2018.04.25

めまいは脊柱管狭窄症が原因?

めまいの原因が脊柱管狭窄症だった、というテレビ番組を見た。めまいで苦しんでいる女性が、耳鼻科はもとより、婦人科、脳神経外科などあちこちの病院をめぐる。だが処方された薬は効かず、治らない。

娘さんが雑誌に載っていた記事を読み、その先生のところに行ってみたらとアドバイスをする。以前、娘さんが治療してもらったことのある耳鼻科の先生だ。その先生は、ていねいな問診を行い、耳鼻科の検査を一通りやり、脳のMRIなどをみてくれた。

最後に、難聴などの検査に使う音叉を使ってかかとの感覚を調べた。すると、女性は音叉の振動を感じないというのだ。もう一度MRIを撮ってみて、先生は「めまいの原因は脊柱管狭窄症でしょう」と話した。

脊柱管狭窄があって、足の感覚や脳の命令がうまく伝わらず、からだのバランスがとれず、めまいを起こしていたというのだ。耳鼻科の先生が、整形外科的な診断を下したところが面白い。

その後、女性は漢方療法などを受け、めまいは治ったという。漢方薬でなく漢方療法と言っていたので、ひょっとすると鍼治療も入っているのかもしれない。

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2018.04.24

縫工筋

膝の痛い人は多い。女性に多く、ほとんどが変形性膝関節症と診断される。膝の内側の半月板がすり減って炎症を起こし、痛むのだ。変形のはげしい場合は、手術を選択することもある。うちでは、鍼灸とカウンターストレインという手技療法、それに自分でできる体操をすすめている。

いま来ている患者さんで、内側半月板の痛みでなく、もう少し後ろが痛いという女性がいる。はじめは膝全体が痛かったのが、その部分に圧痛が限局してきたようだ。内側ハムストリングの付着部の炎症(鷲足炎)かと思ったが、そうでもないらしい。

圧痛をみてゆくと、どうも縫工筋の付着部が痛むらしい。前回、その治療をしたら、帰りにはかなり楽になった様子だった。今回も、鍼灸とカウンターストレインの治療を行った。めずらしい症例である。

からだに
どうしていいか
聴き
それに従うと
いい

これが、簡単にできれば苦労はないのだが。

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2018.04.15

肺ストレッチ

録画しておいたガッテンの「肺ストレッチ」を見た。呼吸数を少なくすると体調がよくなるという話だった。呼吸数を少なくすると、一回の呼吸が深くなり、酸素が充分とりこめるので健康につながるというのである。その効果は、次のようなものがある。

・血圧が下がる
・冷え性がなおる
・肩こりがなおる
・よく眠れるようになる
・ストレスが減る

肺ストレッチの基本は、肺をつつむ筋肉や胸郭をほぐすことになる。深呼吸を心掛けるのもいいが、番組で紹介されたのは面白い体操だ。息を吐く姿勢で息を吸い、息を吸う姿勢で息を吐くというのである。ふだんと逆の姿勢で呼吸することで、呼吸筋をストレッチし、肺の動きをやわらかくしようというのである。

http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20180411/index.html

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2018.04.04

来客

きのうの水曜日は夏日だった。25℃ぐらいあったと思う。義兄とその息子夫婦が遊びに来た。つまり、甥っ子夫婦である。二人はカリフォルニアに住んでいるが、母の墓参りをかねて日本にやってきたのだ。息子の母、すなわち私の姉は4月8日が命日で、その妻の父が4月9日だそうだ。

京子は赤飯を炊き、のらぼうのベーコン炒め、肉じゃが、ひじきの煮込み、お吸い物など、ごく普通の食事を提供した。しばし、5人でゆっくり寛いで歓談した。甥はITのアニメーションなどを作っていて、とにかくコンピュータに詳しい。ケータイさえ持たない私には異次元の人間だ。

久しぶりにアメリカの話や最先端のコンピュータの話が聞けて刺激になった。

若夫婦は大なり小なりアレルギーがあるようだ。そんな話の中で知ったのだが、pro-bioticsという言葉だ。抗生物質のことをanti-bioticsと言うが、その反対語にあたるらしい。意味は、おもに善玉の腸内細菌をふやす健康食品を指すらしい。たとえば乳酸菌や食物繊維をふくむものなどだ。アメリカは日本より健康への関心が強いのかもしれない。

桜が終わった山は、木の芽が一気に吹き出して黄緑色に衣更えだ。俳句では山笑うというが、山ふくらむも有りだろう。実際に新芽が山をふくらませているのだから。

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2018.03.12

手首の痛み

長年卓球をやっている50歳代の女性が治療に来ている。去年の8月ごろから痛くなり、ずっと整形外科に通っているが、よくならないという。10日ほど前に来院し、鍼治療を行う。右の手首から肘にかけて、皮膚が少し冷たく、痩せているようにみえる。痛くて使えないから委縮しているのだ。

