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2018.01.27

五行歌を書く

とろーっと
舌にあんぽ柿
はだしで悪ガキ追っかけてった
田舎の
おばあちゃんの味がする

       志村礼子(今朝の「よみうり五行歌」特選)

先日、関東合同新年五行歌会に参加したが、小歌会でこの歌の作者の志村礼子さんと同じテーブルになった。志村さんはいつも平易な、味わい深い歌を詠まれ、毎回のように入選されている。小歌会のときに聞いたのだが、五行歌を書き始めると3時間でも4時間でも書くそうだ。多作をされるである。

私も一日1首は書くが、多くても5首ぐらいだろう。『五行歌』誌への投稿も、締め切り間近にあわてて書くことが多い。それではいい歌ができるわけがない。やはり、たくさん書けば、その中にキラリと光る歌ができるの可能性がある。

そのためには、メモ帳を持ち歩き、気づいたこと、見つけたことを、まめにメモするぐらいでないと駄目だろう。パソコンの前に座って、あれこれ想像を巡らせていてもいい歌はできない。外を歩けば、一歩一歩に歌が浮かんでくるかもしれない。

小さい時から詩歌を書いていた三葉さんはこんな歌を詠んでいる。

墨を塗って                  
和紙をおしあてよ
心が傷だらけなのは
人生の版画を
刷るためなのだから

        三葉かなえ(五行歌集「プロジェクションマッピング」より)

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コメント

多分 言い訳だろう
近くに
書く物が無い時に限って
いろいろ思い浮かんでくる
そしてすぐに忘れてく

投稿: メーメー | 2018.01.27 17:17

★メーメーさん、
おっしゃる通りですね。
いい歌が浮かんできても書くものがないと
忘れちゃう。見るものすべてが歌になりうる
のにね。

メーメーさんもご自分の五行歌の呼吸を
心得ているみたいですね。わかりやすくて
いい歌です。

投稿: リプル | 2018.01.28 09:15

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