2020.01.22

しんゆり歌会(1月)

若い内は           良元(一席)
何にでも挑戦しろ
叱咤した孫が
紫の髪にピアス揺らして
表れた・・・!

ふるさとは          えんみ(二席)
今日も雪降りだべが
たるひも長ーくなったべな
庭椿いちりん描いて
幼馴染に寒中見舞い

年末年始9連休        冨樫(三席)
5日働き3連休
なんかお休み多くない?
赤面する
カレンダー

鎌倉の            有水(三席)
冬牡丹
アイドルのように
スマホ向けられ
こちこちに咲く

お正月の陽光         熊田
全身に浴びて
わが人生は
ただ一度だけ
あと何年かを考える

いよいよ           澤田
東京五輪の年
南海トラフの大暴れと
重ならないようと
祈る まじに

まだ食べられる食品を     京子
どんどん
廃棄する
自給率
三十七パーセントの国

書いたとたん         リプル
違う
と思うことがある
ことば選びは
むずかしい

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2020.01.21

その気になれば

Kareajisai

その気になれば
枯れたアジサイも
道端のナズナも
観察の
対象になる 

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2020.01.14

知性より心

関東合同歌会のときの主宰の話がよかった。こんな内容だった。

戦後、日本でも世界でも、知性派が流行した。若い私は知性なんかで詩を書くか、という気持ちで「愛」の歌を、できるだけ下手に書いた。この反知性運動は、たった一人でやった。それでも私の『ほんとうに愛していたら』という恥ずかしいようなタイトルの詩集がよく売れて、ある程度、普通の本能を持った若者の詩歌が、そのま歌われるような時代ともなった。

知性派のほうは、日本だけでなく世界中で絶滅したに近いものとなった。

その後、私は五行歌の形式としての新しさのほうに力を注ぎ、今日の五行歌が育ってきた。もはや、決定的に新しいよい作品を数多くの五行歌人が作る時代となり、旧来の定型詩型にはできない新しい詩歌がどんどん誕生している。いずれは、この時代に研ぎ澄まされた言葉は、五行歌にしかなかったとみなさんが気づくときがくる。

知的は知識的です。知的、知性というといやな感じがするのは、言葉を狩猟するようないやな人間を想起させるからでしょう。「思い」のほうそういう嫌味を伴わない。自己自身でありながら、つねに思い返すスパイラルの極限を持っているからだろう。それに対して、知性は「嘔吐」を伴います。そんなものが、知性でしょうか。「東大王」がほんとうに感心する言葉を発するということもあり得ない。(草壁焔太先生・五行歌HPの掲示板より引用)

頭を
もぎ取らないと
心を
動かす歌など
生まれない

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2020.01.12

新年歌会の上位6首

 一席(旅人たびと
言葉が
収まるときは
カチッと
鍵穴に入る音が
聴こえる

 二席(山碧木星やまあおきほし
ちょっと待って
いま
感動している
動くと
こぼれそうなんだ

 三席(松村光雄)
日だまりで
爪を切る
俺にも
まだ 伸びるものが
あったのだ

 四席(かおる)
郷里の言葉の
中にいる
温泉に
浸かるゆるやかさで
ほぐれていく

 五席(長嶋通子)
病む妻を
お姫さま抱っこで
お風呂に入れる
老夫
渾身の愛

 草壁賞(渡邊伸子)
その人を通すと
相手が皆
愛すべき人に思えてくる
空気清浄機の様な
長年の友

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2020.01.07

令和の正月は二年から

平成から
令和に変わり
初めての
正月は

令和二年

2019年は
平成と令和
2020年は
令和二年
頭の体操!

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2019.12.26

なんとかなる

これまでも
いろいろあったが
みんな
なんとか
なってきたではないか

好きなことを
やるためには
好きでないことも
少しは
やらなければならない

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2019.12.20

しんゆり五行歌会(12月)

枯れ葉は          リプル(一席)
執着を
捨て去った
行者のように
身が軽い

頭の中に          平田(二席)
ギュッと詰まっているのか
グチャグチャなのか
固有名詞が出てこない
ラムネの玉みたい

断捨離など         熊田(三席)
不要
明日尽きても
そのままが
私の生き様

垣根を覆いつくして     浅井(三席)
美しく色づいた蔦
見事ですねえ 芸術ですねえ
通りすがりの嬉しい言葉に
落ち葉掃きを楽しむ

箱から出すどんこ      有水
水に
身を浸せば
心ひらいていく
しいたけの襞

無神経な言いよう      内藤
一旦は
呑み込んだものの
前頭葉あたりに
こびりついている

日本中を          京子
沸かした
チーム日本は
パレードでも
沸き返る

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2019.12.12

外に出るのはいい

外に
出るのはいい
かならず
なにか
発見がある

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2019.12.09

枯葉は行者

枯れ葉は
執着を
捨て去った
行者のように
身が軽い

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2019.12.08

真珠湾攻撃の日

今日は
真珠湾を
奇襲した日
とんでもないことを
始めてしまった日

本当は
終戦記念日より
重大な日
始めなければ
終わりもないのだから

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