ファミリー・コンサート
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麻生市民館の「千住真理子、ヴァイオリン・リサイタル」に行った。芸術の秋だからというのではなく、千住真理子のファンだから行ったというべきだろう。丁寧に思いを込めて弾く彼女の姿勢が好きだし、名器スラディバリウスの音がまた格別だからだ。
夜7時開演。千住さんは、はじめにバッハとモーツアルトの小品を演奏した。ピアノ伴奏は、グレーの髪をボサボサにのばしたお茶の水博士のような藤井一興(かずおき)氏。千住真理子さんは赤味がかった金色のドレスに大小の黒い水玉をあしらった衣装で登場した。笑顔が素敵である。メインはベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ第7番。低い音が唸り、高い音が空気を切り裂く。この曲は上質な教会音楽のような感じがしたが、あまり馴染みがない曲だったので、後半は少し眠気が来てしまった。
休憩後は音楽評論家の日下部吉彦氏とのトークがあり、日下部さんは千住さんの人柄をよく引き出していた。千住さんのヴァイオリン「ディランティ」はわがままで24時間ケアしないといけない、ボーイフレンドをつくる暇もないという。それから、ヴァイオリンの演奏には体力が欠かせないので、最近、千住さんは生卵を二つ三つ飲んでいるようだ。
プログラムの曲を演奏したあと、鳴り止まない拍手に千住真理子さんは再び舞台に出てきた。「愛の挨拶をやってくれるといいね」と京子に言うと、アンコール曲は期待にたがわずエルガーの「愛の挨拶」だった。2曲目は、兄千住明作曲の「風林火山」。そして、アンコール最後の曲は「チャルダッシュ」だった。これはフィギャスケートの浅田真央が好んで使っていた曲である。乗りのよい曲で、締めくくりにふさわしい。
若い演奏家は楽譜に忠実に弾くが、「はい弾きましたよ!」という感じで終わってしまうことが多い。テクニックはすぐれているが何かもの足りない。ところが千住さんぐらいになると、非常に表現が豊かになり、思いが伝わってくる。ていねいに、しかしメリハリをつけて演奏し、ヴァイオリンがあたかも生き物のように歌い出すのだ。
気に入ったCDを2枚買い、列に並んで、本人にサインをしてもらった。元気あふれる笑顔がいい。握手した細い手があの演奏をしていたかと思うと感激である。サービス精神も旺盛な方だ。幸せな気分で外に出た。
三百年以上も
前に造られた
ヴァイオリンが
現代人の胸に
ひびく
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日曜日の午後、「多摩川夕涼みコンサート」に行った。法政大学のゼミがエコ運動などのPRをしている。のぼりとゆうえん隊では野菜を売っていた。冷やしトマトやキュウリのまるかじりをすすめていた。4時ごろ軽い夕立があったので雨が心配されたが、黒い雲は東京のほうに移動し、開演の頃には明るくなった。去年はワイルドワンズの鳥塚しげきが来て懐メロ・ポップスやグループサウンズの曲を聴かせてくれて大いに盛り上がった。ことしは一転して、上品なアルパ(小型ハープ)の演奏と、スローなインストゥルメンタルを聴いた。
早めに着いたので一番前の右端に座っていたら、となりに阿部市長さんが座られたので驚いた。開演までのあいだ、市長さんといろいろ話ができたのがよかった。生田浄水場がなくなることについては、取水井戸は緊急時のために残すとのこと。水不足を見込んで酒匂川と相模川の開発に投資したぶんを無駄にしないため、そちらの水を使うということ。長沢浄水場は東京に水を送っており、水が文字通り水ぶくれ状態であること、などをの話を聞いた。ま、うまい生田浄水場の水が飲めなくなるのは残念ではあるが仕方ない。

