2018.02.13

しもやけ

はり治療にみえる患者さんのなかに、霜焼けになっている人がいる。足の指やかかとが赤くなったり、赤黒くなったり、皮がむけている人もいる。はじめは痒いが、ひどくなると痛む。霜焼けは寒さによる血行障害だから、今年の冬は例年になく寒いということだ。雪がたくさん降り、2週間以上も溶けない。冷蔵庫の中にいるようなものだ。庭仕事などで冷やした人もいる。

しもやけの予防と治療は、足を冷やさないこと、温めること、よく動かすことだ。昔は、霜焼けなんか当たり前で、ひどいと場合はアカギレといって、皮膚が割れて血が出たものだ。いまは温暖化の傾向で気温が上がったこと、暖房設備が整ったこと、栄養状態がよくなったことなどが理由で、霜焼けになる人は少ない。今年は本当に寒い。

ピョンチャン・オリンピックの会場も寒そうだ。-17℃なんていっている。

きのうスケートの1500mで高木美帆が銀、モーグルの原大智が銅、そしてジャンプの高梨沙羅が銅メダルを獲得した。夜おそい時間だが、応援に力がはいる。

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2018.02.09

いちだいストレッチ

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大阪市立大学で流行っている「市大ストレッチ」というのがあるそうだ。なんでも生徒の姿勢が悪いので、それを直すために考案されたという。その動画が公開されているので、紹介しよう。簡単な体操で椅子に座ったままでもできる。やってみると、すぐからだがホカホカ温まってくる。

https://www.youtube.com/watch?v=mK-Sn3LvXPU

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2018.01.30

右腕のしびれ

50代の女性が、右肩から肘、さらに手首にかけてしびれる、といって針治療にみえた。2週間ぐらい前から、腕にチクチクした痛みが走るという。整形外科には行っていないが、知り合いにすすめられて来たそうだ。事故やケガはしていないという。

触診すると、首から上背にかけて右側がパンパンに張っている。そこに針を刺してみたが、右腕の痛みには影響しない。つぎに、仰向けになってもらい、首の角度をいろいろ変えていくと、一か所だけ腕の痛みがきれいに消えるところが見つかった。左前下方である。どうやら、首が左下を向く癖があるらしい。

そこで、その姿勢を保ちながら脱力できるように工夫し、5分ほどそのままにしておく。こうすれば、癖をつくっている筋肉群がゆるみ、脳がそれを覚え、癖が取れるのである。5分後、ゆっくりゆっくり、注意深く首をもとの位置にもどす。多少しびれは残っているようだが、大半は消えてしまった。何回か治療をすれば、治ると思う。

左を向きたい首は
左を向かせてやればいい
そうすれば満足して
緊張を解き
右も向けるようになる

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2018.01.16

五十肩

右肩が痛いという男性がみえた。二ヶ月ぐらい前から、右腕が上がらなくなり、整形に行ったら五十肩だといわれた。痛み止めと湿布だけで、ちっともよくならない。先日、カイロプラクティックに行ったら、かえって痛みがひどくなったという。

検査をすると、右の上腕二頭筋腱の長頭がいちばん痛む。力こぶをつくる筋肉の上端である。広背筋と肩甲下筋もかたい。

針治療は初めだというので、いちばん細い針を肩の前面と首のつけ根に刺す。しばらくしてから、カウンターストレインという手技で、二頭筋の長頭をたるめ、約2分後、ゆっくりと戻す。

それだけで水平までしか上がらなかった腕が、さらに30度ぐらい上がるようになった。家でできる体操を三つほど教えて終了。

五十肩にもいろいろあるから安請け合いはできないが、この男性は筋力があるので回復が早いのではないかと思う。

いつもながら
患者さんの
喜ぶ顔を見るのが
治療家の
喜びである

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2017.12.14

小周天(気功)

本棚を整理していたら、鍼治療をしている知人からの手紙が出てきた。私が体調を悪くしたときに助言をしてくれたもので、そこには「鍼灸師なら小周天という気功をやるべきだろう」というようなことが書いてあった。

小周天というのは、今でいう気功の一種で、からだのエネルギーの流れを調節する健康法のようなものだ。とくに、からだの前後の正中線を流れる気のルートをスムーズにする体操のようなもので、これをやれと勧めている。

この小周天については、本で読んだぐらいで、実際に修行したことはない。気功をやっている人に少し手ほどきを受けたことがあるが、そのときだけで終わっている。今日、小周天の動画を見つけて、それを見てみた。なかなか面白いので、ちょっと勉強してみようと思う。

→矢山式小周天気功法

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2017.12.13

お尻ころがし

このところ、休みの日には、ケヤキやカエデなど、落ち葉の掃除をしている。竹の熊手で枯れ葉を寄せ集め、それをいったん箱に入れ、両足で踏みつぶす。それから45リットルのポリ袋に入れる。

つぎに、ポリ袋の口を向こうに倒し、少しだけ口を開けて、正座するようにしてポリ袋に乗っかる。両膝で何度か袋を押しつぶすのだ。袋の口を開けたままだと葉っぱが飛び出してしまうが、完全に閉じてしまうと袋が破裂する。だから少しだけ空気を逃がすようにする。

