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2018.06.21

しんゆり五行歌会(6月)

                                            京子
                      (
頭韻で片野明子)
肩をはらずに
野の花のように
明るい笑顔で
この世を去った
すてきな人 
              

                       浅井
いったい誰に
連れて行かれてしまったの?
貴女はまだまだ   
ここにいなければ
いけない人なのに 

                       高岡
可愛いおさげで
歌会の席に座っていた・・・
あれは夢か幻か
この世はすべて
遠い日の夢の中の夢

 

                                            大橋
人生という
先の見えない
航路
船長の力量だけでは
乗り切れない荒波

 

                       熊田
空き家が目立つ
わが家の周り
主なしとて     
あるじ
紫陽花は
きょうも乱れさく

                       佳子
結愛ちゃん    
ゆあ
五才にして
命を絶たれ!
来世は
幸せになってね!

                       早川
二〇二〇年は
休日に
変更があるらしい
困るのは
カレンダー業者だろう

 

                       内藤
孫はのびやかに
成長し
婆はじんわり
老いて行く
人生は心太式    
ところてんしき

 

                       澤田
梅雨は
うっとうしい だがしかし
このお蔭で 田植えができるのだ
一億人が 生きてきた
我が国の御神水

 

                       冨樫
サッカーW杯
見どころがわからず
静かに観戦。
明日 その筋の
生き字引が帰ってくる

 

                       リプル
斜め向かいに
座っている
端正な和服美人
ふふふ
欠伸を噛み殺している
 

                        有水
五歳女児の
悲痛な叫び
子の命
守れず
悔し雨に泣く地蔵

 

                        のぶ
セクハラ・パワハラ
マタハラと
ハラハラする事ばかりが
まかり通る
世の中がハラだたしい

 

                        平田
白い杖の老人と
身体の曲がった婦人が
固く手を握って
毎朝お散歩
いつも応援しています

 

                        市橋
雑草(あなた)はこの道一筋
踏まれても
摘み取られても
成長する
私の人生もかくありたい

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