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2018.08.29

しんゆり五行歌会(8月)

                 平田
体をのけぞらしながら歌う校歌
判官びいきの声援の中
よくやった!
危険な暑さの夏が
終る

                 大橋
西の空の
入道雲
背後から
夕陽を受けて
まるで 焼けダルマ

                 内藤
小さな蜘蛛
家からそおっと
追い出そうとして
つぶしてしまった
ごめんね

                 冨樫
ぎっしり詰まった
黄色い粒
大地のにおい
みんなでカプカプ
とうもろこし

                 浅井
投げたい
打ちたい
走りたい
魅せられて
心は甲子園球児

                 熊田
孫も成長し
普通の大人に
なっていく
一抹の寂しさと
まだ少しの期待

                 のぶ
使い道のない
膨大な流木に
林業の人達は
どの様な思いで
眺めているのだろう

                 有水
駅の化粧室に
ミニカー一個
子供の忘れものか
夏の季節の
終りを感じる

                 早川
猛暑猛暑
永く続いたこの厳しさも
ようやく先が見え
ほっと一息つく
やれやれ・・・・

                 澤田
とにかく狂っている・・・
連続の炎暑
さらに急変天候
突然に曇る 降る 晴れる
山岳地帯では あったことだ

                 えんみ
「お箸を洗う音っていいね
私この音好きかも!」
じゃらじゃらと
いつまでも洗っている
十歳の家事手伝い

                 市橋
ブーメランに乗って
帰っておいで
私の愛
母のように柔らかい心で
待っているよ

                 佳子
二才のよっちゃん
奇跡的に助かる
助けた尾畠春夫さん
七十八才とは思えない
若い!

                 高岡
甲子園の
野球の神様が
舞い降りたところが勝つ
気迫が
それを呼び込むのだ

                 京子
猛暑で
エアコンフル回転
でも
電力不足の声無し
賢い家電のおかげ?

                 リプル
硬い地面に
いくつもの小穴
無事に
羽化できただろうか
命のかぎり鳴け

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