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2015.03.12

しんゆり歌会(3月)

母親にしがみついた子を     ripple(1席)
無理やり
引きはがすようにして
冬の草を
抜いてゆく

「いつか」は             高岡(2席)
やってこない
「いつかやろう」は
永久に
出来ない

みんな 元気?           浅井(3席)
ん まあ
変わったことない?
ん べつに
男の子って ホントつまんない

老いたつらさ             とし子
訴えるのか
私の顔を見上げては
涙も流さず
猫は鳴く

来て来てと              茗水
野良猫が呼ぶ
餌をあげると
正座して
いつまでも見送っていた

干されている             中川
洗たく物
みんな片寄って
朝から春一番の風
吹き続く

朝七時台の              京子
小田急線に乗る
すでにラッシュ
毎日の通勤って
こうなんだあ

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コメント

まずは一席、おめでとうございます♪
万物に畏れを抱いている方の歌ですね。
動物好きとしては、とし子さんの歌も良かったです。
京子さんは早朝の小田急線に乗られたのですね。
たまに乗車する人の素直な気持ちが出ていますね(^^)

投稿: うきふね | 2015.03.13 09:36

★うきふねさん、
コメントありがとうございます。
久々の一席です。ちょっと作り過ぎた感じも
ありますが、冬の草の根のつよさを表すには
こんな感じになるかと思います。猫は超然と
したところがありますね。悟ってる!
通勤ラッシュは重労働みたいですね。

投稿: ripple | 2015.03.13 13:47

1席ですね。
やはり1席の詩ですね。

冬の草への愛おしさが沁みてきます。
感動しました。

投稿: 荒野人 | 2015.03.14 11:56

★荒野人さん、
冬の草は寒さに耐え、毛根を密に張り、
必死で生きています。それを抜くのは
いろんな意味でたいへんです。

投稿: ripple | 2015.03.14 12:13

1席おめでとうございます。
冬の草は上に伸びられない分下にしっかり根を下しますから取るのは難儀ですね。
たとえがとてもいいですね。
私もこんな発想が浮かばないかな・・・・
停滞気味で進歩なく。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。です。

投稿: tama | 2015.03.14 22:08

★tamaさん、
冬の草は毛根が密で、引っこ抜くと3倍も5倍も
泥をつかんでいます。必死で生きているんですね。
しがみついている、へばりついている、どうしても
放さないという感じです。

投稿: ripple | 2015.03.15 09:44

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