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2019.05.23

額田王は生きていた

  五行歌の会主宰の草壁焔太先生が『額田王は生きていた』という本を出された。きのうの読売新聞のの下段中央に広告がのっていた。万葉集を調べていくと、額田王(ぬかだのおうきみ) の歌とおもわれるものが新たに16首見つかったという。万葉集の研究者は多いので、国会図書館にも何度も通い、同じことを言っている人がいないかチェックしたり、解説書に目を通したり、ずいぶん努力されたようだ。「令和」の出典でもある万葉集は万葉仮名で書かれている。万葉仮名といってもぜんぶ漢字であるから、それを読み通すのは簡単ではない。

同時に、『飛鳥の断崖』という本も紹介されている。こちらは、飛鳥のある時代に、わずか数年で、自由律の歌が五七調になったことの発見を述べた本だ。中国から渡った漢詩の影響がはっきりわかるという。それで古代歌謡のような字数に縛られない歌はできないだろうか。それが五行歌をつくるきっかけとなったわけだ。

「額田王は生きていた」草壁焔太著・市井社(1620円)

Nukada

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