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2013.04.30

ボリジ

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ボリジ(瑠璃萵苣ルリチシャ)

庭のボリジがかわいい花を咲かせている。ムラサキ科、地中海原産のハーブ。葉や茎に剛毛が生えていて、チクチクする。葉っぱを折るとキュウリのような臭いがする。花も葉も食用になるという。英語はスターフラワーだから星の花。文字通り5角形のかわいい花をうつむきかげんに咲かせている。むかし聖母マリアの青い衣を描く際に使われたことから「マドンナ・ブルー」とも呼ばれているそうだ。

ネットで調べると、ボリジは副腎に働きかける作用があり、民間薬として強壮、強心、血液浄化などに用いられていたという。古代ギリシャ時代には、憂鬱な気持ちを吹き飛ばし勇気を与えてくれる薬として、兵士達の出陣前にはボリジを浮かべたワインを飲んでいたらしい。

勇気が湧いてくるかは定かではないが、うつや悲しい気持ちをやわらげてくれるボリジは、悩み多き現代人の気持ちも鎮めてくれるかもしれない。美肌効果もあり、入浴剤にも利用されているそうだ。こんど食べてみよう。

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2013.04.29

野毛大道芸祭り

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やさしいクラウン

日曜日の午後、野毛大道芸を見に行った。いい天気で連休だけにものすごい人だった。先週のヨコハマ大道芸祭りには行けなかったが、あのときは寒く、雨も降ったので、今日は最高である。ただ野毛は会場が狭くて見にくい。そこで横浜大道芸倶楽部の演技に絞って見ることにした。少し早めに場所取りをすればいい席が取れる。

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観客の参加もショーの一部

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魔法の椅子(男性4人で椅子のない椅子に座る)

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生き物のように動くガラス玉

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横浜大道芸倶楽部

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これは怖い!

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失敗も愛嬌

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中国独楽(小学生)

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縄とび?

大道芸祭りはいろんな出店が出るので、それを見て歩くのも楽しい。狭い路地ではガマの油売りをやっていたり、紙芝居をやっていたりする。

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ゲテモノ揚げ(桶にはイモリ、ウーパールーパー、蛙の足が並んでいる)

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針金細工、鉄砲の使い方を説明している

帰りは桜木町からみなとみらい駅まで歩いたが、外人のコンビがノッポの一輪車で曲芸をやっていた。やたらと日本語がうまい。それもくだけた日本語で、四字熟語などがふんだんに飛び交う。休日の横浜は、どこかで何かが起こっている。

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2013.04.27

パンジー

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ああなのよ
こうなのよ
それからどうしたの
花の言葉が分かったら
いそがしいことだろう

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2013.04.26

アマナ

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庭に植えた覚えのない花が咲いている。ハナニラでもないし、タマスダレでもない。ネットで調べると、どうやらアマナ(甘菜)という花らしい。もしかすると、ヒロハノアマナのほうかもしれない。どこからか種が飛んできて根付いたようだ。なんでも根っこが甘く、食用になるらしい。

甘菜というのかい
君も
与えられた場所で
与えられた命を
咲ききっているんだね

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2013.04.25

卯の花のにおう道

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昼休みに生田緑地に行ってきた。ついこのあいだ木の芽が吹いたと思ったら、もう一面みどり。それでもまだ初々しいみどりではある。

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奥の菖蒲田の左手の通路は両側に卯の花が咲いていて、ほぼ満開である。風邪ぎみなのであまり匂いはしないが、鼻が通っていればかなりいい香りをかぐことができる。卯の花はウツギの花でなかなか上品でよろしい。

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その奥の藤棚の下にはカメラマンが三脚を立てて野鳥をねらっている。ちょうどキビタキのメスが水浴びをしているところだった。私は望遠レンズを持っていかなかったので、ちょっと立ち止まっただけ。デジスコープの人の画像を見せてもらったら、ドアップで撮れていた。

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奥のメタセコイアも若葉を茂らせるつつある。ネムノキのような若葉が、木の幹から直接のびたりしているとなんだか嬉しくなる。みどりはどんどん濃くなっていく。科学館の裏手の野鳥観察小屋にも5、6人のカメラマンがいた。オオルリを狙っているらしいが、すでに木の葉が出てきているので難しいらしい。小屋の中の人が撮ったオオルリはよく撮れていた。望遠レンズを持ってこなかったことが悔やまれる。

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民家園もみどりが増え、初夏に向かって急いでいる。

卯の花の
匂う垣根は
消えてしまった
里山が
恋しい

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2013.04.24

寿福寺の牡丹

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24日は、寿福寺にお墓参りに行った。天気予報は雨だったが、まだ降る前だった。門前や境内に牡丹の花が咲いていた。牡丹は芍薬に似ているが、分類上、前者は木、後者は草である。寿福寺の牡丹はえんじ色の花が多い。

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ところで、「立てば芍薬、すわれば牡丹、あるく姿は百合の花」という言葉があるが、あれはどういう意味だろう。芍薬は真っ直ぐ伸びた茎に花を咲かせるので美人の立ち姿、牡丹は枝分かれして横向きに咲くから座った美人、百合は風を受けて揺れる姿が美人の歩く様子、そんな風にばくぜんと覚えていた。

しかし先日、うちの患者さんがこんなことを教えてくれた。芍薬は立った状態で見るのが一番きれいで、牡丹は座った状態で見るのが一番。そして、百合はゆらゆら揺れているのを歩きながら見るのが一番きれい。それがこの言葉の意味であるというのである。ま、芍薬も牡丹も豪華な花であることに変わりはないけれど。

