半影月食と夜景
夕方6時ごろ、生田浄水場の石段を登って、てっぺんから東京方面を臨む。階段を登るのは足の運動のためだが、今日は満月で晴れているということもある。スカイツリーも東京タワーもよく見える。ここは百万ドルの夜景が見える穴場である。
東京タワーがすこし短く見える。それは満月の日に限って、上層の灯りを消すからだそうだ。
三脚を立てて満月を撮っている男性がいたので、月を覗かせてもらった。そうしたら、その人は今日は月食もあるそうですと言う。何時ごろですかと聞くと、ちょうど今頃なんですがねえ、と言う。しかし満月は満月のままでどこも欠けているようには見えない。妻が、上のほうがすこし暗い感じがするけれど、なんていう。
ネットで半影月食を調べると、
地球の影のうち半影と呼ばれる薄い部分に月が隠されるのが半影月食だとある。1月11日、6月6日に続く3回目が、11月30日の夕方から宵にかけて起こる。 食の始まりは16時32分ごろという。われわれがいた18時半ごろはピークだったらしいのだが。
男性はずっとここにいたそうだが、半影月食らしきものは観察できなかったという。われわれが登った頃は、もう終わっていたのかもしれない。ま、ちょっと満月が暗くなった程度だったのだろう。アメリカ先住民がビーバーが巣作りをする頃の満月なのでビーバームーンともいうらしい。
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