2018.10.15

土壁塗り

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民家園の「おしえて、大工さん」のコーナーで、こちらは土壁塗り体験。大工さんというより、左官屋さんの仕事だ。竹で編んだ下地に、麦藁をまぜた粘土質の泥を塗っていくのだ。アラキダという土で、土俵などにも使われる。

実際は一年ぐらい寝かせて、麦藁を発酵させてから塗るそうだ。ひどく臭いらしい。子どものころ、そんな仕事を見た記憶がある。古い家を壊すと、こういう土壁を見ることがある。土壁は通気性があり、吸湿性にもすぐれていただろう。

ただし遮音性はない。むかし、ドイツ人を民家園に連れて行ったとき、「若夫婦はどうやって子供をつくったのだろう」なんて聞かれたことがある。それこそ、みんな泥のように疲れていたのかもしれない。

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2018.10.14

手斧(ちょうな)

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チョウナ

お生田緑地のHPを見たら、民家園で「おしえて、大工さん」なるイベントをやっている。森のマルシェというお店も出ているらしい。野菜とみかん、ベーグルを買う。白川郷の一階のそば屋さんは長期休業になっている。その先のトンネルを抜けると、そこの古民家の庭がイベント会場だった。雨上がりなので、一面にブルーシートが敷いてある。

小屋の組み立て、土壁塗りやノコギリ体験、木のプランタ作りなどをやっていた。面白かったのはチョウナの実演だった。民家園で倒れたサワラの木を運んで、皮をむき、丸太から角材を作る作業をしていた。これは危険なので、プロの大工さんがやるのを見学するだけ。ノコギリを使わず、チョウナだけで柱をつくるのは一人だと3日ぐらいかかるそうだ。

墨を引き、細かく根気よく木を削ってゆく。刃先で足を切らないように、草履の先を持ち上げていく。今では機械化され、大工さんがチョウナを使うことはほとんどないが、ベテランは音が違う。カンカンカンといい音がする。触れるとツルツルでカンナで削ったようだ。

マサカリの使い方も見たが、これは初めてだ。金太郎が担いでいるマサカリである。あれは大きな斧(おの)かと思っていた。大きく振り上げて木を真っ二つに割るものと。だが角材の側面を削る道具だったのだ。怪我をしないように角材の反対側に立って、こつこつと側面を削って行くのである。とにかく、根気と体力のいる仕事である。

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2018.10.10

バラとダリア

調布の神代植物園に行った。バラ園祭りの初日だったが、まだ少し早かった。猛暑に疲れ、台風に揺さぶられて、かわいそうだった。もうすこしたてばにぎやかになるだろう。カメラを忘れたが、カメラの操作に神経を使わないぶん、ゆっくり観察できた。

そばのダリア園がちょうど満開で、こちらは見事な花が咲いていた。しゃれた名前の下に、キク科テンジクボタン属などと書いてある。たしかに菊の花にも似ている。自然のつくるものは傑作ばかりだ。ほんと、絵にも描けない美しさだ。

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2018.10.03

高尾山にも台風の傷跡

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薬王院本堂

定休日、ふと思いついて、高尾山に行くことにした。うちからだと1時間半ぐらいで行ける。往きはリフトで帰りはケーブルカーのつもりでいたが、リフトは台風の倒木があり、運転中止だった。それでも平日なので、待たずにケーブルカーに乗れた。

ケーブルカーから見える木々は、あちこちで折れていた。ヒノキ、スギ、カエデなど、その木々が臭う。土日に台風が通ったから、ケーブルカーの線路沿いの片づけは大変だったろう。たしか、八王子では瞬間最大風速が40mを超えたはずだ。終点の見晴らし台からは、都心の方が霞んで見える。

参道もあちこちで倒木が見られた。男坂は通行止めになっていたので、右手の女坂を行く。写真を撮っている人たちがいた。聞けば、アサギマダラらしい。

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本社への階段

薬王院は真言宗のお寺で、本堂では護摩を焚いていた。本堂の左脇の急な階段を登ると、こんどは朱塗りの大鳥居が迎えてくれる。案内図では本社とある。その上が奥の院だ。半纏を着た係員に聞くと、神仏混合の状態がそのまま残っているとのことだった。

団体に説明しているガイドの話が聞こえてきた。明治の神仏分離令がここまで届かなかったためではないかという。昔はケーブルカーなどなかったから、役人もここまでは登って来なかったのではないかと。

リフト止まり
男坂は通行止め
木々が折れて臭う
台風の三日後の
高尾山

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2018.09.28

9月の護摩

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きょうは土渕不動院の護摩法要が行われた。当番は7人だが、わたしは筆頭なので、いろいろ忙しかった。前もってやっておくことも少なくないが、当日は特にいそがしい。お札の作成、お供え物の買い出し、昼食の注文、護摩壇の道具の準備など、みんなで手分けして進める。当番は4年に1回ほどだが、だいぶ手順を忘れている。また当番も高齢化していく。

