栗の花
今年も
栗の花が咲いた
こいつは
どうしようもなく
青臭い
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去年、大きく枝を落とされたので、今年は花がすくない。紫の小さな花が集まって咲くが、高い所にあり、比較的地味なのであまり気づかない。
「栴檀は双葉より芳し」といわれる栴檀は実は白檀(ビャクダン)のことで、まったく別種のものだそうだ。白檀のことをセンダンと呼ぶことがあるらしい。わたしは鼻があまりよくないが、この木がいい香りを放っているとは思えない。
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こんどの
土曜午後九時
BSフジ
五行歌
オンステージ
30日土曜BSフジの午後九時からの一時間番組、「直撃LIVE華大知りたい!サタデー」で、五行歌が紹介されることになり、この数日、取材が続いています。
今日はのだ歌会の即詠会に野田の清水公園へ。自然のなかで歌を書くうたびとの取材、歌会放浪をしているうたびとの取材などをしてもらいました。これから、23日所沢旧町歌会、24日川越講演会、27日浦和みもろ歌会と取材が続きます。
30日は私が生出演して、いろいろ言うようです。凄い番組にしたいものです。今日(正確には昨日)はこのテレビ取材中、明治書院の久保さんから、「ホンネの五行歌の再版がきまりましたー!」との報せ。
やったあ!
ブームが起きるときは、こんなものかと思いましたね。
いやぁ、一度、「テレビの取材が続いて、忙しくって、忙しくって……」と言いたかったのですが、ちょっとそれに近いかもしれない。しかも、今、編集のどんづまりで明日が入稿です。
ヒャッホー! 馬に乗って駆けている心境です。30日の放映はお見逃しなく、お知り合いにもご喧伝下さい。(主宰)
ー五行歌の会掲示板よりー
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今年はサヤエンドウとスナップエンドウがよく採れた。寒い時期に寒冷紗を掛けたり、追肥に万田酵素を使ったのがよかったのかもしれない。三週間以上、ほとんど毎食食べた。茹でてドレッシングやマヨネーズ、炒めたり、煮びたしにしたり、卵とじにしたり、いろいろ変化をつけると、あんがい飽きない。
エンドウが
採れれば
エンドウばっかり
旬とは
そういうもの
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交通事故で打った背中が重苦しい。ふだん、お尻振り体操や、ツイスト、真向法などをして、患部が硬くならないように心掛けてはいる。つらいときは妻に針を打ってもらったり、お灸をすえてもらったりして凌いでいる。しかし、一度きちんと背骨をチェックしてもらおうと、きのう脊髄専門の病院に行ってきた。予約制ではないので、待ち時間2時間半!
それでもベテランの先生は、問診、触診、腱反射検査など、ていねいに診察してくれた。その後、脊椎のレントゲンを撮る。正面、側面、前屈、後屈などの位置で計8枚撮った。説明も早口だがていねいで、首に軽いねじれがあること、全体的に前後の生理的湾曲が少ないことなどを指摘してくれた。それから左腕で骨密度を測る。これは標準以上で問題なし。
事故の影響で自律神経が乱れているのは間違いないようだが、重大な欠陥はなさそうなので、MRIを撮ることもないだろう。骨や筋肉を鍛える運動をするといい。そんな話だった。これは私がうちの患者さんに言っていることでもある。生活習慣の改善が必要なことは気づいているが、自分には甘いのだ。
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佳子
ほら
ふうっと吹くと
お空に飛んでゆくよ
タンポポの綿帽子で
たわむれる三才の孫
早川
外出の時
帽子を着用したのは
いつからだったろう
きっと
髪の毛が薄くなった頃か
浅井
店先に並ぶ
華やかな帽子
かぶってみては
鏡の自分に
てれる
宣義
黒髪をフェルト帽に
しっかり納め
少女が急ぎ足で
駅に向かう
香りだけ残して
高岡
たんぽぽの
白い綿帽子
散りそうで散らずに
五月の
やわらかい風と遊ぶ
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五月の風が とし子(1席)
居眠りする男(ひと)の
本のページめくる
公園のベンチに
木漏れ日ゆれて
我が子が 高岡(2席)
幸せに生活していること
母にとって
これ以上の贈り物はない
毎日が母の日
ふかき縁(えにし)で 佳子(3席)
親子となり
なぜに吾が子を
あやめるか
ああ、無情
優雅に舞いながら 京子(3席)
急降下
ラスクがないと泣く子
グルメな
江ノ島のトンビ
大潮の日 リプル
江ノ島へ歩いて渡る
海が割れて
ちょっぴり
モーゼの気分
あきこちゃん!? 茗水
はい!
