« 通夜のご馳走 | トップページ | 天皇誕生日 »

2014.12.22

ねんねこ

NenきのうのNHK俳句の題詠は「ねんねこ」だった。ねんねこ半纏ともいう。子供をおんぶして、その上から羽織る綿入れのようなものである。母が乳呑児をおんぶするのがふつうだが、おばあちゃんもおじいちゃんも、お姉ちゃんも、お兄ちゃんも「ねんねこ」を着て子守をしたものだ。昔はよく見かけたが、いまはとんと見ない。

私は叔母に育てられたので、その子たちをよくおんぶした。寒くなると、もちろん「ねんねこ」を着る。赤ん坊が眠ると重くなり、おんぶ紐が肩にくいこんで痛んだものだ。いまでは懐かしい思い出である。

入選3句と私のお気に入り。

ねんねこや    高橋淳子(一席)
母の背中は
無敵なり 

ねんねこの    柳村光寛(二席)
どこを押しても
柔らかく

ねんねこの    鶴岡加苗(三席)
子にはや意志の
ありて泣く 

ねんねこの    大西暁子
子にも言い分
反り返る
 


« 通夜のご馳走 | トップページ | 天皇誕生日 »

コメント

ねんねこ・・・懐かしいですね。
冬のお子守りの必需品。

ぼくたちの子どもも、ねんねこの中で寝たものでした。

ねんねこの温もり
母の温もり
ねんねこの中は
母の愛情の
広がりだ

投稿: 荒野人 | 2014.12.22 18:51

私も子供をねんねこで育てました。
両手があくので、料理しながら・・・
それに体がくっついているので暖かかったようです。
背中で子供がウトウトとしていました。

重くても、目を離したすきに動き回って怪我するよりは、いいように思いましたね。
rippleさんもおんぶをされたのですね・・・
ホント~懐かしい思い出です。

投稿: まこ | 2014.12.22 19:00

こんばんは~(^-^)

ねんねこ懐かしいですね、お嫁に来て子供が出来た時
母が着物をほどいて作ってくれました。
子供をおんぶしてねんねこを着るととっても暖かくて
子供も安心して寝ていた様な気がします。

今の若いお母さん達は前に抱えるのでとっても真似は
出来ません。おんぶする方が安全と思うのですけど
時代の流れでしょうね。

投稿: スィートピー | 2014.12.23 00:31

もっと簡単な 『亀の甲半纏』でした。
三人の年子 背中の空くときはなく・・・
末っ子長男が一番長く背中に居たようで
なんでもしゃべれるようになっても・・・
『ぼい してぇ〜』ってのが口癖でした。
一人背負って 二人の手を引いて・・・
背中から見る 大人目線の世界が 嬉しかったんでしょうかねぇ〜
『亀の子』だと 眠ったときにそのまんま下ろして お布団代わり。笑
子も降ろされたことも気ずかず 紐がヨレヨレになる程 いくつ作ったことか。
懐かしい思い出です。娘たちにも作ってやりました、重宝したようですよ。

投稿: メーメー | 2014.12.23 08:19

私も亀の甲ねんねこを使って子育てしました。夏にはタオル生地で夏用亀の甲ねんねこも作りました。とは言っても背負子(金属フレームの)も当時出始めていたので、夫には背負子を背負ってもらいました。新旧のそれぞれの良さが分かります。

投稿: エノコロ | 2014.12.25 10:25

★荒野人さん、

母の背中の
あたたかさに
安心して
たちまち
眠りつく

★まこさん、
戦争のトラウマをひきずる子が多い中、
日本の子どもはそれが少ないそうです。
それがおんぶによって母の愛を受けたので
精神的に安定していたからだとか。
そう、両手があくのがいいですね。

投稿: ripple | 2014.12.25 13:30

★スィートピーさん、
いまは欧米流のスリングのようなものが流行っていますね。
お母さんの顔が見え、目と目が合うのがいいのでしょう。
カンガルーみたいですね。いまは主婦の仕事も減ったから
余裕ができたのでしょうか。

★メーメーさん、
そうそう、おんぶも今みたいなしゃれた道具はなく、
ぜんぶ紐で背負いましたね。紐がゆるいと赤ちゃんが
ずり落ちそうになったり、首をささえるものがなくて
後ろにそっくり返ったり。イナバウアーみたいに。
自然にからだも鍛えられたのでしょう。

★エノコロさん、
最近の子育て道具はいろいろ優れものが出ていますね。
おんぶの道具などもお母さんの腰骨あたりでささえる
ようなものを見たことがあります。それはそうと、
昔はバスや電車のなかでよく授乳風景を見ましたが、
いまはとんと見ませんね。

投稿: ripple | 2014.12.25 13:38

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 通夜のご馳走 | トップページ | 天皇誕生日 »