2017.11.16

柿もみじ

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蔵の白壁が
柿紅葉を
引き立てている
風が
冷たくなってきた

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2017.11.15

しんゆり五行歌会(11月)

                        高岡
漆黒の闇のなか
もがき苦しんだ四十年
めぐみさん
早く還って来て
両親が元気なうちに

                        熊田
運慶の
力強い彫刻から
オーラを享けて
私の身体にも
食欲の秋

                        浅井
浅緑色のカマキリ君
けなげにかまえる
ファイティングポーズがいじらしい
何もしないから
早く草むらへ帰りなさい

                        えんみ
もう日が暮れるというのに
一匹の小さなミツバチは
まだ仕事中
秋の日はつるべ落とし
早くおかえり

                         中川
近頃は若者ばかりか
じじばばまでも
スマホ操り
道の真ん中で
突然立ち止まる

                         冨樫
家族全員
帰宅後の
夜の雨だれの音
大きな安心
小さな幸せ

                         佳子
孫の七五三で
お宮参りへ
子どもよりも
ジジババの多いこと
四人プラスだもの

                         京子
飲み放題の
食事会
ついつい
欲をだして
千鳥足

                          リプル
麻酔をしますね
嫌だとも言えず
からだを硬くして
その瞬間を待つ
歯医者の椅子

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2017.11.13

落ち葉

柿の葉が
散ると
こんどは
ケヤキの葉が
降ってくる

落ち葉は
よく踏んで
細かくして
袋に詰めるといい
何倍も入る

ガサガサ
ザクザク
落ち葉を
踏むのは
気持ちがいい

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2017.10.04

しんゆり五行歌会(10月)

少し前なら                 宣義
気付かない程の
さか道を
いわし雲の下
転ばない様に歩く

                        
良かれと思って              浅井
言った言葉が
人を傷つけてしまう
その行き違いに
こころ痛める

                        
白ご飯                    有水
湯気立ち上がる
朝七時
音たて焼ける
目玉焼

                        
歌会での                  高岡
批評は怖いが
作品(自分)をさらけ出し
快感とおののきを得てこそ
歌は成立する

                        
心に残る言葉を              冨樫
発した友人の存在は
ご無沙汰になっても
言葉と一緒に
私の中にある

                                              
通夜で二十年ぶりに           京子
会う人たち
変わらない人
変わった人
心のうちは?

                        
寒さに                    リプル
目ざめて
布団を
引き寄せる
もう十月

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2017.10.02

五行歌誌・投稿歌(10月号)

猛暑の余熱が
夜になっても
ひかない
アメーバのように
へばりつく

蒸し暑い
日々がつづく
白いサルスベリが
涼風を
くれる

天気が
不順なとき
おどろくほど
美しい夕焼けに
出遭ったりする

のっぺりした
キノコを見つけた
名前はわからない
南方熊楠を           みなかたくまぐす
思う

五十年以上
先のことだろうに
のっぽビルを
どうやって壊すのか
気になる

草むらに
赤トンボが
飛び交う
顔を
かすめながら

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2017.09.14

14歳の五行歌集

P1170356_378x640_2親が離婚した
けど僕は関係ない
ただ
ひとりの親に
捨てられただけ

みなもとカエデ君がが五行歌集を出し、今朝、
その広告が三大新聞の朝刊に載った。
これは読売新聞の一面左下。

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2017.09.12

考える人

トイレで
考える人を
やってみたが
無理
足の長さのせい?

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2017.09.07

一ヶ月反抗期

Soramamemi11

「五行歌の会」のカエデ君が歌集を出した。まだ中学生で14歳という。将棋の藤井聡太くんと同じ学年だろう。母親が五行歌の事務所で働いているし、祖母も「五行歌の会」の会員だから、五行歌一家である。この歌集には、けっこう衝撃的な歌が多い。二つ紹介する。

なんか
ほんとの
はなしを
すると
おちつくね          幼少期の歌より

友達に
裏切られるより
親に
裏切られた方が
何億倍も悲しい       一ヶ月反抗期より

http://5gyohka.com/shiseisha/kaede2017.html

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2017.09.06

しんゆり五行歌会(9月)

本降りになるかと思ったが、それほどではなく、比較的涼しい日になった。しんゆり歌会は五行歌界の名物の大橋克明さんをお迎えして14人。にぎやかで楽しい歌会になった。大橋さんは月に20の歌会に参加しているつわもので、60か所へ作品を送っている。その多作ぶりには舌を巻く。

                  
気骨とは別に              早川
背中に出ている
歳の影
どこか寂しい
この姿

過去50余年で             熊田
溶けあえるものは
みな溶け合った
二人に残るは
共に生きるという頑固さ

とにかく                 冨樫
一巡目はジッと観察
イケメンの多い
チームの応援
私の甲子園

早すぎる                 佳子
旅立ち
友の人生
悔いなし
と、終えただろうか?

我が友は                有水
泣き
笑い
そして噎せる   
むせる
今年の夏終わる

みんなが喜び                     大橋
誰れ彼となくハグする
日本人的愛情表現
私が作った新語
「ハグレット」いかがかな

ハチが低い所に            京子
巣を作る
今年は台風が
多いのだろう
どうしてわかるのかな

きれいな                 リプル
三日月だなあ
君と
あのゴンドラに乗って
どこまでも行ってみたい

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2017.09.04

人さまの歌

人さまの歌は
上手にみえる
それぞれ
視点が違う
ということもある

ひとつの歌に
いろんな
感想や解釈が生まれる
これが
歌会を盛り上げる

子どもの歌は
おもしろい
少ない語彙で
表現するから
意表をつかれる

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