むかしの五行歌
古いホームページやブログを読み返している。2001年頃からのものが残っているから、20年近い記録になる。野鳥や花、旅行や行事の写真などを見ていると、すぐ時間がたってしまう。随所に五行歌が詠みこんであるが、それを書いたときのこともよく思い出すことができる。五行歌は2003年の2月4日、「五行歌の会」のホームページに行き、翌日あたりから掲示板に投稿をはじめた。主宰のえんた先生から丁寧なレスをいただいて、とりこになっていった。
私の五行歌は、そのほとんどが毒にも薬にもならないような歌だが、それはそれで私の足跡をしめすものである。だから、自分の分身のようなところがある。どれも、その時々の自分の表れなのだ。五行歌は自由なだけに評価基準のようなものがない。それが、俳句や短歌のように広く普及しない一因になっているのかもしれない。パターンや約束事を持たず、自由に歌うのはかえって難しいのだ。
古い五行歌に
目を通して
変わった自分や
変わらない自分と
再会している
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