
歌会で自己紹介をしているところ。120人ほど出席@四谷の主婦会館
1月13日(日)、関東合同新年五行歌会に参加した。草壁焔太先生が本格的に五行歌活動を始めてから今年で25年になるそうだ。
自分のことばで、日常語で、字数に制限を加えず、本心を詠む。そんな自然な形の歌が普及しないはずがない。そう思って五行歌運動を始めたが、かなり時間がたってしまった。なかなか俳句や短歌に迫れない。今年は25周年記念の催し物を用意して、五行歌のいっそうの普及につとめたい。そんな主宰の挨拶があった。
とくに、草壁主宰の「ことばは宝である」という言葉が印象に残っている。
全員が所属歌会と名前を述べたあと休憩し、そのあと10人ずつの小歌会にはいる。この歌会に提出した歌をお互いに評価し、感想を述べるのだ。
私のテーブルはたまたま歌会の代表や代表経験者が多かった。右となりは青葉歌会代表の高樹郷子さんだった。お話しするのは初めてだが「五行歌誌」では、すぐれた歌を書かれているのでよく存じている。合同歌会のよいところは、名前と顔が一致するところでもある。
私のテーブルでは私の歌が一席になった。締め切り間際につくった歌で少し軽いが、短くてわかりやすいのが受けたようだ。全体の評価でも九席に入選し、初めて主宰から賞状をいただいた。嬉しいものである。
人は
金太郎飴
なにをやっても
自分が出る
ほらね
これはいつも思っていることを歌にしたのだが、四行目まで書いたとき、やっぱり俺らしい歌だなと気づき、「ほらね」と加えたのだ。それが効いたのかもしれない。
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