27

放送局

午後4時ごらだっただろうか。気象庁から電話がかかってきた。女性の声で、よく聞くと気象庁ではなく、名古屋のテレビ局の気象予報士らしい。それで、わたしのブログに載せたヒイラギの写真をテレビで使いたいという。11月9日に載せた写真だ。わたしが「葉っぱが丸くなっているものがおおいですよ」と言うと、その丸い葉の写真を使いたいのですという。ヒイラギの葉が若いときはトゲトゲしいが、古木になると丸くなるということでつかうのだろう。

べつに問題はないので、「使ってもかまいませんよ」と返事をした。女性はTBS系の名古屋の放送局だと名乗っで、「きょうの6時からの番組で、写真を使わせてもらいます。ありがとうございました」と言って、電話を切った。京子に録画を頼んだが、そういう場面は映らなかったらしい。ラジオでは、香川県の祖母孫3人の殺人事件の犯人が逮捕されたとかで騒いでいたからカットされたのかもしれない。よくあることだ。残念なので、もう一度、丸葉になったヒイラギの花の写真を載せておこう。

Hiiragi2

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2007.11.24

初霜

Simo2

Simo1

寒い朝だ。窓を開けると、畑がうっすらと白くなっている。霜が降りているのだ。きのうも寒かったが風があって霜が降りなかったようだ。タマネギのほうは霜柱が立って、植えたばかりの苗がかなり持ち上げられている。ま、11月は霜月というから、このぐらいの気候がふつうなのだろう。最近は暖かすぎる。

初霜が降りて
畑は薄化粧
冬に備えて
清めの塩が
撒かれたよう

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2007.11.22

男も座って

Maleある集会所のトイレに、こんな貼り紙がしてあった。女性と同じように、男性も座って用を足せというのである。男性が立ったままオシッコをすると、飛沫が飛び散るからだろう。掃除をする人にしてみれば、たしかにきれいに使ってもらいたい。そこで、ズボンと下着を下ろして座って用を足してみた。とうぜん、飛沫は飛び散らない。

ところが私のように多少とも前立腺肥大の傾向があると、どうもオシッコの切れがわるい。そこで、なんども男性自身を持って雫を振り落とすのだが、これがいけない。かえって便座を汚してしまうのだ。これなら、膝をかがめて、立って用をたしたほうがいいのではないか。
ただいま、試行錯誤中である。

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2007.11.18

小春日和

秋は、お祭り、学園祭、区民祭だの、いろんな催しものが行われている。遠くでも行きたい所があるが、もっぱら近場ですませている。きょうはJA川崎の農業祭だ。仕事を終えて午後1時ごろ行ったら、もうほとんどが売り切れだった。とりあえず、お腹がすいていたので、からみ餅ときな粉餅を買って食べた。花や植木も見て回ったが、見るだけ。

Nougyo
お餅にあんこやきなこをつけるJAスタッフ

市民ガーデンにセージが咲いていた。赤はふつうだが、薄ぼやけた妙な色のも咲いていた。ほかにエンゼルトランペットがぶら下がっていた。重くてぶら下がるしかないのだろうか。朝は寒かったが、昼はポカポカ暖かくなった。

Sage011
セージ

Angel
エンゼル・トランペット

家に帰って、東京国際マラソンを見た。野口みずきの力強い走りに感動した。足の長さが倍もある黒人選手を振り切るところなど圧巻だった。それから、俳句や短歌、世界で一番受けたい授業など、録画した番組を見た。フィギュアのフランス大会で浅田真央が優勝した。真央ちゃんの表現力が豊かになったこと、別人のようだ。この年頃はいろんな意味で成長が早い。

京子はフラワーアレンジメントの練習だといって、自分で花を買ってきて「ラウンド」をつくった。何度もつくらないと、コツを忘れちゃうらしい。なかなかいいのが出来た。それでもって、これはあなたへの誕生日プレゼントよ、だって。手がかかっているだけに温かい贈り物だ。お返しにこまる。

Arrangement2
ラウンドの習作(旦那さまへの誕生日のプレゼント)

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2007.11.10

ヤング・ママ

Train1

電車の中で、よくこういう光景を見る。若いお母さんが赤ちゃんを袋のように包んで抱いている姿だ。スリングというらしいが、ポータブルのハンモックみたいなものだ。むかし、外国人の男性がこんなふうに子供を抱いているのを見たことがあるから、アメリカの影響だろうか。背中に回せば、おぶい紐のようにおんぶすることもできる。前に抱けば、お母さんの顔が見えるから安心だ。赤ちゃんも丸くなって気持ちよさそうだ。

空いた手でケータイを打っているのも今風ではないか。子供を抱いた人に席を譲らないのも今風である。

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2007.10.29

ボストン優勝

Bostonワールドシリーズはボストン・レッドソックスがコロラド・ロッキーズに4連勝してあっけなく優勝してしまった。大金を払って獲得した松坂大輔も、けっきょくは帳尻を合わせることができた。それにしても中継ぎの岡島の活躍は予想外だった。失点なしの試合をいくつ続けただろうか。来期は大幅な年俸アップが見込まれる。メッツから移籍したロッキーズの松井稼頭央も水を得た魚のように活躍をした。

日本選手がワールドシリーズに出ることなど数年前なら想像だにしなかったが、それがいま現実になっている。野茂が道を開き、佐々木や伊良部が続き、野手としてイチローや田口がその可能性をひろげていった。プロ野球に関するかぎり、国際化はみごとに実現したといえよう。

学生時代、ボストンに一週間ぐらいいたことがある。ハーバードやMITの友達の寮に止めてもらったり、臨時のアルバイトで一日で4万円ぐらい稼いだこともある。それから、絵のない看板の映画館に入ったら、それが成人映画の3本立てで、しかもボカシもカットもなく丸出しで、ひどく疲れたのを思い出す。テレビでは乳首も出さないのに、成人映画となるとずべて丸出しになる不思議な町だった。

ちょうどクリスマスで救世軍の楽隊と仲良くなり、その教会にいって子供の劇を見たのもなつかしい。キリスト誕生の劇である。授業でライシャワーの教科書を使ったので、ハーバードにいる先生に会いに行こうかとも思ったが、クリスマスなのでやめた。

友人の家に行ったら、日本人は魚が好きだろうというので、お母さんがタラのフライをご馳走してくれた。あの心遣いには感謝している。24日の夜はカトリックのミサに行き、25日はクリスマスなのでくつろいだ。クリスマスツリーの下にプレゼントを並べ、それを一つ一つみんなの前で開けてゆく。そして、いちいち感謝のキスをする。なかなかいい風景だった。街はすっかり雪化粧をしていた。

その昔、ボストンといえば、言わずと知れたボストンバッグの街だ。それしか知らなかった。それから学生時代の思い出がはいり、いまや日本人ダイリーガーの噂が流れるレッドソックスの街になった。世界との距離はどんどん小さくなっていく。

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2007.10.27

三日台風

Typha yahoo

きのう九州の南で発生した台風20号が、もうきょうの午後3時には房総半島に接近している。時速100kmのスピードで日本の東を駆け上ってゆき、あしたは北海道沖にいるという。なんとすばしこい台風だろう。いま、午後5時だが、雨風が強くなっている。今晩一荒れして、あしたは台風一過の秋晴れになりそうだ。

これも地球温暖化の表れだろう。海水の温度が高くて水蒸気が蒸発し、つよい上昇気流が台風を生んでいるらしい。とにかく被害の少ないことを祈る。

こんどの台風は
すばしっこかった
三日天下ならぬ
三日台風だった
なんて奴だ

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2007.10.22

松坂、勝ち投手

Cap_2大リーグもいよいよ大詰め。アメリカンリーグの覇者を決める試合は七戦目まで持ち込まれた。きょう、ボストン・レッドソックスの松坂大輔が登板し、5回を2失点に緒さえ、つづく岡島が2回を零封し、けっきょく11対3の大差で勝ち、アメリカンリーグの代表になった。もちろん、松坂は勝ち投手だ。

松坂大輔は鳴り物入りでレッドソックスに入団したが、ボールの大きさやストライクゾーンの微妙な違い、マウンドの硬さ、ことばの壁などにぶつかり、期待された結果を出せなかった。しかし、これでなんとか面目を躍如したといえるだろう。チームメイトとともにグランドではしゃぎ、シャンペンを掛けっこしていた。

ナショナルリーグの覇者はコロラド・ロッキーズで、セカンド松井稼頭央が大活躍している。これで、両リーグに日本人が入ってのワールドシリーズということになった。楽しみが増えた。

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2007.10.20

チェジウ

Chejiu2
최지우 (崔志宇)

テレビで韓国人女優のチェジウを見た。あんまりかわいいので、ネットでフリーの壁紙を探してデスクトップに飾ってみた。チェジウは言わずと知れた「冬ソナ」のヒロインである。パソコンを開けるたびに微笑んでくれる。写真なのは分かっているが画面いっぱいにチェジウが映ると、なんとなくドキドキしてしまう。妻も公認である。

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2007.10.19

電波時計

最近は、結婚式の引き出物などにカタログギフト券を贈るところが多い。カタログを見て、その中から気に入ったものを選んで送ってもらうのだ。そうすると不用なものをもらったりしないで、自分が欲しいものを選べるので具合がいい。それだけ物が豊かになった証拠である。

Denpa先日、お葬式があったが、そのときの初七日の引き出物がこのカタログギフトだった。ファッション、インテリア、食器、かばん、電気製品、食品など、ありとあらゆるものが選べるようになっている。いろいろ迷ったが、実用的なものにしようとして、電波目覚まし時計に決めた。電波を受けて時報に合わせるらしく、ぜったい狂わないらしい。

返信はがきでなくインターネットで申し込むと景品がもらえるとかで、シャディのホームページを出して、そこから申し込んだ。

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2007.10.18

アジアのラテン

85m4_4治療室のビルのとなりに韓国炭火焼肉の店ができて、1年以上になるだろうか。となりとの境の道を夕方通ると、大きな陶製のつぼに火種が入れてあり、客が来ると七輪に小分けしてテーブルに運び、炭火焼きとなるらしい。看板にはホルモンなどの文字が見える。われわれはめったに肉を食べないから縁はない。

午後4時ごろになると、となりから怒鳴りあうような男女の声が聞こえてくる。韓国語だから意味は分からないが、まるで喧嘩をしているようだ。たぶん、日本語を知らない外国人が聞いたらやはり喧嘩をしているように聞こえるかもしれないが、韓国人の場合は一回りテンションが高いように思う。

むかしオステオパシー(整骨医学)の勉強をしているとき、その中に一人の韓国人がいた。先生によく質問するし、手技をカメラに収めたりして勉強熱心だった。しかし、それが高じて勉強の邪魔になることも少なくない。なんて図々しい奴だろう、なんて自分勝手な奴だろうと思った。そのぐらい自己主張をしないとやっていけない国なのだろうか。

マルセ太郎さんも在日ニ世で、個性がつよかった。日本人は暗いが韓国人はカラッとしているよ、よく言っていた。「アジアのラテン民族だな」、って。そういえば、となりの怒鳴り声はイタリアの下町の言葉のやりとりに似ているところがある。

けさ来た患者さんは、韓国はいちばん嫌いな国だったけど、「冬のソナタ」や「春のワルツ」などの韓国ドラマを見ているうちに大好きになった、と言っていた。儒教の国だから、古きよき日本を偲ばせるらしい。

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2007.10.16

BOOK-OFF

きょうは一日中曇りで、冷たい風が吹いていた。秋の深まりを感じる。昼休みに、ブックオフに行って5冊ほど面白そうな本を買った。

船井幸雄著『エゴからエヴァへ』
平井信義著『もう少しのやさしさを』
同『わかってほしいの、おかあさん』
日野原重明著『生き方上手』
内山辰美著『上手な聞き方』

ぜんぶ105円。エゴからエヴァへは数年前にベストセラーになった本だが読む機会を逸したので買った。平井信義さんはファンだから。日野原さんの本も興味があるから、内山さんの本は聞き上手になりたいから。

前に書いたことがあるが、本ほど値段と内容が一致しないものはない。古本屋のワゴンのなかの100円の文庫本が人生を変えることもあるし、数千円の本でも内容が薄く、金を返せと言いたくなるようなものもある。もっとも、それは読者のセンサーによっても、さまざまだ。

きょうは
曇って
風が冷たい
冬へ近づく
秋の一日

演奏会
『多摩川吹奏楽団・第22回定期演奏会』
2007年11月4日(日) 、13:00 開場 13:30 開演
多摩市民館 大ホール、入場無料・全席自由

→楽団のホームページ

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2007.10.15

羽生のすごさ

きのうの夜のことだが、録画しておいたNHKの将棋早差し戦を見た。対戦者は羽生善治、王座・王将、と中川大輔七段で、解説は加藤一二三、九段だった。羽生は先手で新しい駒組みを研究してきたらしく、序盤ですでに加藤一二三に「わたしは年に3000局ぐらい将棋を見ていますが、こういう形は初めて見ます」と言わせていた。

Habu 定石をはずれた先手の駒組みは無理があったようで、だんだん後手の中川大輔が優勢になっていった。加藤が「ほとんど中川さんの勝ちですね」と言ったとき、羽生は9八角と攻防に角を打った。最後のがんばりである。加藤一二三は「あれ? あれ?」「えええええっ!」「ひゃあああ」と興奮して叫ぶ。中川の見落としもあって、数分後、羽生は中川を頓死に葬り去った。ほとんど、あっという間の出来事だった。加藤一二三も「NHK杯戦では、おそらく史上初めての大逆転でしょう」とおどろいていた。いい試合だった。

負けそうになっても試合を捨てない。短い時間内に最善の手を読みつづける。ひょうひょうとした顔で、黙々と手を進める。そして、ついに大逆転。対戦成績は、羽生が中川に対して11勝2敗となった。それにしても、投了してもおかしくない局面をがんばり、粘り勝ちした羽生はすごい。思わず拍手をしてしまった。

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2007.10.13

亀田父子の処分必至

時事通信のニュースを見ていたら、こんなタイトルの記事があった。

日本ボクシングコミッション(JBC)は12日、東京・有明コロシアムで11日に行われた世界ボクシング評議会(WBC)フライ級タイトル戦で、チャンピオンの内藤大助(宮田)に敗れた亀田大毅(協栄)が試合中に反則行為を繰り返した問題について、15日に倫理委員会を開いてビデオ検証することを決めた。これにより、亀田大と、セコンドを務めて反則を指示したとみられる父親の亀田史郎氏が処分を受けることが確実になった。

JBCの安河内剛事務局長は「重大な処分になるかもしれない」と話しており、亀田大はファイトマネーの没収か出場停止、史郎氏はセコンドライセンス停止といった厳罰を受ける可能性もある。反則指示で陣営の関係者が処分されるのは異例。

また、ジム会長らで組織する東日本ボクシング協会も15日の理事会で協栄ジムに戒告などの処分を下す方針。同協会の北沢鈴春事務局長は「父親が急所を狙えと指示し、興毅がひじで目を打てと発言したのをビデオで確認した」と明言。金平会長は12日にJBCと同協会に謝罪している。 

処分は仕方ないだろうな。あんなことをやっていたらボクシングファンが離れていくから。わたしもボクシングが好きなので、本当にこのあいだは不愉快だった。プロレスなんかは演技が多いが、ボクシングは真剣勝負だ。そこにはルールがある。それを無視した喧嘩など見たくない。亀田の品性のなさのぶんだけ、内藤が男をあげた夜だった。

関連記事→内藤一夜明け怒り爆発!亀田家に謝罪要求

突進する
亀田弁慶
かわして突く
内藤牛若丸
品格の差

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2007.10.12

内藤vs亀田戦

ゆうべ、WBC世界チャンピオンの内藤大助と挑戦者亀田大毅のタイトル戦をテレビで見た。大毅のパンチ力は買っていたが、まだ14位の男がチャンピオンに勝てるわけがない。そんなことが起きてはならない。しかし、まさかということもある。そんな気持ちで試合を見始めた。

第一ラウンドはチャンピオンの一方的な攻めで、大毅はガード専門。これも作戦かと思ったが、ラウンドが進んでもこの関係はあまり変化しなかった。イノシシのように突進してくる亀田の頭を左手で押さえながら、内藤は変幻自在のパンチを打ち込む。亀田はカウンター狙いのようだったが、手が出ない。

Boxing終盤、いらだつ亀田は内藤のからだをレスリングのように何度か投げて減点3。けっきょく、大差で内藤が勝利した。試合後、両者が互いに讃えあうこともなく、亀田陣営はさっさと退散。スポーツマンシップのかけらもない。大毅は相手を小ばかにしたような態度をとるし、反則も多かった。見ていて醜い。記者会見でチャンピオン内藤をゴキブリ呼ばわりしていたが、大毅がゴキブリ以下であることが公然と証明された。(写真は、asahi.com)

スポーツは勝敗がつきものだが、負けてもきれいな試合をした者には拍手を送りたくなる。勝っても汚い試合だったら不愉快だ。亀田親子にはもっと品性というものを磨いてほしい。ま、今回負けて、少しはおとなしくなるだろう。

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2007.09.24

マルセル・マルソー

Marcel パントマイム界の巨匠として半世紀以上活躍を続けたフランスのマルセル・マルソーさんが22日亡くなった。84歳。何度もテレビで演技を見たし、相模大野グリーンホールや府中の森「芸術劇場」で実際にマルセル・マルソーの舞台を見たことがあるので、つよく記憶に残っている。優雅で繊細なパントマイムだった。
→マルセル・マルソー動画

映画を一本語り演じる芸を開いたマルセ太郎は、もともと日劇のパントマイマーだったが、最初の芸名はマルセル・マルソーにちなんでマルセル太郎だった。ところが、フランス語でマルセルを発音するとほとんどマルセとしか聞こえない。そこでマルセ太郎で通すことにした。これは実際に、マルセ太郎さんから聞いた話だから間違いない。

Maruseマルセさんはその後、スタミナトリオとかいうグループを組んで、ラグビーのコントなどをやっていた。それから、ひとりで形態模写をやるようになる。マルセさんがサルを演じると、あまりにリアルで観客は息を呑んだ。やがて、映画を一本まるごと語り演ずるというユニークな芸を開く。これが永六輔や色川武大に認められて評判になった。「泥の河」「生きる」「街の灯」「息子」「天井桟敷の人々」「アマデウス」などを演じた。

そのマルセ太郎さんが1993年、麻生市民館の成人教室でパントマイムを教えるという知り、さっそく京子と申し込んだ。綱引き、壁の部屋、ファッションモデルの歩き方、蝶々を追う、船を漕ぐ、などいろいろなパントマイムを教わった。成人教室が終了したあと、有志で「麻生表現研究会」というのを発足し、月一回の割合でマルセ太郎さんに出席をいただき、表現の勉強をつづけた。2時間の勉強のあと喫茶店に移動し、また1時間あまり雑談した。じつに楽しく濃密な時間をすごすことができた。

1994年にマルセル・マルソーが来日したとき、みんなでそのパントマイムを鑑賞に行った。すでに70代だったと思うが、マルセル・マルソーはからだが軟らかく、自在に演技をこなしていた。圧巻は、笑い顔のお面をかぶり、そのお面が取れなくなってしまい、必死に取ろうとする演技だった。実際にはお面をかぶっているわけではないけど顔は笑っている。顔は笑っているけれど、その嘘のお面がはずれないので、からだは当惑、焦り、恐れを表現してゆく。どうしてこんなことができるのか、いまでも不思議である。

マルセル・マルソーはパリにパントマイム学校を開き、ずいぶん多くの後輩を育てたと聞く。そのなかには日本人も少なくない。なお、マルセ太郎さんは2001年にお亡くなりになった。おふたりとも、「よいお仕事をされましたね」と心からねぎらいの言葉を捧げたい。

陽気堂はり治療室のホームページに麻生表現研究会のメニューがあります。

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2007.09.14

穴あきサンダル

Holey

患者さんからサンダルをいただいた。いま流行のサンダルだそうだ。ホーリー・ホールズという会社が考案したものだが、made in China というステッカーが貼ってあるから、工場は中国にあるらしい。とても軽くて、そのくせすべりにくく、ソールの部分には小さな突起がたくさんついていて健康サンダルにもなる。パンフレットには、水に浮くと書いてある。

若い子は、この穴に花や蝶、天道虫などの飾りをつけて楽しむらしいが、わたしはちょうど前の室内履きが傷んできたので、その代わりにさせてもらうことにした。京子はオレンジ色のをいただいた。サンダルのかかと止めは前に倒すと、スリッパのようになる。なかなか機能的にできている。けっこうなお値段がするらしいが、ご好意を無にしないでせっせと使わせていただくことにする。

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2007.09.07

台風一過

台風9号は夜中に小田原に上陸し、関東、東北と東日本を縦断した。夜中に雨戸を打つ雨の音がうるさくて何度か目をさました。風も唸ってる。それでも裏の篠竹が曲がったぐらいで大した被害がなくてよかった。

Taifu0

昼休みに多摩川に行ってみた。ニュースでも言っていたがかなりの水量である。泥水が波しぶきを上げて流れてゆく。ふだんバーベキューなどをやる河川敷は完全に水没していた。ヘリコプターでホームレスの人が救助されるのをニュースで見た。小田急線の下流にある湾処(わんど)も水没してしまって、当分は釣りができないだろう。

Taifu1
水かさを増した多摩川、それでも朝より若干減ったようだ。

Taifu5
湾処(入り江)は水没して跡形なし。

Taifu4
網で小魚を取る老人。けっこう採れていた。

Taifu2 
ボートも土手に上げられている。

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2007.09.04

多摩川梨

名産の多摩川梨が実って、府中県道沿いなどに梨の即売所が出ている。もっとも、即売所の数はめっきり減り、外食レストランやマンションのあいだにあるので、注意して探さないと見つからないほどだ。観光バスで大挙して多摩川梨の「もぎとり」に来た時代が懐かしい。梨作りの跡継ぎが減り、また梨で食べていくのはたいへんだから仕方がない。

いまの時期は新生や青玉があるが豊水が美味しい。むかしは、梨といえば長十郎か二十世紀だったが、いまはそれぞれを掛け合わせた品種がたくさん出ている。長十郎はやや硬めだが非常に甘かった。二十世紀はきめが細かくてとても上品な味がした。

Housui2
豊水

稲城市で開発された「稲城」もみずみずしくて美味しい。土渕地区の人が5年ぐらい前に開発した新種の「生水いくすい」もぼちぼち出始めてているが、やはりいい味だ。しかし、生田で生まれたから「いくすい」なのだが、生水と書いてあると「なまみず」と読んでしまうので、ネーミングがいまいちだ。豊水はすこし酸味があるが甘いので人気がある。いま、うちでは患者さんに一つずつ梨をあげている。近所で買った梨だが、季節のもののお裾分けである。

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2007.08.24

コオロギ

Korogi

つくつく法師が鳴き始め、夜になると虫の声も聞こえる。いぜん気温は高いが朝晩は少しらくになった。あちこちに秋の気配が感じられる。夕食のとき、居間にコオロギが迷い込んできた。エンマコオロギだろうか。そうしたら居間のレースのカーテンにも虫が止っている。緑色の細めにバッタだ。スイッチョである。左後ろ足が折れているので、気の毒で写真には撮れない。コオロギにスイッチョ、ほんとに秋が入ってきた。

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2007.08.22

新宿末広亭

久しぶりに新宿末広亭に落語を聴きに行った。平日でそれほど混んでいなかったので、前から5列目のいい席に陣取ることができた。12時から開演だが、前座さんや次の落語までは、ほとんどの客が弁当を食べているので気の毒だった。しかし向こうも慣れたものでテンポよい話を披露していった。

Suehirotei

2年ほど前の落語ブームのときは昼席と夜席が入替制だったが、ブームが落ち着いたのでまた昼夜入替えなしになった。そこで夜の部の元九郎の津軽三味線まで聴いて京子が先に帰り、わたしは円窓が出ると思い、もう少し粘った。円窓は出ず、同門の吉窓が出た。

有名なところでは、橘家円蔵、入船亭扇橋、金原亭伯楽などだが、売れていない人のなかにも味のある話をする人が少なくなかった。落語だけでは眠くなってしまうが、漫才、マジック、ギター漫談、曲芸、俗曲などがの色物が入り、なかなか楽しい。猛暑のとき、寄席で時間をつぶすのも一法である。きょうは、よく笑った。

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2007.08.20

蝉が鳴く

Semi01

耳元で
セミが鳴きだした
でっかい声だ
ふと見ると
網戸に止っていた

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2007.08.12

セミの羽化2

猛暑が続いている。お八つに冷えたスイカを食べたが、とても甘くて美味しかった。それから京子とお盆の買い物に出かけた。花も買ったし、お供え物も買った。くろがね屋に行ったとき、はずみで電気のチェーンソーを買ってしまった。けさ草刈りをしたとき、枝おろしをしなければならない木が何本か見つかったからだ。試運転をしてみたが、直径10cmぐらいの木をあっという間に切ってくれる。ノコギリではけっこう大変だ。

夜9時ごろ、セミが羽化しているところを懐中電灯をつけて探し回った。やっと見つけたが、もう羽化はほとんど最終段階だった。もうすこし早くてもよかったかもしれない。いつ見ても神秘的な姿である。

Uka01

Uka02

小さいデジカメしかなかったのでフラッシュの光量を調節できず、すこし白トビしてしまったが、まあまあの写真が撮れた。蚊よけのネットをかぶったが、手の甲や手首など、何箇所も蚊に食われてしまった。痒いったらない。

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2007.08.10

猛暑つづく

立秋(8月8日)を過ぎたのに、毎日暑くてまいっちまう。
外で働く人は本当に命がけだ。

Nitibotu
向ヶ丘遊園駅北口のビル工事のクレーンと夕陽

立秋など
どこ吹く風
真夏日
猛暑
熱帯夜

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2007.08.07

せみダブル

Uka

けさ梅ノ木の葉にセミの抜け殻を見つけた。それが二匹重なっているので不思議に思った。一体どうやって羽化したのだろう。おそらく下のほうが1日か2日前に羽化し、けさ上のやつが羽化したのだろう。こんど羽化の写真を撮ってみよう。蚊に食われないように防虫服を着て。

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2007.08.06

原爆の日

きょうも暑くなりそうだ。あの日も暑かったらしい。
いつものように、起立して、西を向いて、黙祷。
熱線と衝撃波の地獄絵、阿鼻叫喚の広島。

熱かったろう
痛かったろう
苦しかったろう
西を向いて黙祷
午前八時十五分

ほんの
4、5メートルの
爆弾が
20万人の命を
奪ったのだ

アメリカは
正義のためといって
よく人を殺す
ベトナムを見よ
イラクを見よ

広島で
起きたことを
世界の人に
知らせなければ
過ちは繰り返されるだろう

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2007.08.04

ブドウ棚の網張り

ブドウ棚の下にブドウの皮が散らかっている。少し色づいてきたブドウをカラスが食べに来ているらしい。デラウェアだから小粒で、熟す時期はもっと遅いはずなのに、ことしは少し早いようで、それをもう狙っている。去年は黄色いビニール紐を張ったが、ほとんど役に立たなかった。

そこで今年は、畑に広げる防鳥ネットをブドウ棚ぜんぶにかぶせることにした。この作業が意外に手間取った。あっちこっちに引っ掛かって、なかなかうまく網が張れないのだ。やがて竹竿で送るとうまくいくことを発見した。藪蚊が多いので、防虫ネットの長袖を着てネットを張り始めたが、これが風を通さないのですぐに汗だくになった。夕方でさえこれだから、炎天下で仕事をする人は本当に大変だな。最近はつぎのような防虫ウエアも出ているそうだ。

防虫ウエア

不動院の境内で盆踊りが行われており、黒田節や東京音頭が流れてくる。いちおう、お祝いの花代だけを届けたが、蒸し暑くて踊りに参加する気にならない。京子も今年は休ませてもらうといって、踊りには行かなかった。エアコンが久々に大活躍をした。

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2007.08.02

イチロー首位打者に

メジャーリーグの打撃三部門のうち、打率でイチローがトップに踊り出た。1ヶ月以上、ずっと2位だったが、きょうは6打数4安打でとうとう首位に立った。ホームランと打点は、ヤンキースのアレックス・ロドリゲスが独占している。

Ichiro
MLBの公式ホームページのSTATS(統計)より

イチローと私は
親戚でもないし
知り合いでもない
だけど
心から応援してしまう

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セミの羽化

Semiuka

けさ7時ごろ、裏の細い篠竹の先にアブラゼミを見つけた。抜け殻がそばにあるから、一晩かかって殻を脱いだのだろうが、雨のせいで予想外に時間がかかったのかもしれない。羽の色もまだ完全には茶色くなっていない。7年も地中にいて、初めて地上に出たときの気分はどうだったろう。雨の中での脱皮も大変だっただろうに。これから未知の世界を思う存分飛び回って楽しむといい。

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2007.08.01

8月1日

Ryoute
寿福寺山門前の掲示板

8月1日。暑い一日だった。ついたちなので氏神様にお参りをする。それから、久しぶりにデニーズで朝食。その後、お寺に行ってお塔婆の申し込み、さらに矢野口のホームセンター「くろがね屋」に行って、座椅子とエンジンの草刈機を買った。耕運機も欲しくなり、しばらくビデオで組み立て方や、オイルの入れ方、オプションの別売品などを見ていたが、そっちのほうはあきらめた。京子も洗濯や掃除で忙しい。

BSでマリナーズの試合を見て、午後、お寺の世話人会に出席する。そのあと、親戚の男性のひざの治療に行く。帰宅してシャワーを浴び、こんどは床屋に行った。床屋のマスターとおしゃべりを楽しんだあと、従弟のところに行って、アメリカン・コッカスパニエルのようすを見る。だいぶ芸をするようになった。それから「いなげや」で桃を買い、その桃をおやつに食べた。

それから草刈機を組み立てて、ガソリンを入れ、エンジン点火。40分ほど草刈リをする。ビニール紐を高速回転させて草を切るので、すこしぐらい石があっても大丈夫。ただ金属刃と違って、小石や葉っぱの切れ端がやたらに飛び散るので、防塵めがねは必須である。一汗かいたので、またシャワーを浴びる。

夜は、録画しておいた「素浪人・月影兵庫」や「ためしてガッテン」を見る。なんだか忙しい一日だった。

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2007.07.27

アブラゼミの殻

Semi

セミの抜け殻ひとつ
本能とはいえ
この複雑な鎧を
よくもまあ
脱ぎきるものだ

きょうからは
自由に空を飛び
思いっきり鳴けるだろう
凝縮された君の一生の
幸を祈ろう

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2007.07.25

蚊の襲来

休みの日は少しでも草取りをしなければならない。いまが、いちばん草が伸びるときだ。昼間は暑いので午後4時ごろからやるが、こんどは蚊に狙われる。先日、近所の人が白いネットをかぶってアジサイの手入れをしていたので、「消毒をしてるんですか」と尋ねたら、「蚊がすごいんで、蚊よけです」と教えてくれた。

そこで、わたしも目の細かい洗濯ネットを頭からかぶって草取りをはじめた。おかげで顔を刺されることはなくなったが、霧がかかったようで視界がわるい。こんどは、もう少し目の粗い洗濯ネットをかぶってみた。こちらのほうがいいが、陽の光が当たると乱反射してやはり視界が白くぼやける。それでも洗濯ネットの威力はすごいもので、顔はまったく蚊に刺されなかった。

ところが、そのぶんお尻に集中攻撃を受けてしまった。ジャージのズボンを履いていたのに、その上からかまわず刺してくる。しゃがんでいると、お尻のところでズボンの生地が引っ張られて薄くなっているところがある。そこを狙って刺すのだから、敵もたいしたものだ。わたしはブリーフを履いていたので、その部分はさすがに刺されなかったが、ブリーフのすぐ下をやられてしまった。何度も同じところを刺されたらしく、まるで蕁麻疹のように赤く腫れて、痒いったらない。こんどはボクサー・トランクスを履くことにしよう。ちょっと恥ずかしいが、証拠写真を載せておこう。

Ka

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黒船電車

JR南武線の溝の口駅に、黒い洒落た電車が止まっていた。一番前の車両の座席がゆるいひな壇のようになっていて、行先が「伊豆急下田」になっている。溝の口駅からも伊豆急が発車するようになったのか驚いた。黒い車両の横には大きな金文字で「伊豆急」と書いてあり、その下に「The Black Ship Train 」とある。下田の黒船号にちなんで「黒船電車」と命名したらしい。みんなケータイで写真を撮っている。

Izukyu01

Izukyu02

うちに帰ってインターネットで調べると、伊豆の観光PRのために一日だけ南武線に入線したらしい。以前、踊り子号に乗って下田まで行ったことがあるが、景色がよかったことを覚えている。たしか、黒船の化粧をしたバスも走っていたような気がする。

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2007.07.23

茶房「つるみ園」

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茶房「つるみ園」

生田緑地の多摩区民祭に行った帰り、ふと入った店が茶房「つるみ園」だった。2年ぐらい前だったろうか。緑地のほうから来ると府中県道を渡り、ちょっと行くと「フルハウス」というコーヒー屋さんがあり、そのとなりの店である。向こう隣りでは花屋さんが出ている。店の中は焼き物がいっぱい陳列されており、委託販売もしているらしい。テーブルは奥にあって、5、6人が腰を掛けられる。

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焼き物の陳列棚

わたしはよく葛餅を京子はクリームあんみつを食べる。手作りの葛餅も美味しいが、一緒についてくるお茶の味がじつにいい。病み付きになって何度か通っている。いつだっけ、ここ「つるみ園」で菅原洋一ショーのチケットを買い、多摩市民館に行ったこともある。ママさんは純朴そうな人であまり商売っ気がないが、そこがまたいい。ゆっくりくつろげる。ただ、座席は少ないので、混んできたらすぐ席を立つようにしている。

Chaho004
茶器など

おとといの夏まつりのときも、ちょっと入ってみた。いま、ノボリト・アート・ストリートに参加しているので、外にはいろんな吹き出しが貼ってある。そして、窓には例のこびとがちょこんと座っていた。オーストラリアの青年がぶらりと店に入ってきた。陶芸に興味があるらしい。プラネタリウムに行ったが民家園には行かなかったという。そこで、あの新しいプラネタリウムは500万個の星を投影することができるんだよと、わたしはこのあいだ得た知識を披露した。

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おしながき

とにかく、ここは煎茶がうまい。お茶屋さんだから当たり前といえば当たり前だが、入れ方が上手なんだと思う。生田緑地で遊んだ帰り道、あるいは買い物に疲れたとき、ちょっと寄って一服するにはこんないい場所はあるまい。水曜日、定休。

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くずもち

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クリームあんみつ

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2007.07.18

コッカスパニエル

いとこのうちで新しい犬を飼ったというので見に行った。アメリカン・コッカスパニエルという耳の垂れ下がった可愛い犬だ。ベージュ色で毛足の長いなかなかお洒落で、オスだが女の子のようだ。まだ生後4ヶ月だが、マテ、オスワリ、ハイタッチなど、いろいろ芸を仕込まれている。(写真を撮るのを忘れた!)

