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2016.05.31

雨に咲く花

小雨の中、あるお宅の鉄砲百合が目に入った。まだ咲き始めで、蕾がたくさんついている。そのとき、とつぜん「雨に咲く花」という歌を思い出した。たしか、井上ひろしの歌だ。中学から高校の頃だったろうか、この歌や「ゴンドラの唄」が好きで、諳んじて口ずさんだものだ。たいして意味など分からず、メロディーを楽しんでいたのだと思う。

1 およばぬことと 諦めました
  だけど恋しい あの人よ
  儘になるなら いま一度
  ひと目だけでも 逢いたいの

2 別れた人を 思えばかなし
  呼んでみたとて 遠い空
  雨に打たれて 咲いている
  花がわたしの 恋かしら

3 はかない夢に すぎないけれど
  忘れられない あの人よ
  窓に涙の セレナーデ
  ひとり泣くのよ むせぶのよ

https://www.youtube.com/watch?v=srDrXn9Tayc&list=RDsrDrXn9Tayc#t=36

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2016.05.30

フリーダンス

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芝生で女の子が気持ちよさそうに踊っていた。まったく自由に、感じるままに、からだが動きたいように踊っているようだ。初めて場末の劇場で田中泯の踊りを見たときのように見入ってしまった。心とからだが躍動している。そういう感覚、近ごろ縁がなくなってしまったなあ。

人間は動物
動物は
動かなくちゃね
このごろ
動いてないなあ

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2016.05.29

カイト=凧、トンビ

江ノ島や鎌倉の海岸には鳶(トビ)が多い。トビというよりトンビと言ってしまうのは、三橋美智也の歌の影響だろうか。古いなあ!

 ♪トンビがくるりと輪を描いた、ホーイーのホイ~

海岸で食事をするときは要注意だ。人の目を避けて後ろから食べ物を狙ったり、真上から急降下してくる。去年は、となりに座っていた女の子がラスクをとられて大泣きをした。耳元の羽音と風圧を今でも覚えている。

ところで、鳶のことを英語でkite(カイト)という。凧(たこ)のこともkiteという。鳶はほとんど羽ばたかないで滑空するから、それに似た凧をカイトと呼ぶのかと思っていた。だがkiteを辞書でひくと、最初に凧が出てくるではないか。まず凧があって、凧のように見える鳥を、鳶と呼んだらしい。凧は古代の軍隊の合図だったのだろうか。

一方、鶴(ツル)のことを英語でcrane(クレイン)という。起重機のことも同じくcraneだ。一般に、新聞などではクレインはクレーンと表記する。craneを辞書でひくと、最初にまず鶴が出てくる。つぎに起重機またはクレーンだ。鶴に似た文明の利器をクレーンと名づけたのだ。こちらは分かりやすい。

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2016.05.28

オバマ氏広島訪問

戦争の狂気を
再認識させた
オバマさんの
広島訪問は
よかったと思う

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マツバギク

松葉菊≒リビングストンデージー

松に似た葉
菊に似た花
それで
マツバギクらしい
色がきれい

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2016.05.27

おしめり

いいお湿りですね
まったくです
野菜の苗たちが
よろこびに
うち震えています

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アマリリス

アマリリスの
花を見るたび
レコードを聴く
ビクターの犬を
思い出す

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2016.05.26

お刺身

目の前の
相模灘であがった
鯛や鯵の
刺身を食べる
海辺の人はいいなあ

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2016.05.25

江ノ島と海

25日、水曜日。曇り空だったが、江ノ島に行った。江戸時代の鍼師、杉山和一先生の墓参りと、江島神社のお参りだ。治療用の細い針は筒に入れて軽く叩いて刺すとあまり痛くない。その方法を考案したのが杉山和一先生なのである。5月18日が命日なので、その前後に墓参するようにしている。江島神社は杉山先生が技術向上のために願をかけた神社である。

江ノ島の高台にはサムエルコッキング苑という公園があり、その中にシーキャンドルと呼ばれる展望灯台がある。50mぐらいあるのではないだろうか。展望台からの景色はすばらしいが、少し霞んでいて富士山や大島、房総半島は見えなかった。風がつよく、沖は白波が立っていた。

