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2018.10.05

『五行歌』誌・投稿歌

八時十五分
百万度の熱が
広島を焼いた
放射線が
遺伝子を分断した

観測史上初が
つづく
豪雨に猛暑に
台風の
逆走ときた

青梅で
四十度を越したという
夜は
網戸にして
パンツ一つで寝る

思い切って
盆踊りの輪に入る
炭坑節以外は
見よう見真似
踊る阿呆だ

硬い地面に
いくつもの小穴
無事に
羽化しただろうか
鳴けるだけ鳴け

カナカナとは
聴こえないけれど
やはり
カナカナしかないな
蜩の声は


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コメント

リプルさん 五行歌を続けられ、もう随分たくさんの作品ができたのでしょうね。
地面や蝉・過去の出来事などを歌にされ、たった五行なのに思いが伝わってきます。
表現されることで、自然に対する気持ちも強くなり素晴らしいなぁと思います。

投稿: mako | 2018.10.07 23:42

★makoさん、
温かいコメントありがとうございます。
五行歌を詠み始めて15年ぐらいになります。
口語で書けるのと、文字数に縛りがないのが
いいのですが、大半は駄作です。ごくたまに
光るのができて、それを励みに続けています。
歌会はたがいに褒め合うので楽しいです。(^-^)

投稿: リプル | 2018.10.09 18:07

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