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2020.11.12

五行歌全国会の大会誌くる

新型コロナウイルスの影響で今年は全国大会が書面の大会になった。移動する必要なくなったので、参加者は400人を越えたといいうからすごい。一同に会するとなると、芸能人のおこなう結婚披露宴の会場でも借りないと入り切れない。

それにしても「五行歌の会」の事務局のスタッフはすごい。400首の歌をワープロに打ち込んで小冊子をつくり、その作品集を参加者一人一人に送る。そして採点表を受け取ってから得点順に整理し、コメントも配分する。作者自身のコメントと他者へのコメントもあるから、その量たるや半端ではない。主宰のコメントも加え、あらたに大会誌を作成する。

その間、月刊誌の作成もあるし、個人の五行歌集もかなり出版した。キーボードを打つ指を傷めたのではないかと心配してしまう。上位五席だけ紹介しておこう。

ハンニャと          鈴木理夫(一席)
オカメのお面
妻は巧く使い分けるが
私はいつも
ヒョットコのまま

そうか            島田正美(二席)
許すことは
器を
大きくすること
なのか

「人が住んでいないと     吉田恵三(三席)
燕がこないんですよ」
限界集落の老婦
ほほえみの中に
にじむ覚悟

車イスを押す         大森仁(四席)
今日までどんな日も
背中を押し続けてくれた
妻の後ろ姿が
近くてちいさく

老いるとは          しおや敬子(五席)
その空間に
誰かがいても
寂しくて
たまらないのです

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コメント

ほんとに、事務局の方々、すごい大変なことでしたでしょうね
集計も、考えただけで大変です
私ははじめての参加でしたので、文書大会で参加しやすかったですが^^

投稿: とことん | 2020.11.13 19:30

★とことんんさん、
ハンニャの歌は、これは一位になるなと直感しました。
鈴木さんはそうとう推敲しているのでしょう。般若が
片仮名なんかもうまいですね。ダントツでしたね。

投稿: リプル | 2020.11.14 10:53

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