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2013.09.28

用賀プロムナード

P1290890

ちはやぶるかみよもきかずたつたがは
からくれないにみづくくるとは(小倉百人一首17)

千早ぶる
神代も聞かず
龍田川
からくれないに
水くくるとは

東急田園都市線の用賀駅から砧公園まで行く道は「用賀プロムナード」と呼ばれているそうだ。なかなか風流な小径で、ところどころに百人一首を焼き込んだタイルが敷いてある。なかにはなじみの歌もあって思わず口をついて出てくる。写真は在原業平(ありわらのなりひら)の歌で、五行歌風に書けば、こんなふうになるのではないだろうか。千早振るとは荒々しいという意味で、神にかかる枕詞。不思議なことがたくさん起こっていた神代の時代ですら聞いたことがない、というのが一、二句目の意味。

神代の頃から
聞いたことがないぞ
竜田川のもみじが
川面を真っ赤に
絞り染めにしたなんて

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