2019.03.15

目がかゆい

水曜日が異常に暖かかったせいで、スギ花粉が大量に放出されたらしい。一時間ほどユズやスダチの剪定をしていると、鼻水が出て来た。目もかゆい。

翌日の木曜日は、とくに症状がひどかった。とくに目がかゆい。これがスギ花粉症の特長である。若いときは、目の玉を取り出して水で洗いたいくらいだった。そんなことを懐かしく思い出した。鼻水もお湯のようにツーッと流れてくる。

昔はスギ花粉が原因だとは分からなくて、治療室で使っていた灸頭鍼の煙が原因かと思っていたこともある。スギ花粉症と分かってからは、抗ヒスタミン剤を飲んだり、青汁、漢方薬『鼻療』などをのんだ。

免疫力を高めるため、もちろん鍼灸もやった。濡れマスク、鼻洗いなどもやった。しかし、アレルギーの治療は長期戦である。

年とともに症状は軽くなり、今ではとくに薬は飲んでない。ときどき、鼻うがいをするぐらいだ。毎朝、ホットヨーグルトを食べているが、あれなんかも効果があるように思う。

昔は、ばい菌や寄生虫と戦うために免疫システムがフル稼働していた。今の生活は非常に清潔になって免疫システムが暇になった。そのため、花粉ごときに反応してしまう。アレルギーの人が増えた。膠原病などの自己免疫疾患も増えた。

科学の進歩はありがたいが、ぜんぶがうまくいくとは言えない。

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2019.01.19

真向法

患者さんには、自作の「おすすめ体操」のプリントを配っている。うつ伏せでお尻を振ったり、肩を回す体操がメインだが、真面目にやれば肩こりや腰痛を起こす可能性が少なくなる。ただ、残念ながら毎日ちゃんとやる人は少ない。この体操と同時に真向法(まっこうほう)体操もすすめている。

真向法体操は4種類しかなく、3分ほどですむ。最初の三つの体操はみんな前屈で、10回ずつ2セットおこなう。第4体操だけは正座をした状態で、足首を少し外に開き、ゆっくり後ろに倒れ、腕は万歳の姿勢をとる。これを無理せず、できる範囲から始めればいい。

コツは、最初にまず腰を立てて座ること、足首を反らすことだ。息を吐きながら前屈するのだが、このとき、いーち、にーい、さーんと声を出すとうまくいく。真向法の公式ホームページに行くと詳しいことがわかる。動画検索もできる。

https://www.makkoho.or.jp/index.html

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2019.01.08

六十肩

右肩が痛いといって60代の男性がみえた。もう1か月ぐらいになるらしいが、話を聞くと、筋トレをやって傷めたらしい。検査をすると上腕二頭筋と三角筋の一部がひどく硬くなっている。そこに細めの鍼を刺し、肩甲骨まわりや広背筋もほぐす。

ベッドの端に座って、肘を曲げた状態で肩をまわすと、痛みが消えたという。自分でできる体操のパンフレットを渡す。例のお尻ころがしやツイスト、肩回しの体操である。すでに慢性化して熱がないから、痛むところには使い捨てカイロを貼って温めておくといいと伝える。

いまどきは
冷えと疲労が
原因だから
保温と休養が
いちばん

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2018.12.28

百会の灸

晴れたが、寒い日だった。北風が強く、よけいに寒い。北国は大雪らしい。

治療室の入口に小さなお正月飾りをつけた。29日は九が苦に通じるからダメ。31日は一夜飾りだからダメ。そうすると、お飾りをつける日は、28日か30日になる。それができなくて、元日の朝、お飾りをつけたことも何度かある。迷信と分かっていても、そうしてしまう。

二週間ほど前に痔の治療のために百会(ひゃくえ)に直接灸をすえた患者さんがみえた。だいぶ具合がいいという。メインは膝の治療だが、今日もう一度、百会にお灸をした。百会というツボは頭のてっぺんにあり、頭痛や、耳鳴り、目の疲れなどに使われる。だが、痔にも有効であることが知られている。

頭のてっぺんに米粒の半分ぐらいの大きさのもぐさを乗せて、線香で火をつける。すこし髪の毛が焼けるが、小さいので問題ない。熱いことは熱いが、頭は頭蓋骨で覆われているので、真皮がなく、他の部位ほど熱くはない。むしろ、熱さがズーンと通って気持ちがいい。頭のもやもやが吹っ飛び、目が明るくなる。毎回、百会に灸をしてくれという患者さんもいるぐらいである。

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2018.12.25

筋トレのちから

久しぶりに治療にみえた女性。85歳になったという。以前より動きがよく、元気なのにちょっと驚いた。階段を上ってきても息も切れていない。

テレビで何本も映画を見ているうちに腰が痛くなったという。腰と臀部の圧痛部位に鍼を刺すと、らくになった。お尻を転がす体操は真面目にやっているらしい。

この女性、10年ほど筋トレをやっているという。筋トレといっても数台の機械をつかって関節の動きをつけているぐらいであるが、それなりに筋肉もついたようだ。

それと、娘夫婦と同居するようになり、けっこう家事もしているらしい。孫とひ孫もいるのでいろいろ忙しそうだ。からだを動かすこととコミュニケーションが元気の源かもしれない。

