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2014.07.02

高幡不動の護摩

水曜日、定休日なので高幡不動尊に行った。仁王門の前には大きな七夕飾りが立っていた。ちょうど午後1時から護摩法要が行われるというので、不動堂に入った。お札を申し込んでいる人も、そうでない人も護摩に参加していいという。

紫の袈裟を着ている僧侶が3人、緑の袈裟を着ている人が修行僧が5人登場し、太鼓を打ちながらの護摩修行が始まる。しばらくして祭主が護摩木を組み、火を点ける。少しずつ火は大きくなり、炎があがる。その上にお札をかざしてあぶる。輻射の熱がこちらまで伝わってくる。

http://www.takahatafudoson.or.jp/

読経が般若心経に変わったとき、緑の僧がひとり正面に来て、これから不動明王を参拝できると言い、その作法について説明する。右側から昇殿すると、べつの緑の僧が左手に香をつけてくれた。ビャクダンのような香りだ。身を清めるという意味だろうか。それから不動明王とふたつの童子を拝顔した。ふだんは入れないところだろうから、妙にありがたく感じた。

つぎに奥殿に入ってみる。300円。午後1時40分から、宝物などの説明をしてくれるというので、それに参加した。説明を聞く客は我々の他に二人だけ。高幡不動の開山や沿革の説明、絵画や掛け軸の話などを興味深く伺った。高幡不動は真言宗智山派の別格本山で、正式には高幡山明王院金剛寺と呼ぶそうだ。平安時代初期の開山を刻む鰐口(わにぐち)、歓喜(かんぎ)天像、大日如来像などが印象的に残った。約30分の説明だったが、なかなか充実していた。

それから大日堂にも入ってみる。200円。大日如来の前で柏手を打つと妙な余韻が響くのに驚いた。天井の龍は鳴き龍と呼ばれるそうだ。龍の絵の下だけしか聞こえないのが不思議である。大日堂の入り口右手には水琴窟があり、手前の石の上にしゃがんで耳を澄ますと、たしかにコキーン・コキーンと澄んだきれいな音が聞こえる。何度か高幡不動に参拝しているが、こんなところがあるとは知らなかった。お祓いを受けたせいか、気分がいい。

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