加湿器を買う
15年ぐらい使ってきた加湿器を買い替えた。まだ使えないことはないが、フィルターの生産が中止になったのでやむを得ない。新しい加湿器は、シンプルでお値段も手ごろなアイリスオーヤマのもの。部品が少なく、掃除がしやすそうなのが気に入った。
超音波タイプはカビが発生しやすいが、蒸気のものは殺菌力もつよいというので、これにした。冬は風邪だのインフルエンザだの、感想しがちなので加湿器は必需品である。
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15年ぐらい使ってきた加湿器を買い替えた。まだ使えないことはないが、フィルターの生産が中止になったのでやむを得ない。新しい加湿器は、シンプルでお値段も手ごろなアイリスオーヤマのもの。部品が少なく、掃除がしやすそうなのが気に入った。
超音波タイプはカビが発生しやすいが、蒸気のものは殺菌力もつよいというので、これにした。冬は風邪だのインフルエンザだの、感想しがちなので加湿器は必需品である。
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4日前に耳鳴りの患者さんがみえた。60歳ぐらいの女性で、耳鼻科ではめまいのないメニエル病といわれたそうだ。耳鳴りの原因はたくさんあり、なかなか治療が難しい。この女性は首と肩がひどく凝っているので、まずそこをゆるめることを考えた。上部胸椎は交感神経の出るところだから、そのへんの緊張をとってあげるといい。
それから耳鳴りの特効穴が、頭のてっぺんの百会(ひゃくえ)というツボである。ここは痔の特効穴であるとともに、頭痛やめまい、耳鳴りのツボでもある。ここに直接お灸をすえる。頭は頭蓋骨がまもり、真皮がないのでお灸もあまり熱くない。
今日、その患者さんが二度目の治療にみえたが、だいぶ耳鳴りがらくになったようだ。首や肩もやわらかくなっている。ただ、低気圧のときは耳鳴りが強くなるかもしれないと話した。耳は気圧の影響を受けやすい。飛行機にのると耳が痛くなる人があるが、あれも気圧が下がるせいだ。ただ、あんがい、こんな原始的な治療が効くのである。治療のあとのすっきりした顔をみるのが、治療家の受ける報酬でもある。
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朝、右耳の後ろが痛いのに気が付いた。耳を前に倒すと痛む。それがだんだんひどくなり、昼近くなるとズキーンと来る。それが5~10秒おきぐらいに襲ってくる。むかし、背中の帯状疱疹をやったことがあるが、あの時のような劇痛である。
明日は超大型の台風19号がやってくる。間違いなく関東を直撃するらしい。交通機関も飛行機もほとんどが運休するといっている。土曜日だし、とうぜん病院も休みになる。
それで、近くの耳鼻咽喉科に行って診てもらった。すると耳の中の異常はないし、帯状疱疹にしてもまだ疱疹が出てないから診断がつかないという。結局、痛み止めをもらって帰る。
30分ほどで痛み止めが効いてきた。台風がくるとき、すなわち低気圧が来るとき、からだはいろんな反応を現すものだ。
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脳卒中(脳出血・脳梗塞)の前兆はFASTで略されている。face、arm、speech、timeの略で、日本語だと、顔、腕、言葉、時間。これは「脳梗塞、FAST」などで検索すれば詳しい内容がわかる。
私の場合は、思い出してみれば、一週間以上まえから、神棚に祝詞をあげるときに唾液が多いのと、言葉が簡潔に言えなかったこと。発作当日の朝は、はっきり言葉がもつれ、呂律がまわらなくなったこと。これは「顔のマヒ」と「言葉」の異常にあてはまる。
「腕」は、手のひらを上にして両腕を前に伸ばし、目をつぶって⒑秒たつと、片側がすこし下がっていく。あるいは、とつぜん腕に違和感が出たり、利かなくなったりする。
最後の「時間」は、発症した時間が重要だということ。治療は発症から早いほど効果がある。
無症候性の脳梗塞も少なくないらしい。一過性の頭痛とかめまいとか、ことばのもつれとか。私もあとで考えると、思い当たることがある。それでは遅いのである。
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8月28日より9月18日まで治療室を臨時休業した。脳梗塞で二週間あまり、川崎市立多摩病院に入院していたので、ブログのほうもお休み。ただ臨時休業の知らせだけをのせたので、どうしたのかとご心配をいただいたかたも多いと思う。
8月27日の朝、言葉がもつれるので、おかしいと思った。妻にも指摘されたが、いつものように自転車で治療室へ向かう。お昼に、行きつけの病院に行き、そのことを話すと、「左側に顔面マヒが出ているよ」と言われた。すぐに大きな病院に行きなさいと紹介状を書いてもらう。ちょっと、あせる。
妻のすすめで、近くにMRIのある個人病院に行き最新式のMRIを撮ってもらう。結果は、右側の脳梗塞。場所は放線冠とか。医師は直ちに市立多摩病院に電話をし、救急扱いで受け付けるよう頼んでくれた。ベッドも確保してくれたようである。診察の結果、二週間の入院が必要が決まり、すぐに点滴が開始された。採血も行われた。
点滴は最初の一週間、昼と夜に行われた。抗血小板薬の点滴で、血液の凝固を防ぐのが目的らしい。私の場合は穿通枝という細い動脈の先の方に血栓がつまったようだが、他の部分にも同様のことが起きやすいので、まずはその予防をしないといけないという。これはラクナ梗塞といって、脳梗塞のなかでも比較的軽いものだそうだ。実際、わたしの症状は、言葉がもつれること、唾液の分泌がふえたこと、頬がすこし痩せたことぐらいで、手足のマヒは出なかった。しかしまあ、そのときはエライことになってしまったと思うだけで、ま、俎板の鯉状態である。
これから少しずつ、病気の経過、入院中の話などを書いて行きたいと思う。
言葉が
もつれたら
ためらわず
救急車を
呼ぼう
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数日前から左ひざの内側が痛む。内側半月板のあたりだ。ひねったか、なにか無理な力がかかったのだろう。医者に行けば「軽い変形性ひざ関節症ですね」と言われるやつだ。熱はないし、腫れもないから、軽いことは事実だ。
ひざをピンと伸ばすと痛みが消える。また長い時間しゃがんで仕事をしていると立ち上がるとき痛む。温灸をしたり、円皮鍼を刺したりしてしのいでいたが、ちょっと長引くので針をすることにした。これは大腿四頭筋や内側ハムストリングの異常緊張が原因なので、そこを緩めてやればいい。いつも患者さんにしていることだ、
左足の鼠径部に衝門(しょうもん)というツボがあり、そこに針を刺して低周波を流せばいい。大動脈の1㎝ほど外側だ。ちょうどパンツの股ぐりのあたりで、いろんな意味できわどいところだ。 妻にやさしく針を刺してもらった。皮膚を切るときは一瞬チクッとするがあとはスーと入る。それに低周波をかけてもらう。すると、大腿四頭筋や内側ハムストリングがピクンピクン動きだした。これで血行がよくなり、10分もすれば筋肉の緊張がとれるはずである。
治療のあとはさすがに膝がらくになった。妻に「針ってよ効くねえ」なんて話す。あとはひざを伸ばす体操をまめにやればいい。
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