それから、袋の底をトントンと地面に打ちつけると、枯れ葉がぐんと沈む。この作業を繰返すとポリ袋にはかなりの葉っぱが入る。これをゴミ収集日の朝に出すわけだが、あまり一度に出すと収集員が大変なので、4つか5つずつ出している。混ざりものの少ないものは腐葉土用にとっておく。

しゃがむ姿勢が多くなるので、この作業は2時間以上はやらないようにしている。やりすぎると、腰や背中に来るからだ。

それから家に入って、うつぶせになって「お尻ころがし」の体操を200回ぐらいやる。力を抜いて適当にやる。腕立て伏せのようにして、腰をそらす体操もする。ときには真向法体操もやる。こうすると、あとで腰痛が出ることが少ない。

「お尻ころがし」は、体重を畳や布団にあずけるから、まず安全である。だから、治療にみえる方、みんなにすすめている。だが残念ながら、なかなかやらない人が多い。やっても、三日坊主だ。

私は日に3、4回やっている。朝、起床の前に布団の中で一回、昼休みのあと一回、帰宅して一回、夕食後一回。それにしゃがむ仕事をしたあとや、散歩のあとにもやっている。やらないと気がすまないようになっている。

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2017.11.20

血管年齢

昼休みに、小田急線登戸駅の改札口前にある「ケアプロ」という、簡易医療検査所に行って血管年齢を測ってもらった。左手の人差し指で血液のリズムを検出し、その脈波を2回微分すると加速度脈波が出て、それで血管年齢を推定するらしい。料金は540円。

結果は-2歳。今日は私の誕生日で70歳だから、68歳ということか。昨日なら67歳だったのに。まあ、年相応ということらしい。担当のスタッフは血管年齢は変動しやすいと言っていた。一つの目安にすればいいということだろう。

血管年齢に影響する要因は、高血圧、糖尿病、脂質異常症、喫煙という。

私の場合は高血圧だろう。食物繊維、青魚、大豆製品をよく採ること、動物性脂肪を控えること、1日30程度の軽い運動をするように、などと冊子に書いてある。あとは減塩だな。

ここでは、肺年齢、体内年齢、血糖値、肝機能、中性脂肪、コレステロールなども検査してくれるらしい。待たずに短時間で測定できるのがいい。プロケア(株)とあるから、民間の会社がやっているらしい。ま、生活習慣病の医療費が10兆円になるというから、その予防は国の重要な課題でもある。

先日、泌尿器科に行ったら、PSA(前立腺マーカー)も尿酸値も下がっていた。これは自転車通勤の効果が出てきたのかもしれない。

タニタの体重計は
体脂肪率や骨量
基礎代謝量などを
アバウトに出し
私は55歳という

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2017.11.10

小顔体操

小顔になるという体操をやりすぎて首が痛い、頭が痛い、という若い女性がみえた。その体操は、自分の舌で頬の内側を強くマッサージするらしい。ほんとに小顔になるのと訊くと、なると言う。むくみが取れるらしい。変なものが流行る時代だ。

うつ伏せにして背中をみると、胸椎の上のほうが詰まっていて、その両側がパンパンに張っている。首の後ろも左側もかたい。それを細い鍼でほぐしていく。治療が終わると、だいぶ痛みが取れたと喜んでいる。

小顔がいいというのは、八頭身に近づくからだろうか。鳶が鷹を生むこともあるが、おおかたは蛙の子は蛙だから、仕方ない。

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2017.11.09

麻酔を打ちます

麻酔を打ちます
コンピュータ制御の
注射器だか何だか知らないが
歯医者の椅子で
からだをこわばらせる

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2017.11.02

スポーツ吹き矢

6年ほど前に交通事故にあい、背骨を傷めた女性が治療に来ている。歩き方が変だから行ってこい、と旦那さんに言われたという。今日で7回目だが、だいぶぐあいがいい。

この女性、ため息が多い。ため息を聞かされるのはいいものではない。家族にも注意されるのだそうだ。しかし、自然にため息が出てしまう。背中を打ったとき、肋骨も傷め、呼吸が浅くなっているのだ。呼吸が浅いから酸素が不足し、ため息で補うようになる。

鍼灸の治療と体操で、だいぶ深い呼吸ができるようになった。それでもまだ気になるので、前回、スポーツ吹き矢の話をしてみた。すると家に帰って、その日のうちにネットで吹き矢を注文したそうだ。吹き矢の尖端は針でなく、磁石になっているものを買ったという。送られてきた吹き矢をやってみると、けっこう楽しいらしい。

今日の治療中、この女性のため息がだいぶ減ったことに気が付いた。吹き矢は息を思い切り吐くから、横隔膜や胸の呼吸筋が強くなったのだ。息をたくさん吐くことができれば、そのぶん吸うこともできる。酸素がたくさん入る。それで、ため息が大幅に減ったのだろう。

そのうち、家族や他人から「ため息が減ったこと」を指摘されると思う。

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