インターネットで検索などをしているうちに、英語で「あなたのコンピュータはウイルスに侵されている恐れがあります。いますぐアンチウイルスのソフトをダウンローどしてください」というポップアップ・ボックスが現れた。それがマイクロソフトのようなデザインなので、何気なくOKをクリックした。そうしたら、わたしが装填しているNOD32というアンチウイルスソフトが「ウイルス発見!、ウイルス発見!」と警告表示を点滅させた。トロイ型のウイルスを発見し隔離しました」という。
InternetExplorerを閉じて、もう一度開くと、なんと最初のページに英語で「あなたのコンピュータはウイルスに侵されている恐れがあります」といった文句がびっしり並んでいるではないか。その上、画面上部のツールバーが一本増えて、アンチウイルスソフト7.1などという名前がついている。InternetExplorer を開いたときは最初に「陽気堂はり治療室」が出るようにしたあったのに、それが「アンチウイルスソフト」のページに変わってしまったのだ。しかもツールバーまで設置されている。
さらに画面右下には黄色い三角のなかに黒いびっくりマークが表れて点滅し、そこからしつこく「ソフトをダウンロードしろ」とけしかける。ためしに、そこをクリックすると、改めてダウンロード用のページが現れ、さらにクリックするとソフトの値段が45㌦とある。けっきょく、これはアンチソフトを強引に買わせようとするプログラムだったことが分かった。
InternetExplorer を開いたときに「陽気堂はり治療室」にするには、上の〔ツール〕をクリックし、さらに〔インターネット・オプション〕をクリックし、URLの枠に http://homepage2.nifty.com/yokido/ を入れればいい。ところが一度「陽気堂はり治療室」になるが、すぐまた例のポップアップが出て、ホームページが例の英語だらけになってしまう。
ツールバーのあたりを右クリックしてカスタマイズして、例のツールバーの表示を消そうとしても、これが消えない。internet service なんていうのが、ちゃっかり居座っている。そこで〔コントロール・パネル〕を出して、〔プログラムの追加と削除〕をクリックし、一覧表から internet service というのを見つけて、これを削除しようとした。そうしたら「これをアンインストールする前にパソコンを再起動してください」という。再起動してみたが、これをアンインストールすることはできなかった。InternetExplorer を起動すると、またあの英語だらけの画面が出てくる。
途方にくれて、ついに富士通の電話相談に電話をした。さいわい、5分ほどでつながり、担当の男性がていねいに操作を指導してくれた。けっきょく「例のプログラムはアンインストールはできないようなので、それを働かせないようにしましょう」、ということになった。
まず、InternetExplorerを起動し、上部の〔ツール〕をクリックして〔インターネット・オプション〕を出す。その〔詳細設定〕タグを押して、ブラウザの項の〔サードパーティー製のブラウザ拡張を有効にする〕のチェックボックスのチェックをはずす。それからスタートボタンを押して〔ファイル名を指定して実行〕を選び、その枠の中に【 msconfig 】という文字を打つ。OKをクリックすると、スタート時に起動するプログラムの一覧表が出る。そのチェックボックスをすべてはずし、あらためて必要なものだけチェックをつけてゆく。つまり怪しいものはチェックを入れないようにするわけだ。4つぐらい怪しいプログラムがあった。最後にパソコンを再起動する。
これで、やっとパソコンが通常の動作をするようになった。ウイルスが入ったと思わせて、強引にアンチウイルスのソフトを売ろうとする悪質なプログラムだったのだ。「あなたのパソコンはウイルスに侵されている恐れがあります」といって、人の弱みにつけこんでくる。英語が分かればお金を払ってしまうかもしれない。英語が分からなければ、英語だらけのページが消えず、いろいろポップアップ画面が出てきて収拾がつかなくなってしまう。わたしにとってもいい教訓になった。ま、やたらにプログラムをダウンロードをしてはいけないということだろう。
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