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2018.02.01

『五行歌』誌投稿歌(2月号)

寒の朝
ビルの上に
薄紙を
貼り付けたような
月が残る

ベイブリッジの
向こうの
風力発電の羽根が
ほとんど止まりそう
おだやかな日だ

うつむいて
顔をみせようとしない
クリスマスローズ
君が何を考えているのか
気になるよ

絞め切りがないと
なんでも
先延ばしにする
人生にも
締め切りがあるのに

わたしが
肛門を締める体操を
していても
誰も
気がつかない

落ち葉が
コンクリートの上を
駆けまわっている
必死になって
土を探している

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