なんでも、インターネットで犬を交換するサイトがあり、5万円で買ったそうだ。ペットショップで買えば20万円ぐらいするらしい。芦屋の人が売主で、わざわざ新幹線で新横浜まで連れてきてくれたという。もちろん、交通費は半分持ちだったとか。可愛いが、室内犬はやっぱり犬臭いな。

それから、スーパーへ夏物衣類を買いに行った。わたしも京子もブランド志向はないので、てんでに気に入ったのを選んだ。Tシャツやパジャマ、短パン、肌着などを買った。ちょうど売り出しの日だったので、すごい人だった。主婦はやりくりが大変なのだろう。

午後は、このあいだの竹切りの続きと剪定、草刈りなどをやった。京子は畑の草取りだ。あまりパッとしない天気だったが、涼しいので仕事ははかどった。竹切りは一人ではきついので手伝いの人を頼んだ。柿木やカリンの剪定もしたので、空が明るくなった。

Take

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2007.07.17

ミミズハウス

のぼりとゆうえん隊のたけちゃんが、ぎっくり腰の治療にみえた。原因として思い当たるのは、太鼓の練習らしい。多摩川に太鼓を運んで、けっこう集中的に練習したという。検査をすると、腰の前屈変位があり、腰背部の筋肉が硬くなっている。

針をして痛みをとり、カウンターストレインで、腸骨筋、第2、第3腰椎のねじれをとった。そして温湿布をして終了。来た時よりは楽になったが、ゆっくり休むに越したことはない。念のため、薄い腹巻を買ってもらって、それをするように言った。

このたけちゃん、ミミズハウスという移動野菜販売をしている。軽トラックに地旬菜(地元の旬の野菜)を満載して各所で売っている。ミミズがいる畑は農薬が少ないし、土が顆粒上になっているので、いい野菜が取れる。それでミミズハウスと名づけたらしい。場所が変わるので、そちらの情報はホームページで確かめてほしい、とのこと。

くわしくは→トラック八百屋ミミズハウス

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2007.07.16

竹挽きのこぎり

台風一過のいい天気になった。午前中、裏の川沿いの篠竹を切った。やぶ蚊が多いので長袖を着て、虫除けスプレーを首に吹き付けて始めた。去年、区役所にお願いして大きなケヤキやカシの木を伐採してもらったら、日当たりがよくなり、そのぶん篠竹や草が恐ろしくよく伸びてしまったのだ。

Takebiki竹挽きノコギリを使って根元を切ってゆく。竹挽きはふつうのノコギリより目が細かくて、 竹の繊維で切り口がケバケバになることがない。しかも驚くほど簡単に切れる。1.5mぐらいに切って、切った跡に積んでゆく。こうすれば、つぎに草や竹が出にくくなる。

新子にいこと呼ばれる新しい竹は一息で切れるが、二年以上たったものはけっこう硬い。竹挽きノコギリでなければ仕事が進まない。2時間ちょっとで汗だくになった。柿の木の枝も切ったので裏庭が明るくなった。

昼に大リーグの試合を見ようとしたら、新潟県の柏崎付近で震度6強の大地震があったため、ぜんぶその臨時ニュースだった。1チャンネルでは2時からイチローのランニング・ホームランの番組を見るつもりだったが、それも地震のニュースになった。800人を越える怪我人、死者8人とかで、たいへんな災害だ。

夕方は、地域の集まりがあって、それから藍屋で親睦会が開かれた。わたしを含めて、みんな年を取ってゆく。少しずつ世代交代がおこなわれてゆく。時間を止めることはできない、とつくづく感じる。京子は家で、任天堂のDS、眼力めじからなんかをやっていた。

Ds

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2007.07.11

イチローMVP

家に帰ってから、録画しておいたMLBのオールスター戦を見た。そうしたら、なんとイチローが3打数3安打の大活躍。そのうちの1本がランニング・ホームランというから、やることがハンパじゃない。まったく強い守護神を持った男だなと、舌を巻いてしまう。

Ichro

おかげで日本語ではランニング・ホームランというが、英語では ”an inside-the-park home run” と呼ぶのを知った。外野ホームランとでも訳すべきだろうか。

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2007.07.07

ファミマのトイレ

Famimaファミリーマートの看板を何気なく見ていたら、いちばん下にトイレのマークがついている。どうぞご自由にトイレをお使いくださいという意味だろう。これは画期的なことではないかと思う。他のコンビにには、さすがにトイレのマークまではついていない。

むかし、車で移動中に便意を催し、コンビニに入ってトイレを借りようとしたら断られたことがある。ちょっとガムかなんかを買ったのだけど冷たく断られた、。それで、やむなく近くのパチンコ屋のトイレを借りて危機を乗り越えた経験がある。

最近はどこのコンビにでもトイレを借りやすくなっているが、ファミリーマートはトイレのマークを前面に出しているところが偉い。コンビニは便利ということだから、当たり前といえば当たり前だが、なかなかここまでしている店は少ない。トイレを借りた人がその店でお金を落とす可能性は大きい。店の発展につながることは間違いない。

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2007.06.30

梅雨の月

きのうの夜も蒸し暑かった。網戸にして外の空気を入れながら寝ようとしたが、外が明るい。ふと見上げると満月が出ている。雲がかかっておぼろ月のようだが、なかなか乙なので月を写真に撮ることにした。雲の動きが速いせいか、知らないうちに雲が晴れたり、また曇ったりした。どんどん姿を変えてゆく。

Fullmoon3

Fullmoon1

Fullmoon4

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2007.06.27

ねむの木アート展

Yukidarumaミクシィを紹介してくれたリリーさんからの情報で、「ねむの木学園」の子供たちが描いた絵を見に行った。場所は六本木ヒルズの森美術館である。いろいろマスコミを賑わした場所だが、わたしは初めてなので、案内図を見たり、ガードマンに聞いたりしながら、おのぼりさんよろしく会場に向かった。森ギャラリーは六本木ヒルズの53階である。タイトルは「ねむの木のこどもたちとまり子美術展」。入場無料。10:00am-19:30pm.

最初に言っておくが、この美術展は7月1日までだから、もうあまり時間がない。平日のきょうでもかなり混んでいたから、土日はそうとう人出が予想される。午前中に行くのがいいかもしれない。これは必見である。

ねむの木のこどもたちとまり子美術展

Dance シャル・ウィ・ダンス 

最初のコーナーは、ほんめとしみつ君の世界である。その色づかいの美しさ、純粋さ、優しさに圧倒される。宮城まり子さんはその生涯を障害児救済のために捧げてきたが、すばらしい見返りを得ていることがよく分かる。神はまり子さんにたくさんのご褒美を与えている。

やましたゆみこちゃんの世界は、原田泰治も驚く緻密画だ。6号ぐらいのキャンバスに小さな花を埋め尽くすように描き、そのなかに自分とまり子お母さんをこれまた小さく描き込んでいる。これを最後まで描ききるエネルギーは尋常ではない。

01 Hosi 04 03  Ajisaifutari 

他にもすばらしい絵がたくさんあった。宮城まり子の解説文を読んで、目にハンカチを当てている女性も少なくない。ふつうの美術館めぐりとは大分ちがう経験をした。

宮城まり子が毎晩読みますという感想文ノートにわたしはこう書いた。「川崎から来た太田です。すばらしい絵を見せていただき、ありがとうございます。ピカソも原田泰治も真っ青な作品がいっぱいありました。日本のマザーテレサ、万歳!」。売店でカタログと宮城まり子の本を2冊買った。

ねむの木学園の
子供たちの絵には
純粋な心にしか
描けない
ひかりがある

それから1500円を払って展望台に出た。景色は靄っていたが、東京のビル街が箱庭にように小さく見えた。この街はどこまで進化するのだろう、などと考えた。乃木坂まで歩くと、駅がごった返していた。青山墓地でZARDの音楽葬があるらしい。

Tower1 Tower2

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2007.06.24

アリとセミ

録音しておいた文化講演会を聞いた。「群馬昆虫の森」園長の昆虫学者・矢島稔さんの「虫は自然の案内人」という話だった。これがとても面白かった。矢島さんは、よくラジオ子供電話相談などに出演している方だ。

矢島さんは小さい時から、とにかく虫を観察するのが好きだったそうだ。アゲハ蝶の幼虫や蚕、蜂、蝶などをつぶさに観察して記録した。唯一の参考書である「ファーブル昆虫記」を必死で読んだ。だが、文庫本で20冊もあり、難しくて苦労したという。

ファーブル昆虫記」の第一巻の翻訳は、なんとあの大杉栄だったそうだ。彼は獄中で殺され、第二巻以降は別の人が訳している。大杉栄は独学でフランス語を学んだという。偉い人だ。

ファーブルは実証主義者で、独学で昆虫記、植物記、動物記などを著している。貧しい数学の教師であったが、物理、化学、産児制限など、100冊以上の著書を残している。いわゆる、マルチ人間であったらしい。56歳のときに「昆虫記」の第一巻を書き始め、84歳で第十巻を書き終えたというのもすごい。92歳で亡くなった。

アリとキリギリス
Aritokirigirisuイソップの『アリとキリギリス』の寓話は、もとは『アリとセミ』だった。アリは一生懸命はたらき、セミは鳴いてばかりいる。イソップのギリシャやファーブルの育ったフランスの地中海沿岸は温暖で蝉がたくさんいたが、北ヨーロッパには蝉はいない。だから『アリとセミ』では話が通じない。そこでヨーロッパの翻訳者がセミをキリギリスに変えた。キリギリスなら北フランスやドイツにもたくさんいたからだ。

Semi いまの子供は遊ばない。原っぱもないし、森もない。そうかといって街にも、あまり子供の姿を見ない。実際に昆虫を手にとって感じとり、よく観察し、それによって命の大切さを知ることができるのに。そのために矢島さんは「群馬昆虫の森」を作ったのだという。ゲームも塾も無かったけれど、一日じゅう野原や山を駆け回って遊んだわれわれのほうが幸せだったのかも。

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2007.06.21

まちなかアート

Nyけさの読売新聞の田園都市版に、「登戸まちなかアート・プロジェクト」の記事が載った。登戸の街を元気にしようという計画で、「のぼりとゆうえん隊」が主催し、川崎市や当該商店街、アサヒビールなどが後援するイベントである。(画像はクリックで拡大可)

何をやるかといえば、登戸駅から、そして向ヶ丘遊園駅から岡本太郎美術館までの道を、3人のプロの芸術家がそれぞれ個性的な作品を展示し、アートで楽しい街を表現する。テーマは「登戸のまちがしゃべりだす」で、期間は7月14日から29日までの約2週間。新聞では、「アートで登戸を門前町に」とうたっているが、岡本太郎美術館の門前町という意味らしい。

わたしは「のぼりとゆうえん隊」の準会員だが、仕事があるのでなかなかお手伝いができない。せめて、このようにインターネットを通じて宣伝をしたいと思う。

くわしくは→ノボリト・アート・ストリート

ちなみに、デジタル多摩人のWeb版の「のぼりとゆうえん隊員の隊員日誌」に、わたしの「生田緑地のバラ苑」という記事がある。

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2007.06.20

ホタルの国

Hotaru2生田緑地には、日本民家園、岡本太郎美術館、青少年科学館、プラネタリウム、野鳥観察小屋、枡形城址、伝統工芸館、花木園、バラ苑など、たくさんの施設がある。だが、そこに「ホタルの国」というのがあるのは、つい最近まで知らなかった。先日、宿河原の花よりさんぽさんから教えてもらって初めて知った。

Anihotaru ホタルの国のホームページがあるが、このあいだの土曜日に、ボランティアのガイドつきで「ホタル観察会」が開かれたそうだ。参加者は370人に達したというから盛況である。暗い木道から、はみ出して落っこちなかったか心配だ。

Hotaru1
往き

きょう午後7時過ぎに「ホタルの国」へ行ってみた。自転車で民家園の駐車場まで行き、そこからテクテク坂を上って北部公園事務所までゆく。「ホタルの国」の入口にはガードマンがいて、地図をくれた。急な木の階段を降りてゆく。まだ薄明るいのでホタルは見えない。ガードマンの話では7時40分ぐらいになると飛び始めるとのことだった。

Hotaru4
ホタル飛ぶ

やがて暗い茂みの方から2匹、3匹とホタルが光り始めた。青白い豆電球のような小さい光だが、けっこう明るい。フワーッと浮くように飛んだり、急にスピードを上げて横に飛んだり、ときには高く飛んだり、まるで小さなUFOみたいだ。オスのほうが光が強いという。三角関係らしきグループもある。あちこちで明滅するホタルを見るのは幻想的である。

Hotaru3
帰り

ホタルは、京都のヴィパッサナー瞑想センターで見たのが最後だから、もう10年ぶりぐらいになる。その前となると、小学校の頃だから、半世紀近く前の話だ。ホタルを虫カゴ一杯捕ってきて、部屋の中で放して遊んだのを懐かしく思いだす。

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2007.06.19

試し撮り

Jinnja2
枡形神社

昼休みに枡形神社にお参り行った。うちの氏神様である。できるだけ、1日と15日は行くようにしているが、今回はだいぶ遅れてしまった。126段の階段は急である。蒸し暑いので汗ばんだ。お参りをしたあと、きのう買った広角コンデジFX30の試し撮りをしてみた。そして、あらためて広角レンズの表現する奥行きの深さに感心した。望遠だと手前の燈篭は入らないし、たとえ入ったにしてもボケる。ま、そのボケがまたいいのだが。

Eki1
向ヶ丘遊園駅南口

Eki3
中央部分の拡大写真

帰りに小田急の向ヶ丘遊園駅によって、少し高いところから駅前を写してみた。駅前のロータリーがぜんぶ写る。これは35㎜のデジカメでは無理なところだ。しかも720万画素で撮影するとこれを引き伸ばしても、ちゃんと「向ヶ丘遊園駅」というのが読めるからすごい。

Eki2
生田緑地のほうに向かう道

これは駅前からダイエーのほうに向かって撮った写真だが、この遠近感がなかなかいい。ごらんのように、以前あったモノレールは取り去られている。駅に近いほうは屋根付きの駐輪場になっている。

Eki4
アジサイ

不動産屋のビルに寄り添うようにして咲いていたアジサイの花を、フラッシュを発光禁止にして撮ってみた。一輪だけをクローズアップで撮るのもいいが、全体を写すと周りの雰囲気がどんなものか分かるので、それはそれでいい写真になる。

LAOXで1ギガのSDカードを買った。1ギガのほうをFZ10に入れ、FZ10に入っていた256MBをFX30に移して使うことにする。1ギガのSDカードでも3580円だから、以前よりかなり安くなったのではないだろうか。

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2007.06.17

雨後の竹の子

うちでは、ちょうど今が「雨後の竹の子」のシーズンだ。タケノコといっても真竹や孟宗竹ではなく篠竹なのだが、これが裏庭にニョキニョキと顔を出すのである。油断して躓くこともしばしばである。スコップで根元を切っているが、翌日にはもう新しいのが生えてくる。少し放っておくと、すぐ1、2mになってしまう。ものすごい速さで伸びてゆく。

竹は庭に植えるものではないというが、これが太い竹だったら家の下に根を伸ばして、床を持ち上げてしまう恐れがあるからだろう。裏の水路の土揚げに篠竹がたくさんあって、それが家のほうに侵入して来るのである。さいわい篠竹は親指ぐらいの太さだから、簡単に取れる。雨のあとは特に伸びるのが速い。文字通り、雨後の竹の子である。

大きくなった篠竹を切り、それを40㎝ほどの長さに切りそろえて束にする。そうしないと、ゴミ収集に出せないのだ。枝葉のほうは鋏で細かく切ってゴミ袋に入れる。きょうは、そんな作業をやった。庭がきれいになって、気分もいい。

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2007.06.12

つらいとき

つらいとき
しおれた花に
水をやるように
心に如雨露でかける
幾つかの言葉がある

如雨露:ジョウロ

けさの読売新聞の「編集手帳」の書き出しにあった言葉だが、これは五行歌になりそうだなと思って五行に分けて書いてみた。うん、なかなかいい。そういう言葉が二、三、紹介されていたが、本題は桑田投手のメジャーリーグ・デビューの話だった。

39歳にしてメジャーのマウンドに立ったパドレスの桑田は、くしくも松井秀喜の所属するヤンキースを相手に2回を投げた。松井は四球だったが、A・ロッドに一発をくらった。桑田投手のインタビューを見ると、試合前も試合後も感謝の言葉ばかりだった。とくに「野球の神様ありがとう」と繰り返していたのが印象的である。

編集手帳
 つらいとき、しおれた花に水をやるように、心に如雨露(じょうろ)でかける幾つかの言葉がある
◆たとえば、何年か前の本紙で読んだ「交かん」と題する詩。作者は小学3年生の男の子である。「人間ってね/イヤなことが/いっぱいたまると/幸運と交かんできるんだよ」。交換してもらえる日がふと待ち遠しくなる
◆北野武監督の映画「キッズ・リターン」で挫折した青年ふたりの交わす言葉もいい。「おれたち、もう終わっちゃったのかなあ」「バカヤロー、まだ始まっちゃいねえよ」。まだまだ、これからと思う
◆この人は心の花にどんな水をくれてきたのだろう。日本人選手としては史上最年長、39歳2か月のパイレーツ桑田真澄投手が対ヤンキース戦で大リーグのマウンドに立った
◆甲子園の星、巨人のエースと、過去に生きようと思えば何不自由なく生きられる人である。限界も遠くない年齢でマイナー契約からメジャーに挑むという険しい山坂を選び、開幕を目前にして足首ねんざの重傷を負った。天を恨みたい夜のなかったはずがない
◆打たれはしたものの、試合を終えた桑田投手は穏やかな表情で感謝の言葉のみを繰り返した。「涙が出るほどうれしかった」「心のなかで野球の神様に、ありがとうございます、と言いました」と。一語一語を、わが胸の水の保管庫にしまう。

(2007年6月12日  読売新聞)

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2007.06.10

雷の語源

Roses015
生田緑地のバラ苑(5月)

午前9時すぎから、雨が降り出し、稲光がして雷がゴロゴロなり始めた。ピカッと光るのも嫌だけど、次のゴロゴロまでの時間がこわい。こんな日は滅入るね。雷と蕾の語源について確認したいので、以前ブログに書いたものをコピーして載せる。

雷と蕾
雷(かみなり)と蕾(つぼみ)の関係を知りたくなり、藤堂明保先生の漢和辞典で調べてみた。まず雷という字の「田」だが、これはもともと3つの田を品のように重ねて書いて、「ゴロゴロと積み重なったさま」を表した象形文字なのだそうだ。音は「ライ」。

Kaminari雷は、雨かんむりの下に田を3つ重ねたものを置いた会意文字で「雨雲の中に陰陽の気が積み重なってゴロゴロ音を出す」という意味を表わすという。土塁の塁なども、旧字は 田を3つ書いて、その下に土を置いたもので、「土を重ねて盛り上げたもの」という意味を表している。 塁の音は「ルイ」だが、「ライ」と近い。

さて、蕾(つぼみ)という漢字だが、これは草かんむりの下に雷を置き、「いくつも重なった花のつぼみ」を表わしているそうだ。もともと蕾というのは、人工的に摘果した場合を除いて、いくつも重なっているのが自然なのである。

もう一つ、莟(つぼみ)という漢字を使うこともあるが、こちらは「ふっくらとふくれたつぼみ」を 表わしている。この漢字のほうが、将来の花びらを包み込んでいるような感じが出ている。含む、というのがいい。

いずれにしろ、かみなりと花のつぼみとは叙情的な関係はないようだ。「かみなり」 の古語は、たぶん神鳴りなのだろう。 (2005.04.03の日記より)

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2007.06.06

床屋さん

休みなので、午前中、床屋さんに行った。以前は、カット・洗髪・・髭剃りのセットで4000円のところが多かったが、最近は理容業界も価格破壊が起きている。わたしが行ったカットイン・ジョリーはこのセットで3200円。そのうえ平日割引がきいて3000円ということだった。ひところより1000円も安い。カットだけ、洗髪も髭剃りも抜きというメニューもある。学生さんなんかは助かるだろう。

また、美容系のカット専門店の安い店も増えている。カットだけだが1000円だの1300円だのという店もある。うちの治療室のとなりにできたカット専門店は1300円だ。長々と時間をかけてやるよりも短時間で散髪をしてもらいたい向きには打ってつけである。土日などは待合室が満員になっている。まだ不況ムードのなか、少しでも安いほうに人が集まるのは当然である。

タマネギの収穫
午後3時ごろから、タマネギの収穫をした。大玉はあまり多くはないがまあまあの出来で、ことしはもうタマネギを買わなくてもすむだろう。それから、タマネギを振り分け荷物のように縛って、駐車場の天井に吊るした。草取りや篠竹を切ったりして一汗かいた。シャワーが気持ちいい。京子はいろんな花の苗などを植えていた。

Tamanegi_1

仙骨のねじれ
例の農家の嫁さんの具合を電話で聞いたら、だいぶいいようだ。きのう、仙骨のねじれをカウンターストレインで治療したとき、だいぶ手応えがあったように感じたが、あの治療が効いたのだと思う。よかった、よかった。

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2007.06.01

外壁塗装

家の外壁が汚れてきたので、塗り替え工事を依頼した。きのう家に帰ったら、外壁を高圧洗浄し、足場を組んであった。きょうは養生をやっている。養生というのは、ペンキを塗る以外の場所をビニールやテープで覆う仕事である。

Ashiba_2 こんな感じ。

以前、塗り替えをしたのは15年ぐらい前になるだろうか。風雨や直射日光にさらされるので、家も自然に傷んでゆく。ときどきは、メンテナンスをしていかなければならない。まとまったお金が出るが、早めに修理をしなければもっと大変なことになる。そうなると、アパート暮らしのほうがらくかもしれない。固定資産税はないし、傷んだら引っ越せばいい。ま、なんでも全部がいいということはないか。また、この諺を思い出した。

     ふたつよいことまたないものよ

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2007.05.20

チャドクガの幼虫

玄関先の椿を見たら、葉っぱの所々にチャドクガの幼虫がびっしり付いている。去年はこいつのおかげで葉っぱをみんな食べられ坊主にされてしまった。それでも植物は強いもので、ことしは去年の何倍も花を咲かせてくれた。

このチャドクガは曲者で、皮膚に触れるとひどく痛み、かぶれる。針を刺されるように痛み、治るのにけっこう時間がかかる。ガムテープを皮膚に貼ってはがして貼ってはがして、毛虫の針を取らなければならない。さいわい、まだ小さいので花鋏で枝を切って袋に入れて処分した。これが大きくなって歩きだしたら、それこそ手が着けられない。

チャドクガは茶色いガというよりも、茶木の仲間に卵を産みつけるのでその名があるようだ。サザンカやツバキを好むという。蛾になっても、その鱗粉に微小な針があるので注意しないといけない。

Chadokuga ←チャドクガの幼虫。毛虫嫌いの人はクリックしないように。

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2007.05.14

ノボリト・アート・ストリート

きのう午後、のぼりと・ゆうえん隊(NY隊)の隊長さんと向ヶ丘遊園駅南口で待ち合わせて、商店街を歩いた。NY隊では、この7月に向ヶ丘遊園駅と登戸駅から生田緑地の岡本太郎美術館までの通りをアートでかざり、街を楽しくしようというイベントを企画している。川崎市も協力するし、アサヒビールの後援も取り付けた。

Yuen
向ヶ丘遊園駅南口、モノレールのあとは駐輪場

この企画には、ビルの所有者や商店街の人たちの協力が欠かせないので、イベントへの参加依頼をお願いしてまわったのだ。果物屋さん、お茶屋さん、マンションのオーナーさん、不動産屋さんなどを一軒一軒たずねては、イベントの説明をした。みな、あんがい協力的なので安心した。

→ノボリト・アート・ストリート(まちなかアート・プロジェクト) ENTER から入る。

ところで、向ヶ丘遊園バラ苑も開園中である→バラ苑のホームページ

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2007.05.05

多摩川バーベQ

午前中は大リーグのヤンキーズ対マリナーズ戦を見た。乱打戦で15対11でマリナーズが勝った。松井と城島がホームランを打っている。午後は、のぼりとゆうえん隊のバーベキューに参加するため多摩川の河原に行った。天気がよく、両岸ともバーベキューの人たちで満杯だった。

Nytama01

Nytama03

Nytama02
武ちゃんの太鼓

われわれのとなりにはベトナム人のグループがいた。朝日新聞の配達をしながら日本語学校に通い、やがて大学に進学しようという若者たちだ。なんと60人のグループだ。ベトナム人は人なつこくて、面白い。われわれと物々交換したり、こっちで武ちゃんが太鼓を叩くと、大勢集まって来て、それぞれ喜んで太鼓を叩いた。それからボートにのって、大騒ぎしていた。18歳から20歳ぐらいだから、遊びたい盛りだ。

Nytama05
はしゃぐベトナムの若者

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初泳ぎ?

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ハトと遊ぶ少女ら

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コアジサシ

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2007.05.03

有明コロシアム

久しぶりに新宿に出た。休日なので人出が多い。小田急の12階の「妻家房」という韓国料理店で、石焼ビビンバ、チジミ、コムタンクッパを食べた。なかなか美味い。それから、りんかい線に乗って国際展示場前で降りた。そこから、有明コロシアムまでは5分ぐらいである。ここで、ボクシングの三大タイトルマッチが行われる。招待券を頂いたので観戦しに出かけたのである。前座の試合が3つ行われたあと、4時過ぎから次ぎの順でタイトルマッチが始まった。

1.スーパーフライ級:名城信夫vsムニョス(ベネズエラ)
2.スーパーフェザー級:バレロ(ベネズエラ)vs本望信人
3.バンタム級:長谷川穂積vsベチュカ(南アメリカ)

Boxing01_1
名城、善戦およばず

Boxing03_1
バレロ勝って、喜ぶ

Boxing05
長谷川勝つも、イマイチ盛り上がらなかった。

名城なしろは負けてタイトルを奪われたが、相手のムニョスは元チャンピオンでかなりのテクニシャンだった。リーチの差がいかんともしがたい。本望ほんもうもTKOで敗れたが、出血がひどくなければいいところまで行ったと思う。ただバレロのスピードには目を見張るものがあった。長谷川は判定でタイトル防衛に成功したが、両者ともカウンターを警戒しすぎて打ち合いが少なく、客席からブーイングが出るほどだった。ただ、家で録画したビデオを見ると、それぞれ内容のある試合だった。そりゃそうだ、倒すか倒されるかの試合だ。

Boxing06
レインボーブリッジ

タイトルマッチのあと半分以上の客は帰ってしまったが、4回戦の試合が二つあって、それも見たら8時ごろになってしまった。帰りは「ゆりかもめ」に乗って新橋にでた。東京湾の夜景が美しい。レインボーブリッジや大観覧車などが右に左に移ってゆく。ほぼ満月のおぼろ月がほほえんでいた。

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2007.05.02

人間ウォッチング

5月2日は水曜なので定休日。用があって用賀に行った。ふだん電車に乗らないので、電車に乗るとまず中吊り広告に目が行く。刺激的な見出しを一瞥したあと、車内の人間ウォッチングを始める。これがけっこう楽しく、いい時間つぶしになる。

居眠りをこいている体の大きい男性の膝を押すようにして、狭い空間に座り込む痩せた中年女性。7人掛けだから、もうすこし詰めてくれればいいのにと、顔をしかめている。わたしの隣に座った若い女性は、いきなりハンドバッグを開けて折りたたみの鏡を取り出してアイシャドウを塗り、口紅をなおしている。その手際のよさに感心する。若い背広の男性が、そろってアイポッドを聴いている。メールを打っている人も多い。こんな観察をしているわたしも、どこからか観察されているのかもしれない。少し、霞んではいるが、多摩丘陵の緑がどんどん濃くなってゆく。つつじの花が目立つ。

午後はきのう植えた苗の支柱を立てた。篠だけを切って枝を払い、斜めに刺して縛り、かすがいの筋交いをかって出来上がり。それから、ブルーベリーのまわりの草取りをした。浄水場の中からはウグイスやコジュケイの鳴き声が聞こえる。うちのケヤキにはメジロがとまって、チュルチュルとかわいい声で鳴いている。夕食は自家製野菜のてんぷらを揚げて、うどんを食べた。おだやかな春の日、いや夏二日目だ。

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2007.04.16

NY隊隊員の記事

わたしは地域活動をしている「のぼりとゆうえん隊」の準隊員であるが、『でじたるたまじん』のウェブサイトに定期的に記事を書かせてもらっている。今回は「山笑う」というタイトルで、サクラの終わったあとの山の新芽の頃が大好きなのでそのことを書いた。写真を撮ってからすでに一週間以上たっているので、もう多摩丘陵の緑はだいぶ濃くなってしまったが、伝えたいことは分かってもらえると思う。

Sinme3_1

のぼりとゆうえん隊隊員日誌:太田陽太郎

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2007.04.11

木更津行

お葬式があったので、木更津に行った。京子の叔母のつれあいが4月9日に亡くなったのだ。京子はきのうから木更津に行って、お通夜に参列したあと、ホテルに泊まった。わたしはお通夜は失礼して、けさアクアライン経由のバスで木更津の斎場に行った。たまたま告別式の日がうちの定休日だったのでよかった。

千葉側の海にはあさり採りの船がたくさん出ていた。もう田んぼに水が張ってあり、それがきれいに光っている。こっちのほうでは早場米を植えるのである。葉桜や菜の花畑がきれいだ。

日蓮宗の丁重な葬儀のあと車で火葬場に行った。木更津の火葬場は山の中にあり、木々の芽吹きがきれいだった。タンポポやツツジも咲いていた。空にはツバメが弧を描いていた。初七日の法要をすませ、そのあと直会に出席し、午後4時15分のバスで木更津をたった。南武線に乗ったら雨が降ってきた。春の天気は、とにかく変わりやすい。

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2007.04.07

ボクシング

きょう患者さんからチケットをいただいたので、そのまま京子と後楽園ホールにボクシングの試合を見に行った。メインイベントがミニマム級の統一世界チャンピオン戦だというので、日本人どうしの戦いだったが満員だった。セミファイナルはメキシコ人とタイ人の試合だった。その前に6回戦と4回戦の試合が5つぐらいあった。熱戦もあれば、なんだかやる気のないようなのもいた。とにかく、いろんなタイプの選手がいて面白い。ファイナルは両者ともに必死で戦い、ものすごい試合だった。判定もスプリット(2対1)だった。

Boxing01

Boxing02
自分のジムの選手を見守るファイティング原田氏

Boxing03

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2007.04.06

松坂初勝利

Matsu 夜中の2時半から、ボストン・レッドソックスとカンサスシティー・ロイヤルズとの試合があったので、録画しておいた。それをけさ早送りしながら、松坂の投球シーンを選んで見た。童顔で小柄な日本人が獰猛で大柄な西洋人を討ち取っていくシーンは胸がすく。
 ヒットは6本打たれたが、ダブルプレーや三振で逃げ切った。そのうちホームランを一本打たれたが、三振を10個もとるという力投だった。7回まで投げて、試合は4-1でレッドソックスが勝利した。あざやかな松坂の初勝利である。こんどは11日に、マリナーズ戦で投げる予定。イチローや城島との対戦が見ものである。

