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2020.05.06

NHKスペシャル「封鎖都市・武漢」

新型コロナウイルのス感染拡大予防で外出自粛。テレビを見ることが多い。今日は、BS1スペシャル「封鎖都市・武漢~76日間 市民の記録~」を見た。
 番組内容を引用するとー ”新型コロナウィルスで封鎖された中国・武漢。毎日日記を発信し続けた女性。医療現場の生々しい声を伝えた北京のネットラジオ。76日間の市民生活のリアルな日常に迫る” とある。

2019年12月30日に、一人の医師がSARSに似たウイルスが起こす肺炎患者を見つけた。彼は武漢中心医院の眼科医、李文亮。ほっておくとえらいことになると医師仲間のSNSに発信した。ところが彼は警察に連行され、国民を惑わしたという反省文まで書かされた。

李医師の恐れていたように、この病気の感染がものすごい勢いで広まり、次々に人が死んでいった。2020年1月23日の夜、中国政府はとつぜん武漢市を封鎖し、道路も鉄道も止めた。住民は市外はおろか自宅を出ることも禁止。通行証を与えられ、3日に1回だけ必要なものを買いにゆくことを許された。感染はまたたくまに広がり、医療崩壊が起き、武漢市はゴーストタウン状態になった。

独裁国家の中国のことだから動きは速い。武漢市の強制封鎖、隔離施設の建設、メディアの監視など。番組を見て、よくもまあここまで取材ができたものだと思う。

李医師自身もこのウイルスに感染し、2月なって33才の若さで亡くなった。4月に彼の名誉は回復し、逆に烈士として讃えられた。烈士とは国民栄誉賞を受ける人ぐらいなものらしい。やがて感染はヨーロッパに、アメリカに、世界中に広まってゆく。

 

韓国や台湾は、SARSやMERSの苦い経験があるので、感染病対策のシステムが出来上がっており、対応が早かった。台湾のマスク管理アプリだとか、韓国のドライブスルーPCR検査などには驚いた。まず感染実態の把握が肝心なのに、日本のPCR検査は遅々として進まない。検査できる場所は限られているし、ほとんど断られる。医療側の感染者受け入れ態勢ができていなかったからだという。

毎日感染者数が発表されるが、検査数が少ないので信用できない。新型コロナウイルスの感染者は無症状と軽症が8割というから、知らずに感染している人が10倍も100倍もいる可能性があるはずだ。最近、抗体の検査が実施されるようになり、そのことが証明されつつある。

日本では、4月7日、新型コロナウイルス感染症の急速な拡大を踏まえ、緊急事態宣言が発令された。密閉、密集、密接の三密をつくりやすい商店や職場の閉鎖の自粛が要請された。観光地も閉鎖状態になった。ゴールデンウィークは前代未聞のステイホームウィークになった。

5月4日に緊急事態宣言の期限5月31日まで延期となり、国民は苦しい生活を余儀なくされる結果となった。街は閑散としている。

午後、散髪に行った。話題はどうしてもコロナになってしまう。

日本の死者数は欧米にくらべて極端に少ない。、その要因をいくつか考えてみよう。よくマスクをする。軽い風邪でも、花粉症でもマスクをする。キス、ハグ、頬ずりなどをしない。握手さえ少ない。まじめで、食前に手を洗う。家の中では靴をぬぐ。あんまり大声で話さない。湯船につかり、よく眠る等々。とはいえ、感染者数の減少は緩やかだし、油断するといつまたドカンと来るかもしれない。

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