六十五年振りの同級会
一気に昔の自分が
返事していた
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府中街道や町田街道など、交通量の多い道の街路樹にはユリノキが植えられていることが多い。公害に強いのだろう。きのう、一本のユリノキに花を見つけた。小さなカメラだからアップは撮れなかったが、証拠写真にはなるだろう。近所の人が「何があるんですか」というので、ユリノキの花を指さした。初めて見たといって喜んでいた。枝が電線にかかるし、落ち葉が多いので、いつも強く剪定されてしまい、花芽を持てないのだ。注意してみると、たまにこんな風に花が見つかる。
あまり百合の花には似ていないが季節の花300によると、
1890年(明治23年)、のちの大正天皇が皇太子の頃に小石川植物園を訪ね、そこにある日本最古のユリノキ種の木を見た際に、その木を「ユリノキ」と命名したとされる。
花は
見られようと
見られまいと
ただ精一杯
咲く
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5月11日、フジテレビ「直撃LIVEグッデイ」の中で五行歌が紹介された。字数が自由で五行に書くだけだから誰でも書けるのがいいと、スタジオのみなさんも興味津々だった。「女のホンネ」というテーマだったので、ちょっと軽い歌が紹介されていたが、だれでも簡単に書ける五行歌というものが多くの方に知られたのではないだろうか。うれしいことだ。
わたしも
たまたま見たテレビで
五行歌を知り
これだと思って
もう十数年やってる
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セダムが小さな花を咲かせた。数年前にいただいたものだが、だいぶ増えた。名前に自信がなかったのでネットで調べたら、セダムには違いないが、セダムはの種類が多い。これはゴ ールデンカーペットというらしい。その名前の通り、地面に毛足の長い金色の絨毯が敷かれたようだ。
セダムは多肉植物で大体がシャボテンのように厚みのある葉のものが多いが、これは葉が細いので多肉植物には見えない。とにかく、星型のかわいい花をつけてくれる。
セダムは
雑草だったらしい
そのうち
ハコベも
高値がつくかな
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横浜のお寺で、叔父の一周忌の法要があった。臨済宗のお寺だが、客間の欄間に道元禅師の和歌が額にして飾ってあった。力みのない書体が、味わい深い。
春は花
夏ほととぎす
秋は月
冬雪さえて
冷しかりけり
冷しかりけりは、すずしかりけり、と読むのだろう。春は桜の花が咲き、夏はホトトギスの鳴き声が聴こえる。秋は空が澄んで月がきれいだし、冬の雪もまた身が引き締まる。自然はなんと風情があり、心を清々しくしてくれることだろう。そんな意味だろう。禅僧の和歌だから、心を落ち着けて見れば、自然のめぐみ、四季のうつろいのすばらしさを讃えているようにもとれる。
この「すずしかりけり」が、英語のcoolに似ている。coolはよく「いいね」「さえてるね」「かしこいね」なんていう意味にも使う。He is cool.といえば、いい男だね、かっこいいねという感じだ。BSで「クールジャパン」なんていう番組があるが、外国人が日本のよさをいろいろ取り上げている。800年も昔に、道元禅師が「自然はクール」と言っているのがおもしろい。もちろん、まずは心をクールにすることが大切だろう。
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いきなり
ホーホケキョと
鳴けるわけじゃない
五行歌も
数つくらなくちゃ
五十代で
自死した男の
通夜の席
まじめが死んで
いいかげんが生きる
久しぶりに
東京タワーに昇る
街は横に広がり
こんどはぐんぐん
上に伸びてゆく
東京タワーの
展望台にある
透明な床
乗ろうとするが
これが乗れない
駐車場に行ったが
くるまがない
まさか盗難?