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2007.04.02

黄砂

帰りに車に乗ったら、フロントグラスが白っぽく靄っている。よく見ると白っぽいような黄色っぽいような、粉のようなものをかぶっている。ウインドワッシャー液を出してワイパーを動かすと、ガラスがいっぺんにきれいになった。それで黄砂が積もったのだと分かった。なんでも、中国も暖冬で雪が少ないので、いつもの年より早く日本に飛んできたらしい。どうも空気が埃っぽい。(余談だが、車のフロントグラスは和製英語で、原語ではウインドウ・シールドという。)

中国の大地から
飛んできた
微細な流砂が
日本の空を
黄色に染めている

花曇りの空が
黄ばんでいる
黄砂だ
桜さえ
靄っている

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2007.03.27

松坂大輔

Nlb86ldbボストン・レッドソックスに入団した松坂は好調のようだ。シンシナティ・レッヅ相手のオープン戦で5回を無失点に抑えた。四死球が多くて本人は不満らしいが、順調に仕上がっているようだ。シカゴの井口は本塁打を含む3安打。井川も勝っている。岩村も打っている。桑田は捻挫をしたらしい。心配だ。メジャーに日本人選手が多くなって、ことしはますますBSを見るのが忙しいぞ。

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2007.03.19

NHK将棋

NHKの将棋番組を録画して見ている。自分はヘボ将棋しか差せないが、なぜかこの番組を毎週見ている。きのうはNHK将棋トーナメントの決勝戦だった。森内俊之名人と佐藤康光棋聖の対戦である。これがまた、まれにみる熱戦で、二転、三転し、最後は佐藤棋聖が逃げ切って森内名人を破り、優勝杯を手にした。解説の島朗八段が「これがトップクラスの勝負なんですね」と頷いていたが、本当にいい内容だった。感動した。

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2007.02.27

デジタル多摩人

Ootaこの似顔絵はだれでしょう? じつは、わたしだそうです。プロのイラストレータが描いたもので、わたしは気に入らないが、似ていないとも言えない。コミュニティー誌『多摩人』のウェブサイト、「デジタルたまじん」に原稿を書くことになり、そこに載せる筆者のイラストだそうだ。わたしは「のぼりとゆうえん隊」の一員として、ときどき地域のことを書くことになったのである。多摩区生まれの多摩区育ちだから、書くことにはことかかない。

今回は「多摩川や生田緑地の野鳥たち」というタイトルで、身近な野鳥について書かせてもらった。文章の改行がうまく行われていないが、ま、鳥の写真がいっぱい載っているので楽しい記事にはなっていると思う。

Sidenoborito デジタルたまじんをクリックして左側のメニューからこのバナーをクリックすると記事が出る。だいたい二ヶ月に一度ぐらいの割合でわたしの順番がくるらしい。よかったら、のぞいてみてください。

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2007.02.24

パスモ

小田急の中吊り広告を見ていたら、3月18日から、パスネットに新機能が加わったパスモというカードができて、これ一枚で、私鉄、バス、JRに自由に乗れるようになるそうだ。とうぜん、JR東日本のスイカのほうでも、私鉄、バスに乗れるようになる。要するに、どちらかのカード一枚あれば、JR、私鉄、バスに乗れるというのである。2年ぐらい前から準備をしてきたらしい。

Pasmo

便利になるのはいいが、金額が正しく引き落とされているかどうか心配になる。コンピュータだって間違えることがないとはいえない。きょうの患者さんの話では、スイカの利用状況は、スイカをチャージするところで「履歴」というボタンを押せば印字されるという。とうぜん、パスモのほうもそういう設備が利用できるのだろう。コンピュータが間違えないことを祈る。

いずれにしても、やたらカードが増えるなか、カードが減るということはいいことだ。

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2007.02.18

梨花トークライブ

祖師谷大蔵そしがやおおくらの「カフェ・ムリウイ」に梨花ちゃんのライブを見に行った。梨花ちゃんは故マルセ太郎の娘さんである。いまは子育てに忙しいが、お父さんと同じように語り芸をメインに活動している。はじめに朝鮮の太鼓チャンゴに合わせて美しい歌が流れ、梨花ちゃんの舞が加わる。哀愁のある澄んだ歌声に、手足の長い梨花ちゃんの踊りがやわらかく舞われると、うっとりとしてしまう。

Rika0

トークは、自分の出産体験などを面白おかしく語って観客を笑わせていた。自然分娩を望んでいたが、妊娠中毒症にかかり、けっきょく帝王切開になったことをいろんな挿話を交えて語った。休憩のあと、歌手の金正姫さんから「アリラン」のチンドンバージョンの振り付けを教わった。それから梨花ちゃんが、フランク・パブロフの「茶色の朝」を語って演じた。なんでも茶色しか許されない社会の恐ろしさを通じて、右傾化する日本を批判していた。

Rika2

Rika4

フィナーレは朝鮮民謡に合わせての踊り。観客も踊るように誘われたので、わたしも席を立って手まね足まねで踊った。からだを動かすと楽しいものだ。

アリランを踊ろうと
誘われ
手まね足まねで
奮闘した
朝鮮が近くなった

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2007.02.16

春は好きだけど

春は風がつよい。春は好きな季節だが、この風がつよいというところが嫌いだ。なぜなら、わたしの頭には拳大の火傷やけどの痕があって、つよい風が吹くと髪の毛がまくれ、ハゲが見えてしまうからだ。わたし自身には記憶がないが2歳ぐらいのとき囲炉裏に落ちたそうだ。中気のおばあちゃんが子守をしていたが、すぐには助けられなかったらしい。ふだんは髪の毛に隠れてみえないが、風が吹くとハゲが見える。おかげで小学校のときのあだ名はハゲだった。こどもは素直だが、ストレートで時に残酷である。そんなわけで、わたしはよく帽子をかぶっている。

春はまた、その火傷と健康な皮膚のあいだがムズムズしてくる。「春は芽どき」というように、花や葉や、いろんなものが芽を出す。要するに細胞分裂がさかんになるのだ。健康な皮膚の代謝が活発になると、火傷で死んだ皮膚のところで行き場がなくなってしまう。その境目がむずむずして痒くなる。痒くなれば、どうしても掻いてしまう。掻けば血が出たりする。だから、春は好きだが、きらいな面もある。

花粉症なので、その点でも、春は苦手である。若いときは、お湯が流れるように鼻水が出て、それこそティッシュが間に合わないぐらいだった。目もかゆくなり、取り出して洗いたいぐらいだった。根気よく鍼灸をしたり、漢方薬をのんだり、吸入をしたりしているうちに、症状はだいぶ弱くなってきた。けれども、どうしてもクシャミが多くなる。暖かくなるので春は好きだが、花粉症にとっては苦手な季節である。

春は好きだが
風がつよくて
やけどの痕が見えたり
花粉症があるので
苦手でもある

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2007.02.14

バレンタイン・コンサート

東京交響楽団が「バレンタインデーに贈る愛のメロディー」と銘打って多摩市民館大ホールでコンサートを行った。チケットの入手が遅かったので後の方の席だったが、じゅうぶん楽しめた。指揮者は大友直人、楽団は35名ぐらいの構成だった。川崎市は「音楽のまち」をテーマにいろんなプログラムを組んでいる。

20058118

前半の小品のなかでは、チャイコフスキーの弦楽セレナーデのワルツが明るくて楽しい曲だった。つづく「青きドナウ」もよかった。この曲は、わたしが高校のとき、ハーモニカ・ソサヤティーで全曲演奏したことがあるので馴染み深い。合唱部と一緒に演奏したこともある。

後半は、東京フィルのコンサートマスター、大谷康子さんがメインでバイオリン曲を楽しんだ。フィガロの結婚の序曲、トリッチ・トラッチ・ポルカ、愛の喜び、愛の挨拶、それにチゴイネルワイゼンだ。やっぱり生はいい。拍手はやまず、アンコール曲が演奏された。そのとき大谷康子さんがいなかったので休んだのかと思っていたら、客席の後方から登場して、バイオリンを弾きながら客席をゆっくりまわった。これは粋な計らいで、観客の喝采を浴びた。楽しいひとときだった。

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2007.02.08

確定申告

今ごろは、いつも確定申告の書類整理などで忙しい。京子がぜんぶやってくれるので助かるが、おととしの中ごろにブルーリターンという青色申告会の会計ソフトを導入し、パソコンで処理しているので作業がおそろしく楽になった。できるだけ毎日、帳簿に入金出金を記入していけば、自動的に経費帳などをつくってくれる。とにかく入力だけで、計算という過程が一切なくなったので能率がいい。やはり、コンピュータはすごい。

きょう、京子が青色申告会に行って医療費控除などをつけて提出完了。申告会のコンピュータは正規の申告書にぜんぶの数字をプリントアウトしてしまうそうだ。それも、すごいね。いつものように、早期提出記念品のボールペンとシャーペンをもらってきた。確定申告が終わると気分的にずいぶんらくになる。どうせ提出しなければならないものだから、早くすませてしまえば頭がすっきりして、精神衛生上いい。それにしても増税傾向がつよくなっているな。

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2007.02.03

後楽園ホール

ダイナミック・グローブと銘打ったボクシングの試合を京子と見に行った。うちの患者さんでレフリーをやっている方から招待券をもらったのだ。4回戦2試合、6回戦3試合、8回戦1試合、それに10回戦2試合だ。下のクラスの試合では、秋に見たときよりノックアウトが少なかったが、そのぶん白熱した試合が多く、見ごたえたっぷりだった。

アテネオリンピックに出場したフライ級の五十嵐俊彦は、タイのマナチャイ選手を右のボディーブロー1発であざやかにしとめた。1回KOだった。セミファイナルでは日本フェザー級8位の矢代義光がヨネクラジムの木村智仁を2ラウンドKO。この選手は今後頭角を現してくるだろう。

Boxing4
五十嵐がボディーブローを決めた瞬間(日本テレビより)

Boxing2
18戦無配の矢代義光(右)が攻める。パンチの切れがいい。

メインイベントは、帝拳のホルヘ・リナレスとパナマ・フェザー級チャンピオンのラミロ・ララとの試合だった。両者ともパンチが早く、きれいなボクシングをしていたが、3回にリナレスのパンチが炸裂しレフリーストップ、TKO勝ちをおさめた。リナレスはつぎに世界チャンピオンを狙うという。ロシア出身のユーリのような形になるらしい。とにかくパンチの切れ味がいい。

Boxing1
リナレス(左)がパナマチャンピオンを3回でKO。

やたらに身軽な選手がいたり、べた足でじわじわ攻めてゆく不器用な選手がいたり、身長がぜんぜん違う選手が試合をしたりしておもしろかった。ヨネクラ会長、輪島功一、ファイティング原田、浜口剛史などの顔も見えた。きょうの夜中に日本テレビで放映するという。ボクシングは選手が真剣に戦う姿が胸を打つ。夢中で見ていると、いいストレス解消になる。最近はゴールデンタイムにボクシングの放映がなくなって非常に残念である。

家に帰ってから豆まきをした。窓や扉を開け放って、少し声を控え目にして、「福は内、福は内、鬼は外」と叫んだ。

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2007.02.02

抜歯

歯医者に行った。ここ数年、下の奥歯が両方ともぐらついている。最近は、強くかむと痛むし、右は今にも抜けそうである。4年ぐらい前にもぐらぐらししたことがあったが、はみがきガムをかむようにしてから歯茎がしっかりしたので、抜かなくてすんだ。だが、こんどはそうはいかないだろう。

Hamigakiレントゲンを撮ると、やはり歯槽が溶け始めているし、歯も歯周病を起こしていた。歯医者は「歯磨きを怠っているようですね。ブラシが奥まで届いていません。しっかり歯を磨けば、歯医者要らずですむのに。こんないい歯を抜かなきゃならないなんて、もったいない」と言った。歯磨きがいいかげんであることは認める。夜、寝る前にちょこちょこっと30秒ぐらいブラシをかけるだけだ。10分も20分も磨く人がいるなんて信じられないが、それをやれば歯を抜かなくてすむのだ。

麻酔の注射をして、ぎこぎこ揺らし、ポロッと歯が抜けた。あのときのむなしさといったらないね。抜いた歯を見せてもらったが、周囲に歯石が真っ黒になってついていた。抜いたあとは入れ歯になる。インプラントという方法もあるが、それだと1本30万円ぐらいになるらしい。歯磨きを怠った値段ということだ。ヒェーッ!

そのあと、下の歯の歯石を取ってもらった。けっこう痛いので、上の歯は次回にすることにした。歯を抜いたあとは一針縫ってあるが、麻酔が切れてきたせいか、ちょっと痛む。目、歯、マラというが、年をとるということはなかなかたいへんである。

右の奥歯を
抜かれてしまった
舌先で
大きな穴を
何度もなでている

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2007.01.25

枡形城址

昼休み、枡形山の展望台まで行ってきた。風が冷たいが、こういうときは気がしまる。登戸病院のまわりの道は工事のため閉鎖されているが、横穴古墳のあるコースは大丈夫だった。木製の階段がうまく配置されているが、やはり、登り一辺倒はちょっときつい。途中の見晴らし台で一休み。空気がきれいなので新宿の高層ビル群が驚くほど近くに見える。

階段を登っていくと、走ってわたしを追い越していく外国人の男性がいた。若いってことは素晴らしい。頂上へ行くと、サイクリング車できた人とか、散歩の人とかが休んでいた。広場は落ち葉がきれいに掃かれ、春を迎えるばかりになっている。頂上は枡形城址だが、展望台と能舞台がある。まだ見たことがないが、ときどき薪能がおこなわれているようだ。

近道を下って、日本民家園の駐車場付近に降りてゆく。ここは日差しが暖かい。パンジーの花畑のところだけ一足先に春が来ている。

Pansy
パンジー

寒さも
もう少しだよ
と笑う
三色すみれ
元気をもらう

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2007.01.19

スペース・プラン

スペース・プランというと、宇宙計画、あるいは宇宙旅行計画、または宇宙開発計画といった意味に取るのがふつうだろう。より正確な発音はスペイス・プランだが、スペイスはスペースと書く約束がある。メイルをメールと書くのと同じだ。ところが、登戸にある不動産屋さんが、このスペース・プランを社名にしている。だから、私はこの看板を見るたび「宇宙計画」をする会社かと思って、ロケットの打ち上げや宇宙ステーションを連想してしまう。

おそらく、この会社は「空き地利用計画」というような意味でこの社名を使っているのだろう。スペースには確かに「空間、余地」といった意味もあるからだ。シンプルでいい名前だと思うが、私にはつねに「宇宙計画」の影がつきまとい、ロケットや宇宙人を連想してしまうので気が気でない。

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2007.01.13

聖牛

寒風のなか、多摩川を散歩した。せせらぎ館の裏の川原に「聖牛」が置いてあった。前からあったものだが、きょう案内版を見て、やっと聖牛だと知った。聖牛なんていうと、ヒンズー教に関係があるものかと思いきや、そうではない。水の流れを制御するむかしの仕掛けである。こういうのを使って荒れた流れを食い止めたのだろう。芝居『多摩川に虹を掛けた男』を思いだした。

Seigyu2
聖牛

Seigyu1
聖牛の説明文

多摩川で観察できた鳥。カワセミ、ツグミ、コガモ、オナガガモ、イソシギ、メジロ、カワウ、コサギ、ダイサギ、ユリカモメ、ドバト、ハシブトカラス、ムクドリ、ヒヨドリなど。

それから先日、JR登戸駅の券売機がテンキー入力になったという文章を訂正したが、きょう改めて機械をいじってみた。そうしたら、画面の左上に「JRきっぷ」というボタンがあり、それに指を触れれば、下の写真のように料金一覧表が出る。それで料金を入れてから、目的のところをまたタッチすればいい。おつりもちゃんと出る。料金を入れるだけでもこの一覧表が出てくる。私鉄連絡線を使いたい人は「私鉄のりかえ」ボタンに触れればいい。その下に「回数券」、「往復券」、「とくとくきっぷ」とボタンが並んでいる。この写真の下にテンキーがあるが、その用途はまだよく分からない。やはり、初めての人は戸惑うだろう。

Kippu
券売機の画面

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2007.01.06

仕事初め

きょうから仕事初め。1週間休んだので、患者さんが多かった。寒いのに雨の中を来てくれる患者さんに感謝。それもビルの三階まで昇って来てくれるのだから申し訳ないと思う。一階か、エレベータのあるところに移りたいがなかなかいい物件もない。もう少しここでがまんしよう。

仕事初め
暦には
小寒とある
どうりで
底冷えがする

ぐあいが悪いのに
雨の中
階段をのぼり
来院してくれる
患者さんに感謝

神棚に向かって
両手を合わせ
心を込めて
治療しますと
念ずる朝

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2007.01.04

木更津へ

まだ長距離の運転は自信がないし、正月で混んでいるのではないかと思い、JR南武線とアクアラインのバスを使って木更津に行った。川崎駅はすごい人だった。川崎大師の初詣客が大半だろう。たいてい葛餅や破魔矢なんかを持っているので想像がつく。アクアラインバスも、この時期だけは川崎大師の東口で臨時停車する。弘法大師の威光はいまだ衰えていない。

海ほたるも混んでいた。海は凪いでいたが、冬の海は寒々とする。海苔とりの船も出ていない。木更津駅につくと、氏神様である八剣八幡をお参りし、それから京子の実家のお墓参りをした。そごうが撤退して以来、木更津の街も元気がなくなってしまった。

お昼をごちそうになり、京子の妹たちと歓談した。4時過ぎのバスで木更津をたった。帰りのバスはかなり混んでいた。それでも道路は混んでいなかった。以前、正月の3日に行ったとき、帰りにバスが500m進むのに1時間かかったこともあった。ちょうど海に日が落ちる時間だった。夕焼けの空につぎつぎと飛行機が羽田に向かって機首を下げてゆく。

大したことも
していないのに
もう還暦だって
驚いちゃうよ
ただただ神に感謝

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2006.12.31

大晦日

暖かくなるような予報だったが、寒い一日だった。ま、冬らしくていい。やかんが壊れたので、稲城市のホームセンター「くろがね屋」に初めて行った。狛江のユニディーに次ぐ広大な店だ。園芸、調理、工具、スポーツ、日用品、何から何までそろってる。3.5リットルの笛吹きケトル、1.5リットルのテーブルポットを買った。それからA3の額、ポチ袋などだ。

A3の額は、おとといドイツの甥っ子が人を介して送ってきたポスターを入れるためのものだ。甥はコンピュータ・アニメーションをやっており、面白いものをつくっているが、わたしがもらったのはブッダが池の前で瞑想をしているという絵で、ちょっと渋い。これを額に入れて父の遺影のとなりに飾った。あの世の父も、孫の絵を見てきっと喜んでいると思う。

きょうは夜中の零時を過ぎたら、土渕不動尊に初詣のお参りをする予定である。それから明日は、朝から寿福寺で受付のお手伝いをすることになっている。そのあと午後4時からは新年会だ。

このblogを訪れてくださったみなさま、レスをくださったみなさま、ありがとうございました。みなさまにとって、2007年がよい年でありますよう、心からお祈り申し上げます。

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2006.12.26

ときめき

好奇心が旺盛な人は、いろんなものに胸をときめかす。恋愛好きも胸をときめかすことが多いだろう。まじめ一筋に生きるのもいいが、やはり感動し、ときめいて暮らすほうがいい。繊細であっても楽天的であっても、ときめいて生きるほうが楽しい。だれかの言葉じゃないが「遊びせんとて生まれけむ」だもの。

と書いて、「遊びせんとてうまれけむ」という言葉が気になって、ネットで調べてみた。すると後白河上皇が撰をした今様集「梁塵秘抄りょうじんひしょう」という歌集におさまっている歌だそうだ。今様とは当時のはやり歌のようなものだ。その歌は、

遊びをせんとや生まれけむ
たわぶれせんとや生まれけむ
遊ぶ子供の声きけば
わが身さへこそゆるがるれ

となっており、その意味はこんな感じだ。「楽しく遊んでいる子供たちの声を聞いていると、遊びをしようとして生まれてきたのだろう、戯れをしようと生まれてきたのだろう。わたしもうきうきしてくる」 人生、楽しく生きたいものである。

ところで、この「梁塵秘抄」の梁塵とはなんだろう。梁はりの塵ちりとは、梁の上にのっかった塵という意味ではないか。これもネットで調べると、中国の故事から来ているのだそうだ。むかし、中国の名歌手が歌ったとき、梁の上の塵が感動して舞い上がったというのである。塵が歌に感動するのはオーバーだが、それだけ声量があったのかもしれない。あるいは、それだけ人々の心を動かしたのかもしれない。きょうは梁塵の意味を知って、ささやかなときめきを覚えたぞ。

むかし、銀座かどっかでウライタナル合奏団の演奏を聴いたことがある。弦楽器を主とした楽団であるが、けっして外国の楽団ではない。れっきとした日本人の楽団である。その名称の由来はこうだ。バイオリンの音がよく響くと、弦のついていない裏板まで鳴るようになるのだそうだ。そこで楽団の名前をウライタナルにしたという。

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2006.12.23

障子張り

天皇誕生日。どこにも出かけず障子張りをした。これがけっこう大変だった。第一、障子戸がはずれない。湿気で障子が縦に伸びたのか、梁が下がったのか分からないがぜんぜんはずれない。そこで、大工さんに電話をして来てもらった。梁が下がったのだろうということで、梁の真ん中をジャッキアップして障子をはずし、障子戸の上のほうを5㎜ずつ切ってもらった。

風呂場で古障子にシャワーをかけて紙と糊をはがし、それをよく拭いてから乾かす。新聞紙を敷いたところに障子戸を寝かし、一枚張りの障子紙ロールの片側を合わせてセロテープを貼る。それから障子の桟と枠に、専用の器具で糊を塗る。ぜんぶ塗ったら障子紙ロールを転がして全面に貼り付ける。そして、5㎜ほど外側に定規をあて、カッターナイフで切り取ってゆく。はみ出した糊をタオルで拭き取って1枚できあがり。やるほどにうまくなるが、6枚やったら腰が痛くなった。小さいのは後日にまわすことにした。

Tool

新しい障子紙を貼ったとたん、部屋がいっぺんに明るくなった。こんどは襖の汚れが気になる。ま、これでひとつお正月の準備ができた。

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2006.12.20

小朝と三枝

グリーンホール相模大野の「桂三枝・春風亭小朝:特選落語名人会」に行った。先日、楽天でチケットを購入しておいたのである。小田急線の相模大野駅には巨大なクリスマスツリーが飾ってあり、イルミネーションが輝いていた。北口を5分ほど少し歩くと、伊勢丹の真後ろにグリーンホールがあった。ここでは以前、マルセル・マルソーのパントマイムを見たことがあるが、もう場所を忘れていた。2階席なのでバードウォッチング用の双眼鏡を持っていった。見えすぎ!

はじめに林家きくおが「若旦那の針」を演じた。林家喜久蔵の息子で、若干声が似ている。たいくつな若旦那が太鼓持ちの腹に鍼を刺すというお笑いだ。痛くないように、「つまみ上げ、水平刺しでお願いします」というのが面白かった。ところが、三本の針を打ち、そのうち二本が腹の中に宿ってしまう。これは針が折れるということだから、こちとら本物の鍼師としてはいただけない。いまの鍼はステンレスだから曲がることはあっても、ぽっきり折れることなどないのに。

Koasa02_1つぎに、いよいよ小朝が登場。あざやかに枕をころがしたあと、演題は「芝浜」だ。いわゆる人情ものの落語で、笑いのなかにホロリとさせるものがある。のん兵衛の魚屋が大金を拾って・・・それが夢、なんて話だが、酒の呑みかた、巾着の広げかた、煙管の扱いかた、どれも惚れ惚れするような演技だ。きくおの熱演に比べ、やはり、間の取りかたが抜群にうまい。

休憩のあと、泉家勝丸だったかな、籠玉の曲芸があって一息ついた。それから桂三枝の出番となった。つい最近、病院で点滴を受けた経験から、医者と患者、医者と看護婦の会話などを枕に置いた。医者が83歳で看護婦も60過ぎで、患者も年寄り。高齢化社会の病院のようすを話して笑わせた。

本題はヤクザの話だが、そのヤクザの世界でも高齢化がすすみ、親分が90歳、若頭が63歳で、組員も5人になってしまった。年をとったヤクザの話が愉快だった。物忘れがひどい、刺青いれずみがシワシワ、おまけに敵の親分も脳卒中。面白い創作落語だったが、観客に中高年が多いのでハラハラしてしまう。題材としてはちょっと暗かったかな。

あんまり笑い過ぎてこめかみが痛くなるほどだった。名人クラスは本当に間がいい。人間は文字通り、間が肝心だな。

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2006.12.18

喪中はがき

喪中につき新年のご挨拶をご遠慮させていただきます、という葉書がいくつか来ている。毎年のことだから、あまり驚くことではない。きょう帰りがけに郵便箱を見たら、「妻が58歳にて永眠いたしました」という患者さんの喪中はがきが入っていた。わたしは59歳になったばかりだから、ほとんど同い年だ。同じ年の人がなくなると、自分もいつか、なんて思いがよぎる。

そういえば、きのうの法事でも近所の整骨院の先生が54歳で亡くなったという話を聞いた。人生80年といっても、全員がそこまで生きるのではなく、40代、50代で亡くなる場合もある。わたしの育ての親である叔父は33歳という若さで亡くなっている。心臓マヒだった。

若い人が死んだと聞いてすぐ思い出すのは。京大の西丸震哉先生の「41年寿命説」である。たしか、昭和30年生まれの人の平均寿命は41歳になるといって物議をかもしだしたことがある。実際にはそこまで早死にになってはいないだろうが、すでに生まれたときから汚染された空気の中で育ち、ガス室の中にいるようなもの。添加物の多い不自然なものを食べている。食いすぎで運動不足。こんな状態では寿命が短くなるのも間違いない。

日本人の寿命は女性は84.3歳ぐらいで、世界一だ。しかし、当たり前のことだが、たとえば百歳以上の人は明治生まれの人なのだ。よく身体を動かし、粗食に耐えた人たちが長生きしているのである。あまり身体を動かさず、頭ばかり使い、飽食の時代に生きる今の日本人がそんなに長生きするとは思えない。

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2006.12.16

忘年会

ゆうべは「のぼりと・ゆうえん隊」の忘年会に出席した。午後8時からだったので、一度パッソを家に置きに帰り、バスで出かけた。車で行ったら酒は一滴も飲めない。われわれは新入りで準会員だから、会議などに出席したことがない。これまで、カレーを食べる会と芋煮会に出ただけだ。

居酒屋「炙里あぶり」の料理はおいしかった。イワシのカルパッチョ、野菜サラダ、鶏のから揚げ、茄子の肉詰め揚げ、カナッペ、ダイコンと鶏手羽の煮込みなど、なかなかしゃれている。3,500円で飲み放題とは安い。生ビールはピッチャーで出てきて、それをコップに注いで飲んだ。ゆずサワー、巨峰サワーなんかがうまかった。

「のぼりとゆうえん隊」は、地元を住みやすい楽しい街しようとして発足した会で、役所などとも連絡をとりながらいろんな行事をおこなっているようだ。アーチストも3人はいっている。いろんな人と話をするのは楽しい。わたしも少しは地域に貢献したいと心の底では思っている。まだ体調が万全ではないが、なにか具体的にできることがやってみたい。

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2006.12.14

キンメダイ

Kinme_1
キンメダイの干物

伊豆の叔父から魚の干物がたくさん送られてきた。キンメダイ、カマス、エボダイ、アジなどが入っていた。沼津のほうにドライブをしたときに買ったそうだ。さっそく、キンメダイを焼いて朝食にいただいた。庭から柚子を取ってきて、絞る。これだけで醤油をかけなくても美味しくいただける。うまい。磯の香りがプンプンする。

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2006.12.13

ウコン

きのう京子がサトイモを掘ってくれたので、きょうはそれを洗って日に干した。それからウコンも掘って根を洗い、やはり干した。ウコンはターメリックというカレーの色素を含んでいるが、肝臓にもいいらしい。狭い畑だから、まあまあの収穫ではないだろうか。草むしりをしたり、ナスやトマトの枯れ枝を処分したり、支柱をかたづけたりもした。少し腰が痛くなったので、ストレッチ体操をした。

Satoimo
サトイモ

Ukon
ウコン

お歳暮を送ったとき、ついでに自宅にも送った「きりたんぽ」が届いたので土鍋で煮て食べた。ちょっと豪勢な夕食になった。

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2006.12.04

初霜

Hatsusimo2

初霜が降りて
初霜柱が
よっこらしょっと
タマネギ畑の
土を持ち上げた

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2006.12.02

向ヶ丘遊園駅

昼休み、枡形神社に行った。専修大学の学生が通るので小田急線沿いの道はいつも混んでいる。神社の階段は52段だがまだ一気に昇れる。木の葉がだいぶ落ちている。帰りに小田急の電車を写真に撮ってみた。向ヶ丘遊園駅を出て町田方面に向かう電車だ。むかしは、下がブルーで上が黄色のカラフルな車両だったが、ステンレスになってからは青い線が一本通っているだけで無機質な感じだ。

Odakyu01

向ヶ丘遊園駅の駅前の様子も写真に撮ってみた。向ヶ丘遊園が閉鎖してしまったのに、向ヶ丘遊園駅の駅名はがんばっている。一時、専修大学前になるなんて噂を聞いたことがあるがどうなったのだろう。個人的には、向ヶ丘遊園という名前を残しておいてほしい。モノレールの駅が無くなったぶん、空が広くなったが、大きな木もなくなってしまった。緑があるとほっとするが、ほとんど見当たらない。夏など日陰がなくて、焼けるようだ。もっとも、いまの季節のことを考えれば、落ち葉掃除が大変だろう。住みやすい街とはなんだろう。

Odakyu02

花やの店先にミニシクラメンやミニハボタン、パンジーなどが並べられている。きょうは暖かいので、花たちも喜んでいるようだった。

Odakyu03

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2006.12.01

のぼりと食彩館

6月に登戸駅が新しくなったが、こんどはJR南武線のほうの改札口を出たところに、「のぼりと食彩館」なるお店ができた。肉屋、八百屋、魚屋、惣菜屋がいっしょになってスーパーみたいになっている。「SUICAが使えます」というのがJRの駅らしい。役所の行政サービスコーナーや立ち食いそば店もある。住民票や印鑑証明はその場で取れるらしいが、戸籍謄本などは翌日になるらしい。その上はパン屋「HOKUO」、文教堂書店、それにイタ飯レストランだ。

Eki04

Eki02

Eki01

乗り換え駅にこんなお店があるのだからとても便利になる。まわりのお店もある程度影響を受けるのは仕方ないだろう。しかし、客の出入りが多くて落ち着かないかもしれない。なにごとも、いいことばかりではない。とにかく、登戸は変貌を続けている。

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2006.11.20

誕生日

11月20日はわたしの誕生日。59歳になった。来年は還暦。団塊の世代のまっただなかである。朝、神棚にきょうまで大過なくすごさせていただいたことをお礼する。京子は誕生日にはいつもお赤飯を炊いてくれる。それを神仏に供えて、感謝するのである。

自動で誕生日カードを贈ってくるサイトがあったりする。それからmixi経由で何人かが誕生祝いの挨拶をくれた。みなさん、ありがとうございました。

母は神田のど真ん中で育ったチャキチャキの江戸っ子で、プロ野球の選手の追っかけなどをしていたから、多摩区の農家の長男に嫁いでさぞ苦労したのではないだろうか。しゅうと小じゅうと合わせて10人ぐらいの家族だったから大変だ。十月十日、わたしを腹に入れ、出産、姉とわたわたしの子育てと、戦後の混乱期をがんばってくれた。おっぱいをたくさん飲ませてくれてありがとうと感謝している。

妊娠
出産
育児
母の
奇跡

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2006.11.19

はぜ

Haze

ハゼの木が紅葉している。けさは曇り空だったので光が足らず、あまりきれいに撮れていないが、白い幹にオレンジ色の葉が光る姿はちょっと見ものだ。ハゼはウルシ科だから近寄るとかぶれる人がいる。紅葉した葉が落ちて、小指の頭ぐらいの硬い実を残す。この実からは木蝋が採れるそうだ。木蝋は和蝋燭の原料になる。そして樹皮は染料になるという。

ハゼの実は、野鳥のシメの好物らしい。シメは太いくちばしでハゼの実を割って中身を食べる。ことしはシメのいい写真が撮れるといいのだが。

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2006.11.14

編集手帳

けさの読売新聞「編集手帳」に五行歌が引用されていた。いじめによる自殺に関する記事だが、わたしも「五行歌秀歌集」を持っていて、この歌を覚えている。たくさんある歌のなかで、なにか心を引かれるところがあったのだと思う。以下の茶色の部分が「編集手帳」の記事で、五行歌の部分はあえて五行に分けて書いた。

伊東柚月さんという方の詠んだ五行歌を頭でなぞっている。

いっそ
大きく凹(へこ)もう
いつか
多くを満たす
器になるのだ

◆草壁焔太(えんた)編「五行歌秀歌集1」(市井社)に収められた一首である。器を満たすものは涙かも知れない。涙の容器になることなど誰しも望みはしないが、凹みを知らない人間に比べてどれほど魅力的か◆一片の詩句を知ることで、気の持ちようで、死を決意させるほどの苦しみが薄らぐとは思わない。自分を励ますことに疲れ、いまこの瞬間にも力尽きそうな子供たちのひと粒の糧になればと、藁(わら)にもすがりつく心境でここに引いた◆人を自殺に追いやるほどのいじめは、ほとんど犯罪である。告発するのは少しも恥ずかしいことではない。凹みも深ければ器が割れる。割れる前に、涙の湖を語ってほしい◆もう1本の藁にすがる。清美作、

