2019.10.05

『五行歌』10月号・投稿歌

あなたは
悪くない
いい子なんだよ
黒柳徹子を
育てたことば

真夏の花は
一日花
つぎつぎ
咲いて
百日紅(さるすべり)

台風の日の
送り火はさんざん
でも
みんな魂だから
無事もどったろう

ゴッホの
ひまわりは
異次元への入口
油断すると
呑み込まれる

朝8時15分黙祷
渋野日向子さんが
全英女子プロゴルフ優勝
小泉進二郎・滝川クリステル結婚
平和のありがたさに涙する

これまでも
いろいろあったが
みな
なんとか
なってきたではないか

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2019.09.28

『五行歌』9月号投稿歌

今夜の月は
細い細い
下弦の月
慈母観音の
口元のよう

檻の隙間に
皺だらけの
顔を押しつけて
遠くを見ている
クロテナガザル

好きなことを
やるためには
好きでないことも
少しは
やらなければならない

水たまりに
ポッと
輪が広がる
雨かな
アメンボかな

意地悪!
なんて言いながら
その目は
私を
誘ってる

草の根は
しぶとい
なにも考えず
本能で生きるやつは
手ごわい

(9月は半月ほど入院していたので掲載を忘れていた)

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2019.09.26

病院から見る花火

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明るいところは、小田急・JR登戸駅

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9月7日、調布の花火

病院の窓から
調布の花火を
たっぷり
楽しむ夜も
ありました

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2019.09.25

草のにおい

草刈りをすると
草のいのちの
臭いが
からだに
まとわりつく

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2019.08.22

きのうの歌会の秀歌

きのうの「しんゆり歌会」の一席から三席まで、メールで教えてもらう。

愛の絵の具と       室川(一席)
憎しみの絵の具の
限りなき混色パターンに
日々変わる
こころ

黙祷の          有水(二席)
1分間の
静けさを
埋めつくさんと
蝉の声響く

                   内藤(三席)
どかどかと
土足でやってきて
我が物顔で
居座っている
猛暑

 

7月の題詠は「ひまわり」だった。評価はしない。

ゴッホの     リプル   
ひまわりは
魔界への入口
油断すると
引き込まれる

太陽に      京子
向かって咲く
ひまわりが
私の方を
向いている

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2019.08.19

過去歌を整理する

古いブログに書いた五行歌を拾い集めている。初期のホームページに書いたものや、ブログにしてから書いたものをあつめると、そうとうな数にのぼる。同じ人間が書くのだから、似たようなものも多いし、ほとんどが駄作になるが、こんなことを書いていたのかと驚くようなものも見つかる。それらを整理して「私の五行歌集」のようなものをつくってもいいかなと思うようになってきた。

2005年ごろからの五行歌をブログから拾い、コピーしてワードにまとめている。これがけっこう大変な作業である。もちろん、マウスは使わず、キーボードを利用して「c+c」でコピーし、「c+v」で貼り付けて行くのだが、うまくドラグできなかったり、貼り付けに失敗したりする。じつに根気のいる作業だ。ただ、たのしい作業ではある。

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2019.08.11

五行歌25周年展@東京

毎週日曜にみえる患者さんがいるので、今日は山の日だが3人治療した。みな経過はよく、安心している。午後、四谷のランプ坂ギャラリーに行った。五行歌展を見るためだ。廃校になった小学校を利用して、上の階は「おもちゃ美術館」になっている。その地下が展示場になっていた。

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展示場は意外に広く余裕があり、五行歌と写真のコラボをたんのうできる。恋、心、家族、人生、自然、生活、震災、レジェンドの8つのジャンルに別けられ、じっくり歌を詠むことができる。私のパネルはこれ。なかなかの出来だと思う。

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女も
そのため
ひたすら
身を
削っているのよ

 

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2019.08.09

めでたいこと二つ

午前11時2分、長崎のほうを向いて黙祷。

人は
愛し
愛されながら
残虐にも
なる

 

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ゴルフ全英女子オープン優勝、渋野日向子(20)

メンタルな
スポーツで
最後まで
シンデレラ
スマイル

 

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小泉進二郎と滝川クリステルの結婚会見

政治家
小泉進二郎
すこしは

鎧を脱いで
くつろいで

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2019.08.03

たくましき雑草

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線路わきの
砂利のあいだから
ぐんぐん伸びる
雑草
たくましい奴らだ

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2019.07.28

万華鏡の海

土曜の朝刊(7月27日付け)に、しんゆり五行歌会の有水さんの作品が載った。しかも特選である。

7月の歌会のときにダントツの一席だったので、有水さん本人に電話して、よみうり五行歌欄に応募するようにすすめた。けさ、妻が階下から「有水さんが載っているわよ。特選よ。」と叫ぶ。やっぱり、入選したか。よかったよかった。

階下に降りて新聞を広げると、なんと私の歌も三席で載っているではないか。歌会の歌をすこし手直しして投稿したのだが、今回は先生と意見が合ったようだ。選評を読むと喜びがます。たまにでもいい、こうして入選すると五行歌を続けてきてよかったなと思う。

自分の呼吸で、ふだんの言葉で、思いを五行に書くだけ。俳句や短歌のような約束事はなにもない。こんな自由な詩形が流行らないワケガない。そう思っているのに、五行歌の普及は歯がゆいくらい遅い。だれか有名人でも五行歌を書き始めればいいのにと思うが、いいものはやがては広まっていくだろうとの思いもある。それまでは、いい歌を書くことに専念しよう。

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