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展望灯台から弁天橋、右手に鎌倉方面を臨む

江ノ島からは、江ノ電「江ノ島」駅まで歩き、それから江ノ電に沿って街中を「腰越」まで歩き、そこからさらに海沿いに「鎌倉高校前」駅まで歩いた。歩くといろんなお店があって、電車から見る景色とは違って面白い。

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江ノ電「鎌倉高校前」駅から江ノ島を振り返る

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2016.05.24

バラ満開

いくら
上手に描いても
うまいこと撮っても
生きた花には
かなわない

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2016.05.23

新宿御苑のユリノキ

ユリノキ(左)、なんと高さ34m

日曜日の午後、ユリノキの花を見に新宿御苑に行った。新宿駅南口前にはバスタなる大きな建物ができている。長距離バスのターミナルビルやタクシー乗り場があるそうだ。新宿門まで歩き、そこから御苑に入る。大人200円。お目当てのユリノキはイギリス風景式庭園の中央に堂々と立っていた。

ユリノキは三本あり、遠くから見ると一本のように見せている。高さはなんと34mというから巨木である。新宿御苑のシンボルツリーでありから、府中県道の街路樹のものとはわけが違う。苑内のレストランもその名は「ゆりのき」だ。

この大きなユリノキ木の下でピクニックをしている人は多いが、花に関心を持っている人は少ないようだ。木の大きさにくらべると、花はとても小さく見えるし、やはり地味だからしかたあるまい。名前はユリノキなのに、花は百合っぽくない。どちらかというとチューリップだ。実際、英語ではチューリップツリーという。

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木が大きすぎて、満開なのに花は目立たない

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おそらく1000単位の花が咲いているだろう

ユリノキの花を楽しんだあと、イベント会場に行ったり、フランス式整形庭園のバラを楽しんだ。御苑の三分の一ぐらいを歩き回っただろうか。暑い日だが、木陰は涼しかった。

新宿御苑の
シンボルツリー
ユリノキは
高さ34メートルの巨木
花が点になる

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2016.05.22

ブーゲンビリア

薄紙を重ねて
こしらえたような
ブーゲンビリアの花
南国の優しい風を
待っている

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2016.05.21

センダンの花

緑化センターに行って、センダンの花を見てきた。漢字で栴檀と書くが、読めても書けない。8mぐらいの高木なので、花は見上げるようになる。地味な花なので気づかない人も多い。

ビャクダンのことをセンダンと呼ぶことがあるらしいが、この木ではない。白檀のほうが香りがつよい。「センダンは双葉より芳し」とは白檀のことらしい。どうりで、思ったほどいい香りがしない。まったく、ややこしい話だ。

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2016.05.20

ドクダミの花

鼻を近づけると
強烈なにおい
だけどなんか
効きそう
十薬の白い花

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2016.05.19

なんてこった

往復はがきの
返信を投函したつもり
それが
往信のほうだった
なんてこった

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スイカズラ

歌会の帰り道、いい匂いがするのであたりを見回すと、白い花が咲いていた。同行の一人が、スイカズラだと教えてくれた。はじめ白く咲き、それが黄色に変わっていくという。調べてみると、スイカズラは漢字で「忍冬」、あるいは「吸蔓」と書くそうだ。冬でも葉が枯れないから忍冬(にんどう)という名前がついたらしい。利尿、解熱、健胃の漢方薬としても使われる。

吸蔓のほうは、①水をよく吸うから、あるいは②吸うと甘い蜜の味がするから付いた名前らしい。英語では honey suckle という。文字通り「蜜を吸う」の意味になる。子どものころ、オシロイバナのようにしゃぶったことがあるかもしれないが、よく覚えていない。こんど試してみよう。

写真のように、花はペアになって咲く。そういえば、エンドウ豆の花もペアで咲く。チェリーセ―ジ(いちごみるく)もペアで咲く。なかなか可愛らしい。

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2016.05.18

しんゆり五行歌会(5月)