川窪裕子さんがアルパを爪弾く (アルパ演奏の世界チャンピオン)
ハープより一回り小さなアルパという中南米の楽器がある。小さいぶん歯切れのいい音を出す。以前、よくテレビに出ていた今村夏海というプレーヤーもうまかったが、今回の川窪裕子さんも世界チャンピオンになったそうで、いい演奏を聴かせてくれた。
南米の音楽やアメイシンググレイス、コーヒールンバなど。ただ惜しむらくは、野外だったので、蝉の鳴き声や電車の音など雑音が入ってしまった。

jajaの演奏、ソプラノ・サキソフォンが情感たっぷりに語りかける
つぎはjajaというグループの演奏。おもにソプラノ・サックスがメロディーを担当していたが、なんという甘く切ない音を出すのだろう。ロック調のノイズを覚悟していたが、バラード風のゆっくりした曲が多く、じっくり聴かせてくれる。サックスの秋山さんは表現力が豊かでメリハリがあり、思わずその音に吸い込まれてしまう。恐ろしく息が長いところがあったが、おそらく循環呼吸を使っているのだろう。循環呼吸というのは、少しずつ息を吸いながら音を出すという高等技法である。これだと音が途切れない。とにかくいい音に酔いしれて、CDを買ってしまった。
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ゆうべ新百合ヶ丘21ホールで「リンダ・コラソンのリサイタル」が行われた。主催者が向ヶ丘遊園駅の茶舗「つるみ園」さんなので、チケットを買って行ってみた。リンダさんはフィリピン人歌手で、マルチリンガル、踊りもうまい。とても声量があってこういうのが本物の歌手だなという感じがした。
前半は日本の歌謡曲、演歌を披露、後半はピアノとパーカッションを加えてのポップスや映画主題歌などを歌った。アカペラで歌った美空ひばりの「みだれ髪」なんかしびれる。日本語はたどたどしいが、そのぶん余計に善意が伝わってくる。タガログ語で、母はイナイ、居てもイナイ、父はイタイというそうだ。ちなみに、コラソンは心とか気持ちの意。むかし、メロンの気持ち、とかいう歌が流行ったことがある。♪コラソンデメロン、デメロンデメロンメロンメロンロンメロン・・・
流暢な言葉は
心に残らないことが多い
たどたどしい言葉は
聴き手が聴こうとするぶん
思いが伝わるようだ
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ビキニスタイルのお嬢さん、この歌の原題は"Itsy Bitsy Teenie Weenie Yellow Polka-Dot Bikini"で、「めっちゃちっちゃな黄色い水玉のビキニ」という意味だ。itsy bitsy を辞書でひくと、itty bitty と同じで,「ちっちゃい」ことを表すとある。teenie weenie も teeny-weenyと同じでちっかゃいの幼児語のようなもの。わたしが中学生ぐらいのころ流行った歌だと思う。この歌は乗りがよく、坂本九やパラダイスキングがカバーしていた。
NHKの語学講座のホームページから、ラジオ英語会話に行くと前週の番組をぜんぶ聴くことができる。7月23日の放送で、この歌を取り上げていた。昔はさっぱり分からなかった歌詞が、今になってやっと理解できる。これを歌ったブライアン・ハイランドは当時16歳だったという。コ二―・フランシスなんかも歌っていたように思う。こんな歌を聴くと、甘酸っぱい青春の思い出がよみがえる。
She was afraid to come out of the locker
She was as nervous as she could be
She was afraid to come out of the locker
She was afraid that somebody would see
One, two, three, four, tell the people what she wore
[It was an itsy bitsy teenie weenie yellow polka-dot bikini
That she wore for the first time today.
An itsy bitsy teentie weenie yellow polka-dot bikini]
So in the locker she wanted to stay.
Two, three, four, stick around we'll tell you more
She was afraid to come out in the open
And so a blanket around she wore
She was afraid to come out in the open
And so she sat bundled up on the shore
Two, three, four, tell the people what she wore
[repeat]
So in the blanket she wanted to stay.
Two, three, four, stick around we'll tell you more
Now she is afraid to come out of the water
And I wonder what she's gonna do
Now she is afraid to come out of the water
And the poor little girl's turning blue
Two, three, four, tell the people what she wore
[repeat]
So in the water she wanted to stay.
From the locker to the blanket
From the blanket to the shore
From the shore to the water
Guess there isn't any more.
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土曜の夕方、登戸東通り商店街で「わくわくないとバザール」が開かれた。今回はエコ運動を盛り上げようと「キャンドル・ナイト」と銘打っている。梅雨の晴れ間で、雨に降られずにラッキーだった。JA前の広場では、キッズのヒップホップ・ダンスが披露された。小学校の子供たちが全身をくねらせて元気よく踊っていた。ダンスっていいなと思った。そのあとは殺陣(たて)の実演が行われた。日本刀のさばきが見ものだった。それから、マリンバとギターとの演奏もあった。

