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2013.07.30

池上線

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池上線、旗の台駅

小用で池上線の久が原まで行った。溝の口から大井町線に乗り換えて旗の台まで行き、そこから池上線の蒲田行きに乗って6つ目の駅だ。鍼灸学校の三年のとき、荏原中延(えばらなかのぶ)の外科病院の東洋医学科で鍼灸治療をしていたことがあるので池上線は初めてではなかったが、ひどく懐かしかった。

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旗の台駅

とくに旗の台の駅は昔のままなのがいい。木造りの駅が郷愁をさそう。柱の上部は棟木へ斜めに取りつけたはすかいが目を引く。昔の木造校舎なんかはみんなこうだった。壁に据え付けられた長いベンチも木造で、懐かしさのあまりに涙が出る。転落防止の鉄の柵がある以外は昔のままである。

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旗の台駅

赤い帯を巻いた東急の車両も来るが、昔なつかしい緑色の車両も走っている。みんな三両編成らしいが、乗ってみると、江ノ電をちょっと高級にした感じである。旗の台駅に緑色の電車が入ってくると、そこはいっぺんに昭和の景色になる。久が原の街もいい。いつごろだったか、「池上線」という歌が流行ったが、この電車を利用して育った世代にとっては青春そのものだろう。あるいは、人生そのものといってもいいかもしれない。

→池上線by西島三重子

江ノ電より
少しばかり
高級感のある
池上線が
いそいそと行く

鉄やステンレスは
丈夫できれいだが
どこか冷たい
木造の建物は
朽ちるがあたたかい


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コメント

木造の建物は愛着を感じるし
なぜか懐かしさが湧き出てきますね

僕は横浜保土ヶ谷の生まれで育ちですが
当時の相鉄線「天王町駅」や国鉄「保土ヶ谷駅」
ガラッと変わりました
昔の面影、まったくありませんね

投稿: ブル | 2013.07.30 22:17

★ブルさん、
木造の駅は本当に少なくなりましたね。
学校も民家も鉄筋や鉄骨ですね。
うちのほうでは向ヶ丘遊園駅の北口の
駅舎が一部木造のまま残っています。
木造は手入れや修理が大変なのでしょうが、
そういう建物を見たり、入ったりすると
落ち着きますね。木とは長い付き合いですから。

投稿: ripple | 2013.08.01 13:42

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