                       茗水
朝窓を開ける度に
ワッと迫ってくる
若葉
元気で行こう!と
気合いをかけてくる

                       高木
喫茶店で
となりに座った
女の子
ドッコイショだって
おばあちゃん子だな

                       浅井
今日 行くところ
整形外科と歯医者さん
今日 用がある
友達のお見舞い
さえないな~

                       澤田たかし
八十路爺が小さな声で 
「お子様ランチと
 生ビール小 ひとつ 」
隣卓のボーヤが笑った
若葉の季節

                       高岡
口止めしたのに
話は皆に広まっていた
「絶対誰にも言いません」
あの言葉は
一体何だったのか

                       京子
キリンは優雅に歩き
シマウマは群れて走り
チータは木の上で休む
ズーラシアの
アフリカサバンナ

                       リプル
キヌサヤと
スナップエンドウが
よく採れて
朝昼晩と食べ尽くし
ほとんど青虫状態です

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2016.05.17

みち子ちゃん

みち子ちゃんを
抱きしめて
恋が芽生えた
小三の
鬼ごっこの時

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2016.05.16

ユキノシタの花

日陰を好む
ユキノシタ
花は
暗闇に踊る
妖精

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2016.05.15

ばら苑・開催中

生田緑地の「ばら苑」が公開中。昼休みにそのアクセスロードに行ってみたが、ここのバラも満開だ。強い陽ざしのなか、大勢の人が行き来している。週末は苑内でいろんなイベントが開かれる。

春のバラは
とにかく
元気がいい
青春
真っ盛り

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2016.05.14

あおむし

今年は
キヌサヤとスナップが
豊作で
朝昼晩と食べ尽くし
ほとんど青虫状態です

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2016.05.13

柿の花

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禅師丸の花

柿の花は
木に咲く
クリーム色の
すずらん
みたい

柿に
赤い花咲く
という歌があるが
あれは
垣だった

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2016.05.12

ムギセンノウ

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麦仙翁(むぎせんのう、むぎなでしこ)@二か領用水

ムギセンノウは
ヨーロッパでは
麦畑の雑草らしいが
優雅で
気品のある花だな

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2016.05.11

エスカレーターは歩かないで

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JR南武線溝口駅

エスカレーターは歩かないでください、という注意書きを見た。何度か目にしているが、だいたい左側に歩かない人が立ち、右側を追い越す人が行く。関西ではこれが逆らしい。通勤時間帯などはそれが暗黙の了解になっているようだ。乗り換え駅などでは急ぐ人もあるから仕方がないかもしれない。数秒か数十秒の違いだろうが、そこが大きいのだろう。

しかし、エスカレーターは一つ間違えば大事故につながる。小さな子どもを連れた母親や肩にカバンんをかけた高齢者が、猛スピードで駆け上がる若者に突き飛ばされるかもしれない。もともと、エスカレーターは弱者のためのものだ。急ぐ人は階段を駆け上ったほうが速いのではないかと思う。

ときどき、左側一列だけに人が立っていることがある。右側を追い越す人のために空けているのだ。というより、いつ追い越す人が来るか心配で右側に立てない。これでは効率がわるい。みんなが二列に並べば二倍の人数を運べるではないか。まあ臨機応変でいいのだが、エスカレーターは右側に立って歩かないでみるというのも有りだ。急ぐ人には階段を走ってもらおう。写真の注意書きはもう少し目立つように書いてもらいたい。

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2016.05.10

岩崎航くんの五行歌

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録画しておいた番組、ETV特集『生き抜くという旗印 詩人・岩崎航の日々』を見た。録画したのは、新聞の番組欄に「五行歌を書く」という文字が書いてあったからだ。

仙台在住の詩人・岩崎航さん。“生き抜くこと”をテーマに五行の詩をつづる。全身の筋力が衰えていく難病・筋ジストロフィーを患い、生活の全てに介助を必要とする。かつて病を受けいれられず自殺を考えたが、ありのままの自分の葛藤を詩で表現し、人とつながることが生きる喜びとなっていった。しかし東日本大震災を経て、詩を書く意味を見失ってしまう…。生きるとは何か。静かな創作の日々を見つめ、心の世界を描く。〔番組HPより引用〕

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谷川俊太郎さんが『五行歌という器』というコメントを寄せている。