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2018.12.11

はり治療で体温が上る

リウマチを患い、大腸がんの手術もしている女性が、2年ほど通ってきている。最初はあちこち痛がっていたが、最近は腕と手のしびれに集約されてきている。少しステロイドも使っているが、全体的には進行せず、だいぶ痛みがおさまってきたと思う。

リウマチは自己免疫疾患であり、症状はさまざまだ。だから一概にはいえないが、はり灸治療はかなり効果がある。うちでは脊柱の針と灸をメインに治療している。背骨の際と、脊柱起立筋に針をし、そのあと温灸を加える。それから手足の症状を追う。

患者さんには、毎日時間ができたら、お尻ころがしの体操をやるようにすすめている。鍼灸と体操で背骨がゆるめば血行がよくな。神経の伝わりもよくなる。そして全体的に代謝が盛んになるから体温が上る。体温が上がれば免疫力も上る。

治療のあと、尿が濃くなることが多い。これは代謝がすすみ、老廃物がふだんより多めに排出されるからだ。眠くなることも多い。だいたい、治療した日はよく眠れる。そして翌朝、顔を洗うとすべすべする。すこしヌルッとした感じになることもある。顔の皮脂の分泌がよくなるからだ。

定期的に、はり灸の治療をしていると、だいたい体温が上がってくる。体温が1度上がれば、免疫力は5、6倍アップするという。いまは平熱が35度台の人も多いが、36度5分以上になれば、丈夫なからだになると思う。

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2018.11.18

長い石段

今日は「農業まつり」があり、女性部に属する妻は、テントで串刺しのこんにゃく玉を売っていた。私はあんころ餅を食べて昼食にした。ママチャリを押しながら生田小学校の坂を上り、そこから一気に下って帰宅。

一休みしてから、生田浄水場の長い階段を登ってみた。上りは数を忘れたが、帰りにもう一度数えてみると、219段あった。正確ではないかもしれない。運動不足ぎみなので、けっこうきつかった。

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メガソーラー・システム

山の上は貯水槽があったが、それはなくなり、今ではメガソーラーのパネルが並んでいた。東京ドーム29個分とか。それでも300所帯未満の電力をまかなえる程度らしい。夏と冬では大違いだろう。

しばらくすると、かなり高齢の男性が石段を登ってきたきた。リュックを背負っている。ゆっくりと着実に、見たところ一度も休まず登りきった。老若男女、いい運動になる。なかには走って登る人もいる。ちょうど気候がいい。

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2018.11.09

草取り

草取りは
膝にくる
作業台に座ると
こんどは
腰にくる

長時間しゃがんで草取りをしていると、膝が痛くなる。それで古くなった風呂場の椅子をおろして座ってやる。すると、こんどは遠くに手を伸ばす必要があるので、背中や腰にくる。ときどき立ち上がって腰をそらす。こうするとらくになる。

草取りの前後には、うつぶせになってお尻振り体操をする。100回ぐらい、お尻をころがす。100回といっても、1秒に2回ころがせば50秒だから、1分弱である。ゆっくり200回ぐらいやるときもある。これは朝晩というか、時間があれば何度やってもいい。

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2018.11.08

高血圧

鍼灸治療を仕事にしているのに、恥ずかしながら降圧剤をのんでいる。家系的なものらしく、身内はみんな血圧が高い。私は腎臓をまもる働きのある降圧剤を処方してもらっている。

毎日血圧を測っているが、最近は上が120台か130台、下が70台か80台のことが多い。たまに高くなることもある。とくに朝は交感神経ががんばっているから高くなりがちだが、それが自然だろう。降圧剤を呑みだして2年ぐらいになるだろうか。

30年か40年前、上の正常血圧は年齢に90を加えた値とされていた。年をとれば血圧が上がるのが当然と思われていたのだ。ということは、30歳で120、50歳で140、70歳なら160あってもいいことになる。

それが、日本人は脳卒中で亡くなる人が多かったので、高血圧の基準値がだんだん引き下げられていった。いまでは140/90以上が高血圧症となる。だから、高齢者の多くが降圧剤をのんでいる。その金額はとんでもない額になっている。

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2018.10.25

ユマニチュード

きのうのガッテンではユマニチュードという介護の方法を紹介していた。3、4年前から、いろいろな番組で何度も取り上げられている。最初に見たときは、創案者の大柄なフランス人男性が、認知症で暴れたりする患者を手なずけていく、というような内容だった。今回はその教えを受けた日本人女性が番組に出ていた。

ユマニチュードというのは,ヒューマンに通じ、介護する人が患者をひとりの人間として、尊厳をもって接していくという態度をいう。

認知症患者の多くは視野が狭くなっているので、脅かさないように、しっかりアイコンタクトとりながら近づいて行く。腕は下から支えるように持ち、大切な人として扱ってゆく。否定的な言葉は使わない。事務的、機械的にやらない、などいろんな注意がある。

ユマニチュードによって、反抗的だった患者の態度が変わり、笑顔さえ見せるようになる。介護者は大変かもしれないが、慣れれば介護者側もたのしく仕事ができるようになるような印象を受けた。

https://youtu.be/C4j_BCKDzrQ

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