道端に並べられたキャンドル・グラス

キッズ・ヒップホップ・ダンス


殺陣の演技

マリンバとギターの演奏
東屋米店前のステージでは、4組のバンドが自慢ののどを聴かせていた。MAIさんは初めての出演らしい。そのほか、リサイクルの店、あめ細工、ヨーヨー、魚釣り、物々交換、輪投げ、スプーン投げなどのゲームには大勢の人が群がっていた。とくに子供が多い。人をよけて歩くようだった。食べ物屋もたくさん出た。焼きそば、ジャガバター、焼き鳥、豚汁、ハヤシライスとチキンカツ・サンド、ケーキ、綿菓子など、にぎやかだった。こういう行事を何年も続けてきた商店会の人々の苦労と喜びが偲ばれる。
右が東屋の店長さん、声が甘く、しびれる。

初登場のMAIさん
ロコスのデュオ
かえっこバザール

どれにしようかしら?
スプーン投げ
ヨーヨー釣り

お花屋さんの店先、風車が回っている。
わたしがいつものように、お目当てのお店でハヤシライスとチキンカツサンドを買ったのはいうまでもない。
小さな
商店街には
スーパーにない
コミュニケーションが
いっぱい
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多摩川吹奏楽団定期演奏会
午後、多摩市民館大ホールでブラスバンドの演奏を聴いた。アマチュアのバンドだがいい演奏を聴かせてくれるので、ほとんど毎回聴きに行っている。クラシックからディズニー、坂本九のメモリアルメドレーなど、変化にとんだ演奏は聴く人を飽きさせない。また、ロビーでのクラリネット五重奏や木管楽器の演奏などもあり、ブラスの響きを身近に楽しむことができた。外は雨、こんな日は音楽を聴くのも賢い過ごし方だろう。
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日曜日の午後2時半ごろ、多摩区役所に行った。「たま・学びのフェア」なる催しものをやっていると聞いたからだ。多摩市民館で勉強しているサークルの発表会のようなものらしい。市民館に入ったら、さっそく、ロビーでフラメンコのダンスを踊っていた。切れ味のいい音楽に合わせて、華やかな衣装が舞っていた。もちろん、踊っている人がいちばん気持ちがいいに決まっている。

ザ・フラメンコ
絵画ギャラリー「たまゆら」では、油絵、水彩、パステル画などが展示されていて、こんな絵が描けたらいいなと思うような絵がいくつもあった。絵てがみサークルの展示場も面白かった。葉書サイズのものから短冊形、横長形、大判など、楽しい淡彩画がいっぱいだった。とくに、絵解き「般若心経」には度肝を抜かれた。

絵解き「般若心経」
外国人と会話をする「多文化カフェ」では、ネパール人夫婦と話をした。高田馬場のカレー店で働いているそうだが、似たような店ができて大変だと言っていた。ヒマラヤを越えて逃げてくるチベット人、ネパール内の共産党(毛沢東主義者)の台頭など、ネパールが不安定な国になってしまったことを嘆いていた。