岩崎さんの日常のリズムが、私たちのそれとはかけ離れているだろうということは、容易に想像がつきます。起居や歩行の、いわば外部につながるリズムに左右されない横たわったままのカラダは、おそらく内部の鼓動や、血流のリズム/メロディーに私たち以上に支配されるのではないでしょうか。
 岩崎さんが五行歌を択んだ事実には、私たちがたとえば七五調を択ぶのとは違う切実な必然性があったのではないかと想像します。彼は自分のコトバを他者に差し出すための器として五行歌をほとんど本能的に択んだのではないかと思います。そこでのコトバの生まれ方、選び方は自ずから私たちにはない厳しさをもつようになっています。〔テレビの映像より転写〕

→岩崎航ホームページ「MY SKY NOTE」

→五行歌の会公式ホームページ

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2016.05.09

笑えるロゴ

大國魂神社のヤキトリ屋のテントで働くお兄さんのTシャツのロゴが面白い。「おおざっぱ」と言われます、と来た。おおざっぱというのは、どちらかというと欠点だろうけど、自分からそれを表明していると笑える。他人から言われるとカチンとくることも、自分から先に認めてしまうと、腹も立たない。これは、あんがいうまく生きる知恵かもしれない。

むかし、女優の加賀まりこが「As You Like」というロゴのTシャツを来て帝国ホテルの前を歩いていたら、外国人がにやにや笑っていたと話していたことがある。シェークスピアの「お気に召すまま」でもあるが、「あなたの好きなようにして」という意味でもある。

変なロゴのTシャツを着ないよう、注意したい。

品があって
その場を
和ませるような
ことばを
見つけたい

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2016.05.08

セダム

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ぶどう棚の下が
ポッと明るくなった
セダムの
黄色い星が
またたいている

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2016.05.07

シラーペルビアーナ

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シラーペルビアーナ

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お気に入りのシラーペルビアーナが咲いた。コンパクトカメラでもこれだけ美しいから、大きなレンズで撮ったら息を呑むことだろう。シラーペルビアーナのシラーは毒という意味らしい。ユリ科で、根が有毒だという。モグラも嫌うだろうか。ペルビアーナとは「ペルーの」という意味で、なんとなく異国情緒がただよう。葉の形状からアガパンサスと混同する人もいるが、こちらのほうが高貴な感じがする。宝石が散りばめられたような花だ。

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2016.05.06

あと一息!

寿福寺の
裏山で鳴く
ウグイスは
ホーホケッキョ
あと一息!

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2016.05.05

くらやみ祭り

午後から府中の大國魂神社のお祭りに出かけた。境内には、やきとり、お好み焼き、七味唐辛子、飴細工、お面などのテントがところ狭しと並ぶ。他に、植木や花、それに野菜の苗なども売っている。昔ほど大きな植木は出なくなったように思う。売り手と買い手の双方にうま味がなくなったのかもしれない。ショウガ、サトイモ、サツマイモの苗を買った。

きょうは夏日
ダウンを着て
震える日もあり
くらやみ祭りの
空は気まぐれ

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2016.05.04

「国展」@六本木

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国立新美術館から六本木ヒルズをのぞむ

国展の
どでかい
作品群を観て
わたしは
パンチドランカー

http://www.kokuten.com/

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2016.05.03

小田原城リニューアル

5月3日、午後、小田原に行った。「北條五代祭り」という小田原市最大のイベントが行われるというからだ。武者行列、鼓笛隊、神輿、火消しまといなどがメイン通りを練り歩いた。小田原城の改修工事が終わり、5月1日にオープンしたこともあって、城内はすごい人出だった。

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小田原城に入る朱塗りの橋

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北條陣太鼓

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小田原城天守閣

緑の風が
お色直しをすませた
天守閣を
そっと撫でる
祝福するように

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2016.05.02

新緑

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新緑そよぐ
二ケ領用水
この間の
花見の宴は
夢だったのか

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2016.05.01

五行歌(5月号):投稿歌

人間を
つくったのが

そう考えたのが
人間

海でもなく
山でもなく
ビルの間を
窮屈そうに
日が沈む

なにかを選べば
それに心が
うばわれる
空ほど             空:くう
自由なものはない

生きている
それだけで
お祝いできる
今日は
だれの誕生日?

つくしの根を
たどっていくと
スギナが生えていた
想像してはいたが
これには感動した

プシュッ・プシュッ
キュイーン・キュイーン
とんかちも
のこぎりも
みんな電動になった

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