« スパイスハウス・CHOPPER | トップページ | 五行歌誌(12月号)投稿歌 »

2017.12.02

よみうり五行歌入選

朝刊を開いた妻が、「あら、載ってるわよ、五行歌」と言う。ほんとだ。今回は投稿しなかったから、少し前に送った歌だ。

ベイブリッジの
向こうの
風力発電の羽根が
ほとんどとまりそう
今日は小春日和

横浜そごうの屋上から横浜港を見ていた時のことだ。よく晴れた日で、暖かい。シーバスや小船がゆっくり動き、大きな客船や貨物船が停泊している。逆光に海が光り、ベイブリッジや鶴見つばさ橋の姿が美しい。左側に見える風力発電の大きな風車の羽根がゆっくりゆっくり回っている。ほとんど止まりそうなぐらいだった。

よみうり五行歌欄には、けっこう投稿しているが、最近はあまり採用されない。志村礼子さんのように歌のうまい人は常連になっているが、私はさっぱりだ。いい歌ができないこともあるが、選者と感性が合わないこともあるのだろう。

選者もたくさんの投稿歌から5首を選ぶのはたいへんだ。五行歌の普及のためには、幅広い層の歌を採り上げてあげたほうがいい。また、自然、人間、時事など、題材も多彩だ。先日、こんな歌が特選になっていた。

アジアへの         相模湖福幹
営業出張で
ガハハと
高笑いの
武器商人

武器商人とは、言わずと知れたトランプ大統領のことだ。名前がなくてもトランプ氏のことだとすぐわかる。

五行歌は縛りがないので、なんでも書ける。逆に、そこが評価の難しくなるところだ。歌らしい歌が書きにくいのだ。俳句や短歌ならば五七五、あるいは五七五七七の型にはめれば、少なくともリズムが調う。五行歌は日常語で、しかも自分の呼吸で五行に書くだけに、文芸的な評価が認められにくい。

俳句や短歌で使われることば、特に文語は、日常生活ではまず使わない。古典芸能のようなものだ。季語や文語、その他の約束事が多いから、そうとうな知識も要求される。それだけに、実生活からはかなり距離がある。

五行歌はかならず普及する。思ったことを自分のことばで、一番すなおに表現できるものだからだ。

なんか            カエデ(五歳)
ほんとの
はなしを
すると
おちつくね

« スパイスハウス・CHOPPER | トップページ | 五行歌誌(12月号)投稿歌 »

コメント

おはようございます♪
そういえば、五行歌は思ったより普及が遅いですね。
でも、私も師匠の>五行歌はかならず普及する・・に
同感しています。

短歌も俳句も好きですが、添削添削で、作者の
思いはどこへ?と思うことが多々あります。
方向性が違うのでしょうね。

好きな歌を、これからも歌い続けようと思い新たです。
五行歌を教えて頂いた師匠に感謝です^^


投稿: うきふね | 2017.12.04 09:26

★うきふねさん、
レスありがとうございます。
俳句や短歌の愛好家は多いですね。とくに俳句は。
日常語とは違うぶん、かっこよく感じるという
こともあるのでしょう。しかし、本音はちょっと
伝わらないのではないかと思います。

五行歌は原則として添削を行いません。
すべてにその人が表現されると考えるからです。
添削で真っ赤なんて変ですよね!

五行目は「小春日和の海」もいいでしょうか。

投稿: リプル | 2017.12.04 14:44

数日前朝の散歩で、これはいける!と思える五行歌を作りました。帰ったら書き留めようと思ったのにすっかり忘れ、あの感動とともに忘れてしまいました。

投稿: エノコロ | 2017.12.04 16:47

★エノコロさん、
私もよくそういう経験をします。
やっぱりメモをしないと忘れてしまいますね。

散歩で
浮かんだ
五行歌
なんだったっけ
なんだったっけ

投稿: リプル | 2017.12.05 09:05

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« スパイスハウス・CHOPPER | トップページ | 五行歌誌(12月号)投稿歌 »