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2013.09.06

五行歌誌投稿歌(9月)

カメラを
向けられると
いつも
自然にしようとして
不自然になる

宇宙の起源を
考えながら
一匹の蚊の
うなり声に
悩まされている

綿菓子があって
金魚掬いがあって
浴衣の子が集まれば
昔とおなじ夏祭り
ドーンと太鼓が響く

ものごとは
なるようになる
解決にはならないが
そう思うと
気が楽になる

猛暑のときは
早起きをして
草を取ればいい
仕事が
三倍は捗る

芸術家は
変人が多い
ひとつのことに
のめりこむと
他が抜ける

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コメント

どの詩もいいですね。
2番の蚊の詩が好きです。
昔はハエや蚊が沢山いて蚊帳をつって寝ていました。
今は1匹の蚊やハエが気に成りますね。
そこをうまく読まれていると思います。

投稿: tama | 2013.09.06 19:48

★tamaさん、

せっかく
蚊帳を吊ったのに
中に入り込んだ
一匹の蚊に
振り舞わされた

投稿: ripple | 2013.09.07 16:02

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