いじめっこが
いじめられっ子に
ひらあやまり
三十年ぶりの
同窓会」

昔よりも陰湿で残忍ないまのいじめにはそのまま通用しないとしても、「歳月」がいかなる魔法を演じるかは生きつづけてみなければ分からない◆30年とは言わず、3年、いや1年、心の凹みを打ち明け、声を発して生きてごらんなさい。あの時、死ななくてよかったと思う瞬間が必ず訪れる。約束しよう。だからいま、死んではいけない。

二つ目の歌もよく覚えている。似たような体験をしたことがあるからだ。20年ほど前に、初めて中学の同窓会をやったとき、昔いじめっこだった奴が、ひらあやまりとまでは行かないが、バツの悪そうな顔をして近寄ってきたからだ。いじめっこらには嫌な思い出があるが、ある意味、精神的に鍛えられたともいえる。だいたいは、取っ組み合いの喧嘩をしてそれから仲良しになったものだ。

自殺は
最大の自己主張
かもしれないが
自己を消滅させては
何も生まれない

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2006.11.12

成城コルティ

グーグルで「成城コルティー」を検索したら、「成城コルティ」をヒットした。先日、溝口のNOCTYは「みぞのくち」の「のくち」の造語だと書いたが、成城の駅ビルCOLTYはどういう意味だろうと思って調べたのだ。そうしたら、イタリア語のColtile(コルティーレ)からとった造語で、「中庭」という意味だそうだ。成城らしく緑あふれる中庭というイメージを意図したらしい。なるほど中央は吹き抜けで、屋上庭園などもあり、イタリアの中庭風の雰囲気もある。しかし、こんなことをやっていてはカタカナ造語が増える一方だな。

COLTYをコルティとやり、コルティーと延ばさないのも最近の傾向だ。コンピューターもコンピュータと書くケースが多くなった。コンピュータ用語の氾濫とともに、コンピューターといちいち延ばして書くのは、なんとなく間延びしてまどろっこしいからだろう。事実、英語の発音自体も語尾をそんなに延ばさない。だから、プロバイダ、フォルダ、プリンタ、スキャナ、マイピクチャ、などとやる。さすがに、エラーとかキーは延ばしたままだ。こうなるとまた、せっかちなご時世になったようにも思える。言葉は不思議である。

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2006.11.08

NOCTY

Nocty

小用があってJR南武線の武蔵溝の口駅に降りたが、ここも十数年前に区画整理事業が完了して、見違えるほどきれいな街になっている。丸井のとなりにNOCTYという変わった名前のビルがある。なぜノクティーというのか長いあいだ知らなかったが、あるとき溝の口に住む知人にその理由を聞いて驚いた。

NOCTYは「のくち」を英語っぽくした造語なのだそうだ。その「のくち」というのは、若い人が使う「むさしみぞのくち」の略称だという。そりゃ「むさしみぞのくち」より、「みぞのくち」より、「のくち」のほうが言いやすい。若い人は略語を好むようだ。下北沢は「しもきた」だし、吉祥寺は「ジョージ」だ。マクドナルドは「マクド」で、ミスタードーナッツは「ミスド」とやる。

最近、成城学園前駅に洒落た駅ビルが出来た。その名がたしかCOLTYだったと思う。さて、この「コルティー」とは一体どういう意味だろう。

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2006.10.25

アンリ・ルソー展

世田谷美術館に行った。開館20周年記念で「ルソーの見た夢、ルソーに見る夢」というタイトルの美術展をやっている。はじめてパッソのナヴィを使って行ったら、美術館のレストランの駐車場まで迷わず直行できた。さすが文明の利器である。

Setagayabi
世田谷美術館とレストラン

アンリ・ルソーの絵を見ると、この画家が正直で、優しく、純朴な人なのだなということが伝わってくる。素朴派と呼ばれているらしい。少し暗い色の絵もあるが、おだやかな絵なのでホッとする。幼稚な感じさえあたえる。ルソーはピカソとも交流があったらしい。また藤田嗣治をはじめ多くの日本人画家に影響を与えたらしい。

Russo
アンリ・ルソーの「釣り人」

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2006.10.20

気になるリンゴ

Apple東北旅行に行ってきたという患者さんから、おみやげを頂いた。名前がいい。「気になるりんご」とある。ほとんど真四角な真っ赤な箱には紅玉こうぎょくとも書いてある。開けてみると、シロップに漬けた紅玉一個がまるのままパイ皮に包まれて焼かれていた。四つに包丁を入れて、一口食べてみたら、これが甘酸っぱくて、頬っぺたが落ちるぐらい美味しい。わたしは思わず「立体アップルパイだね」といった。芯は下からくり抜いてあって、そのなかにも細かく切ったリンゴが入っている。とてもいいお茶菓子になった。

ネットで調べたら「第24回全国菓子大博覧会【金賞】受賞」とある。さすが金賞をとるだけのことはある。りんごにはフジもあるらしいが、ぜったい紅玉の酸味のほうに軍配が上がると信じて疑わない。

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2006.10.18

ちいさな親切

地下鉄の切符売り場の前で、中年女性が手をすべらせて、小銭がチャリンチャリンと床に散らばった。なかにはコロコロ転がって遠くに行くものもある。女性はあわてて小銭を拾い始めた。わたしも、その女性の視野に入らないところにまで転がったお金を拾ってあげた。たった20円だったが、それを彼女に手渡した。「ありがとうございました」、それだけだったが、ま、小さな親切をしたと思った。

電車の中でいちばん端の座席に若い女性が座っていた。その隣の座席に大きな買い物袋が置いてあった。その荷物があるため、7人掛けの座席には6人しか座っていない。しかもその荷物の前にかなり高齢の婦人が立っている。私はドアに近いポールにつかまって立っていたが、そのことが気になった。端っこに座っている女性が自分の荷物をひざの上にのせれば、老婦人が座れるのにと思った。その端に座った女性も、少し荷物を気にしているようで、荷物と老女とをチラチラ見ていた。

しばらくその光景をながめていたが、やはり気になって、というか妙な正義感にかられて、わたしは端に座っている女性に近づき、軽く肩を叩いて小声でこういった。「この荷物をひざの上にのせれば、そちらの方が座れますよ」と。そうしたら、女性は「これは、わたしのものではありません」と困ったように言うではないか。わたしは、「あ、そう、ごめんなさい」と言うしかなかった。わたしの思い違いだったのだ。わたしはもう一度「ごめんね」というと、その場所からすこし遠ざかった。

電車がつぎの駅につくと、2、3人が降りて空席ができた。すると老女は例の大きな荷物を持って、べつの空席に向かい、そこに腰をかけた。荷物はひざの上に抱え込んだ。たしかに荷物は老女のものだった。わたしは端に座っている女性のものとばっかり思い込んでいたのだ。老女が荷物を置いたところの空間が自分が座るには狭かったのだろうか。なぜ荷物だけ座席において立っていたのだろうか。わたしには分からない。しかし、わたしが端に座っている女性に「この荷物をひざの上にのせれば、そちらの方が座れますよ」と言ったのは、まったく余計なことだった。結果的には「小さな親切・大きなお世話」になってしまった。ちょっと恥ずかしかった。

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2006.10.15

ぎんなん

日曜の治療は午後1時までなので、自家製のサンドイッチ弁当を食べてから、氏神様に行った。枡形神社だ。そのあと登戸神社にも行った。そうしたら、銀杏ぎんなんの実を拾っている人がいた。入れ物がないので帽子に入れようとしたら、そこにいた人に「だめ、だめ、帽子が臭くなってかぶれなくなっちゃうよ」と忠告してくれた。

Ginnan

そばに小さなポリ袋が落ちていたので、それに入れることにした。風が吹くとポタポタとぎんなんの実が落ちてくる。問題は臭いだ。皮付きのぎんなんの実は本当に臭い。イヌのウンチみたいに強烈な臭いがする。この皮をむいて種を焼き、その中からグリーンの実を取り出して食べれば、ほろ苦くて美味しい。ふつうは茶碗蒸しぐらいしか縁がないが、焼いて食べるだけでもうまい。

食の医学館なる事典をひくと、高血圧の予防、ボケ防止、生活習慣病の予防などにも効果があるという。肝臓の病気にも有効と聞く。

銀杏拾いを体験した人は、この写真を見ただけでその臭いを連想し、顔をしかめるかもしれない。失礼。

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2006.10.07

ボクシング

プロボクシングのレフリーをやっている患者さんから、後楽園ホールのチケットをいただいたので、京子と行ってきた。もともと、わたしはボクシングが大好きだ。自分がやるわけではないが、リングに放たれた二匹の人間が、誤魔化しなしに真剣で戦う姿がたまらない。倒すか倒されるかという極限の状況で、動物的な人間の本性を垣間見るようで、ついつい見入ってしまう。

Koはじめはスーパーフェザー級の4回戦試合が2つ行われたが、軽量級であることと、技術が未熟なためか、まるで喧嘩の打ち合いみたいだった。それでも、足腰が安定し、絞りの効いたストレートやフックを放つ選手が優勢に試合をすすめ、1ラウンドKOと3ラウンドKOというすさまじい試合になった。3番目はフェザー級の4回戦ゲームで判定で勝者が決まった。いくらリーチが長くても、基礎的なフットワークやガードがしっかりしていなければなかなか勝てない。

フライ級の木村悠は3回でタイの選手を倒したが、この木村選手は将来マスコミに名前が浮上してくるのではないだろうか。ボクシングがすごくうまい。スーパーライト級の亀海も印象に残る選手だった。パンチの音がすごい。セミファイナルは、スーパーフェザー級の八代と三浦の10ラウンド戦だったがあまりにもあっけなかった。なんと1ラウンドで八代が三浦をノックアウトしてしまった。ファイティング原田氏が日本テレビの解説をやっていた。

メインイベントは、帝拳のホルヘ・リナレスとコロンビアの選手であったが、こちらもリナレスが圧倒的に強く、5回でノックアウト。「こんなにKOが多い日は珍しいですよ」ととなりの若い男性が教えてくれた。いつもテレビで観戦するばかりで、初めて後楽園ホールに行ったが、生で試合の雰囲気に浸るのはいいものだ。京子もけっこう楽しんだようだ。きょうは不思議な世界を見ることができた。

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2006.10.06

トーハト・ハーベスト

最近、おやつにトーハト・ハーベストなるお菓子を食べている。セサミ味、すなわち胡麻味がメインだが、焼き栗味やカカオ味もある。これがじつにうまい。ふだん、わたしはお菓子など口にすることがほとんどないけれど、このハーベストにはぞっこんである。口の中に入れて軽く噛むとサクッ割れる。その感触がたまらない。そしてゴマの香りがパッとひろがる。なかなかの食わせ物である。

Harvest_1  Harvest2_1 
ハーベスト(セサミ味とカカオ味)

袋にはこんな能書きが書いてある。
ハーベストのこだわり①~薄焼き仕上げ~:けっこうスゴイんです。たった3㎜のハーベスト。実はうすーい生地を何枚も重ねてつくっています。だから、あのサックリとした歯ごたえが楽しめる。お菓子職人こだわりの技術。食べるときには、ぜひ断面もお楽しみください。

ハーベストのこだわり②~粒ゴマとすりゴマを使用~:ゴマは体にいいんです。コレステロールを減らしたり、細胞の老化を防いだり。ハーベストは、お菓子職人がきちんと選んだ、粒ゴマとすりゴマを生地に練りこんでいます。カルシウム&マグネシウムも入っていますよ。

薄いのになかなか割れないのが不思議だ。奥歯が悪いので、このハーベストは現在わたしのお気に入りナンバーワンのお菓子になってしまった。別にトーハトの回し者ではないが、きょうもハーベストをつまみながらコーヒーを一杯いただいた。幸せな時間である。

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2006.10.01

アフリカ

青年海外協力隊でアフリカに行くという若い女性が治療に来た。腰が痛いそうだ。腰も背中もぱんぱんに張っている。そのうえ坐骨神経痛の気配もある。なんでも2ヶ月ほど農業研修を受けたそうだ。アフリカはモザンピークに行くという。言語はポルトガル語だそうで、それも1年ぐらい猛勉強したらしい。現地の田舎に行くと、トウモロコシの粉をお湯で溶いたものが主食らしい。若い女性がよりによってアフリカとは恐れ入ったが、何度か海外旅行をしており、とにかく好奇心が旺盛で、そんな暮らしでもじゅうぶん耐えられそうだ。

自分でできる体操をいくつか教えた。うつぶせお尻振り、仰向け片ひざ立てツイスト、正座して後ろに倒れる(真向法第4体操)、肩回しなど。ま、若いときはいろんなことをやったらいい。だけど親は心配だろうな、なんて思った。

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2006.09.30

新車パッソ

大安に新車の納車をしたかったが、担当者の子供が明日は運動会だというので、仏滅のきょうの夕方、新車パッソを取りに行った。日没を過ぎれば仏滅の災厄は消えるといわれているからだ。パッソは恥ずかしいほど、かわいい車だ。もともと女性を対象にした車だということがわかる。色もなかなかいい。担当者に車の説明をしてもらったが、本当に今の車はよくできているなと、感心することばかりである。

Passo4

リッターカーなのに、運転席、助手席、それにサイドのエアバッグまでついている。鍵はワイアレスだし、フロントライトはディスチャージで明るい。それにナヴィがすごい。ぜんぶタッチパネル方式だから、指で触るだけでいい。止まっていれば、テレビも見られる。それから、ギアをバックに入れると、バックモニターが作動し、車の後ろがはっきり映る。とにかく、よくできている。

家に帰ってから、車のまわりに酒をまいて、パッソの無事を祈願した。神様に「大事に使わせていただきますから、どうぞ事故災害のないようにお守りください」とお願いし、その水を車の屋根と前後左右にまいた。

いま、車の取り扱い説明書を読んでいる。けっこう厚いマニュアルだ。それよりも厚いマニュアルがある。ナヴィの説明書だ。ナヴィを使いこなすにはかなり時間がかかりそうだ。パッソはもちろん前のカムリのような力はないが、街中を行くにはじゅうぶんな車である。感謝、感謝。

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2006.09.29

カムリ、ありがとう

愛車カムリにお礼をした。車のまわりにお酒をまいて、京子と二人で手を合わせ、「長いあいだ、無事に走ってくれてありがとうございました」と感謝のお礼をした。15年以上、よく走ってくれたものだ。最初の頃は神参りのため毎月、名古屋を往復していた。5人で往復したことも少なくない。2度ほどスピード違反の切符をもらったことはあるが、事故を起こしたことはない。というか、いのちを守ってもらった。最近は自転車に乗ることのほうが多くなったが、本当にいい車だった。

あしたの夕方には新車パッソが来る。同じように車のまわりに酒をまいて、これからよろしくと、お願いしよう。米塩を軽くまいて、お払いもするつもりである。

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2006.09.26

岩崎良美と布施明

NHKシブヤらいぶ館の公開録画に出かけた。本降りの雨で、ズボンのすそをかなり濡らした。らいぶ館に行くのは二度目で、このあいだは5月だった。そのときは「歌のない音楽会」でクラシックや宮本文昭のオーボエなどを聴いた。今回は「シング・シング・シング」という歌の番組である。収録は2本で、1本は岩崎良美とパトリック・ヌジェというフランス人の歌手のかたとのコラボレーション、もう1本は、布施明と村上ゆきとの競演だった。

Yosimi 岩崎良美は姉の岩崎宏美ほどテレビなどに出ていない。だが、熱心にフランス語を勉強し、ヌジェ氏にフランスのポップスの歌い方を教わっているらしい。二人で歌った歌はぜんぶフランス語で、なかなか味わいのあるものだった。曲は、「男と女」「セ・シ・ボン」「バラ色の人生」「恋は水色」など。ヌジェ氏は大柄で、お腹の上にアコーデオンを載せてテノールを響かせ、岩崎良美は軽快な歌を歌いながら楽しそうにステップを踏んでいた。

Akira_2布施明はその声量の大きさで知られるが、今回は絶唱というよりも少し抑えたトーンで、語りかけるような歌が多かった。「Something Jazzy」というCDのナンバーを披露した。「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」は最高だった。ウクレレを弾きながら「虹のかなたへ」と「アメイジング・グレイス」を歌ったがなかなかいい。その他「酒と薔薇の日々」「だめな俺」なんかがよかった。あっというまに2本の収録が終わった。こころが浄化された気がする。

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2006.09.24

多摩川吹奏楽団

Tamasui901

午後、多摩川吹奏楽団の定期演奏会を聴きに、多摩市民館へ行った。この演奏会に行くのはもう5度目になる。前半の曲は全体的にかたく、それに知らない曲ばかりなのですこし眠気を誘われた。休憩時間には舞台上手でサキソフォンの演奏があった。「茶色の小瓶」など軽快でいい。きのうお彼岸に来た叔父さん夫婦も来ていた。叔父はむかしベースマンだったから、音楽会を気に入った様子だった。

Tamasui902
休憩時間のサキソフォンの演奏

後半はポピュラーな曲が多いので眠くはならなかった。刑事ドラマテーマ集では、「太陽に吼えろ」や「Gメン72?」など。追憶のテーマもよかった。三浦さんという多摩吸の常任指揮者が、「追憶」でトロンボーン・ソロを吹いたが、これがなかなかソフトで甘い。それから、カーペンターズ・フォーエバーとうたって、「トップオブザワールド」など心地いいメロディーを聴かせてくれた。アンコール曲のひとつは「トゥーランドット」。フィギュアの荒川静香が愛用している曲だった。

なかなか充実した午後のひとときを過ごすことができた。

ブラスを聴いて
音楽っていうのは
つまるところ
呼吸だな
と気づいた

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2006.09.20

彼岸の入り

お彼岸の入りなので寿福寺にお墓参りに行った。陽射しは暑いが、ちょっと日陰に入ると涼しい。秋の空気だ。お墓参りをすると気分がすっきりする。お寺の庭と掲示板の言葉を写真に撮った。

Otera1

Otera2

それから、となりのフルーツパークに寄った。人がかなり集まっている。梨とブドウとすだちの即売をしているところだった。それぞれ一袋ずつ買った。梨は二十世紀、ブドウはなんとかアレキサンドリアとか。噴水の周りに白っぽい花が咲いている、と思ったら、あの真っ赤なサルビアが枯れているのだった。

Park

ヒガンバナも時期を測ったように咲いている。瓢箪ひょうたんの棚も葉がすっかり枯れて、いろんな形の瓢箪が垂れていた。ベローンと伸びきったのやら、ずんぐりしたのやら、格好のいいのはあまりない。空気が澄んでいるので、新宿のほうの高層ビルがいつもより近くに見えた。

Higanbana1

Hyotan

買った二十世紀を食べてみたら、けっこう甘くおいしかった。木で完熟したためだろう。夜は庭のニラを採ってきて、チヂミを食べた。やはり昼に買ったすだちを絞り、炭酸水で飲んだ。こりゃ、ビールなんかよりうまい。

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2006.09.15

枡形神社

きょうは15日。むかしなら敬老の日であり、土淵のお祭りである。だが、両方とも人間の都合で、お祭りは第3日曜日に、敬老の日は第3月曜日に変更されてしまった。正五九(正月、五月、九月)は神仏にお参りする月なので、昼休みに枡形の氏神様にお参りに行った。なんでも正五九(しょうごく)は忌み月で、むかしは結婚などを禁じられていたそうだ。また災厄を払うために神仏に参詣したと、広辞苑には出ている。

枡形神社の石段の両側はきれいに草刈が済んでいた。明日からのお祭りに備えている。15日なので神社の扉が中まで開いていた。生田に住まわせていただいていること、健康で過ごさせていただいていることなどをお礼した。お参りのあとは、いつもいい気分である。きっと氏神様が聞いてくださるからだろう。

登戸病院は閉鎖されたが、まだ建物はそのまま残っており、ちょっとしたゴーストタウンだ。ここで何人の人がお世話になったのだろうかなんて考えてしまう。やはり、マンションかなんかになってしまうのだろうか。府中県道の下を流れる五反田川にはコサギがなにやら追っていた。

向ヶ丘遊園駅のまわりには新しい個人病院が増えた。登戸病院が閉鎖になったのを機に、開業したという。こう内科クリニック、若松整形外科、多摩泌尿器科、北口では大串整形外科等々。JR南武線の中野島駅のまわりも医療ビルが増えた。医師不足が問題になるなか、この地域の人たちにとってはいい話だ。

涼しい日だったが、早足で往復したら一汗かいた。

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2006.09.08

颯爽と歩く

うちの患者さんから、『颯爽さっそうと歩く/61歳から目覚めた足で』、という本を頂いた。帯に、「風になる。歩くことで見えてくるものがある。歩くことで感じられるものがある。だから私は、颯爽と歩く。」とある。元気で積極的な女性だ。面白いので一気に読んでしまった。

くるま人間で「歩かない人」だったが、あるとき自分の太ったからだを見て愕然とした。ちょうど仕事に区切りがついたときなので、ダイエットをこころざし水泳教室に入る。エアロビクスやストレッチングを始める。プールまで1時間以上かけて歩く。どんどん距離をのばして歩くようになる。

それが昂じてヨーロッパを歩きたくなった。そこでNHKのイタリア語講座を聴くようになる。その秋にはイタリア、オランダ、ベルギーなどへと一人旅に出る。パック旅行でなく、時刻表で汽車の時間を調べ、自分でホテルを予約するという徹底ぶりだ。そして、ストで電車もバスも動かないローマを歩く。ベネツィアを歩く。フィレンツェを歩く。

帰国後も、地震が起きたときに備えて、表参道から川崎市宮前区まで、約20キロを6時間かけて歩く。さらに、上り下りの激しい熊野古道を3泊4日で歩いてしまう。もう、歩くことが楽しくて楽しくてしょうがなくなってしまったらしい。生きることを心から楽しんでいるようだ。いまはパソコンにも凝っているらしい。

この本の最後の文章を載せておこう。

外に出ましょう。季節の風と一体になりましょう。そしてひとまず深呼吸。

それから・・・
歩きましょう!
歩いてみれば、足もとの土から、吹き抜ける風から、自然がいっぱい近寄ってくる。

背筋を伸ばし、膝を伸ばし、方の力を抜いて大きく一歩踏み出す。
さあ、目線を上げて、
ほら、目線のさきにすーっと未来への道が延びているのが見えるはず。

この道をいま・・・
私は、颯爽と歩く。

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2006.09.05

あいさつ

毎朝、生田浄水場を一周しているが、やはり歩くことはいいようで血圧がずいぶん下がった。ときどき、起き抜けに150とか160とかいうときがあるが、そんなときはまれで、散歩をしてくると130から120、ときには115なんていうときがある。もちろん下も80や70であるから、高血圧とはいえなくなった。脈拍も速めだったが、最近は60、ときには60を切ることもある。

生田浄水場一周は約20分ほどだが、毎日、たったそれだけの運動でも血圧に影響するのだから運動はあなどれない。自分が鍼灸師なので、人さまには運動をすすめているが、自分も運動不足になっていたのである。

あさ6時を過ぎると、浄水場の周遊路を歩く人が増える。右回りの人と左回りの人がいるから、当然すれ違う。知り合いでなくても、気軽に「おはようございます」と声を掛け合える人もいるが、だまって頭だけ下げる人もいる。こっちから挨拶するつもりでいても、そっぽを向いてすれ違う人もいるし、ひたすら下を向いてゆく人もいる。べつに、こだわるわけじゃないが、できるだけ自分から「おはようございます」と声はかけるようにしている。

すぐそばに住んでいる人で、顔見知りだが一度もあいさつをしたことのない人がいる。その人に2週間ほど前だろうか、大きな声で「おはようございます」と声をかけた。タバコをすいに外に出ていたときだ。そうしたら、むこうからも「あ、おはようございます」と小さな声が返ってきた。それいらい、ちゃんと挨拶を交わしている。最近は、「暑いですね」「涼しいですね」ぐらいまで言えるようになった。

どうも男はプライドが高く、挨拶しにくいところがある。そこへ行くと女性は気さくである。向こうから声を掛けられることが多い。ま、いろいろな人間がいてまた楽しいのである。

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2006.09.04

かゆい

何か食べ合わせが悪かったのだろうか、2週間ぐらい前から、蚊に刺されたところが異常に腫れる。最初はわたしだけだったが、京子も腫れる。かゆいのでつい掻いてしまうから、よけい腫れてしまう。わたしなど、いつもなら蚊に刺されても赤い点がプツンとつく程度でなおってしまうのだが、どうしたことだろう。

蚊に刺されたところに半米粒大のお灸をすえると、いっぺんにかゆみがおさまるので一時しのぎにはなるが、炎症がなかなかおさまらない。ヘビイチゴの焼酎漬けも皮膚の炎症にいいので、塗りつけてみるがイマイチである。ひざのまわり、肘のまわりがひどい。いま話題の凶暴なアルゼンチンアリにでも喰われたのだろうか。

とにかく、ふたりともそれほど蚊に刺されても腫れあがらなかったので何か理由があるはずなのだが。京子は甲状腺の薬をのんでいる。わたしはSSRIをのんでいる。もしかすると、これらの薬の服用が原因しているのかもしれない。とにかく痒いことしきりである。

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2006.09.01

9月1日

Hosigakiカレンダーをめくると、和歌山県の吊るし柿の写真がパッと出たので驚いた。これだけ柿をむくのも大変だろうが、これがお正月には木箱入りの高級品として売り出されるのだろう。

朝晩の空気もひんやりしてきたし、日もだいぶ短くなってきた。この秋はどこか旅行にでも行きたいな。

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2006.08.31

女のひとり旅

うちの患者さんに旅行好きな人がいる。むかしで言えば古希なのに、自動車で日本中を走り回っているのである。しかも女性である。60歳になって歩く楽しさを覚え、さらにドライブする楽しさを覚えたようである。なんでも、車を改造して「道の駅」に泊まり、たまには旅館を使っているという。「道の駅」はトイレもあるし、ところによっては風呂もあるだろう。

そこで、実際に自動車を見せてもらった。車は1400ccの日産キューブ。助手席にはテーブルがセットされていて、コーヒーメーカーが備え付けられている。もちろん、揺れてもこぼれないように改良されている。12ボルトの自動車バッテリーに100ボルト用のコンバータをつけてあるから、どんな電気製品も自由に使える。完全ハンズフリーのケータイ、ナビもついている。

中列と後列は座席を倒してベッドになっている。小柄な女性だからそこでじゅうぶん眠れるそうだ。もちろん、専用の目張りシートがあって中は見えない。これで、高野山に上ったり、富士山のまわりを走ったりして楽しんでいるという。すごい女性がいるものである。人間、その気になればなんでもできるものだなあと感心した。ちなみに、この女性の坐骨神経痛はほぼ完治した。あとはばね指だけだ。

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2006.08.30

竹しばり

定休日だし、天気もあまりパッとしないので家のまわりを片付けた。春先に切った竹が邪魔なのでそれを整理した。30㎝ぐらいに切りそろえて輪にしてゴミ置き場に出すのである。篠竹なので、竹引き専用のノコギリを使えば簡単に切れる。また、小枝は枯れているので手でビシビシ折って糠袋に押し込めばいい。

はじめは何時間かかるか分からなかったが、たくさん仕事があるとき、わたしは「始めればいつかは終わる」と思うことにしている。とにかく、少しずつコツコツとやっていけばいつかは終わるのだ。千里の道も一歩から、というわけである。逆に言うと、「始めなければいつまでたっても終わらない」という怖い真実もある。竹かたづけは2時間半ぐらいで無事終了した。

思っても
何もしなかったら
本当に
なにもしなかった
ことになってしまう

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2006.08.29

YOKOHAMA-WALKER

先日、横浜ウォーカーなる雑誌が治療室の取材にみえた。きょう発売になるというので、さっそく京子が買ってきてくれた。「ジモト愛」というコーナーに登戸が取り上げられている。しかし、そのページの載せられた店の数の多いこと、それに文字や写真が小さいので老眼が来ているわたしにはひどく見ずらい。ほとんどタイトルしか読めない。

Walker そのタイトルのなかに、「ひそかにブーム・登戸でいま”?”がはやっていた!」というのがあった。それがうちの治療室を紹介してくれている記事である。ま、3ページに登戸全体を詰め込むのも強引だが、このタイトルも、いかにもくさい。それでも、さすがはプロ、要領よく文章をまとめていたのには感心した。(図は拡大できます)

うちはエステではないが、鍼灸やオステオパシー(整体)の治療をすると、血行がよくなり、ホルモンがよくはたらき、自律神経が活性化され、からだの内面から健康で美しくなることは間違いない。

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2006.08.24

いなぎ

あさ、近所に住む親戚が梨を三つばかり持ってきてくれた。稲城という梨だそうだ。今年の1月に父親が亡くなったので友人や知人に教わりながら、がんばって梨を作り、その作品を持ってきてくれたのだ。肥料をやったり、消毒をかけたり、授粉、花わけ、摘果、草取り、袋掛けなど大変だったろう。初物なので、さっそく仏壇に供えて報告をした。

ことしは雨が多かったので日照が不足がちでやや甘味が少ないようだ。会社をやめて梨園を継ぐというので心配していたが、りっぱな梨をつくっているのでホッとした。最初から売れるような梨をつくるには並大抵の努力ではできないだろう。よく日焼けした顔が嬉しそうだった。

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2006.08.21

カムリ、エアコン故障

カムリのエアコンが壊れた。カローラ店にもって行ったら、ガスが漏れてしまったそうだ。しかもこのガスはすでに使用が禁止されているので充填できない。別のガスを詰めれば強度のないところからまた漏れる恐れがある、などと脅される。9月になるとカローラがフルモデルチェンジしますから、購入をご検討ください、なんて言われてしまった。

自動車はほとんど乗らなくなってしまったからいいが、雨の日が困る。とくにタオルを運ぶ日は荷物が多いので困る。自転車の前後のかごに荷物を入れて片手に傘を持って運転しなければならない。強い雨だと、カッパを着なければ危ない。やれやれ、15年間乗って6月に車検を通したばかりのカムリをどうするか、、また考えなければならない。

きのうトヨタの中古車屋に寄ったら、カリーナ・マイロードが展示してあった。79万8千円だった。1500ccで車検が12月までだが、14年式だから比較的新しい。中古車でも買うか。遠乗りをしなくなったのであまり大きな車は必要なくなってしまった。軽自動車だっていいのだが。

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2006.08.20

セミの抜け殻

Semigara

サカキの葉の裏にアブラゼミの抜け殻がたくさんついている。堅い地面を掘り進んで手頃な木を見つけ、ゆっくり上り詰めて恰好の場所を見つけ、安全を確認し、数時間かけて羽化したのだろう。しかもこの複雑な形のよろいから脱皮し、まったく違った形のセミにになってわずか1、2週間の命を燃え尽きる。土の中には7年ぐらいいるという。不思議な生き物だ。セミの抜け殻を見るたび、ねぎらいの言葉をかけることにしている。

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2006.08.07

カラスよけテープ

ブドウの棚にカラスが何羽も来るようになった。どうやら青いのをついばんで行くようである。そこで黄色いテープを張ることにした。ぶどう棚の4隅と長辺の中ほどに、長い竹を取り付け、棚の上のぐるりと黄色いヒモをまわし、さらに対角線にもヒモをかけた。棚の下からはブドウは取れないらしく、それ以後、カラスの襲来は止まった。

と思ったら、こんどはブルーベリーがやられていると京子が叫ぶ。どうも今年はブルーベリーの実の付き方が悪いなと思っていたら、カラスに食われていたらしい。こちらは対策が遅れてしまったが、カラスが嫌がる黄色いネットでもかぶせるか。ナスや、トマトなんかも被害にあっている。野菜にネットをかぶせるところが増えているので、何もしていないうちが狙われているのかもしれない。

きょうは五行歌誌が来た。それから先日の鍼灸学校の同窓会の写真集(CD版)、それにこれはいただきものだが、太田土男さんの句集『草原』が来た。

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2006.08.05

ヒグラシの大合唱

Minminzemi午前4時ごろ、ヒグラシの大合唱で目が覚めた。きのうは気がつかなかったから、きょうが初日だろう。カナカナカナという寂しげな鳴き声も大合唱になると、大きな渦のうねりのように聴こえる。それが5時ごろになると消えて、こんどはミンミンゼミ(写真左)に変わる。

5時ちょっとすぎに散歩に出たら、生田浄水場の南側の山の手あたりで、ミンミンゼミの大合唱を聴いた。たまたま近くの気に止まっているのを写真に撮った。こんな小さいセミが体中を震わせてあんなに大きな音で鳴くのだから不思議である。短い生命を必死に生きているを感じる。ヒグラシもミンミンゼミは木と同化してしまうので見つけるのが難しい。

きょうは生田浄水場の裏の寒谷さぶやとに入り、奥まで上ってから左側の山を上り、「生田ふれあいの森」を通り、それから学校道を土渕不動院まで降りてきた。不動院の管理人さんがきのうの盆踊りのあとを掃除していた。「長い時間踊ったから足が痛いよ」と笑っていた。

じつは夕べ、京子と私も盆踊りの輪に加わっていたのである。私は炭坑節ぐらいしか踊れないから、もっぱら村の人たちとおしゃべりを楽しんだ。60歳を過ぎてもマラソンをやっているという元気なおじさんに遭った。ホノルルマラソンも完走したそうである。元気な人がいるものだ。その人が以前新聞に載った私の五行歌を見てくれたという。感激しましたよ、だって。嬉しいね。

Bonodori1

Bonodori2

そして、今夜もまた盆踊りに行ってきた。京子は思いのほか早く浴衣を着ることができた。わたしも、最初からよく踊った。知らないところは前後の人の真似をして、同じのを2、3回もおどればなんとか曲に乗れるようになった。東京音頭、チャンチキおけさ、手拭音頭などを覚えた。来年は練習会にでも出席するか。歌の文句じゃないが、見るだけより踊るほうが何倍も楽しい。

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2006.08.04

石段のぼり

早起きして散歩している。生田浄水場を一周すると20分足らずだが、お不動様に挨拶をしていくと25分ぐらいになる。多摩川の土手まで行くと往復30分から40分ぐらいかかる。ところで、きのうは初めて生田浄水場の裏手の山にある長い石段を昇ってみた。わたしが子供の頃がらある長い階段で214段ある。途中、踊り場が10ヶ所ほどある。

Isidan2

ゆっくり上り始め、中ほどで休憩していると、下からせっせと昇ってくる夫人がいた。「速いですね」と声をかけると、「もう慣れましたからね、はじめはふくらはぎがつりましたよ」という。「一緒に行きましょう、上からの道を案内してますから」というので、一緒にゆっくりしゃべりながら上ったら、それこそあっというまに頂上に着いてしまった。夫人は崎山さんという方で、お年は70近いのではなかろうか。よみうりランドの駅のほうからやってきて、この辺の山を毎日1時間半ほど歩いているという。りっぱなものだ。わたしは頂上からは舗装された自動車道の下り坂をだんだら降りて帰った。

きょうも朝五時半におきて、生田浄水場を左から回り、例の長い階段の前に出た。1ヵ月以上、あるいているので脚力がついたのだろう、きのう階段のぼりをしたのにそれほど足が痛くない。それでも、やはり中ほどで十分休養をとってから頂上まで行った。浄水場の自然ろ過池や遠くの景色がかすんで見えてきれいだ。家について時計を見たら40分たっていた。かなりの負荷運動である。

浄水場の石段の下には、オオマツヨイグサが長い首を揺らしていた。先日はコマツヨイグサの写真を載せた。マツヨイグサは待宵草と書き、夕方から花を開いて朝になるとしぼんでしまう。一般には、ヨイマチグサ(宵待ち草)やツキミソウ(月見草)のほうが通りがよいが、本当は両方とも正式な名前ではない。「宵待ち草の歌」 を竹下夢二が詠んだためヨイマチグサが定着したが、 「マツヨイグサ」 より 「ヨイマチグサ」 の方が語呂がいいことは確かだ。

Ohmatsuyoigusa_2

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2006.08.01

美女とおじさん

はちみつ二郎さんの情報によると、登戸新町の第二公園で、ニッポン放送の「うえやなぎまさひこのサプライズ」という番組の「青空イントロクイズ」という公開実況放送があるという。京子に行ってごらんと言ったら、ちょうど患者さんがなかったのでわたしが行くことになった。物好きなもんだ。イントロクイズは小学生が当てて5000円をもらった。そのあとじゃんけん大会もあったが、それにもはずれた。5人の人がラジオをもらえたらしい。

そのあと写真撮影会が開かれた。担当の新保友映アナウンサーはさすがに美しい。番組表にサインをしてもらい、そのあと写真を撮らせてもらった。「恋人のように撮ってください」とスタッフにいったら、驚いたらしく手振れを起こした。いっぺんにファンになってしまった。

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美しい新保友映アナウンサー

Anouncer02
鼻の下の長いこと!