4日後に2回目の治療をおこなう。そのとき、冷たかったところが少し温かくなった感じがした。血行がよくなったのだ。本人も痛みがだいぶ軽くなったという。今日で4回目だが、痛みはほとんどなくなった。

ただ、手首に違和感があるという。それはそうだ。長い時間が経っているので、すぐ元に戻るわけではない。お尻転がし、肩回しなどの体操もすすめているが、そういう地味な運動が全身の血行をよくし、回復を早めることになるだろう。

からだに
どうしてほしいか
を聴く
それに応えて
やればいい

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2018.02.28

片足で立ち上がる

運動能力検査で、椅子から反動をつけずに片足で立ち上るというのがある。やってみると、高めの椅子なら大丈夫だが、低いとできない。太ももの筋肉がだいぶ落ちているようだ。

やはり、歩くのが足りないのだろう。自転車で通勤しているが、自転車では下肢に体重がかからないから、あまりつよい運動にはならないのだろう。歩くのも、平地を歩くだけでなく、坂道や階段といった負荷のかかるところを歩くのがいいらしい。あとはスクワットだ。どうも怠け者でいけない。

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2018.02.13

しもやけ

はり治療にみえる患者さんのなかに、霜焼けになっている人がいる。足の指やかかとが赤くなったり、赤黒くなったり、皮がむけている人もいる。はじめは痒いが、ひどくなると痛む。霜焼けは寒さによる血行障害だから、今年の冬は例年になく寒いということだ。雪がたくさん降り、2週間以上も溶けない。冷蔵庫の中にいるようなものだ。庭仕事などで冷やした人もいる。

しもやけの予防と治療は、足を冷やさないこと、温めること、よく動かすことだ。昔は、霜焼けなんか当たり前で、ひどいと場合はアカギレといって、皮膚が割れて血が出たものだ。いまは温暖化の傾向で気温が上がったこと、暖房設備が整ったこと、栄養状態がよくなったことなどが理由で、霜焼けになる人は少ない。今年は本当に寒い。

ピョンチャン・オリンピックの会場も寒そうだ。-17℃なんていっている。

きのうスケートの1500mで高木美帆が銀、モーグルの原大智が銅、そしてジャンプの高梨沙羅が銅メダルを獲得した。夜おそい時間だが、応援に力がはいる。

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2018.02.09

いちだいストレッチ

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大阪市立大学で流行っている「市大ストレッチ」というのがあるそうだ。なんでも生徒の姿勢が悪いので、それを直すために考案されたという。その動画が公開されているので、紹介しよう。簡単な体操で椅子に座ったままでもできる。やってみると、すぐからだがホカホカ温まってくる。

https://www.youtube.com/watch?v=mK-Sn3LvXPU

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2018.01.30

右腕のしびれ

50代の女性が、右肩から肘、さらに手首にかけてしびれる、といって針治療にみえた。2週間ぐらい前から、腕にチクチクした痛みが走るという。整形外科には行っていないが、知り合いにすすめられて来たそうだ。事故やケガはしていないという。

触診すると、首から上背にかけて右側がパンパンに張っている。そこに針を刺してみたが、右腕の痛みには影響しない。つぎに、仰向けになってもらい、首の角度をいろいろ変えていくと、一か所だけ腕の痛みがきれいに消えるところが見つかった。左前下方である。どうやら、首が左下を向く癖があるらしい。

そこで、その姿勢を保ちながら脱力できるように工夫し、5分ほどそのままにしておく。こうすれば、癖をつくっている筋肉群がゆるみ、脳がそれを覚え、癖が取れるのである。5分後、ゆっくりゆっくり、注意深く首をもとの位置にもどす。多少しびれは残っているようだが、大半は消えてしまった。何回か治療をすれば、治ると思う。

左を向きたい首は
左を向かせてやればいい
そうすれば満足して
緊張を解き
右も向けるようになる

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2018.01.16

五十肩

右肩が痛いという男性がみえた。二ヶ月ぐらい前から、右腕が上がらなくなり、整形に行ったら五十肩だといわれた。痛み止めと湿布だけで、ちっともよくならない。先日、カイロプラクティックに行ったら、かえって痛みがひどくなったという。

検査をすると、右の上腕二頭筋腱の長頭がいちばん痛む。力こぶをつくる筋肉の上端である。広背筋と肩甲下筋もかたい。

針治療は初めだというので、いちばん細い針を肩の前面と首のつけ根に刺す。しばらくしてから、カウンターストレインという手技で、二頭筋の長頭をたるめ、約2分後、ゆっくりと戻す。

それだけで水平までしか上がらなかった腕が、さらに30度ぐらい上がるようになった。家でできる体操を三つほど教えて終了。

五十肩にもいろいろあるから安請け合いはできないが、この男性は筋力があるので回復が早いのではないかと思う。

いつもながら
患者さんの
喜ぶ顔を見るのが
治療家の
喜びである

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