そうだ!
けさは自転車で来たんだ
難解な歌に
出会ったら
歌の方に
問題があると
かんがえよう
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大潮のとき海の水がひき、江ノ島が陸続きになるという。それをトンボロというそうだ。今日が大潮で、10:40が干潮だといういので、野次馬よろしく行ってみた。大船から江ノ島までは湘南モノレールを使った。初めて乗ったがけっこう揺れる。それでも渋滞がないので速い。
江ノ島に渡る弁天橋は車だけでなく人も渋滞気味だった。まだ10時ごろなのにこれだから、午後になったら江島神社の参道は身動きできなくなるにちがいない。それで、東浜に降りて陸続きになったところを歩いて渡ることにした。なるほど、陸側から島まで繋がっている。潮のひいた浜はぐちゃぐちゃかと思ったが、あんがい硬くしっかりしている。靴に海水が入ることもない。陸続きになったところは、子どもの頃見たような記憶もある。
江ノ島、トンボロ現象
帰りは弁天橋を渡り、もう一度、東浜で潮風をたのしんだ。じょじょに人が増えきた。サーフィン、水浴び、潮干狩り、アメリカンフットボールの練習、砂遊び、日光浴。お弁当を広げ始めると、トンビの群れが上空を舞い、それを狙ってダイブする。われわれの隣に座っていた家族も襲われた。女の子が握っていたものを後ろからサーッと奪っていった。女の子はびっくりして固まったが、すぐ「ラスクがなくなっちゃったあ」と大声で泣いた。私はそれを目撃したが、トンビといえども近くで見ると鷹である。怪我がなくてよかった。
潮の匂いが
懐かしい
海はやはり
われわれの
故郷なのだ
潮風が
気持ちいいので
長居をしたら
腕を日焼けして
風呂でしみた
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毎年、4月29日は、三峰講のおひまちがある。くじ引きで選ばれた2人が三峰神社に代表で参拝し、お札を配り、その直会(なおらい)を開くことになっている。昔からおこなわれている行事の一つである。
ただ、昔からおこなわれているというだけで、あまり詳しいことは分からない。伝統行事にはそういうものが多く、またあまり詮索しないというのも不文律のようになっている。
三峰神社のHPから少し引用してみる。
三峯神社は、日本武尊(やまとたけるのみこと)がこの国の平和と人々の幸せを祈り、国生みの神、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉册尊(いざなみのみこと)をお祀りしたのが始まりです。お使い(神様の霊力を受け、神様と同じ働きをするとして仰がれる動物)はオオカミです。日本武尊の道案内をされ、その勇猛、忠実さから、当社の使い神に定められたと伝えます。
またオオカミとは、三峯山の不思議な霊気を言うと古書にも見え、大口真神(親しみを込めてお犬様、ご神犬、御眷属様とも呼ばれる)は、あらゆるものを祓い清め、さまざまな災いを除くと言われます。
古くからこの御眷属様(ごけんぞくさま)を御神札として一年間拝借し、地域の、或いは一家のご守護を祈る事が行われています。これを御眷属拝借と呼び、火盗除、病気除、諸難除の霊験あらたかです。 御眷属を拝借されて一家の無事息災をお祈りください。
昔から
心を向けてきたのだから
大切にしたい
伊勢神宮も
三峯神社も
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