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2014.08.26

ムチウチとカウンターストレイン

1か月ぐらい前に追突され、軽いムチウチ症になった患者さんが来ている。事故の後、あちこちからだが痛かったが、今は首と上背部が重いという。みぞおちが不快になったり、頭がボーッとしたりするらしい。触診して筋肉が硬直している部分や圧痛のあるところに鍼をし、背部には温灸をする。これで幹部はかなり緩む。首の上のほうの圧痛をカウンターストレインで取る。一回の治療で半分以上らくになったという。

今日、3度目の治療をした。首の上部はだいぶらくになっていたが、第7頸椎あたりから第3胸椎までの脊骨の両側にかなり強い圧痛がある。その付近の硬いところにまた鍼をし、低周波をかけて緩める。血行をよくすれば筋肉はやわらかくなる。

Scs

それからカウンターストレインの治療を行った。患者に仰向けになってもらい、頭をベッドの上のほうにはみ出すようにしてもらう。ちょうど第1胸椎付近の上下が反り返るような姿勢をつくるのだ。術者が患者の頭をささえながら反らせていくと、圧痛のあった関節がぐにゃぐにゃに緩んでくる。その位置を5分ぐらい保つ。それから、ゆっくりゆっくり頭を持ち上げてゆき元の位置に戻す。原則的として90秒ほど保てばいいのだが、少し慎重を期して、長めにこの姿勢を維持した。すると、ほとんど圧痛が取れてしまった。1割ぐらいになったろうか。

強い動作、速い動作を控えれば、圧痛はそう簡単には戻らない。したがって症状もいっぺんに軽くなるだろう。鍼だけでもある程度痛みを取ることはできるが、カウンターストレインを使えば関節のずれも取れるので、痛みだけでなく痛みの原因を取り除くことができるのが強味である。

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