2020.03.23

開花が早い

花の咲くのが
早すぎて
暦が
ちょっと待てよと
後を追う

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2020.03.14

雨の一日

雨の日は
しょうがない
でも草木には
恵みの雨
花粉症の人にも

静かに
雨が降っている
ラジオからは
ユーミンの
「ひこうき雲」

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2020.03.13

古い歌

むかしの
五行歌が
それを
書いた頃を
再現する

たとえば

大地がうねり
海が立ち上がり
死の灰が撒かれた
二〇一一年
人は変われるか

原発は安全
原発は安全

百万回やられれば
洗脳されるよ

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2020.03.09

温かい弁当

ランチジャーの
おかげで
温かい昼食がとれる
いいや
妻のおかげだ

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2020.03.08

無観客試合

無観客試合の
野球に相撲
さみしいね
声援はないし
売上もないし

新型コロナウイルス、いつ収束するのだろう。

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2020.03.04

「五行歌」3月号・投稿歌

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頭を
もぎ取らないと
心を
動かす歌など
生まれない

私の心を
鏡に映すと
あちこち
モザイクが
かかっている

書いた途端
「違う」
と思うことがある
ことば選びは
むずかしい

小さな足の裏が
重いからだを
支えている
不平ひとつ
言わずに

梅林に
水仙咲く
小走りして
胸を張るのは
ツグミ

いつ来ても
おかしくないという
首都直下型地震
やはり
無事は奇跡なのだ

以上は私の投稿歌だが、3月号の表紙を飾った歌は、
「しんゆり五行歌会」代表の冨樫千佳子さんの歌。
これがユニークで面白いので紹介しておく。

もしも地獄に
行くならば
閻魔の
妃に
なってやる

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2020.03.03

ひなまつり

女らしさ
男らしさ
その
らしさがいい
雛人形

神仏と
お雛さまに
いつものように
ちらし寿司を
供える妻

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2020.02.27

追い風

寒風を
追い風に
自転車すいすい
けさは
らくちん

この風で
ウイルスや
花粉が
よく飛び散る
だろうな

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2020.02.19

しんゆり五行歌会(2月)

雨の登校          室川・1席
カラフルな
ちいさなキノコが
傘を回して
並んで進む

頑張りの 我に       市田・1席
さようなら をして
甘えの生活に慣れようか
まだらに呆けて行ったとき
苛立つ私にならないように 

耳が聞こえない96歳と    えんみ・2席
筆談すれば
漢字が違うと指摘され
達者な年寄りも
困りものと聞く     

雑草のように        のぶ・3席
生きて
最高の野球人生
多くのファンを
引き付けて逝く

孫が            浅井
彼女を連れて
やってきた
久々に老所帯に吹く
心地よい青い風

足の爪切ってよ       良元
髪洗ってよ
育てた経験のない
女の子に
妻が帰って行く

二月なのに         内藤
向日葵が咲いている
だって向日葵は
今が冬だと
知らないのですもの

カッパえびせんを      京子
空中でキャッチする
トンビの群
ヒッチコックの
「鳥」のよう

白と            リプル
紅が
七三ぐらいが
いいかな
梅の花見は

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2020.02.08

五行歌を書くきっかけ

五行歌を書き始めたのは、もう17年ぐらい前になる。教育テレビの「こころの時代」で、「五行歌」というのがあると知ったのがきっかけだ。短歌や俳句のような約束ごとがなく、口語で自由に五行に書けばいいという。五七五七七でなくていい。季語や文語の知識がなくてもいい。それは私にとって、俵万智の口語短歌『サラダ記念日』が世に出たとき以上のことだった。そして、私のやりたいのは「これだ」と思った。

ネットで「五行歌の会」のホームページを探し、「作品掲示板」におそるおそる自分の作った五行歌を投稿してみた。そうしたら、主宰の草壁焔太先生からレスをいただいた。嬉しかった。テレビに映っていた先生から、お言葉をいただいのだ。それから、少しずつ五行歌を投稿するようになり、半年ぐらいして会員になった。

その後、読売新聞神奈川版に「五行歌欄」ができ、そこにも投稿するようになる。たまに入選することもあった。自分の歌が活字になるのは嬉しいものだ。それから、新百合ヶ丘に五行歌支部ができるというので発会式から参加した。以来、今日まで五行歌を書いている。

最初に掲示板に投稿した歌はこれ。2003年 2月4日。
その頃は、枯れ草や枯れ枝を燃やしても文句は言われなかったようだ。

ひさしぶりの         
庭いじり
枯れ草と枯れ枝を
燃やしたら
庭がほほえんでる

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