外国人との談話室
パソコン倶楽部では、年配の先生が女性に細いラベルに住所氏名を印刷する方法を指導していた。手帳などに貼れる便利なものである。ラベル用紙を買って、そこに書いてあるホームページに行き、ソフトをダウンロードすればいいそうだ。名刺を渡したら「腰が痛いから、こんど行くよ」だって。

パソコン倶楽部
ロビーでは多摩川吹奏楽団のアンサンブルが演奏を始めた。音がよく響く。それから大ホールに移り、フルメンバーの演奏を聴いた。心地よい音楽を聴いていると、思わずウトウトしてしまう。

フルートの演奏

多摩川吹奏楽団
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むかし学生の頃よく聴いたDusty Springfield の「行かないで」が知人のページに載っていたので、懐かしくなってここにも載せることにする。
If you go away on this summer day
Then you might as well take the sun away
All the birds that flew in the summer sky
When our love was new and our hearts were high
When the day was young and the night was long
And the moon stood still for the night bird's song
この夏の日にあなたがいなくなるなら
あの太陽も持ち去ってくれたほうがいい
あの夏空に飛んでいた鳥もすべて持ち去ってくれたほうがいい
まだ二人は初心な恋心と高ぶる想いがあって
まだ日が暮れるまでたっぶり時があり夜も長く
夜鳴き鳥のために月がひっそり浮かんでいたあの夏
If you go away,
if you go away,
if you go away
But if you stay, I'll make you a day
Like no day has been or will be again
We'll sail on the sun, we'll ride on the rain
We'll talk to the trees and worship the wind
Then if you go, I'll understand
Leave me just enough love to hold in my hand
でもあなたがいてくれたら この上ない一日に私はします
過去も未来もないような日に
二人は太陽に帆を掲げ 雨に乗り
木々に話しかけ, 風を崇拝するのです
そしてもしあなたがいなくなるなら 私は受け入れます
でも私の片手に入るだけの愛は残しておいてください
If you go away,
If you go away,
If you go away
Ne me quitte pas
私を捨てないで
Il faut oublier
Tout peut s'oublier
Qui s'enfuit deja
忘れなくてはいけない
忘れなくてはいけないすべてを
終わってしまったすべてを
Oublier le temps
Des malentendus
Et le temps perdu
A savoir comment
誤解の日々を忘れなくてはいけない
失われた時を忘れなくてはいけない
「どうしたら」を知りたくて失われたあの時を
Oublier ces heures
Qui tuaient parfois
A coups de pourquoi
Le coeur du bonheur
時間をわすれなくてはいけない
時には「なぜ」という質問責めで
幸せに満ちた心を
殺してしまったあの時間を
Ne me quitte pas,
ne me quitte pas,
ne me quitte pas
私を捨てないで
私を捨てないで
私を捨てないで
But if you stay, I'll make you a night
Like no night has been or will be again
I'll sail on your smile, I'll ride on your touch
I'll talk to your eyes, that I love so much
Then if you go, I'll understand
Leave me just enough love to hold in my hand
でももしあなたがいてくれたら 最高の夜にします
過去にも未来にもないような夜に
私はあなたの微笑みに帆を掲げ あなたのぬくもりに乗り
あなたの目に話しかけます あなたをとても愛していると
そしてもしあなたがいなくなるなら 私は受け入れます
でも私の片手に入るだけの愛は残しておいてください
If you go away,
if you go away,
if you go away
If you go away,
as I know you must
There'll be nothing left in this world to trust
Just an empty room, full of empty space
Like the empty look I see on your face
Oh, I'd have been the shadow of your shadow
If it might have kept me by your side
もしあなたがいなくなるなら
わかっています そうならなくてはいけないことは
でもこの世界に何も頼るものがなくなってしまう
ただ空っぽの部屋 空っぽの空間だらけ部屋
あなたの顔に見える空虚な顔のように空っぽの部屋
ああ, あなたの影の影になっていればよかった
あなたのそばにいつもいられたならば
If you go away,
if you go away,
if you go away
Please don't go away
訳: HideS
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