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2006.07.29

横浜ウォーカーの取材

Yokohamaw_1地域コミュニケーション誌『横浜WALKER』が取材に来た。モデルさんを使って、治療の流れ、つぼの見つけ方、鍼の打ち方、なぜ鍼が効くのかなどを説明した。もっとも、うちはカウンターストレインという手技療法も多様しているので、半分ぐらいはマッサージの治療のように見えたかもしれない。

鍼を打つと数時間後、濃い尿が出ることが多い。新陳代謝が盛んになって老廃物が排泄されるためだ。また一眠りして顔を洗うと汗ばんだようにヌルッとすることがある。これは顔の皮脂腺の分泌がさかんになり、皮膚が若返るためだ。腸のはたらきもよくなるから便秘も解消する。その結果、美容的な効果が出ることも期待される。体を揺さぶるから、関節がほぐれて柔らかくなる。

睡眠不足、過労、運動不足、食事の乱れなど、健康にとってマイナスの要因が少なくない昨今、鍼灸の治療はからだを目覚めさせ、からだが本来もっている健康維持機能を高めることができる。妙な薬に頼るより、副作用のないこうした物理療法をやってみるのも一方ではないだろうか。この記事の載る『横浜ウォーカー』の発売は8月29日だという。まだ、だいぶ先の話だ。

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2006.07.25

石川啄木

Isikawatakuboku五行歌を主宰する草壁焔太先生がだいぶ前に書かれた『石川啄木―天才の自己形成 』(講談社新書) を読んだ。厖大な資料をもとにして書かれた名著だが難解でもある。

啄木は曹洞宗の寺の子、4人兄弟の唯一の男子として、母親に甘やかされ、わがままほうけに育ったらしい。家を出ても無為徒食で借金生活を重ねていたようだ。金田一京助や与謝野鉄幹夫婦など無数の人から援助を受けている。18歳で節子と結婚したが、ほとんど放浪に近い暮らしをしている。まったく呆れ果てた俗人である。

その俗人が、「心よく我に働く仕事あれそれを仕遂げて死なむと思ふ」「故郷の訛なつかし停車場の人込みの中にそを聞きに行く」などといった、我々の日常生活の心理的実感に近い平易な歌を作れたのはなぜか。 草壁先生は、人間としての啄木の弱さ、俗物性を取り上げながら、なぜ啄木がこれほど心に響く歌を作ることができたのかを詳しく論じている。

啄木は口語の詩歌を試みているが、草壁先生は啄木の古典の素養の不足を嘆いていた。古典に習熟した上で美しい日本語表現が成立するからである。それにしても、18歳で結婚し、世の中の酸いも甘いもかぎ分けて、27歳で肺結核で死ぬという凝縮された短い人生には、ダイヤモンドのようにキラリト光り輝くるものがある。天才であることは、間違いない。

東海の小島の磯の白砂に
われ泣きぬれて
蟹とたはむる

いのちなき砂のかなしさよ
さらさらと
握れば指のあひだより落つ

たはむれに母を背負ひて
そのあまり軽きに泣きて
三歩あゆまず

やはらかに積れる雪に
ほてる頬を埋むるごとき
恋してみたし

はたらけど
はたらけど猶わが暮らし楽にならざり
ぢっと手を見る

たんたらたらたんたらたらと
雨だれが
痛むあたまにひびくかなしさ

ある日のこと
室の障子をはりかへぬ
その日はそれにて心なごみき

わが抱く思想はすべて
金なきに因するごとし
秋の風吹く

真夜中にふと目がさめて、
わけもなく泣きたくなりて、
蒲団をかぶれる。

家を出て五町ばかりは、
用のある人のごとくに
歩いてみたれど――

曠野《あらの》ゆく汽車のごとくに、
このなやみ、
ときどき我の心を通る。

考へれば、
ほんとに欲しと思ふこと有るやうで無し。
煙管をみがく

よごれたる手を洗ひし時の
かすかなる満足が
今日の満足なりき。

何となく、
今年はよい事あるごとし。
元日の朝、晴れて風無し。

人がみな
同じ方角に向いて行く。
それを横より見てゐる心。

すっぽりと蒲団をかぶり、
足をちぢめ、
舌を出してみぬ、誰にともなしに。

いろいろの人の思はく
はかりかねて、
今日もおとなしく暮らしたるかな

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2006.07.23

調布花火大会

すでに夏休みに入っているのに、まだ梅雨が明ける気配がない。曇り勝ちで霧雨が降ったりする。調布の花火大会があるので雨が心配だったが、ほとんど降られずにすばらしい花火大会になった。

多摩川の土手はサイクリングロードの中央だけが歩けるだけで、花火見物の人たちで満員だ。足の踏み場もない。邪魔にならないところを見つけて京子としゃがみ、目の前で打ち上げられる花火を楽しんだ。腹にズーンと響くようなでかい奴が上がると、歓声がわく、拍手が起こる。もちろん、尺球の100連発もすごい。帰りは中野島駅のほうを通ったが、すごい人混みで歩くのもままならなかった。

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2006.07.22

鍼灸学校のクラス会

鍼灸学校のクラス会に行った。新橋の新橋亭しんきょうていという古風な中華料理屋で、料理もおいしかった。口当たりがいいので老酒をだいぶ飲んでしまった。クラスの人たちとは、なんと29年ぶりの再会である。あまり変わらない人もいれば、名前を言われても本人が連想できないほど変わっている人もいた。離婚した人、子供を6人も育てている人、引越しした人、はるばる秋田、岩手、愛知、鹿児島、宮崎などから上京して来た人もいる。それはもう本当に懐かしい面々だった。いろいろ話しているうちにだんだんと打ち解けて、昔話に花が咲き、あっという間に時間が流れた。卒業生の1割ぐらいしか鍼灸の職についていないという噂があるが、わがクラスは5割近くにもなるらしい。りっぱなものだ。

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濡れる雨

朝5時過ぎに散歩に出かけた。霧雨のような、粉糠雨のような、それよりも細かい雨がスローモーションを見るように降っている。降っているというよりはふわふわ降りてくるという感じである。傘を差して歩き始めたが、ものの5分もしないうちに胸や腹まわりがしっとり濡れてしまった。股の前も濡れている。ちゃんと傘を差しているし、傘はすこし前方に傾けて歩いているのに、けっこう濡れてしまう。

それで思い出した。年寄りがよくいう「濡れる雨」というやつだ。ふつうの雨は、当たり前だが、上から下に降ってくる。だから傘でうまいこと避けることができる。ところが、このような細かい雨は、上から下に降るというよりも、ほとんど空中に浮かんで漂っている状態なのだ。だから傘を差していても、からだが進めばその細かい雨のなかに突っ込んでいってしまう。そして、まともに雨を受けてしまうことになる。いわば、雨が空気のような状態になって漂っており、すべてを浸してしまうのだ。ほんとに、こいつは濡れる雨だ。

春雨じゃ濡れて参ろう」といったのは月形半平太だが、あの舞台はたしか京都だったはずだ。京都の春雨は細かい雨と聞く。どうせ傘を差しても濡れてしまうのだから、傘を差さず濡れて行こうということではないだろうか。ねっ、なっちのママさん?

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2006.07.19

雨の横浜

Minato

山下公園側から見た「みなとみらい」地区である。中央の大観覧車にも乗ってみた。ランドマークタワーは雲の中に入っていた。ずいぶん昔とは景観が違う。

Mizunokami2 海の守護神

Peaceboat
学生さんたちを乗せて世界一周の旅に出るピースボート

Kamome
氷川丸のアンカーに止まるカモメ

Joseisharyo_1
東横線の女性専用車両は端でなく、中ほどにもある!

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2006.07.16

地域の交わり

地域の組合の総会に出席した。そのあと「藍屋」で懇親会が開かれた。もとは農家が主体の会合だったが、専業農家はほとんどなくなり、兼業農家が多くなり、純粋に会社員、自営業などに従事している人もいる。農業後継者も減る一方で、世代交代が起こると、つぎの代はほとんど勤め人で、農業に従事している人は3割弱になっている。かくいう私も鍼灸師である。

お不動様の草刈りをみんなでやったり、こういう懇親会を持つことはよいことだ。さもなければ、あまり会話する機会もない。まして代替わりすれば、顔と名前が一致しなかったりする。きょうも、善ちゃんの息子さん、かごやのお婿さん、池(屋号)の三男、万さんのお嫁さんなどに、初めてお会いした。

梨をつくっている人には、梨のできぐあいを聞く。消毒は何回したとか、ことしは雨が多いから、いっぺんに照ると割れるかもしれないとか。ひざの痛い人には、股の体操を教えてあげる。息子にお嫁さんがこない人には、写真と履歴書をくばったほうがいいよとか。植木屋さんには、梯子から落ちないように気をつけてとか。

料理はなかなか豪勢だった。お酒は呑み放題だそうだが、私はビールを一口、あとはウーロン茶、さいごにブドウジュースを飲んだ。気の置けない連中と話しをすると、気が循環する。気は滞ると鬱積して病気になるから、どんどん回したらいい。そういう意味でいろいろな人と会い、いい気をまわすといい。たまに悪いバイブレーションに出会うこともあるが、それはそっと避ければいい。

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2006.07.15

民家園通り祭り

カレーをご馳走になったあと、こんどは「民家園通り夏祭り」を見に行った。ブラスバンドの行進があるのは知っていたが、いつも仕事を終える帰ってしまうので、ここの夏祭りを見るのは初めてだ。長尾の子供たちが和太鼓を叩いていた。琴、三味線、尺八の合奏、それにマリンバ(木琴)の演奏会もあった。いろんな出店が出ていて、焼きそばやカキ氷が人気をはくしていた。

Taiko
長尾子供太鼓の演奏

Koto2
琴、三味線、尺八の合奏

Marinba
マリンバと打楽器の演奏

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カレー食べ比べ

昼過ぎ、とつぜん雲行きが怪しくなり、突風が吹き、すごい雷雨になった。稲妻が光ると同時にバリバリバリと空が引き裂かれるような音がする。何発かは近くに落ちたのではないだろうか。昼休み洗濯物を取りこみに行った京子は途中で雨につかまってしまったらしい。

仕事を終えてから、多摩川土手のせせらぎ会館に行った。地域活動をしている「のぼりと・ゆうえん隊」の総会があり、そのあとの懇親会に誘われたからだ。懇親会は3種類のカレーを食べ比べるというもので、スパイシーで本格的なインド風カレー、伝統的な母さんの味風なカレー、そしてドライカレーの3種だった。いずれも独特の味わいがあり、ナンやご飯がすすむ。枝豆やもろきゅうをつまみにビールもいただいた。

Curry
撮影:なつみさん

ほとんどが初対面の人たちだったが、すぐうちとけてにぎやかに楽しく過ごすことができた。一度に10人以上も新しい友達ができたてしまった。しかし、記憶力がわるくなったものだ。なかなか人の名前が覚えられない。ま、しかたない。このように人と交流すると、気が循環する。気がまわるといいうことは、いいことである。

Niji

少し雨がぱらついたが、そのあと東の空にみごとな虹が出た。よくみると外側にも虹がかかっている。このあいだ観た芝居『多摩川に虹をかけた男』をふと思い出した。

Yuuhi

けさは布田堰で日の出を見たが、夕方は宿河原堰で日の入りを見ることになった。夕焼けだから明日も晴れそうだが、まだまだ梅雨、そうはゆくまい。

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明けの明星

Akenohosi
明けの明星

けさ、3時50分ごろトイレに起きたら、東の空にきれいな明けの明星が出ていた。外に出て梨園の網を手前に置き、シャッターを押した。そうしたら夜明けの街が見 たくなり、そうっと車を出して、フルーツパークの山に出かけた。なんとか暁を迎える街の写真が撮れた。もうヒグラシやアブラゼミが鳴いていた。

Asa01_1 
夜明け前

それから、さらに多摩川の日の出が見たくなったので、こんどは上布田の堰まで出かけ
た。30分ぐらい待っていると朝焼けの雲の中を対岸から朝日が昇ってきた。朝焼けは雨のきざしだが、果たして午後には雷雨があった。

Asa04 
日の出

Asa08
カワウの準備体操

多摩川の土手のところにガムテープで大きな仕切りがしてあり、区画ごとに名前が書いてある。最初はなんのことか分からなかったが、23日の調布の花火大会の見学場所を確保しているのだと気がついた。それにしても、こんなに早くから場所取りをしなければならないとは大変だ。

Asa03
花火見物の場所取り

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2006.07.12

等々力渓谷

6月15日から毎朝30分ほど散歩をしている。生田浄水場を一周したり、多摩川の土手まで行ったり、神社にお参りをしたり、ぜんぜん知らない道をあるったりしている。おかげで血圧がずいぶん下がってきた。一時は180もあって降圧剤をのんでいたが、いまでは薬をのまなくても130ぐらいなった。下の血圧も90から80ぐらいで落ち着いている。やはり歩くことは血流をよくし、基礎代謝を高め、たしかに血圧をさげる効果がある。

Sakakinae
サカキの挿し木

散歩のあとは、草取りや庭仕事もこなしている。けさはサカキの挿し木をした。ちょっと時期が遅いが半日陰のところに植えたので活着するだろう。サカキは生長が遅いので値段も高いが、うちではほとんど挿し木で増やしている。

Todoroki001
ゴルフ橋と等々力渓谷

午後、世田谷の等々力渓谷に行った。黒柳徹子の自伝的小説『窓際のトットちゃん』に出てくる名勝だ。大井町線の等々力の駅の近くのゴルフ橋の右側の急な階段を下りていくと、そこが等々力渓谷の入口だ。等々力渓谷は、その名の通り、谷間になっていて、小川の脇に遊歩道が整備され、そこを散策できるようになっている。地上の喧騒を忘れさせるオアシスで、吹く風も涼しい。

Todoroki002

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Todoroki009

Todoroki011

最後は、等々力不動尊に丁重にお参りをして帰った。湿気が多いので、よく汗をかいた。お土産に買った青豆腐と、八戸から直送されたイカとホタテで夕食を済ませた。きょうもよく歩いた。

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2006.07.08

バリダンス

登戸東通り商店街のわくわくナイトバザールに行った。例によってお米屋さんの前ではストリート・コンサートをやっている。ゴリラーズはとんこつラーメンの歌を絶唱していたが、歌も表現力も抜群だった。ギター、バンジョ、マンドリン、ベースのカルテットの演奏するカントリーも耳に心地よかった。黄色い長靴をはいたピンクの女の子が、見ほれて拍手をしていたのが可愛かった。

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有頂天・ゴリラーズ

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カントリー? 観客がかわいい!

食べ物コーナーの他に、輪投げ、フリーマーケット、占い師、ゲームなどがあり、子供たちが長い列をつくっていた。一時、雨がパラついたが、すぐやんだのでよかった。前回同様、JAの前ではバリダンスを披露していた。目玉や首、腰、手足の関節を器用に動かしながら何やらコミカルなストーリーを踊っているようだ。最後に、「みなさんもご一緒にどうぞ」というので、どさくさに紛れてちょっと踊ってみた。女性は胸を強調し、男性は肩をいからせたりするといいらしい。お祭りはいつも楽しい。

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占い師・登戸の母?

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カエルの踊り

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わたしもバリダンスに参加

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2006.07.03

トイハウス

けさ、多摩川まで散歩に行ったが、途中おもしろい家に出くわした。家のまわりには、いろんな風車が回っている。また、造化やら人形やら絵画やら、さまざまなアートが飾られている。作品の注文を受け付けます、なんて書いてあったから、小物づくりを商売にしているらしい。趣味と実益を生かしているのだろう。トイハウスと呼んでおこう。

Toyhouse
TOYHOUSE

こちらは南天の花。地味な花だけど、秋から冬にかけて真っ赤な実をつける。むかしはどこの家にも南天があった。トイレや水場の先に植えてあったものだ。叔父の話によると、ナンテンは「難を転ずる」といい、厄除けのような意味をもっていたらしい。

Nanten
南天の花

こちらはJR南武線の立川行。線路には夏草が生えている。

Nanbusen
JR南武線・立川行き

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2006.06.30

公孫樹のオスとメス

公孫樹イチョウの木にはオスとメスがある。もちろん、ぎんなんの実がなるほうが雌木で、ならないほうが雄木だ。それを葉っぱで見分ける方法がある。むかし、通訳ガイドのアルバイトをしているときに覚えたものだが、オスの葉っぱはズボンの形をしており、メスの葉っぱはスカートの形をしている。つまり、中央が深く裂けているのがズボンでオス、中央の裂け目がないのがスカートでメス、というわけだ。念のため公孫樹の葉っぱの違いを写真に撮ってみたが、やっぱりその通りになっている。

Ichoo
公孫樹の雄木(ズボン)

Ichome
公孫樹の雌木(スカート)

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2006.06.28

きぬた公園

ちょっと用があって用賀に行った。地下鉄「新玉川線」の用賀駅の上は超高層ビルになっている。ビジネス・スクエアとかいったっけ。首都高速の用賀料金所のそばにある目立つビルだが、なかに入ったのは初めてだ。地下の信州そば「そじ坊」でランチを食べる。京子は冷やしタヌキと小エビの天丼、わたしは芽かぶソバと混ぜご飯。本物のワサビを自分でおろすというのがにくい。

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帰りに砧公園に寄った。用賀駅前から砧公園に向けては洒落た遊歩道ができている。木々の豊かな道に玉石を組んだ流れやベンチが作られており、タイル敷きの道には雲形や百人一首の歌などが刻んであった。散歩しながら癒される空間である。

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蒸し暑い日だったので、すこし歩いただけで汗がふきだした。しかし砧公園に入ると大きな木も多く、空気がおいしくなった。散歩する人や乳母車を押す人などで、けっこう人影も多い。ベンチに座っていなり寿司を食べようとすると、ハトやスズメが寄ってくる。ハトが人を恐れないのは分かるが、スズメがすぐそばまで寄ってくるので驚いた。挙句の果てに、寿司を睨みながらホバリングをする始末だ。ほんとに人馴れした小スズメだ。きょうは暑いのによく歩いた。

Kinuta03

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2006.06.25

国家の品格

藤原正彦著『国家の品格』(新潮新書)を読んだ。以前にも、藤原さんの『祖国とは国語』を読んだが、あいかわらず主張が明快でおもしろい。

自由は身勝手、平等がウソなのは子供でも分かる。民主主義は理想だが「国民が成熟した判断をすることができる」ことが大前提で、それは不可能。

第一次世界大戦もオーストリアの皇太子がセルビア人に殺されたことに世論が怒り、オーストリアがセルビアに宣戦布告し、それにロシアが怒り、それに対してドイツが怒り、同盟関係にあるフランス、イギリスが参戦した。国民が大騒ぎをして外交では収まらなくなった結果、850万人が犠牲になった。

第一次大戦後のドイツもワイマール憲法のもと、しっかりした民主国家だった。その民主的な選挙でヒトラーのナチ党が第一党になり、その後の選挙でもドイツ国民は圧倒的にヒトラーを支持し続けた。日本の場合も、満州事変から大東亜戦争にかけて、国民もマスコミも軍部を支持し続けた。イラク戦争も開戦時はアメリカの国民の76パーセントが支持した。世論が国を危険な方向に歩ませることがある。

では、どうしたらいいか。藤原さんは「真のエリートが必要」だという。真のエリートの条件は二つ。一つは、文学、哲学、歴史、芸術、科学といった、何の役にも立たないような教養をたっぷりと身につけていること。そうした教養を背景として、庶民とは比較にもならないような圧倒的な大局観や総合判断力を持っていること。二つめの条件は、いざとなれば国家、国民のために喜んで命を捨てる気概があること。むかしはそういう政治家がいたは今はいなくなってしまったと藤原さんは嘆いている。

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2006.06.24

街のオアシス

Tanbo2

うちのまわりで唯一残っている田んぼである。向こうに畑と梨山が見えるが、その向こうにはマンションが2棟たっている。こちら側にもマンションができた。この田んぼは広い空間に水をたたえ、街のオアシスである。田んぼを見ると、なぜかホッとする。

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2006.06.23

ビワの実

Biwanomi

いつも通る道の脇に大きなビワの木があり、熟した実が枝をたわめている。数日前はまだ黄色かったが、けさはもうオレンジ色になっている。そろそろ食べごろだぞ、なんて余計な心配をしてしまう。

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2006.06.21

カムリ車検

15年乗ったカムリを車検に出した。車検の頃になると、トヨタカローラ店の担当者がしきりに新車購入をすすめるが、最近はほとんど車に乗らなくなったし、カムリも調子がいいので、あえて新車を買う気にはならない。京子も運転は苦手なので、もっぱら自転車を使っている。雨の日と荷物の多いときだけ、そう、月に5回ぐらいだろうか、自動車に乗るのは。

エンジンオイルの交換や点検整備、それに自賠責などで、13,8000円かかった。これであと2年、カムリのお世話になる。販売店が嘆いていたが、最近の車は壊れない。先日、テレビで初代カローラに乗っている人を見た。40年以上たっているのに、なお元気で走っているという。大事に使えば、けっこう乗れるのだ。

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2006.06.18

新しい登戸駅

Noboritoeki01

JR南武線「登戸駅」の橋上駅舎がオープンしたので、見に行ってきた。駅舎や改札口はビルの3階くらいの高さにあり、構内が驚くほど広くなっている。それがそのまま小田急線への連絡路(ペデストリアン・デッキ)につながっている。小田急線の「登戸駅」はビルの2階部分になるようだ。

Noboritoeki04

Noboritoeki02

南武線の北側に出るほうは「多摩川口」、交番のある南側は「生田緑地口」となっている。エレベータやエスカレータを使えば簡単に南武線をまたげるようになった。多摩川口に出れば、多摩病院も近い。この南北通路のおかげで、吉沢石材のところの踏み切りの混雑がそうとう緩和されそうだ。人の流れが変わるので商店にもいろいろ影響が出るだろう。工事費は約55億円だという。

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2006.06.15

クモの子を散らす

サカキの木に蜘蛛の巣が張っていた。中央に黒っぽい塊が見える。近づいて見ると、蜘蛛の子どもたちが丸まっている。そっと人差し指を触れると、その瞬間、蜘蛛の子がパッと弾けるように散らばった。おもしろいので写真に撮った。

子供の頃、蜘蛛の腹をつぶしたら、そこから百匹ぐらいの蜘蛛の子が飛び出したので驚いたことがある。親とまったく相似形のミニ蜘蛛がパッとはじけるのは、なかなか見ものである。「蜘蛛の子を散らす」なんて言葉もほとんど死語になってしまったようだ。

Kumo1

Kumo2

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2006.06.13

ホトトギス

生田浄水場のなかでホトトギスが鳴いている。音程はドシドミドソで、アクセントを効かせながら「キョキョキョキョキョキョ」とさえずっている。注意すると「特許許可局」と聞こえないこともない。

Gosensi01

ホトトギスはカッコウの仲間で、ウグイスなどの巣に卵を産んで托卵させる習性がある。ホトトギスの卵は先に孵化し、雛がウグイスの卵をぜんぶ落としてしまう。ウグイスはそれに気づかず、自分より大きなホトトギスの雛にせっせと餌を運んで育てる。さすがに自分の子でないと気づくと逃げてゆく。ひどい話である。生きる知恵とはいいながら、ホトトギスと鳴き競っているウグイスの声を聴くと、妙にせつなくなる。

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2006.06.06

恋人の日

6月12日は「恋人の日」だそうだ。ネットで調べると、その起源はブラジルで、古くから「縁結びの神」として崇められている聖アントニオの命日のイブを「恋人の日」として祝っているという。その日に恋人同士、夫婦間でフォトフレームなどのプレゼントを交換する習慣があるそうだ。バレンタインにホワイトデー、それに「恋人の日」とは忙しい。4月22日はたしか「よい夫婦の日」だったし、七夕もあるぞ。

6月はまた「ジューンブライド」なんていって、結婚式も多い。こちらは、6月が「結婚の女神・ジュノー」の月になるので、それにあやかっているそうだ。6月の「大安」に結婚したらそうとう幸せになれそうなものだが、逆に離婚も増えている現状だから、ご利益りやくのほどは定かでない。縁起をかつぐというより、多分にムード的なものだろう。

恋人の日の五行歌」公募作品の結果が発表された。わたしは応募しなかったが、入選作品はとうぜん出来がいい。うまいものだ。そこで、わたしも遅ればせながら一首披露しよう。以前の作品をちょっと手直ししたものだけど。

むかしの恋人が
いま台所で
フキの皮を剥いている
そう思ったとたん
ドキドキしてきた

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2006.06.04

たまねぎ収穫

午後、玉葱の収穫をした。日照不足のわりにはまあまあの出来だ。大玉は少なく、中玉や小玉が多い。鶏糞や堆肥をじゅうぶん施したつもりだが、なかなかプロのようにうまくいかない。近所におすそ分けをし、残った分を振り分け荷物のようにヒモで結んで、駐車場の屋根の下にぶらさげた。これで今年いっぱいは食べられるだろう。

Tamanegi

玉ねぎを
引き抜く
ふっくら
ほっぺが
こんにちは

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2006.06.03

心エコー

先週、健康診断をした。いつも中性脂肪が高かったが、それもだいぶ減ってきた。酒ものまないし、甘いものも脂っこいものも控えているのに中性脂肪が高いのは、体質的なものらしい。他はとくに異常がなかったが血圧が高い。自宅で測っても高い。そこで降圧剤を服用することになった。あまり飲みたくはないが、高血圧はいろんな余病を引き起こすからやむをえない。姉は40歳ごろから降圧剤をのみ始めている。わたしより若い従兄弟たちものんでいる。家系的なものらしい。

心臓の超音波検査もしてもらった。左を下にして横になり、ゼリーを塗って超音波端子を当てられる。指示にしたがって息を吐いたり止めたりする。20分ぐらいかかっただろうか。異常はなかったが、検査のあと、そのビデオ映像を見て驚いた。心臓の中にある4つの弁の動きがはっきり写っているのだ。大動脈弁、僧帽弁、二尖弁、三尖弁が、それぞれ忙しく開閉を繰り返している。弁を引っ張る細い筋糸まで写っている。心臓は筋肉のかたまりで、その弁の働きのおかげで血液が全身に送られていくのだ。心臓の鼓動は一分間に60回ぐらいだから、それは忙しい。思わず先生に「これは感動ものですね」と言ってしまった。

本人の意思とは無関係に、心臓は一生懸命はたらいてくれている。肺も胃も腎臓も、細胞すべてがそうやって働いてくれている。頭では分かっているが、こうやって目の当たりにすると感慨深いものがある。わたしたちは生かされている、これは疑いのない事実なのだ。

心エコーの
ビデオを見た
必死ではたらく
四つの弁膜に
神を見た

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2006.05.20

あんどん

がつよい。けさ畑に行くと、先日植えた苗が風に揺さぶられて、へたっていた。ナス苗には支柱を立てておいたが、葉っぱが大きいのでけっこう風にあおられてしまう。そのとき、ふと気がついた。プロの畑を見ると、ナス苗ひとつ一つにあんどんをかけてあるが、あれは寒さのためだけでなく、風除けのためでもあったのだ。

行燈あんどんというのは苗の囲いである。遠目には文字通り、あんどんに見える。肥料袋やゴミ袋などの底を切、内側から四隅に支柱を立てて苗を包むのだ。こうすると保温が効くので苗の生長がいい。風除けにもなるので、苗が傷まない。もっとも、いまからではどんどん暑くなるので、ぎゃくに苗が焼けてしまうかもしれない。

実際、きょうは気温がぐんぐん上がり、30℃近くになった。きのうは暖房、きょうは冷房。かんかんに晴れたと思ったら、こんどは雨風が窓を叩いている。

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2006.05.17

夏野菜の苗植え

休日菜園をやっている。きょうは菅の苗屋さんから、ナス、トマト、キュウリ、ピーマン、シシトウなどの苗を買ってきて植えた。なかなかうまくいかないと話したら、肥料当たりを起こしているのではないかとのこと。苗を植えるときに根が肥料に直接あたるとうまく育たないことがあるという。連作障害もあるのかもしれない。ナス、トマト、ジャガイモは、ぜんぶナス科。ナス科のものは3年ぐらい連作しないほうがいい。だがスペースの関係上、一年おきぐらいになってしまうことも多い。

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2006.05.15

ひまわり

Himawariダイエーのレコード店で、鎌田實プロデュース、坂田明演奏のCD「ひまわり」を買ってきた。収益金のすべてをチェルノブイリとイラクの子どもたちの医療支援にあてるというのを聞いて、先日申し込んでおいたものだ。2500円。さっそく聴いてみると、ただでさえ哀しい「ひまわり」の曲が、アルト・サックスでいっそう切なくなって心を揺さぶった。

CDには鎌田實さんのこんな手書き文字の文章が入っていた。

坂田明さんと昨秋、チェルノブイリを旅した。
甲状腺がんや小児白血病と闘っている放射能の汚染地へ今まで約6億円のお薬と80回の医師団を送ってきました。
…音楽も届けてあげたかった。坂田明のサックスが、汚染大地の病院にひびいた。「ひまわり」がすごかった。いつになく静かに、時にはうなるように、沈黙の大地を汚したことを怒り、そして静かに祈った。このテイストのアルバムをつくろうと思った。優しい癒しとかオレはダメと言っていた坂田さんが重い腰をあげてくれました。戦争や放射能汚染に傷ついた子どもたちの命を支え、環境や平和を守る活動をしているJFC(日本チェルノブイリ連帯基金)やJIM-NET(日本・イラク・メディカルネットワーク)を通して、すべての利益は子どもたちのいのちを支えるために使われます。「がんばらなくていいよ」が口グセの田舎医者ですが、今回は、あきらめないで、いいCDがプロデュースできたと思います。ホッとしています。」プロデューサー 鎌田實(JFC(日本チェルノブイリ連帯基金)・医師