地域の行事は
維持がたいへん
高齢化や
世代交代など
いろいろ

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2018.09.24

叔母は元気印

栗平の西食亭に行って、食事をした。近くにお寺があるので、この時期の休日は客が多い。アルバイトの人も変わっていた。なかなか愛想のいい人で、聞けば高校生のとき西食亭でアルバイトをしていたことがあるそうだ。

叔母は畑にいるというので、食事のあと行ってみた。坂道を下ると、草取りをしている叔母の姿が見えた。それほど長い坂ではないが、坂は坂。ここを往復し、畑仕事をしているので、叔母は足腰が達者である。猛暑の頃は4時ごろから畑に出たというが、それでもまだまだ暑かったろうに。88歳、まったくタフな人だ。

となりの植木屋さんに、「叔母がいつもお世話になります」と挨拶すると、「世話になっているのはこっちのほうだよ。すごい人だよ」と笑う。

モロヘイヤ、ピーマン、空芯菜などをいただいて帰る。

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2018.09.23

お彼岸の中日

いい天気だった。板橋の親戚が三人でみえた。いとこの次女が結婚することになったそうで、寿福寺の墓地に寄ってからうちに来た。ご先祖さまにその報告をしたという。しばらく家の墓地に行っていないので場所がわからなかったようだが、ケータイで何度もやりとりして無事に目的を果たしてきた。

妻はお赤飯を炊き、手作りの料理で歓待した。お彼岸には曼珠沙華が咲くが、うちでは酔芙蓉が咲いている。朝白く、日に当たるとピンクになり、夜はそれが濃くなる。酒に酔ったようになるので酔芙蓉というわけだ。いつも来る栗平の叔母がみえなかったが、夜電話すると、畑に行っていて、中日のことを忘れていたらしい。

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酔芙蓉、朝なので白い。赤いのは前日の花。

彼岸を
知らせる
曼珠沙華
うちでは
酔芙蓉が咲く

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2018.09.17

彼岸花

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福傳寺の彼岸花

9月の第3月曜日は敬老の日。私も古希を過ぎたから、敬ってもらうほうになってしまった。70歳以上が国民の約2割、60歳以上を含めると約3割になるというから、日本は超高齢社会になった。

暑さがぶり返すなか、八王子にお墓参りに行った。まだお彼岸には入っていないが、休日とあって、墓参の人は少なくなかった。亡くなった方やその家のご先祖さまに声をかけると、なんとなく気分がすっきりする。波動が交流するのだろう。

茎を
ヌッとのばし
知らぬまに
咲いている
彼岸花

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2018.09.09

お神楽

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午後、枡形神社のお祭りを見に行った。式典のあとは、神楽の舞が奉納された。その後は、民謡だの、舞踊だの、太鼓演奏だの、専修大学生たちのバンドやコーラスなど、さまざまなショーがプログラムに載っていた。晴れて気温も33℃ぐらいあったので、客席はまばらだった。焼そばと田楽を食べて、われわれも早々と引き上げてしまった。

午後3時ごろ、大学時代の友達が遊びに来て、おしゃべりをして過ごした。

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2018.09.08

天神社のお祭り

9月の第二土日は、枡形神社のお祭りである。土曜日は宵宮で、あちこちの神酒所に花が上がる。花とは奉納金のことだ。神酒所では地域のみんなが集まり、太鼓を叩いたりして、一杯やりながら歓談する。

私の住んでいる地区には稲荷神社があったが、日露戦争のころこちらの枡形の天神社に合祀されたそうだ。だから少し遠いけれど、こちらの天神社のお祭りに参加している。天神社の本殿の脇には、うちのほうにあった「正一位稲荷大明神」の額も飾ってある。

天神社についてネットで調べてみると、こんなことが分かった。

枡形天神社は室町時代に稲目某が当地に定住、稲田姫を祭神とする稲目賣神社(寄居)を勧請して創建したと伝えられる。稲田姫を韋駄天と誤って韋駄天社と号していたといい、江戸時代には韋駄天社と称していたが、神仏分離令により天神社と改称した。天神社といえば、菅原道真を祭神とする北野天満宮に属することになり、北野天神社と呼ぶこともある。

御祭神は建速須佐之男神と菅原道真。
それに天照大神を加えている資料もある。

天神社のある地域は、「いなのめ」と呼ばれているが、それが創健者の稲目某から来ていることがわかる。

神仏混合、神仏分離、廃仏毀釈など、寺社も権力によって祭神が変わったりして、いろいろややこしくなってしまった。ただ地域の地の神様として長いあいだ祀られてきたことには大いに意味があるように思われる。

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