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2013.06.24

真夏はいつ

真夏と夏至とは違う。辞書をひくと、「真夏は夏の真っ最中、盛夏」とある。とにかく、いちばん暑い時だ。夏至は、「北半球の昼が最も長く、夜が最も短いとき」とある。このときはまだそれほど暑くはない。日射量が増えて地球が温まるにはかなり時間がかかる。だから夏至から1か月ほどして本格的な夏になる。これが真夏である。3日前の6月21日は夏至だったが、たしかにそれほど暑くはなかった。

「真夏の夜の夢」はシェークスピアの喜劇を坪内逍遥らが訳したもので、原題はMidsummer Night's Dreamである。そのmidsummerとは夏至のことで、舞台も5月から6月ごろの話らしい。日本語の真夏という感覚とはだいぶ違う。メンデルスゾーンはこの喜劇をもとに作曲をしているが、そのタイトルは「ある夏の夜の夢」とした。福田恆存や小田島雄志らは単に「夏の夜の夢」と訳している。真夏ではおかしいと思ったからだろう。かといって、「夏至の夜の夢」とまではしていない。ゲシという響きは、ちょっと耳障りである。したがって、演奏会などではなお「真夏の夜の夢」と紹介されているようだ。

むかし、マルせ太郎さんの「麻生表現研究会」に出ていたとき、マルセさんが書いた芝居を何本か見たことがある。その一つに「真夏の夜の哀しみ」というのがあった。シェークスピアのタイトルをもじっているのだが、その内容は文字通り、寝苦しい真夏の夜が舞台であり、しかも芸人の通夜の話だった。日本人にとっての真夏は、やはり土用の丑の日あたりになるのではないだろうか。


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コメント

真夏の太陽
びくともせずに
凌霄花と百日紅は
夏を
謳歌している

投稿: tama | 2013.06.25 07:58

★tamaさん、
個人的には三大夏の木の花を、
百日紅、夾竹桃、木槿と決めていますが、
凌霄花を入れてもいいですね。明るい
朱色が大好きです。アメリカノウゼンは
色が濃すぎていまいちです。(^-^)

投稿: ripple | 2013.06.25 08:56

最近の陽気はおかしい
梅雨に入っても雨は降らず
(ま、うちの仕事としては助かりますが)
暑いかと思えば寒いし
日本も地球も壊れ始めているのかな

今、横浜は土砂降りの雨
凄いですわ

投稿: ブル | 2013.06.25 10:26

★ブルさん、
今日はムシムシして梅雨っぽいですね。
雨が降ると野菜はよろこぶけれど雑草も
ぐんぐん伸びるので草取りに追われます。
これでカーッと照れば、米が豊作になる
でしょう。なにごともほどほどがいい
のですが、うまくいきませんね。

投稿: ripple | 2013.06.25 13:55

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