アルバムに入っている曲:

1.ひまわり
2.見上げてごらん夜の星を
3.ウェディング・マーチ
4.遠くへ行きたい
5.死んだ男の残したものは
6.早春賦
7.水母
8.G線上のアリア

「ひまわり」は、戦争で引き裂かれた男女を描いた同名の映画の主題曲だ。マルチェロ・マストロヤンニとソフィア・ローレン、それに美しいロシア女性のリュドミラ・サベリーワがよかった。何度も見たし、忘れられない映画である。ラストシーンは広大なひまわりの草原だ。あれは壮絶な戦闘が行われた場所だ。無数の兵士のしかばねの上に咲くひまわり、そのひとつひとつが死者の魂のように思えた。

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2006.05.10

浅草演芸ホール

母方のお寺にお墓参りに行った。お寺は田原町なので、そのまま足を伸ばして浅草寺や浅草神社(三社様)もお参りをした。頭や背中にたくさん煙を浴びたから体調がよくなるかもしれない。仲見世はあいかわらず賑やかだ。とくに修学旅行の学生さんが目に付いた。来週は三社祭りがあるので、提灯などがたくさん飾りつけられていた。

Asakusa03

Asakusa02

伝法院通りがきれいになっていた。仲見世とは違った、しかし、おもしろい、あやしい店が並んでいる。以前は伝法院で治療用の針の針供養をやっていたので、何度か来たことがある。お腹がすいたので、「今半」で食事をした。京子は百年牛丼、わたしはすき焼き定食を食べた。シーラ(不食肉)を破ってしまったが、牛さんに感謝しながら美味しくいただいた。

浅草演芸ホールに行ったら、円蔵、木久蔵、馬風、正蔵(こぶ平)などが出演するというので、呼び込みにつられて入ってしまった。昼夜入れ替えなしで3000円。ここに入るのは初めてだ。客席は満員で、二階の通路に腰を掛けて見ることになった。しばらくすると近くの席があいたので、椅子に座ることができた。平日の昼間なのに大入りだ。落語ブームは本物なのだろうか。

Asakusa04

上席(上旬のプログラム)はゴールデン・ウイークが入っているので豪華だった。落語のほかに、漫才、三味線、曲芸などが組み込まれ、どれも短めでテンポよく、睡魔に襲われることもなかった。

元九郎の「津軽じょんがら」、ひろし・順子の漫才、正蔵の「竜馬がゆく?」、木久蔵の「しゅうまい娘」は秀逸だった。きょうは上席の千秋楽。最後に、木久蔵一門が「いやんばかん音頭」を踊ってみせた。マツケン音頭のまじまさんが振り付けたという。よくやるよ。笑いすぎて頭が痛くなった。さぞや、ナチュラルキラー細胞が増えたことだろう。

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2006.05.07

偲ぶ会

池袋のキリスト教会で、ある人の葬儀に出席した。祭壇には彼女のスナップ写真を拡大した額が置かれ、淡いピンクや水色、白のかわいい花が飾られていた。写真の中の普段着の自然な笑顔を見ると、いまにも「わたし大丈夫よ、あなたは?」と語りかけてくるようだった。

オルガンの演奏で厳かに式が始まり、牧師が聖書の言葉を引用しながら、故人の人となりや生き方をていねいに述べた。三人の女性が祈りの歌を歌ったあと、故人の好きだった賛美歌をみんなで歌った。遺族となった旦那さんの挨拶も愛情に満ち溢れたもので、「彼女は亡くなったとは思えません、いつも私と一緒にいます」と結んでいた。

コーヒーとお菓子をいただきながら、文字通り、故人を偲んだ。思いがけない人に逢うこともできた。つくづく、葬儀というものは故人主催の社交の場でもあると思う。最後に長男がこういって締めくくったのが印象的だった。「母はいつも前向きで、その愛情は直球でした。生きている母もすごかったけど、死んでもすごい存在です」。

となりの部屋に
行くようにして
亡くなったという
どんな部屋なのか
きいてみたい

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2006.05.03

畑しごと

スナップ・エンドウと絹さや・エンドウが採れ始めたので、毎日食べている。炒めたり、茹でたり、卵とじにしたりして変化をつけると、毎日でも飽きない。のらぼう菜(カキナ)やアスパラも毎日食べている。フキも何回か食べた。プロのようにはいかないが、自分で育てた野菜を口にできるのは幸せである。少なくとも無農薬であることはまちがいない。

Mame2  Mame1
エンドウマメ                  スナップ・エンドウ

休みなので横浜のみなと祭りにでも行こうかと思ったが、きょうも畑仕事をした。ウコン、オクラ、カブの種などを蒔いた。草取り、畝作りなど、よくからだを動かした。からだを動かしているあいだは、脳脊髄液減少症の症状らしき「めまい」を忘れていられるのがいい。よく晴れた日なのに気温は低く、あまり汗が出ず、さわやかない一日だった。夕方、近所のお通夜に行ってきたが、寒いくらいだった。

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2006.05.02

シブヤらいぶ館

NHKの公開録画番組「シブヤらいぶ館」を見に行った。BS2の水曜18時放送の『歌のない音楽会』の収録である。司会は渡邉あゆみアナウンサー、旧姓は黒田あゆみさん。ニュースやバラエティーなどでよく見てきた顔なので、なんだか他人とは思えない。キャパ250人あまりの「ふれあいホール」は、こういう音楽を聴くのにはちょうどよいサイズではないだろうか。

2週間分の収録で、前半は「エレガント・クラシック」というタイトルで、第一線で活躍している若い女性ソリストの演奏を楽しんだ。バイオリン・松田理奈、チェロ・久木田薫、フルート・yumi、ピアノ伴奏・加羽澤美濃。それぞれがオーソドックスな曲と新しい曲を演奏し、加羽澤さんが作曲したという「天空の城ラピュタのテーマ」をみんなでコラボレーション。華やいだ雰囲気に酔った。

Miyamoto後半は「宮本文昭のオーボエ、ギタリスト鳥山雄司との夕べ」。お目当ての宮本文昭の登場である。オーボエは地味な楽器だが独特の美しい音色を持っていて、わたしは好きだ。グリーン・スリーブス、クラッシックの小品、モーツアルトの「セレナーデ」、それに The Aim and the End などを聴いた。The Aim and the End は、来年の3月にオーボエの演奏をやめるという宮本自身の曲で、かなり思い入れがつよい感じを受けた。なんでも、もっと広く音楽活動にかかわる仕事をしたいそうだ。

それにしても、このオーボエという楽器は、なんと甘く切なく美しい音を奏でるのだろう。きょうは、すばらしい波動のシャワーを浴びて、心身ともに浄化されたような感じがする。本当に生はいい。放映は5月24日(水)、午後6時〔BS2〕。エレガントクラシックのほうは6月14日(同)。ひょっとすると、京子と私の姿がちらっと映っているかもしれない。

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2006.04.28

ツツジ(2)

躑躅

どうも躑躅(つつじ)の字が気になって、学研の『漢和大辞典』をひいてみた。
すると躑躅(テキチョク)という熟語が載っていた。その意味は、

①いっては止まり、いっては止まりして、進まない。
②2、3歩いっては止まる。また、けんけん遊び。
③とんとんと足踏みする。
④木の名:つつじ。

躑:短い距離だけまっすぐ進む。擲(まっすぐ投げる)と同系のことば。
躅:立ち止まる、つまずく、つまずいて止まる。

大昔、羊がある植物を食べたら歩き方がおかしくなった。2、3歩いっては止まり、またいっては止まる。とんとん足をつく。なにかに足をつまずかせたように止まる。そこで、この植物を羊躑躅ヨウテキチョクと名づけた。それが躑躅になったようだ。

こんな字はめったに使わないが、ちょっと気になったので、あえて重箱の隅をつっついてみた。漢字の世界は奥が深い。

●実際、ツツジには一部有毒なものがある。たとえば、レンゲツツジなど。
和名つつじの由来は筒しべから来ているという説などがある。

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2006.04.26

生田緑地

Ryokuchi401
民家園のみどり

曇っていたが暖かい一日だった。久しぶりに生田緑地に行ってみた。初々しい緑が出迎えてくれた。菖蒲田から貝殻の背中を擦り合せるようなカエルの声が聞こえる。ウグイスやメジロ、シジュウカラが、そこかしこで啼いている。あんなに澄んだ声は、どんな楽器を使っても出せない。

Ryokuchi404
生田緑地公園

野鳥観察小屋には誰もいず、野鳥も声はすれども姿が見えない。葉が繁ってきたので観察がむずかしい。あれはカケスだろうか、これはエナガだろうか、ヤマガラだろうか、などと想像して楽しむだけだ。

Ryokuchi405メタセコイア(あけぼの杉)も黄緑色の幼ない葉を出していた。よく見ると合歓ねむの木のようなかわいい葉である。こういう針葉樹林の下は不思議にスーッと清浄な空気が降ってくる感じがする。広葉樹林の暖かさとは対照的である。

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2006.04.25

立ち木の伐採

Bassai1業者が来て、うちの裏の巨木の伐採をしている。ケヤキやカシなどが伸びすぎて、秋には道路にとんでもない量の枯れ葉を落とすからだ。ほとんど手を入れていないので15mぐらいになっている。それをユニック、ユンボ、クレーン、チェーンソーなどを使って伐採してゆく。高圧線には黄色の保護カバーを巻き、警備員をつけて交通整理もしている。想像した以上の大仕事になったものだ。

ここは、カラス、オナガ、ヒヨドリなどのたまり場になっていた。野鳥たちには悪いが仕方がない。竹薮は残るし、ケヤキなどはまた葉をだすからから、勘弁してもらおう。

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2006.04.18

桃源郷

Tougenkyou辻原登著『村の名前』を読んだ。芥川賞作品である。中国の藺草いぐさを求めて旅をする商社マンが、数々の奇妙な体験をする。夢か現実か境目がはっきりしない。おとぎ話のような世界に引きずりこまれてしまう。ふしぎな小説である。二度ほど中国に行ったことがあるので、楽しく読むことができた。

小説は書き出しの数行で決まるという人がいるが、辻原さんの書き出しもうまい。ちょっと引用してみよう。

天井から、扇風機のはっきりしない風が降りてくる。音ばかり大きくて回転がのろいから、三枚の鉄製の羽根のかたちがぼんやりとみえる。涼しくもなんともない。風を送る以外の目的で回っているとしか思えない。(中略) まわりは体温とほとんど同じ暑さだ。空気が体の輪郭をあやふやにした。橘は、動くのも、手や足がどこにあるか感じるのも億劫なほどだ。このままなめくじみたいに溶けだしてしまうかもしれなかった。

小説のなかに桃源郷の話が出てくる。桃源郷は、中国の詩人・陶淵明が詠んだ「桃花源記」に出てくる理想郷だ。こんな話である。

川を小舟で上っていった漁師が、桃の林に迷い込んでしまう。そこに山があった。小さな穴があいていて、そこから光りが差し込んでくる。そのトンネルを抜けると、豊かな村があった。戦争を避けて逃げ込んだ人たちの村で、外界とのつながりを一切絶っているといいう。漁師は大いに歓待されたが、帰りがけに「この村のことは他言せぬように」と釘を刺される。しかし、ずるい漁師は目印をつけて帰り、役人に知らせる。役人が目印をたよりに探すが、見つからない。桃源郷は手の届かないところにある。

辻原さんの『村の名前』は、多分に桃源郷を意識して書かれているように思う。現実かまぼろしか区別ができなくなるところがたくさん出てくるからだ。ただ、桃源郷は意外なところだった。去年、車で三峰神社に行ったとき、勝沼から塩山に向かう途中、みごとな桃畑のあいだを通った。一の宮付近だったろう。思わず、「ワーッ、桃源郷だ!」と叫んでしまった。

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2006.04.07

マリナーズの城島捕手

Jojimaシアトル・マリナーズの城島健司が、デビュー戦でホームランを打った。第2戦でも大きなホームランを打っている。きょうも2安打と活躍している。イチローと同様、連続試合安打をつづけている。きょう録画しておいた対アスレチックス戦を見たが、城島選手のはつらつしたプレーを見て感動した。英語を一生懸命勉強しているというが、それでもチームメイトとコミュニケーションをとるのは大変だろうに。

だいたい、キャッチャーというのは守備の要であり、いちばん忙しいポジションだ。しろうとの私が思いつくだけでも、恐ろしく神経を使うところである。
(1)まずは、ピッチャーの球の捕球だ。それもメジャーでは150㎞以上の直球や、くせのある変化球、荒れ球などが飛んでくる。それをうまく捕球する。適切なサインを送る。
(2)味方の投手の性質や球種を覚える。気の強いやつもいれば弱いのもいるだろう。先発やリリーフもいる。スタミナも問題だ。
(3)相手チームの打者の得手不得手を知る。ストライクゾーンの大きさや、アンパイアのくせなども読まなければならない。
(4)盗塁を刺す、けん制する。ファウルボールを追いかける。一塁や三塁のカバーに走る。本塁にすべりこんでくる走者をブロックする。守備位置を指図する。
(5)守備につくときは防具をつけなければならない。それだって急所に当たったりしたら失神するほど痛い。バットが頭に当たることだってある。

こんな重要なポジションを、しかも英語でこなさなければならない。英語といったって、スラングだろう。南部訛り、ヒスパニッック訛り、それに黒人訛りなんかもあるだろう。一球一球、打者の目を確認してからピッチャーにサインを送り、ミットをかまえる。そこにボールが来てくれればいいが大きくはずれたりする。何度もはずれれと、ピッチャーのところに駆け寄って話す。球種やコース、サインの相談もするだろう。それを城島はきびきびこなしている。でっかい投手のケツを叩いて、「俺を信じて投げて来い」とでも言っているように見える。そんなこんなで、いっぺんで城島選手のファンになってしまった。

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2006.04.04

川崎市多摩区中野島

わたしの住んでいるところは川崎市多摩区生田で、中野島と隣り合っている。最近、しきりに川崎市多摩区中野島という地名がマスコミで取り上げられており、多摩区はすっかり有名になってしまった。例の、小学生をビルの15階から投げ落としたという事件である。防犯カメラのおかげで犯人はすぐ逮捕されたが、なんともむごい事件だ。

現場となった多摩川沿いのマンションは、近くに親戚の家があるのでよく見ている。犯人が出頭してきた多摩警察署は、去年、免許の更新をしたし、ついこのあいだ駐車違反で車をレッカー移動させられ、取りに行ったばかりだ。中野島小学校はJR南武線の中野島駅の前にある。わたしの最寄りの駅だ。

いずれにしても、よく知っている場所がテレビに写ったり、新聞に載ったりするので、いやおうなしにこの事件が生々しく感じられる。日曜日に多摩警察署の前を車で通ったが、府中県道の両側に報道の車やタクシー、ハイヤーが並んでいて、ひどく通りにくかった。空にはヘリコプターが何機も飛んでくる。騒々しいったらない。

犯人は誰でもいいから殺したかったという。これでは被害にあった人は、たまったものではない。評判は「いい人」だったようだが、どこでどうして人生の歯車を狂わせてしまったのだろう。

けさの天声人語
 自宅まであと20歩ほどというから、いわば玄関先だ。学校からそこまで帰ってきたのに「ただいま」と言えなかった。川崎市のマンションの15階から投げ落とされ、殺害された小学3年の山川雄樹君と家族の無念さは、計り知れない。
 家の玄関先までが凶行の現場にされるのでは、どうしたら子どもたちの身を守れるのかと暗然とした気になる。しかし、このマンションの通路のような場所は至るところにあり、住民は日々行き来しなければ暮らせない。何か手だてはないのだろうか。
 マンションは家の集合体だ。平地なら、家と家の間には路地がある。かつて町の路地といえば、ほぼいつもだれかの目があり、声をかけあう姿があった。それが子どもを見守ることにもなったが、時代とともに、煩わしいこととして避ける習わしができた。
 今では超高層のマンションも珍しくない。しかし顧みれば、多くの人が高層住宅に住むようになって数十年しかたっていない。マンションの通路だけでなく、階段やエレベーターも、新しい路地として見直すことはできないだろうか。
 この事件は、高さが「凶器」になりうることも改めて示した。それを防ぐには、通路や階段に鉄格子でも取り付けるしかない。実際、東京の高層団地の代表格の高島平では、3階以上の通路の外側に金属のさくを巡らせた棟がある。
 昭和50年代に飛び降りが続いたためで、ヒマワリやチューリップの形にデザインされていた。そんな鉄の格子だけでなく、住む人たちの目や声という生きた格子にも命を守る力があるはずだ。
(朝日新聞・4月4日朝刊)

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2006.03.29

植木屋さん

Ueki

松やケヤキ、カエデなどが伸びすぎたので植木屋さんに枝おろしをしてもらった。最近は作業が機械化されて、仕事が速い。2トン車のクレーンの先にかごをつけて、その中に入って作業ができる。かごの中からリモコンでクレーンを自在に操作する。最長10メートルまで伸びるというから、車が止まれるところなら、だいたいの木がこれで間に合う。木に登って切ったら一日かかるところを数時間でやっつけることができる。

わたしは草むしりをしたり、小松菜、シュンギク、チンゲンサイの種を蒔いたりした。暑くなく、寒くなく、いい時期である。

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トイレ掃除

けさ、ふと思いついて家のトイレの掃除をした。自慢じゃないが家のトイレの掃除は京子まかせで、自分でやったことがない。床や壁まわりの掃除をしたことはあるが、肝心の便器の掃除をしたことがない。洋式便器は清潔に見えるが、男子は立ったまま用を足すので飛沫が飛ぶ。だから、男子こそ率先してトイレ掃除をすべきなのだ。そう思って、勇んで掃除をはじめた。

まず壁や天井、窓や棚に掃除機をかける。タイルの床をブラシで洗う。ウォッシュレットのフタを外して風呂場で洗う。細かい隙間は、古歯ブラシを突っ込んで汚れを掻き落とす。汚れのひどいところはトイレ・マジックリンを使う。便器の水の溜まる部分や縁の内側は耐水性のカミヤスリでこする。もちろん、両手にはビニール手袋をしている。

小一時間かかって掃除を終えると、便器や手洗いがぴかぴかに輝いた。トイレ全体が喜んでいるように見える。なに、昔の汲み取り便所のことを思えばらくな作業だ。強烈な臭いもないし、落っこちる心配もない。なにより、掃除をしたあとの気分が最高だ。

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2006.03.25

金柑の甘露煮

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キンカンがだいぶ熟したので摘み取った。ほっておいたらぜんぶヒヨドリの餌になってしまう。金柑の木には棘があるので軍手をはめて一つ一つ採るのだが、そのまま引っ張るとかたくて取りにくい。首を折るようにするとらくに取れる。それを洗ってヘタを取り、竹串で3箇所ほど穴を開ける。下茹でをしてから、弱火でことこと煮る。砂糖とはちみつを加えて出来あがり。これを5つほどヨーグルトに混ぜて食べると、ほろ苦さがまろやかになって美味しい。咳止めにも効果がある。

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2006.03.21

お彼岸

botamotiきょうはお彼岸のお中日。京子の手作りボタモチを食べながら、親戚が集まって歓談した。本当はボタモチとオハギは違うのかもしないが、うちでは同じものを、春はボタモチ、秋はオハギと呼んでいる。春は牡丹に合わせて牡丹餅、秋は萩に合わせて御萩というわけだ。これは親戚の叔父さんの話の受け売りである。

作り方はこうだ。まず小豆を圧力鍋で煮る。沸騰時間10分で、自然に冷ます。それを別の鍋に移してゆっくり煮詰め、砂糖とかくし塩を加える。もち米とうるち米を9:1の割合で混ぜて炊く。スリコギで半殺しにして、かくし塩を加える。ごはんを小さく丸めてあんこで包めばできあがり。きょうは58個できたそうだ。

ちょうどWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の決勝戦があり、日本とキューバが戦っていたので、そっちのほうでも盛り上がった。勝利が決まったときは、みんなで手を叩いて喜んだ。予選リーグ敗退が濃厚だったのに、優勝できたなんて夢のようだ。王監督の胴上げは感動的だった。クールなイチローのはしゃぎぶりも印象的だった。

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2006.03.17

レッカー移動

きのう帰るとき、駐車場に行ったら車がない。さては盗まれたかと一瞬思ったが、あんな古い車に手を出す奴なんているわけがない。では、車で来なかったのだろうか。短いあいだにいろんなことを考えた。朝のことを順番に振り返ってみた。

雨の予報だったので自動車で来たことは確かだ。休み明けなので洗濯したタオルやシーツなどの荷物がたくさんあった。まず治療室の前の道路にカムリを止めて、荷物だけをビルの入口の少し奥に置いた。それから車を駐車場にもっていくつもりだったのだ。ところが、入口のマットにゴミがいっぱいついているのが気になって掃除を始めたのだ。それがいけなかった。掃除を終えて、そのまま荷物を抱えて治療室に上がってしまった。車のことはすっかり忘れ、前の道路に置いたままにしたのだ。

車を止めたところに戻ってみると、道路に「駐車違反・レッカー移動」と書いた紙が貼ってあった。あ~あ、車は警察にもっていかれちゃったのだ。それから警察に電話をして、雨の中を多摩警察署まで歩いていき、反則切符をもらった。レッカー移動代が12000円、罰金が15000円で、計27000円の出費が決定した。朝は五行歌が新聞に載ったのを喜んでいたが、夜は車をレッカー移動されて少々落ち込んだ。人生、ままならない。ま、交通事故じゃなくてよかったと喜ぶことにしよう。

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2006.03.14

快速急行

きのう、会社帰りに治療に来る予定の人が、時間になっても来ない。すると、電話がなった。新宿から乗った電車が快速急行で、新百合ヶ丘まで行ってしまったというのである。それで、けっきょく20分以上遅れて来た。ふつう急行は代々木上原、下北沢、成城学園前、登戸、向ヶ丘遊園、新百合ヶ丘と止まる。だが去年のダイヤ改正で生まれた快速急行は、下北沢から新百合ヶ丘までノンストップで行ってしまうのだ。以前も、新百合ヶ丘の人がうちに来る予定だったのに、下北沢まで連れて行かれてしまったことがある。

多摩急行というのもある。これは地下鉄千代田線の車両が小田急線に乗り入れて来るもので、下りは下北沢、経堂、成城学園前、登戸と止まり、向ヶ丘遊園は通過して新百合ヶ丘まで行く。そこから小田急多摩線に入って、栗平、永山、多摩センターと止まり、終点唐木田まで行く。初めのうちは、登戸のつぎに向ヶ丘遊園に止まると思って新百合ヶ丘まで連れて行かれる人が多かった。向ヶ丘遊園で降りる人にとっては不便になった。多摩急行の上りは新宿には行かない。代々木上原から地下鉄千代田線に入って我孫子の方面に行ってしまう。だから、代々木上原で降りて、新宿行きに乗り換えなければならない。他にも区間準急、湘南急行などというのがあって、車両の種類が増えてややこしい。

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区間準急は地下各駅停車ホーム(新宿)から出る。
唐木田行き、また代々木上原で多摩急行に連絡するものが多い。
東北沢で退避するのを防ぐ目的でできたもの。
停車駅:新宿ー代々木上原ー下北沢ー梅が丘ー以後各駅

電車の種類が増えたおかげで便利になる人と、かえって不便になる人が出てしまう。新百合ヶ丘から先の人は、下北沢から一気に新百合ヶ丘まで行く快速急行はそれこそ快適だろう。しかし、成城学園前や登戸、向ヶ丘遊園で降りる人たちは、あとの電車を待たなければならないから、かえって不便になってしまった。

小田急多摩線の五月台駅を使う人たちはもっと可愛そうだ。多摩急行は新百合ヶ丘から多摩線に入ると、最初の五月台駅を通過して二つ目の栗平に止まる。栗平の人は電車に乗ったままでいいが、五月台の人は新百合ヶ丘で階段を昇り降りしてホームを変え、つぎの各駅停車に乗らなければならない。新宿に行く場合も、急行は五月台を通過してしまうから次の各駅停車を待ち、その上さらに新百合ヶ丘で階段を昇り降りして急行に乗り換えなければならない。多数派の利便性を優先させれとなると、少数派が犠牲になるのはやむをえないということか。ま、みんなに都合のいいという話はめったにない。

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2006.03.09

ウグイスの初鳴き

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ヒヨドリ

熟した金柑をねらってヒヨドリが飛んでくる。スズメやハトまで追っ払う意地悪な鳥という印象がつよいが、彼らも生きていかなくてはならないのだ。甲高い声でヒーヨヒーヨと鳴くので騒がしいが、ときたま、こうやって可愛い表情も見せる。

けさ、登戸神社の脇の竹やぶでウグイスの初鳴きを聞いた。澄んだきれいな声が耳に心地よい。自転車を止めて声のするほうを探してみたが、姿は見えなかった。地味な色だし、用心深い鳥なので、まず姿を見ることはできない。

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2006.03.05

コンサート

多摩市民館で[たま学びのフェア」なる催しをやっているというので行ってみた。1階ロビーではソーラン節体操のようなものをやっていた。舞台ではハーモニカの演奏をしていた。一つのハーモニカで、メロディーを吹きながらズンチャッチャッと伴奏を加えるなつかしい奏法を見ることができた。上下に二つのハーモニカを持って演奏したり、二重奏、合奏なども聴かせてくれた。澄んだハーモニカの音が心に響く。

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多摩吹奏楽団の演奏もあった。ディズニーの曲やアメリカン・グラフティーの名曲メドレーなどがあって楽しかった。チューバやホルンなどの低音楽器の音がからだにじかに伝わってきた。トランペットの独奏もよかった。うっとりしてしまう。歯切れのよいティンパニーも強く印象に残った。

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ユウフォニアムの演奏でお出迎え

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2006.03.03

シッタカブッタ

manga近くのBOOKOFFで面白い本を見つけた。小泉吉宏著『ブッタとシッタカブッタ2ーそのまんまでいいよ』だ。ブッダの教えを子ブタが4コマ漫画でつづっている。著者は東洋哲学に惹かれているらしく、慢画ではあるがなかなか内容が深い。

左の4コマは、執着を捨てれば楽になるという話だ。幸せになりたい、幸せになりたいと、幸せに執着すれば不幸になる。とらわれなければ楽になる。執着が苦の根本原因、これがブッダの教えの土台である。

悟りをひらかれたあと、お釈迦様は鹿野苑(ベナレス)で初めて法を説いている。そのとき四つの真理(四諦したい)を説いた。

・人生は苦である
・苦の原因は執着にある
・苦を滅した境地が悟りである
・その方法は八正道にある

この四諦は、苦諦・集諦(じったい)・滅諦・道諦とも呼ばれる。あれま、ちょっとばかり、シッタカブッタ。

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2006.02.25

お経というもの

親戚の法事があった。同じ日に3つの法事があるとかで、和尚さんはとても忙しそうだった。この和尚さん、正直言って、お経が聞き取りにくい。もともとお経は分かりにくいものだが、それでも前の和尚さんなら、般若心経などははっきり聞き取れた。だが、この和尚さんは分かりにくい。ほとんど母音しか聞こえないのである。

「カンジーザイボーサー、ギョージンハンニャーハーラーミータージ…」というところが、「アンイーアイオーアー、オーインアンヤーアーラーイーアーイ…」と聞こえる。いちおう般若心経は諳んじているので和尚さんの声をなぞることはできるが、そんなにまで曖昧にしないでほしいと思った。

白隠禅師の坐禅和讃なんか、ゆっくり読むとなかなか味わい深い。そのお経も、この和尚さんにかかると、みんなア行になってしまう。「シュジョーホンライホトケナリー…」が、「ユヨーオンアイオオエアイー…」となってしまう。お経は分からないぐらいでいい、そのほうがありがたい、などという人がいるが、そういうもんだろうか。

お釈迦様の時代は文字が普及していなかったので、その教えはもっぱら暗誦して後世に伝えられた。お経によくある如是我聞というのは「わたしはこのように聞きました」という前置きだ。だから、もともとお経は話し言葉に近いものだったはずだ。少なくとも平易な言葉で暗誦されていたに違いない。それがやがてパーリ語に記録され、漢字に音訳され、長い時間かけてはるばる日本に伝わった。その過程でひどく難解なものになってしまったのだろう。

お経はわかりやすいほうがいい。言葉をやさしくして、節をつけ、童謡や唱歌のようにしたらどうだろう。歌いながら楽しくお釈迦様の教えを学ぶことができるではないか。賛美歌の仏教版というわけだ。歌謡曲やラップでもいい。ビートルズの "Let It Be"なんか、成功しているではないか。

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2006.02.24

無欲の勝利

arakawaフィギュア・スケートの荒川静香が金メダルを取った。ショートで3位だったが、上位にいたアメリカのコーエンとロシアのスルツカヤがジャンプで転倒したため逆転した。ふたりの転倒がなくても、荒川は金メダルを取れたかもしない。それだけ、いい出来だった。トリノ・オリンピックで日本は初のメダルを獲得した。それも金。安藤は4回転ジャンプを決めたと思ったが着地で転倒。村主は情感たっぷりだったが得点が伸びず4位だった。

ショート・プログラムのときもそうだったが、フリーでも荒川は自分が高得点を取ったことを驚いていた。「メダルを取れるとは思わなかったので、びっくりした」と何度も繰り返していた。「自分のスケートをして、オリンピックを楽しみたい」と言っていたのを覚えている。長野オリンピックでは13位だったそうだ。苦節8年、一時はスケートをやめようと思ったこともあったらしいが、トリノのオリンピックで夢が花開いた。

苦労しただけあって、あまり欲を出さず、練習通りのスケートを心がけたのが勝利につながったのだろう。平常心で滑れたのではないだろうか。無欲の勝利である。上位2選手は強かったが、プレッシャーもそれだけ大きかったのだろう。滑りが重かった。世界一になる難しさ、金メダルを取ることの難しさを思い知らされたオリンピックである。

→荒川静香のフォトギャラリー

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2006.02.20

ビニール傘

安い透明のビニール傘があるが、あれは重宝する。とくに小雨のときなど手軽でいい。どこかに置き忘れても諦めがつく。自転車で片手運転するときも軽くていい。前傾させても前が見えるので助かる。ま、安いだけあって壊れやすいが、もう少し丈夫な透明な傘があってもいいと思う。

先日、そのビニール傘の大きめのやつを患者さんがくれた。これが結構しっかりしている。その傘を差して駐車場まで歩いていった。途中、ビル風が強いところがあって、傘を前傾させて歩いた。そうすると、反対側から来る人も傘を前傾させているのでぶつかりそうになる。ところが、こっちは前がよく見えるのですいすい歩ける。

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2006.02.19

トリノ冬季五輪

競技も半ばを過ぎたが、日本はまだメダルを取れない。期待されたスピードスケートもジャンプもモーグルもだめ。岡崎朋美さんの4位が最高だ。いままでが良すぎたのかもしれない。ドイツ人やオランダ人、あるいは北欧の人たちは、みんな背が高く、体重もある。アメリカ人やカナダ人だって大柄だ。オランダチームの平均身長は190㎝なんていわれると、もう想像がつかない。そんな連中と渡り合うのだから、日本選手はたいへんだ。

以前、スケートの清水宏保選手が何度も金メダルを取ったが、表彰台にあがっているのに銀メダルの選手のほうが背が高かった。小柄な日本人が大柄な西洋人に勝つのは気持ちいいが、清水選手の太ももの太さを見ると涙が出る。厳しい練習を重ねていることが痛いほど分かるからだ。

ノルディック複合の日本チームは6位だったけど、じつによく頑張ったと思う。アメリカやロシアに勝っている。日本に不利なルール改定がつづくなか、ジャンプチームも健闘している。スケルトンの越選手は41歳で、11位だ。氷上を120キロで滑走するなんて、もうそれだけで頭が下がる。カーリング女子は連敗したが、強豪カナダに勝ち、優勝候補スエーデンを苦しめた。

あさってからフィギュアスケートの女子が始まる。安藤、荒川、村主、がんばれ。力まず練習通りやればいい。会場ぜんぶが自分を応援していると思って、楽しんでほしい。それぞれが美しい花を咲かせれば、それでいいではないか。

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2006.02.15

五木ひろし

明治座へ、五木ひろしのショーを観に行った。京王稲田堤から急行「本八幡行」に乗れば、浜町までは40分ぐらいだ。すこし早めに行き、水天宮をお参りした。いつもながら、ここは安産祈願や出産のお礼参りの人たちで賑やかだ。それから甲州屋という店で、そばを食べた。辛味大根のおろしソバがうまかった。

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五木ひろしは歌がうまい。日本語をていねいに歌い上げるところが好感がもてる。京子は、ねちねちした歌い方がいまいち好きになれないというが、わたしはカラオケなんかでけっこう五木ひろしの歌をうたう。ちょっと音程が高いが、平尾昌晃の曲などはメロディーがやさしい。

ショーは『歌舞奏』と銘打っているだけに、歌だけでなく、若いダンサーと踊ったり、いろんな楽器を演奏してみせた。苦労人だけあって、ギターの弾き語りには味がある。津軽三味線もなかなかだ。フルートやアルトサックス、ピアノまで弾いて見せた。ちょっとやりすぎかな。きょうは「契り」がつよく印象に残った。

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浜町公園より新大橋(隅田川)をのぞむ

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2006.02.11

多摩川に虹をかけた男

新百合ヶ丘の麻生市民館で『多摩川に虹をかけた男ー田中兵庫物語ー』を観た。あの大きなホール(1020席)がほぼ満員だった。治水という地味なテーマなので難しいかなと思ったが、ふたを開けてみると、これがなかなか味のある楽しい芝居だった。つらく悲しい場面では、しばしば涙を流してしまった。印象に残ったことをあげてみる。

・溝口、丸子、平間など、馴染みの名前が出てくるので身近に感じた。
・シンプルなセットだが、暗転も早く、見ているものを飽きさせなかった。
・大水、飢饉、水どろぼうなど、人は水と縁が深い。
・江戸時代の人はよく歩いたものだ。着物、はかま、草鞋、草履で。
・富士山の噴火、吉宗の改革、お大師様など、史実も入ってリアル。
・親子、夫婦、男女の関係、身分差など、多彩な要素が入っていた。
・ひばり、ひぐらし、かもめ、半鐘、船頭の声、唄など、音響も楽しい。

国が富むためにはひとりひとりの家も豊かにならねば…
とりわけ百姓の暮らしが豊かにならねば …

天は地に、地は川に、美しい文字をかく…

時代物はカタカナ語がなく、きれいな日本語が耳に入ってくる。
作者のサイン入り台本を買ったので、もう一度、楽しむとしよう。

田中兵庫役の小川雅功さんは、麻生表現研究会の仲間である。
麻生表現研究会→陽気堂はり治療室のHPのメニューのひとつ。

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2006.02.09

きっこのブログ

人気ブログランキング(日記部門)でずっと1位を守っている「きっこのブログ」というサイトがある。このページはすごい。世の中にはこんなに物知りな人がいるのか、とたまげてしまう。毎日、かなり長い文章が更新されているが、その話題が多岐にわたる。政治、経済、文化、スポーツ、芸術、等々。しかも、その内容がハンパでない。ときにはその内容があまりに生々しく、読んでいてハラハラする。

数日前、ライブドアの野口英昭は自殺に見せかけて殺されたと書いていたが、なぜ警察が自殺にしたがっているのかを説明していた。ウラ社会の情報を握っているらしい。BSE問題にしても、中川昭一が日本フードサービス協会から長年政治献金を受けているので大嘘の答弁を繰り返している、ときびしい。きょうなんか、野口英昭氏の姉との交換書簡を載せていた。

「きっこ」という名前を使っているが、じつは男かもしれない。

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2006.02.02

モーツアルト

この1月27日は、モーツアルトの誕生日だった。今年はモーツアルト生誕250年にあたるとかで、いろんなイベントが企画されているようだ。5歳から作曲を始めた神童は、35年の短い生涯を終えるまで、名曲の数々を残すことになった。なんと濃密な人生を生きたものだろう。いまでも毎日、いや毎時間、どこかでモーツアルトの曲が演奏されているに違いない。

高校時代、ハーモニカ・ソサアティーに入っていたとき、小夜曲を全曲演奏したことがある。有名な「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」だ。英語にすると、"One Little Night Music"。わたしはアルト・ハーモニカだから主旋律は吹かなかったが、一生懸命、練習したので今でもこの曲を聴くと特別な思いがよぎる。そのときも、モーツアルトはなぜこのような美しい曲を書けたのだろう、と不思議に思ったものだ。神が書かせたとしか言いようがない。

mouthorgan トンボ・クロマチック (バイオリンスケール)

月曜日から、BS2で「毎日モーツアルト」という番組が始まった。8:01~8:11までの10分番組だが、著名人のインタビューを挟んだりしながらモーツアルトの小品を聞かせてくれる。タイマーをセットして毎日録画し、夜これを見るのを楽しみにしている。きょうは、モーツアルトがパリに半年滞在し、女王様に歌を献上したところだ。まだ7歳というから、驚く。あしたはロンドンだ。

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2006.02.01

東京砂漠

患者さんに推理小説の好きな人がいて、読み終えた文庫本を持ってきてくれる。もう数十冊いただいた。内田康夫、西村京太郎、森村誠一、島田一男などだ。京子は本を読むのが速く、1日に1冊ぐらいわけなくこなしてしまう。わたしは遅い。ただ、きょうは休みだし、一日じゅう雨が降っていたので、森村誠一の『棟居刑事の砂漠の暗礁』を読み始めた。これがけっこう面白く、またたくまに読み終えてしまった。登場人物が多くて事件解決までのストーリー展開が錯綜としていたが、なかなかよくできた推理小説だ。

砂漠の暗礁』の砂漠とは、愛のない形ばかりの夫婦、家族、という意味らしい。そういう夫婦がなぜ離婚しないかといえば、離婚するには大きなエネルギーがいるので、そんな面倒なことはしたくないからだという。砂漠といって、すぐ思い出すのは前川清の『東京砂漠』という歌だ。冷えた夫婦や家族も多いだろうが、都会の人間関係もまた希薄になっている。この歌は、東京を砂漠だという。わたしは、この歌が嫌いではない。

空が哭いてる 煤すすけ汚されて
ひとはやさしさを どこに棄ててきたの
だけどわたしは 好きよこの都会
まち
肩を寄せあえる あなた……あなたがいる
あなたの傍で ああ 暮らせるならば
つらくはないわ この東京砂漠
あなたがいれば ああ うつむかないで
歩いて行ける この東京砂漠

ビルの谷間の 川は流れない
ひとの波だけが 黒く流れて行く
あなた……あなたに めぐり逢うまでは
そうよこの都会を 逃げていきたかった
あなたの愛に ああ つかまりながら
しあわせなのよ この東京砂漠
あなたがいれば ああ あなたがいれば
陽はまた昇る この東京砂漠

→『東京砂漠』が聴けます。(MIDI)

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2006.01.31

鶯啼庵(おうていあん)

八王子の「鶯啼庵」なる料亭で祝宴があり、招かれて食事をご馳走になった。親戚の2人の成人を祝う会だった。中央高速の八王子インターを出てすぐのところにある店だが、思いのほか閑静で、和風庭園が見事だった。週末には、あずま屋で琴の生演奏があるそうだ。ライトアップされた庭には静かに小糠雨が降りていた。

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手の込んだ京料理がつぎつぎに運ばれてくる。その間合いが実によく、みんなでゆっくり歓談することができた。日本料理は、色と形を楽しみ、香りを楽しみ、味を楽しみ、そして心を楽しませる。ぜいたくな時間を過ごすことができた。

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2006.01.21

大雪

snow

東京地方は、5年ぶりの大雪。治療室のホームページを立ち上げた翌年、大雪が降ってバスで通勤した話を書いたことを思い出す。バスのタイヤもチェーンを巻いていたので、ゴトゴトとひどく乗り心地が悪かったのを覚えている。あれから5年以上たったのだ。きょうは自動車で通勤したが、前を行く市バスがやはりチェーンを履いていた。西菅団地は北斜面があるから、バスでもチェーンを巻かなければ危険なのだろう。

治療室のエアコンが頻繁に止まる。室外機の霜取りをするためらしい。そのつど、室温がぐんぐん下がる。ガスストーブも焚いているが、とうてい間に合わない。北国では、やはり石油や薪ストーブでないと話にならないのがよく分かる。

早めにうちに帰って雪掻きをした。通路を確保し、駐車場の屋根の雪を払った。松や竹が雪をかぶって大きくお辞儀をしている。湿った重い雪だ。10㎝あまりの雪でこれだから、豪雪地帯の人々の苦労は計り知れない。

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2006.01.12

葬儀2

故人が地味な、ふつうの人だったので、自宅でオーソドックスな葬儀をおこなった。火曜日の納棺の前には、髭をそり、死に化粧をし、湯かんをした。兄弟、親戚が多いのでにぎやかだ。お通夜は寒かったが、たくさんの人がお焼香にみえた。祭壇には仕事着すがたの遺影を飾ったが、ちょっとはにかんだ表情が生前の本人をありのまま見せているようだった。

きのうの告別式もよく晴れて、万事順調に運んだ。故人は人付き合いが苦手だったが、まるごと善人だったので、成仏も早いと思う。先立った連れ合いや親たちと、昔話に花を咲かせる日も遠くないだろう。

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2006.01.10

葬儀

おととい近所の親戚で不幸があった。79歳の男性で、急性肺炎で亡くなった。遺族が若いので私がいろいろ世話をすることになった。葬儀屋さん選び、お寺への連絡、お手伝いの手配などで少々くたびれた。きょうがお通夜で、あしたが告別式。いまは業者がほとんどやってくれるようになったが、いろんなことに気配りをしなければならないのでけっこう疲れる。とにかく無事に終わらせたいと思っている。

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2006.01.07

七草粥の歌

けさは恒例の七草粥を食べた。セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、ぜーんぶ生で。京子が生協で生の七草セットを買ってきたからだ。ちょっと土臭かった。七草粥は七種の雑穀でつくる粥、という説もあるらしい。そういえば、七種と書いてナナクサとも読める。種々と書いてクサグサとも読む。七草をシチグサと読んでしまうのは貧乏性か。

永六輔の土曜ワイドで、外山恵理アナウンサーが「七草粥の歌」をうたっていた。その歌をうたいながら七草を刻んでお粥をつくる習慣があるそうだ。京子も聞いたことがあるという。ネットで調べると、こんな歌だ。

七草なずな、唐土とうどの鳥が日本の土地に渡らぬ先に合わせてバタバタ

これを、お囃子のように歌いながら七草粥をつくるらしい。中国大陸から鳥が病気を運んでこないうちに七草粥を食べて丈夫なからだをつくろう、という意味だという。むかしは渡り鳥が伝染病を運んでくると思われていたらしい。最近の鳥インフルエンザ・ウイルスのことを思うと、この考え方もあながち的外れではない。

一般的には、おせち料理で疲れた胃腸をいたわるために青菜のお粥を食べるという習慣がある。七草は胃腸に優しい和風ハーブというわけだ。

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2006.01.02

地震雲

12月31日の夕方、雨戸を閉めていた京子が、「あれ、地震雲じゃない?」という。たしかに、南西の空に奇妙な雲が見える。飛行機雲のようなのが3、4本走っている。さっそく写真を撮った。雲が細く濃くなってゆくほうに震源があると感じる。西のほうだ。雲の鮮明度からいくと、震度は3ぐらいだろう。2、3日のうちに地震があるかもしれない。そんな話をした。

cloud

そうしたら、1日の夜11時ごろ、中部地方に地震があった。岐阜で震度3だったというテロップがテレビ画面に流れた。地震雲を熱心に研究している人もいるが、根拠がないという学者もいる。わたしはなんとなく関係があるのではないかと感じている。単なる飛行機雲の残骸だったのだろうか。

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2005.12.30

きんかん

kinkan2

この冬は金柑の実のつきがいい。もう少したつと、もっと赤味が増して美味しくなる。しかし、葉も実も埃っぽい。一雨欲しい。以前はよく果実酒を作ったが、瞑想をやるようになってからはほとんどアルコールを飲まないので、生でポリポリ食べている。

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2005.12.29

白菜が甘い

毎日、白菜を食べている。味噌汁にしたり、炒め煮にしたりしているが、とにかく甘くて美味しい。先週の「ためしてガッテン」で白菜を甘くする方法を知ったせいである。

白菜は中心部がいちばん甘いという。糖度が10もあり、イチゴに匹敵する甘さを持っている。半分に割ってその部分をかじってみると、たしかにかなり甘い。最初はそうでもないが、あとになってぐっと甘さが来る。だから、その部分は生のままサラダなんかにするといい。

白菜の中心部を取り除いたものをそのまま置いておくと、葉の部分の甘味が増すという。中心部の成長点に栄養を送らなくていいので、葉自体の甘味が増すのである。もちろん、半分に割って日光に当て、水気を飛ばしても甘くなる。甘くなるだけでなく、うまくなる。

もうひとつの方法は、白菜の葉をオーブンで焼くというものだ。150度10分。余熱時間を入れると少々手間と電気代がかかるが、これで白菜がぐんとうまくなる。いままで食べていたのはなんだったのかと思うくらいだ。

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2005.12.27

DVDレコーダー

ハードディスク内蔵のDVDプレーヤーを愛用しているが、こいつは便利でいい。ビデオだとテープの出し入れや巻き戻しなどに手間がかかるが、リモコン一丁でOKだ。なにより映像が美しい。録画もGコード予約だけでなく、番組表から選ぶことができる。1日に何度か定期的に番組表を受信しているらしい。

ディーガのちょっと前の機種なので起動時間は遅いが、録画中でも他の番組が見られるし、録画中のものを頭から「追っかけ再生」できるのもいい。それから「常時CMカット」を設定しているから、ドラマなどは後から見たほうが時間の節約になる。ハードディスクの容量が120時間ぐらいあるが、見終わったものはどんどん削除してしまうからほとんど溜まらない。DVDに保存したのは、わずかである。

よく録画するのは、サイエンス・ゼロ、俳句王国、将棋対局、ためしてガッテン、はなまる、課外授業、オーラの泉、NHKスペシャル、プロジェクトX、ガイアの夜明け、夢の扉などである。けっこうNHKが多いので、きちんと受信料は払っている。

DVDを借りてきたときも、音声を選択できるのがいい。字幕を読むのがつらいときは日本語吹き替えにして観る。映画のmakingや監督の解説などがついているものもある。それも、リモコンひとつで自在に操作できる。SDカード・スロットもついていて、デジカメで撮った写真がテレビ画面で編集できたりする。たいしたもんだ。

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2005.12.22

冬至

寒波襲来
天候荒れ
ふつうの日の
ありがたさを
思い知る

北風が
唸る
こんな日は
ゆず湯が
正解

これから
寒くなるのに
これから
日が長くなる
冬至

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2005.12.19

寿福寺

otera父の命日なので、けさ寿福寺にお墓参りに行った。花差しの水が凍っていた。杉の枯れ葉でお線香に火をつけたが、乾燥しているので怖いようによく燃えた。

山門の告知板にこんな文章が書いてあった。

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2005.12.17

霜柱

frostタマネギ畑の黒土が、霜柱にふわり持ち上げられている。ざくざくという感触がおもしろいので、そこいらじゅう霜柱を踏みつぶしてみた。

ショコラに
粉砂糖を
まぶしたような
今朝の
黒い畑

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2005.12.15

アーミッシュの人々2

amish2池田智著『アーミッシュの人々ー従順と簡素の文化』を読み終えた。そこで、もう一度、映画『刑事ジョン・ブック 目撃者 』をビデオで観てみた。一度見た映画なのに、なぜ刑事が追われる羽目になったかなどまるで覚えていない。それほどアーミッシュのことが気になっていたらしい。

アメリカ映画は無理やり恋愛を挟む傾向があるが、この映画でも刑事ジョン・ブック(ハリソン・フォード)とアーミッシュの未亡人レイチェルが恋に落ちる。そういう場面がないと映画にアクセントがつかないのだろうが、アーミッシュの実情にはまるでそぐわない。

古いドイツ語、アーミッシュの服装、馬車、ランプ、揺り椅子、キルト、納屋のことなどが、こんどはよく理解できた。オルドヌングという言葉も聞こえる。オルドヌングとは英語のオーダーのことで、規律とか秩序という意味だろう。厳しいオールド・アーミッシュの規律を、池田さんの本から抜粋してみよう。

慣習として守るべきもの
・服装の色と形を守る。
・バギーの色と形を守る。
・農作業に馬力を利用する。
・バギーや荷車に鉄の車輪を使う。
・ペンシルベニア・ダッチを話す。
・礼拝の順序を守る。
・宗派内で婚姻関係を結ぶ。

絶対に守らなければならないもの
・トラクターを使ってはならない。
・都市電気、ガスをひいてはならない。
・訴訟を起こしてはならない。
・軍事関係の仕事についてはならない。
・高等教育を受けてはならない。
・装飾品をつけてはならない。
・航空機を利用してはならない。
・化粧をしてはならない。
・女性は髪を切ってはならない
・離婚をしてはならない。
・写真を撮っても、撮られてもいけない。

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2005.12.14

ふくろう

今日は落葉掃き をした。熊手で落葉を掻き集めて、トイレットペーパーが入っていた大きなダンボール箱につめ、それを堆肥置き場に何度も運んだ。土が乾いていて箒を使う埃が立つ。なんとか一雨欲しいところだ。

中野島の「香華飯店」でお昼を食べた。マーボー豆腐、キクラゲと卵炒め、それに餃子を食べた。どれもいい味だった。ここは料理の量がとても多い。若い人や肉体労働をする人に、とくにおすすめである。

京子が雑誌の懸賞に応募して当選したそうで、九谷焼きのフクロウの置物が届いた。高さ15㎝×幅12㎝×奥行き10㎝のりっぱなもので、手にずっしりくる。添付されていたメモに、つぎのように書いてある。

fukurou福籠は不苦労で不老(長寿)、ゆえに(知恵)袋となる。

ふくろうは首が180度回ることから見通しがきき、商売繁盛につながり福が来る縁起のよい鳥とされています。学問の神様、長寿の鳥として喜ばれております。ヨーロッパでは知恵の神様、中国では幸せを呼ぶ鳥とされております。

なかなか愛嬌があって、見ていて飽きない。ちなみに、フクロウは漢字で梟と書く。

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2005.12.12

月と火星

kasei2東の空に
月が昇り
けなげに
火星が
寄り添う

実物の月はもっと黄色味がかっており、火星はもっと赤っぽい。
(午後5:20ごろ)

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2005.12.11

生姜ヨーグルト

毎日、ヨーグルトを食べている。牛乳に種菌を入れて丸一日置けばできあがり。バナナやリンゴを入れて、メープルシロップをかけて食べることが多いのだが、最近はショウガを入れている。ヨーグルトに生姜をすりおろして加えるだけでいい。メープルシロップもなにも入れない。これが爽やかで実に美味しい。

なんでも、これは美容研究家の佐伯チズさんのアイデアらしい。生姜の臭みがヨーグルトでまろやかになり、プレーンなヨーグルトにショウガが香って清々しい。生姜は風邪の治療、予防にもなるので一石三鳥だ。

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2005.12.10

図書検索

本は街の本屋さんや古本屋で買うことが多い。欲しい本がなければ、本屋さんに注文したり、amazon.comで送ってもらったりする。ときどきは図書館に行って借りてくる。先日、川崎市立図書館のホームページで、蔵書の検索をしてみた。なかなかよくできていて、読みたい本の有無、書架の番号、貸出状況などが瞬時にわかる。しかも、手続きをしておけば貸出予約もできるという。

そこで、図書館に行ってこの手続きをしてきた。所定の用紙に必要事項を記入すると、予約時に必要なパスワードをくれる。あとで自分の好きなパスワードに変更して使えばいい。読みたい本が誰かに借りられている場合、その本の貸出を予約しておくことができるというのである。本が返却された時点で、予約した人にeメールで知らせてくれるそうだ。便利になったものだ。

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2005.12.07

奥多摩

kamikawa

上川霊園にお墓参りに行った。八王子から五日市に向かう秋川街道沿いの大きな霊園で、周囲は山に囲まれていて自然が美しい。少し行けば奥多摩だ。遠くの山はきのうの雪で薄化粧をしている。

道中、白菜に似た黄緑色の山東菜(さんとうさい)の畑を見たが、この地方の特産なのだろうか。やわらかくて甘い野菜だ。子供のころ漬物をよく食べた。そんな畑も年々減ってゆく。

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2005.12.06

月と金星

moon

きょう、16:50ごろの南の空。ちょっと太めの三日月が見える。その右下には宵の明星が光っている。12日には、月と火星が並んで見えるらしい。冬の空は澄みきってきれいだ。けさは雪の予報も出ていたが、けっこう晴れてくれた。だが寒い。鍋でも食べたくなる。

思わず
山は雪だな
と呟く
今夜は
鍋にしよう

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2005.12.05

アーミッシュの人々

インディアナ州の大学に1年間留学していたことがある。たまたま隣のイリノイ州にペンパルがいて何度か遊びに行った。ある日、その家族と一緒にリンカーンゆかりの地、ニューセーラムに出かけた。イリノイの州都、スプリングフィールドの近くである。そこでリンカーンが暮らした丸太小屋などを見学した。

amishその途中で不思議な光景を目にした。何台か古い四輪馬車が行くのを見かけたのだ。フォードやGMの大きな車が走っている時代に、中世の馬車がとことこ行くのである。馬車は黒っぽいし、また乗っている人も黒っぽい服を着ているのでよく分からなかったが、アーミッシュの人たちだという。なんでも近代文明を拒否し、電気やガス、水道、エンジンなどをいっさい使わずに暮らしている人たちなのだそうだ。

今朝、「ラジオ深夜便」で、玉川大学教授の池田智さんが「アーミッシュの生活」について話をしていた。その歴史はルターの宗教改革の頃まで遡るらしい。アーミッシュはプロテスタントの再洗礼派のひとつで、徹底した平和主義、厳格な規律を守っているそうだ。池田さんは、そのコミュニティーで暮らしたことがあるという。『アーミッシュに生まれてよかった』という翻訳もある。

池田智さんの体験談が強烈だった。
アーミッシュの人々は古いドイツ方言を話し、今では読める人も少なくなったヒゲ文字を使う。電気、ガス、水道を使わない。とうぜん、テレビもラジオもない。ゴムを使わないから馬車の車輪も鉄製でごとごと走る。遠くに行くときは自動車に乗ってもいいが、運転はしない。飛行機は使わない。驚いたことに、ボタンも使わない。男はカギホック、女はマチ針でとめる。

三世代、四世代同居はあたりまえ。子供も一般教育は受けず、コミュニティーで英語などを教える。教会を持たず、各家持ち回りで集会を開き、先人たちの教えを詠唱したり、説教をする。農作業や建築はすべて共同作業。アーミッシュキルトは貴重な現金収入になるが、これも共同作業。個性は認めず、助け合う。だから競争もない。

信じられないほど便利にはなったが、ゴミ、公害、犯罪、国際紛争など、深刻な問題を抱える現代社会を考えると、アーミッシュの「進歩を拒む勇気」に学ぶことは少なくないように思う。池田さんも四世代同居を実践しておられるそうだ。問題もあるが、その効用は計り知れないという。

ハリソン・フォード主演の映画『目撃者』はアーミッシュの村が舞台になっていて、その生活がよく描かれている。もう一度、あの映画を見たくなった。

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2005.12.03

ハリガネムシ

奥本大三郎さんが、永六輔の「土曜ワイド」に出演していた。フランス文学者だが、子供の頃から虫が好きで、とうとう自分で「ファーブル昆虫記」を翻訳してしまったというマニアックな人だ。

そのとき、ハリガネムシことが話題に上った。カマキリのお腹のなかから出てくる寄生虫である。じつに懐かしい。私も子供の頃、何度かこの虫を手にしたことがある。手のひらに乗せると、ちょうど折れ曲がった針金のような感触があり、しかもそれがくねくね動くのである。かといって、どこが頭か尻尾かわからない。

はじめはカマキリの腸かなにかと思っていたが、だいぶ後になって、それが寄生虫だと知った。いまネットで調べたら、類線形動物というのだそうだ。なんとも不思議な生き物がいるものである。

われわれは野山を駆け回っていろんな体験をした。蜂に刺されたり、川に落ちたりして危険も多かったが、野いちごのとれる秘密の場所を持ったり、ヘビの抜け殻を見つけたりして感動も多かった。今の子供たちにはそういうチャンスが少ないので可哀相に思う。

ハリガネムシ   →ハリガネムシ(動画)

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2005.11.28

公孫樹

ichou4

銀杏の葉が
降ってくる
不規則に
ひとひら
またひとひら

スーラの
点描画
息づく

稲荷神社の
大銀杏

登戸神社の脇を通ったら、公孫樹の落ち葉の掃除をしていた。エンジンで吹き飛ばしている。明治神宮ならば、細く長い箒を横にしてていねいに掃くところだろう。陽気が温かいので公孫樹の葉が黄色くなるのが遅かったが、こんどは途端に散り始めた。紅葉もいいが、黄葉もいいものだ。

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2005.11.20

野川晩秋

午後1時ごろJA生田店の農業祭りに顔を出したが、ぜんぶ売り切れだった。くじ引きを引いたあと、栗谷の祭り囃子を聞いただけ。そのまま野川に行った。久しぶりの野川は寒かった。桜の葉も紅葉し、もうだいぶ散っている。川岸のススキも綿のようにふんわりしてきた。ことしは秋がいつもより暖かかったせいか冬鳥を見ない。ツグミもアオジもまだ見ていない。

aki2 神明橋上流

午後2時すぎには日が陰ってしまい、まるで夕方みたいだ。葦原に鳥が一羽飛んできたのでモズかと思って写真を撮ったら、カワラヒワだった。コサギがジャンプしながら小魚を捕っている。空高くダイサギやカワウが飛ぶ。カルガモやオナガガモが遊んでいる。キセキレイも美しい。あるばとろすさんは、キセキレイを清流の妖精と呼んでいる。

世田谷トラスト協会では地元の野菜販売、竹細工教室、花や野鳥の写真展をやっていた。菊の大輪や懸崖仕立ても並んでいた。コーヒーを飲んで体をあたためる。

kawasemi009 カワセミの収獲

協会を出ると、キキーッというカワセミの鳴き声が聞こえた。ちょうど対岸の葦に止まってくれた。メスの成鳥だ。なぜか今日はよく鳴き、よく動く。水に飛び込んで小魚を捕まえるところまで見せてくれた。魚を捕ると、まず尻尾のほうをくわえて頭を石や枝に打ち付けて気絶させ、それから魚の向きを変えて頭から丸呑みする。芸が細かい。最後にゴックンするところが面白い。残念ながら大きなレンズを持ってこなかったので、写真はイマイチだ。

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2005.11.19

わくわくバザール

登戸東通り商店会の「わくわくナイトバザール」に行ってみた。ここは昔の津久井道の一部が通る古い町だが、向ヶ丘遊園駅からも離れているので今は裏通りのようになっている。数年前から町おこしを狙ってか、季節ごとにこんなお祭りをするようになった。

stella ステラさん

wakuwaku ザ・ドタンバーズ

お米屋さんの前ではバンド演奏をやっていた。「わくわくナイト」のテーマ曲なんかを歌っていたのは店長さんらしい。いい声だし、ギターもうまい。それから、ストリートライブなどをやっている歌い手やバンドが登場した。寒いなか、焼きそばを食べたりしながらコンサートを聴いた。

bari バリ・ダンス

JAのそばで小学生がトランペットの演奏をやっていた。50人ぐらいの生徒がいたと思う。その家族が見に来ているためだろう、黒山の人だかりだ。そのあと、バリのダンスが始まった。独特の音楽にのって、首や腰を器用にひねる。指使いも繊細で、とくに目の表情が面白い。ストーリー性のつよい踊りだ。アスファルト道路に裸足なので、痛くはないだろうか、寒くはないだろうか、気になった。

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2005.11.16

たぬき

けさ、裏の竹やぶからタヌキが出てきたので驚いた。皮膚病にかかっているらしく、からだの半分ぐらい毛がむけてひどい状態だったが、われわれと目が合うとすぐにまた竹やぶに入ってしまった。以前、同じところでタヌキを見たという話は聞いたが、実際に見たのは初めてで本当にびっくりした。食べ物が少ないし、犬や車など危険が多いので生きていくのは大変だろう。

参考→タヌキのページ

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2005.11.15

運転免許の更新

午後、多摩警察所に行って、運転免許の更新手続きをしてきた。デジカメで撮った写真をプリントして持っていったが、輪郭がぼやけているといわれてNG。仕方なく交通安全協会で写真を撮ってもらった。協会には入らないことにしたので、2.4㎝×3.0㎝の証明書写真が1,000円。(会員だと700円) いい値段だ。だが、その写真は私が持っていたものより質がわるいように思えた。

優良運転者(ゴールド免許)は30分の講習を受けることになっている。といっても、25分のビデオを見て、5分ほど係員の話を聞くだけ。ビデオは、レーサーの片山右京が緊急時のハンドル操作の話などをしてくれて面白かった。係員からは、事故の数が増えていること、運転中のケータイ電話の取り締まり、交通違反の点数の改定などについて説明があった。

それから視力検査を受けた。だいぶ老眼がすすんでいる感じがするが、無事合格。
1ヶ月後に新しい免許証が交付されるとのこと。

きょうは曇りで、寒い。12月の陽気だとか。
ラジオはどこも紀宮さまと黒田さんの結婚式ばかりだ。

紀宮さま
黒田さん
こんどは
ともに
黒田さん

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2005.11.13

たまねぎ植え

秋晴れだ。野川にも行きたいが、タマネギの苗を頼んでおいた農家から電話があったので、苗を買って畑に植えた。20㎝ぐらいの黄緑色の苗はいかにも細くて頼りない。でも、これが来年の6月ごろにはりっぱなタマネギとなる。タマネギは保存がきくのでいい。このあいだ蒔いたスナックエンドウも芽を出している。

畑仕事をしている時よくジョウビタキが遊びに来るのだが、今年はまだうちでは姿を見ていない。ツグミもまだだ。冬鳥がやってくるのがり遅いのは陽気が暖かいせいだと思う。スズメ、ムクドリ、ヒヨドリ、モズ、オナガ、シジュウカラ、メジロ、コゲラなどの声が聞こえる。

mejiro003 柿木のメジロ

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2005.11.11

十牛図

usi十牛図(じゅうぎゅうず)というのがある。禅の修行の過程を、牧人と牛になぞらえて10の絵に示したものだ。北宋の廓庵禅師が作ったといわれている。

牧人が自分で、牛が真実の自己だという。牛を尋ね、牛の足跡を見つけ、牛を垣間見、牛を捕らえ、牛を飼いならし、牛にまたがって帰宅し・・・とつづく。漢文は難しいが、ネットで調べたら三田誠広さんが『わたしの十牛図』という本を書いている。

この十牛図を、私はずっと「とぎゅうず」と読んでいた。どうやら日本画家の奥村土牛(おくむらとぎゅう)さんの名前と混同していたらしい。面目ない。

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2005.11.09

瞑想

hazeハゼの木が紅葉しはじめた。ことしは暖かいせいか色づきが悪い。いつもなら、もっと真っ赤になるのに。

休んでいた瞑想をまた始めた。瞑想をすると心が落ち着く。そのあと本が読みたくなって、本棚にあった佐藤幸治著『禅のすすめ』を読んだ。集中力も増す。

禅の教えは
こだわらないこと
落とし穴は
こだわらないことに
こだわること

朝は
あることないこと
仏壇に話しかける
それぞれの笑顔を
思い浮かべて

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2005.11.04

サツマイモ掘り

きのうサツマイモを掘り、エンドウマメの種を蒔いた。サツマイモはツクバコマチという種類で、大國魂神社のお祭りで買ったものだ。保存がきくらしい。収穫はまあまあだ。スコップで傷をつけてしまったものを揚げたり、サラダにして食べたが、ほくほくしてうまい。サツマイモは手がかからなくていい。

スコップで溝を掘り、自家製腐葉土と鶏糞を土に混ぜ、スナックエンドウとサヤエンドウの種を蒔いた。こちらは冬を越し、来春に収穫できる。スナックエンドウは実が厚くて食べがいがあるしとても甘い。スナックとスナップについては→こちら

サツマイモ掘りと溝掘りでかなりシャベルを使ったので腰が痛い。きょうも、少しへっぴり腰だ。ま、筋肉痛なのですぐなおるだろう。

おととい箱根ガラスの森で聴いた曲「アリベデルチ・ローマ」を、ネットからダウンロードして聴いている。なかなかいい。歌入りはどうやってダウンロードするのだろう。

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2005.10.31

スポット測光

きのうモズの写真を撮ったが、ひどく暗く写っていた。パソコンの修正がきかないほど暗い。肉眼では可愛いモズの顔がよく見えたのに、写真に撮ってみたらボツ。その理由は、オートで撮影したからだ。背景が空のように明るいものだと、カメラは自動的に露出をアンダーに設定する。その結果、対象物も暗く写ってしまうのだ。

露出補正をするには、オートでなくPSAMのいずれかのモードにしなければならない。きょう、あらためてニコンD70のマニュアルを見て露出補正のやり方を復習した。操作がちょっとややこしいが、何度か試し撮りをしたので今度はだいじょうぶだろう。

もうひとつ、測光モードを変えるという方法がある。基本設定はマルチ測光になっているが、それを中心部だけをピンポイントに測光するモードに変えることができるのだ。それを「スポット測光」という。マルチ測光とスポット測光で、治療室の熊のプーさんを撮ってみた。

01 02 03

左がマルチ測光、次は中央重点測光、右がスポット測光による撮影。
スポット測光モードの撮影では、熊のシャツの部分を測光している。

(左)マルチ測光モードでは、背景が白壁なのでプーさんがやや暗い。
(中)中央重点測光モードでも、測光範囲はそれほど狭くないのであまり変わらない。むしろ、左右の影をはずして白壁とガラスを強く感知しているため、プーさんはマルチ測光モードよりも暗くなっている。
(右)スポット測光モードによる撮影は、プーさんのエンじ色のシャツを感知している。この部分は暗いので露出がオーバーぎみに設定され、全体が明るく写っている。

04 スポット測光(中心は熊のおでこ)

ためしに、プーさんのおでこを中心にしてスポット測光をかけてみると、上ような写真が撮れた。おでこの部分は明るいので、こんどは写真が少し暗くなった。スポット測光の威力が遺憾なく発揮されている。露出補正もいいが、このスポット測光という機能もなかなかのものだ。こんどは、この機能を使っていろんな写真を撮ってみよう。いろいろな機能が満載なので、使いこなすのが大変だ。

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2005.10.26

ジョウビタキが来たらしい

あるばとろすさんのホームページ「野川の四季」によると、きのうジョウビタキが現れたらしい。きたみふれあい広場で撮ったオスの写真が載っていた。そこで、床屋さんに行ったあとジョウビタキがいそうな林に行ってみた。2、3ヶ所まわったが、見つからなかった。ま、そのうち出くわすじゃろう。雲が厚くなったので家に帰ってきたら、雨が落ちてきた。

昼間、BSでワールドシリーズを見た。井口のホワイトソックスが延長14回の熱戦の末、3連勝した。井口は2安打、1打点。おそらく優勝するだろう。日本シリーズはロッテが阪神をひねりつぶして無敗の優勝。阪神に一矢報いてもらいたかったが、ロッテの優勝はなんか嬉しい。ロッテのガムを噛んでいたからだろうか、選手がみなリラックスしていたように見える。ずいぶん早いバレンタインデーだ。

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2005.10.22

国がやれ

中越地震から明日で一年。道路工事や土木工事があまり進んでいないようだ。とくに農家は後回しにされている。工事箇所が多すぎて手が回らないのは分かるが、ODAなどで大金を外国に贈るのをやめて、こっちに回してあげたらどうだろう。もうまもなく雪が降ってくる。

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2005.10.19

神代植物公園

jindai11久しぶりに神代植物公園に行った。ちょうどダリアとバラが満開だった。急に思い立って出かけたのでLUMIXのカメラを持って行ったのだが、このカメラはレンズが明るすぎて、花が白トビしてしまう。あまり使っていなかったので露出補正の仕方を忘れてしまったし、せっかくバッグの中にNDフィルターが入っていたのに、そのことも忘れていた。ダリアの花をたくさん撮ったが、みんな明るすぎてボツになってしまった。

そのうち雲が出てきたので、バラのほうはいい写真が撮れるようになった。自然の造形の美しさには、ただただ感嘆するばかりだ。色といい、形といい、香りといい、ため息が出る。それぞれのバラには洒落た名前が付いている。今回はチャイコフスキーという白いバラがとくに印象に残っている。

jindai01

生田緑地のバラ苑もいいが、こちらのほうが広くて、歩きやすいかな。いい目の保養をさせてもらった。せっかく深大寺に来たのだから、深大寺そばを食べることにした。「新蕎麦あります」という幟が立っている店に入ってザルそばを注文した。さすがに香りがいい。

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2005.10.18

渡辺竜王

録画しておいた将棋のNHK杯戦を見た。21歳の渡辺明竜王と42歳の井上慶太八段の試合だ。プロの将棋は素人が見ても分からないので、いきおい解説者に頼らざるを得ない。中村修八段の解説はていねいで分かりやすかった。

ところが、渡辺竜王はとんでもない手を指して来る。ことごとく解説者の読みをはずしてしまう。「うわー、こんな手があったのか」「これで大丈夫なんですかね」「なるほど、こういうことだったのか」、などと解説者を驚かせた。やっぱり、若干20歳で竜王になるような人は並外れた頭脳を持っている。

相矢倉戦だったが、竜王は棒銀を効かして急戦を挑み、ほとんど一方的に相手をねじ伏せてしまった。そろそろ、その竜王戦が始まる。

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2005.10.17

地震の名残り

けさ治療室の神棚の水を替えようとしたら、コップの水が2cmほど減っていた。下に敷いた半紙がしわくちゃだ。水に濡れて乾いたらしい。角盆にも少し水が残っている。どうやら、コップの水がこぼれたようだ。

ふと思い当たったのが、きのうの地震だ。震度4というが、治療室は3階なのでけっこう揺れたのだろう。横揺れだったこともあるのだろうが、こんなに水がこぼれたのは初めてだ。でも、このぐらいですんでよかった。本当によかった。

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2005.10.16

四月の雪

4gatu町田でのまちえいで、ペヨンジュン主演の『四月の雪』を観た。麻生表現研究会でお世話になった故マルセ太郎さんが応援していたので、今でも時々この映画館に行く。雨の日曜日なのに、観客は20人足らず。おまけに、夫婦の1人が50歳以上だとシニア料金(60歳以上)と同じで、2人で2000円だから、申し訳ないような料金だ。2人で観れば、いつでも「映画の日」である。

『四月の雪』はなかなかいい映画だった。例によって韓国映画はちょっと暗いが、テンポがゆっくりで、ていねいに作ってあるのがいい。ストーリーはともかく、映像が素朴で美しい。それにしても、韓国映画は交通事故が多いな。そして、ペヨンジュンは逞しすぎる。

映画を観ているときに地震があった。まちえいは地下なので震度2強ぐらいだったが、駅の電光掲示板によると、地下鉄も止まったという。東京は震度4だったと、あとで知った。

町田の小田急デパートでは「京の老舗めぐり」なんていうのをやっていた。食品や民芸品など、京都のものは見るだけで楽しい。店員の京都弁が耳にこそばゆい。ちりめん山椒、茶碗などを買う。

久美堂で、片山由美子さんの『諳んじたい俳句88』と会津太郎さんの五行歌集『いとしい地球よ』を買った。『諳んじたい俳句88』はとても読みやすく、それぞれの句に石飛博光の書が添えられているのが嬉しい。監修は鷹羽狩行。『いとしい地球よ』は文庫サイズのハードカバーで、なかなかいい歌がある。

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2005.10.15

百舌の声

このところ毎朝、モズの鳴き声で起こされる。窓を閉めていても、キーキッキッキッキとけたたましい声が耳をくすぐる。山から下りてきた百舌が、うちのまわりのケヤキや楓の木の天辺に止まって縄張りを宣言しているのだ。何度か姿を確認しているが、まだ写真を撮るまで行ってない。

去年はメスが来ていたが、ことしも同じ百舌が来たのだろうか。木の葉が落ちれば観察しやすくなる。あと10日もすれば、愛くるしいジョウビタキのメスもやってくる。そのつぎは、姿勢のいいツグミだ。

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2005.10.13

国勢調査2

けさの読売新聞かながわ版の五行歌欄に、京子の歌が載った。国勢調査の集計を終えて区役所に持っていった後、ホッとして作った即興歌だ。タイムリーだし、リズムがいいので、ひょっとすると選に入るかなと思ったら、ひょっとした。草壁焔太先生に「お疲れさまでした。個人情報が尊重される時代なので、やりにくかったでしょう」というようなねぎらいの言葉をもらい、喜んでいる。

いない
会えない
出てこない
やっと終わった
国勢調査

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2005.10.11

一目惚れ

P1120069知人がコクトーの「天使」の絵に一目惚れをして高価な買い物したと言うが、わたしもこの絵に一目惚れをして買ってしまった。もうだいぶ前のことだ。もっとも、私の場合は小田急の京都物産展での話で、絵も数千円のものだった。

コーヒーの袋か南京袋のような布地に墨でサーッと一気に書かれているが、これがじつに味がある。目が合ってしまったのが運のつき。しばらく動けなくなって、この観音像をじっと見つめていた。「どうする、アイフル! 」ってやつだ。

広隆寺の弥勒菩薩の前でも、その神秘的な美しさに見惚れて、動けなくなってしまったことがある。なんかこうヴァイブレーションが合うというか、対象に呼び止められたというか、そういうことが人生にはままあるものだ。雷に打たれたような恋愛があるとすれば、この最たるものだろう。

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2005.10.10

体育の日は雨

体育の日なのに、一日中、小雨が降っていた。このところ、ずっと天気が悪い。はやくも秋の長雨だ。合羽を着て1時間あまり草刈りをした。涼しいので蚊が少ないし、草が濡れているのでよく切れる。それでも合羽の内側は汗びっしょりになった。

国勢調査の締め切り日なので、京子は最後の回収に出かけた。きょうは一軒回収できただけ。けっきょく85軒まわり、回収できたのは61軒だけ、24軒は未回収。ワンルームのアパートの留守と居留守が響いたようだ。とにかく、お疲れ様でした。

粉糠雨の
体育の日
だからといって
とくに運動もせず
のんびりと過ごす

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2005.10.08

鏡の中に
それなりに
年をとった
自分の顔がある
歴史がある

五行歌の「挨拶通り」というサイトに、ときどき書き込みをしている。今週の題詠は「見る」なので、とりあえず自分の顔を鏡で見てみた。そうしたら、すぐこんな歌ができた。そのまま「挨拶通り」に置いてきた。五行歌は口語で、字数に縛られず、自由に書けるのがいい。しかし、さすがに即詠なので荒削りである。ちょっと手を加えてみよう。 

鏡の中
それなりに
年をとった
自分がいる
これが俺だ

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2005.10.02

10月夏日

10月に入ったのに、30度を越える暑い一日だった。アスファルトの街は焼けるようで、日差しが痛い。登戸小学校の前を通ると「親子運動会」をやっていた。参加者が熱中症にならないか心配してしまう。

kosmos1

コスモスや萩の花が目につくようになったが、まだ百日紅や槿もがんばっている。少し涼しくなってから草取りをしたが、小一時間もすると薄暗くなってきた。まっこと、秋の日はつるべ落としである。

京子は国勢調査の用紙を回収しに何度も出かけてゆく。階段の昇り降りが多いので膝が痛くなったと言っていた。お疲れ様。夕食は秋刀魚の塩焼き。旬のものはうまい。

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2005.09.28

お不動様

9月28日はお不動様の日である。当番にあたっているので朝9時に土渕つちぶち不動院に行って、護摩の準備をした。お札を整理したり、花や供物を買いに行ったり、けっこういろんな仕事がある。涼しくて過ごしやすい陽気だった。

護摩の当番は7人で、だいたい4年に1回ぐらい巡ってくる。だから、前にやったことはほとんど忘れている。それをみんなで、ああだのこうだの言いながら準備をし、なんとか間に合わせてゆく。9月の護摩の他に、大晦日の初詣の接待と1月の護摩が当番の仕事である。

goma

お坊さんが来て、いよいよ護摩法要が始まった。真言密教なのでお経の内容はさっぱり分からないが、護摩木が燃えて炎が高く上がると、なんとなくありがたい気持ちになってくる。この地域は昔から火事が少ない。きっと、このお不動様のおかげに違いない。

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2005.09.24

納豆が少ない

2、3週間前から、納豆の量が減った。パック売りの納豆の量が目に見えて少なくなっている。どのメーカーのものも減っている。ニュースによると原油の高騰が原因らしい。パックは石油から作るから、その値段が高くなったので、納豆の量を減らして利益を確保しているそうだ。輸送料や燃料費なども上がっているのだろう。

それにしても、納豆の量の減り方は尋常でない。1.5割ぐらいは減っているのではなかろうか。コストを価格に反映させると売れ行きが落ちるから、中身を減らしているのだろう。ま、それも仕方あるまい。

わたしが子供の頃は、納豆は藁苞わらづと入りか、経木きょうぎで三角に包まれたものと相場が決まっていたのに・・・ 経木は杉や檜を紙のように薄く削ったもので、昔はこれに経文を写したからこう呼ぶそうだ。

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2005.09.22

赤とんぼ

tombo草取りをしていると蚊が寄って来る。かならず顔や手を刺される。きょうは唇を刺され、そこがつっぱって火照っている。
 や蜂も飛んで来るが、最近はとみにアカトンボが増えた。「止まっているよ、竿の先」というが、その竿は横になっているのだろうか、縦になっているのだろうか。

唇が蚊に喰われ
火照っている
はじめて君の唇に
触れたときのように
この唇が気になる

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2005.09.20

テレビ出演

これも昨日のことだが、日本テレビの「ザ!情報ツウ」とかいう番組に、土渕つちぶちのお祭り当番の人たちが映っていた。土渕というのは、わたしが住んでいる地域の名称である。べつにお祭りの映像を撮りに来たわけではなく、衆院選に当選した新人の山内康一さんを追っかけていたのが、たまたま神酒所に来たらしい。だが近所の人たちがテレビに映っているとなると、これはけっこう興奮するものだ。

取材に来たのは土曜日。総代の太田利男さん、自治会長の小金文夫さん、当番の斉藤勤さんなどが映っていた。インタビューなどもちゃんと入っていた。京子も現場にいたが、女性群はカメラに映らないように逃げ回っていたという。せっかくテレビに出られるところだったのに。

夕方、当番の鉢洗いが香華飯店でおこなわれ、わたしも出席した。みんなテレビの話で持ちきりだった。今回は当番が倍増した。地元よそ者の区別無く、みんなで和気藹々と歓談できてよかった。ところで、和気藹々の藹々ってこんなに難しい字だったのか。驚いたな。

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林家木久蔵

きのうの敬老の日、第4回たま寄席に行ってきた。場所は多摩市民館。落語4題と手品、それにトークショーを見た。前半のトリは林家木久蔵だ。「スーパースター林家木久蔵です」と、のっけから笑わせ、浜町界隈、科学者(?)だった頃、正蔵の稽古、笑点の裏話、テレビのニュースにまつわる話などを、おもしろ可笑しく聞かせてくれた。

いわゆる古典落語とか創作落語というものでなく、自分の体験や感想を話してそれこそ「ばかうけ」してしまうのだから、プロはすごい。テレビ番組について、「つくりものは嫌い、本物が好きですね」と言っていたのが印象に残っている。淡々と事実を伝えるニュースやドキュメンタリーがお気に入りらしい。

「ニュース10」の頭の白いアナウンサー、なんていったっけかな、名前が分からないけど、久米さんや古館さんよりいいですね、私見を述べないから。目立たないところが、またいい。ときどき、ホームベースのような顔をしたお嬢さんが出てきますよね、ほら、アリバタラキさん、じゃない、ああ、そうそう有働うどうさんね・・・

木久蔵師匠は川崎にも住んでいたことがあるそうだ。多摩川の土手に立って、戦闘機の空中戦を見たことがあるなんて言っていた。空襲警報の再現芸はこわかった。いやー、ほんとにB29が飛んできそうだった。

トリは桂米多朗よねたろうという若手の落語家で、多摩区中野島に住んでいるという。なかなか歯切れがよかったが、水がめのかわりに肥がめを送るという話は品がなくていただけない。もう少し風流な題目を選んで欲しかった。京子は眠くなったという。木久蔵の話のように「聞くぞう」という気にさせるまではいかなかった。

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2005.09.16

接触事故

けさ、軽い交通事故を見た。小田急線の登戸駅と向ヶ丘遊園駅の中ほどにあるガードのところだ。ガードをくぐってきた自転車が、小田急線の北側を向ヶ丘遊園駅のほうに直進してきた乗用車と接触したのである。

自転車の女子高生が一時停止せずに左折しようとしたが、歩行者がいたせいもあって、少しふくらんで曲がった。そこへクラウンが直進してきたのだ。クラウンは急ブレーキをかけて右に避けようとしたが、左のフェンダーが軽く自転車と接触した。

「危ないじゃないか!」と運転手は窓を開けて怒鳴り、車から降りてきた。女子高生に「だいじょうぶか。一回止まらなきゃダメだよ」言ってから、車をチェックしていた。さいわい、彼女には怪我はなかったようだ。

わたしは毎日のようにここを通っているが、見通しが悪く、とても危険な場所だ。信号とまでは言わないが、せめて白線で横断歩道を書いてもらいたい。あるいは何か注意をひくような標識をつけてもらいたい。

そこで、おせっかいながら多摩警察署に電話をした。そうしたら、そういう場所はたくさんある、予算がない、横断歩道や標識をつくるにはいろいろな要件がある、区画整理に合わせて今後整備がすすむ、などといった説明を受けた。

さしあたって、自分の身は自分で守るしかない。無理な運転をしないこと、譲ること、他者を信頼しないこと、これでいくしかない。

こと
車に関しては
他者を
信用しては
いけない

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2005.09.13

秋の蚊

だいぶ草が伸びたので、草取りをした。作務衣のズボン、長袖のシャツ、長靴、それに襟まわりに虫除けスプレーをした。案の定、蚊が群れをなして襲ってきた。秋の蚊は小さくて、動きが速い。目に入ったりする。

40分ほど草取りをしていい汗をかいたので、シャワーを浴びた。お尻がやたらと痒い。鏡で見ると、お尻のあちこちが蚊に喰われている。綿のパンツの上にズボンを穿いているのに、蚊の奴ときたら、その上から刺してくるのだから敵わない。他はあまり刺されなかったから、お尻のやわらかい肉が集中的に狙われたのだ。ま、蚊にしてみれば、おいしい血を吸えるので必死なのだろう。

  秋の蚊のよろよろときて人をさす  正岡子規

俳句では「秋の蚊」は弱々しいらしいが、旧暦ではきょうは8月の10日。まだ夏だ。

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2005.09.10

ドラゴンフルーツ

dragonfluit沖縄に行った患者さんから、ドラゴンフルーツというおみやげをいただいた。一見グロテスクでどぎつい赤紫色のいかにも南国の果物だ。半分に割ると、白地に黒ゴマを散らしたような果肉が現れる。食べるとキウイのような食感がある。さっぱりした味だ。ミネラルや食物繊維が多いらしい。

いっしょに映っているのは、けさ梨農家からいただいた多摩川梨で、左が菊水、右が豊水。いずれも甘くて瑞々しい。台風の被害があまりなかったようで、よかった。

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2005.09.04

とみくら蕎麦

インターネットで堰(せき)に「とみくらそば」の店があるというので行ってみた。とみくら蕎麦というのは、北信州の幻の蕎麦と呼ばれるそうだ。それが近所で食べられるという。きょうは車で来たので、さっそく行ってみた。府中県道を川崎方面に進み、久地の交差点を越えて約500m、右側に店があった。あまり目立たない。駐車場が小さくて止めにくいが、反対側のカラオケ店の駐車場も使えるそうだ。

とみくらそばセットというのがあって、京子は炊き込みご飯、わたしは麦とろを注文した。ソバだけだと750円、セットだと850円だから、セットがだんぜんお得。お新香と野菜の煮物もついてくる。安い。とろろ汁は少しゆるすぎたが、炊き込みご飯はおいしかった。

そばは黒っぽく、非常に腰がつよいので驚く。しかし、しっかりと蕎麦の香りがして、うまい。気さくなおばちゃんがいろいろ説明してくれた。ここの蕎麦は信州の地粉100パーセントで作っている。ソバが少し短いのは、手打ちで延ばしたとき、切る場所によって短くなってしまうので仕方がない。やわらかい蕎麦に慣れた人は好きになれないらしい、等々。新そばが入ったころ、また食べに行ってみたい。

→とみくら蕎麦の味  →タウンクリップ久地

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2005.09.03

お祭り

matsuri 9月の第1日曜日は登戸神社の秋祭りで、きょうはその宵宮だ。いつものように神社にお参りをし、そのあと、いろんな店を見て歩いた。まだ暑いので、火を使うお店の店主たちは真っ赤な顔に玉の汗を流している。

大阪焼きという小さ目のお好み焼きを買った。今回は、韓国チヂミとうなぎ掴み取りの店はなかった。うなぎは掴んでも、自分でさばけないから不人気なのだろう。金魚すくいや亀すくいの店があった。亀は通称ミドリガメだが、例のミシシッピーアカミミガメの子供だ。動きが速くて、可愛い。しかし、これを捨てたものが繁殖し、日本古来の石亀が少なくなっている。石亀の卵を食べてしまうのだ。

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2005.09.02

ブルーリターン

青色申告の会計ソフト「ブルーリターンA」を購入した。うちはサービス業なので、在庫管理もないし、取引先も少ない。消費税も関係ない。だから、手書きの現金出納帳だけを記入し、申告のときに領収書を整理してまとめるだけだった。これでも青色申告控除が10万円つく。

ところが、複式簿記にして貸借対照表というのをつけると、控除額が65万円になるという。これは大きい。このことは前からわかっていたのだが、なかなか踏ん切りがつかなかった。というか、面倒くさかった。こんど、やっと専用の会計ソフトを手に入れたのである。

ブルーリターンAをインストールし、認証フロッピーにコードを入れたりして準備完了。さっそく京子が帳簿入力をはじめたが、けっこうややこしい。慣れるまで大変だ。

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アゲハチョウの産卵

agehamesuアゲハ蝶が忙しそうに飛び回っている。キアゲハ、クロアゲハ、アオスジアゲハなど、種類も多い。スダチの葉に来たのを写真に撮ろうとしたら、あちこちの葉の裏にお尻を押し付けている。どうやら卵を産み付けているらしい。

蝶の動きは速く、しかも不規則このうえないので、写真に撮るのがむずかしい。

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2005.09.01

女の順応性

女の人は
知らぬ同士が
すぐ会話を始める
男はからっきし
意気地がない

女の人は知らない人でも気軽に声をかけ、いつのまにか友達のように会話をはずませていることが多い。待合室でよく見かける光景だ。そこへいくと、男はなかなかこうはいかない。プライドが高いというか、気取っているというか、相手のことを気にしすぎるのか、あるいは自分がどう思われるか心配なのか、ただ黙っていることが多い。一声かける勇気がないのである。

もちろん、例外もある。無関心を装う女性もいれば、やけに気さくな男性もいる。干渉されるのが嫌な人もいれば、黙って見ていられない人もいる。そこが世の中の面白いところではあるが、願わくは「こんにちは、暑いですね」とか、「よく降りますね」とか、当たり障りのない挨拶ぐらいは交わしたい。それだけで場がやわらぐからだ。そういう意味で、女性の振る舞いを見ているといい勉強になる。

知らない所に
嫁いで
いつのまにか
主になる
女はえらい

知らない家に嫁いで、数十年後にはその家の主になってしまうぐらいだから、女性の順応性というのは天性なのかもしれない。

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2005.08.30

小泉首相、向ヶ丘遊園駅前に現る

ヤマダ電機からの帰り道、大渋滞にぶつかった。民家園から向ヶ丘遊園駅まで30分もかかった。警察官が大勢でている。ダイエーの前まで来て気がついた。そうだ、きょうは小泉純一郎が向ヶ丘遊園の駅前で新人の山内氏の応援演説をする日だったのだ。

通りすがりにチラッと駅のほうを見ると、黒山の人だかりがしている。車の中だからはっきりは聞こえないが、誰かがスピーカーのボリュームを上げて絶叫している。「改革を止めてはならない」というから、小泉さんだろうか。

4時ごろみえた患者さんが、向ヶ丘遊園駅の南口広場で小泉首相の演説を聴いてきたという。12時ごろ来る予定だったが、実際に来たのは1時近かったそうだ。私が絶叫を聞いたのは12時半ごろだから、あの声は小泉さんではなかったらしい。自民党の県議や市議が大勢集まっていたという。こんどの選挙は対立の構図がはっきりしているから、警備のほうも大変だ。

もう一人の患者さんは、「女房が小泉さんの演説を見に行きましたよ、誘われて」と言っていた。小泉さんの演説を聴きにいきましたよ、と言わないところが面白い。

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2005.08.27

つくつく法師

窓の外でつくつく法師が数匹鳴いている。代わる代わる、それぞれの声を追いかけるように、競い合うように鳴いている。あの4、5センチのからだで、それこそありったけの声を出して自己主張している。

はじめは「オーシーンツクツクツク」と、オとシをぐ~んと引っ張り、ツクツクツクと「ツク」を3回添える。それから「オーシンツクツクツク」となり、だんだん速度を上げていく。20回ぐらいこれを繰り返し、じゅうぶん加速したところで、「モイヨー」と転調し、これを3、4回ほど唸ってからプツンと鳴きやむ。なかなか味わいがある。

百科事典には「オーシーツクツク」と鳴くとあるが、わたしの耳には「オーシーツクツク」と聞こえる。子供の頃から、そう聞いてきたので「オーシーツクツク」はないだろう、なんて思ってしまう。耳を澄まして聴くと、やはり「オーシーツクツク」だ。だいたい、子供のときはツクツクボウシなんて呼んだことがない。「あ、オーシンツクが鳴いている」、などと言っていた。

オーシンツクの輪唱はなかなか聴き応えがある。なんてったって生演奏は迫力がある。ま、いずれにしても、この蝉の声が多くなったからには、夏も終わりだ。

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2005.08.26

弘法の筆

般若心経をあげようとしたが、暗誦していたはずなのに途中でつっかえる。そこでお寺からもらった経本を見ることにした。そのとき、京都の東寺で買った「弘法大師直筆の心経」があるのを思い出した。その筆跡の美しさのあまり、衝動買いしたものだ。

singyoあらためて弘法大師の筆を見てみると、これがじつにいい。文字が生き生きしている。変な力が入っていない。かと言って、へなへな文字でもない。千年も昔の人が目の前にいるようだ。

讃岐の少年・真魚(まお)は、都に出てさぞかし猛勉強をしたことだろう。空海、弘法大師となると雲の上の人になってしまうが、その筆跡を目の当たりにすると、同じ人間だったということが分かる。ただ、その求道の情熱たるや、想像を絶する。

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2005.08.22

郵政民営化

先の参議院で郵政民営化法案が否決されたのを機に、小泉首相は衆議院を解散した。郵政民営化の是非を直接国民に問いたいという。衆議院で法案に反対した自民党の造反議員は公認せず、賛成派の対立候補を次々に立てている。綿貫氏や亀井氏はこれでつぶされる。

マスコミは刺客が送られたと騒いでいるが、郵政民営化反対ばかりの候補者では、選挙民の選択肢がないという理由からだ。綿貫さんが国民新党を立ち上げたり、ライブドアの堀江社長が亀井さんの選挙区から出馬したり、長野県知事の田中康夫が新党「日本」を立ち上げたり、次々と選挙に向けた動きが起こっている。

おかげで郵政民営化だけでなく、この国の抱えるいろんな問題があちこちで議論され、いままで知らなかったことが分かってきた。なにはともあれ、みんなが自由にものを言える国に住めることはありがたい。

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2005.08.09

治療室でパソコンを見ていたら、とつぜん間近でヒグラシが鳴きはじめた。窓が閉まっているのに、ドキッとするほど大きな声だ。澄んだ葦笛のような声がよく透る。どうやら簾に止まっているらしい。そっと近づくと、鳴き声のトーンが下がった。警戒しているらしい。そうっと窓を開けてみたら、もうどこかに飛んで行ってしまった。机にじっとしていれば、もう少しあの澄んだ声を楽しめたのに。

静寂を破って
ひぐらしの声
すぐそばで
鳴きはじめたので
ドキッとした

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2005.08.08

セミの羽化

semi3ゆうべ8時ごろ、庭の藤の枝でアブラゼミが羽化しているのを見つけた。もう殻から完全に抜け出て、弱々しい薄緑の羽に体液を送り込んでいるところだった。邪魔をして悪いとは思ったが、懐中電灯で照らして写真を撮った。

フラッシュを焚くと雰囲気が台無しになるし、懐中電灯が近すぎると白トビしてしまう。そうかといって、あまり暗いとシャッタースピードが遅くなるのでブレてしまう。それでも、LUMIX-FZ10は手振れ軽減装置がついているので、なんとか見られる写真が撮れた。もう少し細部がはっきり写ったのもあるが、そうなると羽化の雰囲気が出ない。写真はむずかしい。

蝉は5年も6年も土の中で暮らし、暑い夏に地上に出て羽化し、2週間あまりの命を精一杯生きて、子孫を残して死んでゆく。2000日眠って20日飛ぶとすると、地上での暮らしはセミの一生の1パーセントにすぎない。わたしがアメリカにいた年には17年蝉が大発生し、森がゴーゴー音を立てていたのを覚えている。その蝉は17年も土の中に眠っているのだ。なんという一生だろう。

セミの一生は
九九%が土の中
地上での暮らしは
一瞬のかがやき
生の結晶

■衆議院が解散した。小泉首相みずから郵政解散という。残暑はきびしい。

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2005.08.04

ナスの垣根仕立て

nasu散歩していたら、ナスの垣根仕立てをしている畑があった。ふつうは支柱を斜めにさして放射状に仕立てるが、ここはまるで垣根だ。こうすると日当たりがよくなって実のつきがよくなり、なによりも摘果がしやすくなるのだろう。プロはいい仕事をしている。

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2005.08.02

年をとるということは

低周波治療器のコードが何本か断線したので、自分で修理した。患者さんに針を刺し、針の柄に端子をはさんで通電するのだが、そのカニバサミの部分が疲労して断線しやすいのだ。わたしはカニバサミと呼んでいるが、秋葉原の部品屋ではミノムシと呼んでいるようだ。たしかに、ミノムシにも見える。

handaテスターで断線を確認し、古い端子を切り捨てて新しいのを取り付けてゆく。コードの先をストリッパーでむいて、それを新しい端子の小さな穴に通して固定し、半田づけする。過去に何度もやっている作業だが、今回は目の老化を痛切に感じた。老眼鏡を使わないと、こういう細かい作業ができなくなってしまったのだ。メガネをかけたり、外したり、忙しい。やれやれ。

年をとることは
いいことだ
とってみなければ
わからない世界が
開けてゆく

(坂村真民の詩)

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2005.07.29

オハグロトンボ

tombo001昼休みに多摩川に行った。台風のあとなので水量が多く、水も濁っている。暑いので釣り人はまばらだ。それでも、サッカーをやったり、裸でキャッチボールをしたり、木陰で涼む人などがいる。中高年のサイクリストもがんばっている。

tombo003それから、二ヶ領用水に行ってみた。真っ黒なトンボがひらひら飛んでいる。オハグロトンボだ。草の葉や川の中の杭に止まっているところを写真に撮った。子供の頃は、うちの近所の小川にたくさんいたが、最近はほとんど見ることがなくなってしまった。

オハグロトンボは、蝶のようにひらひら羽ばたいて飛び、止まるときも羽を垂直に立てる。その身のこなしがじつに優雅である。真っ黒なので神秘的でもある。カミサマトンボと呼ぶ地方もあるそうだが、それも肯ける。

胴が黒いのがメス(写真上)、金緑色のがオス(写真下)。一頭が休んでいるところに別のがくると、必死で追い払っている。どうも縄張り争いらしい。トンボの世界もらくではなさそうだ。

木漏れ日のなか
ひらひら飛び交う
オハグロトンボ
ここはまるで
魔界の入口

川辺の木陰を
歩いて行くと
オハグロトンボが
飛んできた
もしや、ご先祖様?

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2005.07.28

オサムシ

ラジオこども電話相談で、「オサムシの後翅がなぜ小さくなったのか」と質問した子がいた。回答者の昆虫学者・杉浦先生が「オサムシを知っているのかい。きれいだよね。ぼくもよく観察したよ」と言っていた。どこにでもいる虫らしいが、はて、オサムシとはどんな虫だろう。

インターネットで調べると、2、3cmのカミキリムシのような形をした甲虫で、小さなカナブンのようにずんぐりしたのもいる。畑などでよく見る虫だ。翅は退化して、飛べない。ミミズやカタツムリなんかを食べる。刺激すると臭い液体を放出するので、ヘッピリムシなどと呼ばれることもあるらしい。→歩く宝石

背中の色が、黒、茶、赤、青、緑など、いろんな種類がある。北海道やヨーロッパには玉虫色のオサムシがいて、「歩く宝石」と呼ばれるそうだ。しかし、ゴミムシと一緒に語られたりするぐらいだから、あまりパッとした虫ではない。

漫画家の手塚治虫は昆虫少年で、ペンネームの「治虫」はオサムシに由来するそうだ。「昆虫記」で有名なファーブルもオサムシの虜になっている。「バカの壁」を書いた解剖学者・養老孟司さんは、たしかゾウムシのマニアだ。この世には、人を夢中にさせるものが無限にある。

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2005.07.27

腐葉土の力

台風一過の空は青く、清々しい。ところが、気温がどんどん上がり、35℃ぐらいになった。久しぶりの真夏日だ。ちょっと草むしりをしたが、シャツを通してジリジリと皮膚が焼ける。たちまち汗が吹き出る。

去年、木枠をつくって枯葉を入れたところに自然にカボチャが芽を出した。それが驚くほど立派に成長している。茎も太いし葉も大きい。3つほど実がなっている。畑に植えたカボチャのほうは雨で溶けてしまったが、こちらは恐ろしく元気だ。腐葉土の養分というのはすごいものだ。

そういえば、このあいだ「日本一多くの木を植えた男」という番組を見たが、宮脇昭という方が、東南アジアや万里の長城の緑化に取り組んでいる。その土地に合った木を選んでポット苗をつくり、それを荒れた地に植えれば、10年で森ができるという。

肥料は落ち葉だけ、腐葉土だけでいい。水もあまりやらないほうがいい。少し条件が悪いぐらいのほうが植物はがんばって強く育つ。カシ、ブナ、タモ、シイ、クヌギなどの照葉樹の苗を混ぜて植えれば、自然が自分でうまいこと森をつくっていくそうだ。

夕食に茶豆のエダマメを食べた。実はあまり大きくならなかったが味はいい。
枝豆を取るとき、あちこち蚊に刺されてしまった。

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