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つつじ寺

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朝7時すぎに、神木(しぼく)の等覚院にツツジを見に行った。この時間だとさすがに訪問者が少なく、駐車場もガラガラだった。寒さのせいか、いつもの年寄り花芽が少ないようだ。門前や女坂のつつじもまだあまり咲いていない。しかし、境内右手のツツジはみごとで、思わず立ち尽くしてしまう。

天台宗の神木山等覚院は喘息の利益があるそうだ。このところ咳がとまらないので、本堂に昇殿して頭を下げた。右手のおびんづるさんの頭や胸をなで、ご利益を請う。

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2013.04.23

やわらかに

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やわらかに
柳あをめる
北上の
岸辺目に見ゆ
泣けとごとくに

石川啄木が東京で暮らしているとき、故郷を想ってつくった歌である。そのふるさとの景色が、悲しかったら泣いてもいいんだよ、と言っているようだという。岩手から東京へ出てきて苦労していれば、無性に故郷がなつかしくなることもあるだろう。

わたしはこの地で生まれ、この地で育ったので、多摩川の新緑の柳を見ても、きれいだとは思うが泣きたくなるほどではない。ただ、人家が増え、みどりが少なくなったことを残念には思う。ツバメが数羽、ゆっくり大きく弧を描いている。どうやら天気は下り坂らしい。

やわらかに
柳あをめる
多摩川の
岸辺にふわり
つばくろの舞う

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2013.04.22

桜貝

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録画しておいた「NHK俳句」を見ていたら、この歌が一席になった。兼題は桜貝。選者の評は、それがなにかを言わず、抑制をきかせたところがいい、とのことだった。それぞれの人にそれぞれの青春の思い出があり、それを思い出させるようなところがいいのだろう。抑制をきかせたほうが感動がたかまることがある、という選者のことばが耳に残っている。とくに俳句は省略の美を訴えるものだけど、五行歌にも応用がきくかもしれない。

言うことを
すべて言っては
色気がない
抑制をかけるのも
手である

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かぜ

この一週間ほどカゼぎみで調子が悪かった。木の芽どきは医者が忙しいというが、めまぐるしく変わる気候についていけなかったようだ。先週の木曜日は暑くてクーラーをつけ、翌日は17度下がって、真冬日と来た。それから今日までずっと暖房を焚いている。

あまり熱が出るわけでもないから、心の問題かもしれない。あるいは、いわゆる寒暖差アレルギーという奴かもしれない。鼻がつまり、咳が出る。妻も一足先に同じような症状が出た。きのうも冷たい雨が降り、ヨコハマ大道芸祭りも見送った。こんな時は、無理をせず、からだを温かくして眠るにかぎる。カゼはcold、冷えだから。

なにやら
心に
異物を呑みこんだらしい
深いところから
咳が出る

咳には気管に添って温灸をするか、糸状灸をするといい。背中の灸もいい。妻になんども灸をすえてもらって、なんとかしのぐ。咳には、蓮オロシに生姜のしぼり汁を加えたものにお湯を差して飲むと言い。それもずいぶんのんだ。やっと、症状が落ち着いてきたが、今回のカゼはなかなか手ごわかったなあ。

風邪は
大半が
健康なからだの
正常な反応
なのである

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2013.04.21

映画「テルマエロマエ」

テレビで映画「テルマエロマエ」を見た。テルマエロマエとはローマの浴場という意味らしい。原作の漫画がヒットし、映画化されたのだそうだ。古代ローマの浴場設計技師が現代日本にタイムスリップし、浴場のヒントをもらうという設定だ。じつにバカバカしい映画だが、それなりに見せ場があるので、けっこう笑える。阿部寛はよくやった。拍手を送ろう。しかしまあ、役者さんという仕事は大変だ。来年には、テルマエロマエⅡができるらしい。

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2013.04.20

40パーセントの妻

毎週土曜の午後8:50から、5分間、Eテレで「もたさんの言葉」というのを放送している。精神科医の斉藤茂太さんの随筆などから拾った文章を親しみやすい絵と朗読で紹介している。絵は松本春野さんが担当し、淡彩で愛情にあふれている。朗読は矢田耕司さんで、老人が悟るように話しかけてくる感じがいい。BGMは村松健。文章もいいが、松本春野さんの絵がことのほかよく、できれば私もこんな絵が描けたらいいななんて思っている。

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(絵の文につづく) 私はフフと笑い、テキもなかなかわかってきたじゃないか、とまんざらでもない気持ちだった。見合いけっこんである。ほれたはれたで一緒になったわけではない。だからというわけではないが、私は、夫婦は50パーセントの満足度でいいと思っていた。100パーセントを望む気持ちはさらさらなかった。

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「40パーセント」では、それより10パーセントも下回るじゃないか、といわれそうだが、この話にはまだ先がある。私は人生に「腹八分目主義」を貫いてきた。望むことの80パーセントもかなえばバンバンザイ。それ以上を望むのは欲深すぎる。ずっとそう考えてきた。

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すなわち40パーセントの家内は、合格点なのである。しかも、トシをとるにつれて八分目主義は、七分目、六分目とだんだん大甘になってきた。この計算からいえば、「40パーセント」は、お釣りがくるほどの大合格というわけである。

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相手に対する要求水準を最初から低めに設定しておくことは、人間関係をスムーズにするいちばんの方策だ。夫婦だけではない。子ども、子どもの友だち、趣味の仲間、近所づき合い・・・ 50パーセント満足できればいいと腹を決めてしまおう。ずっとラクになる。勤め人の場合、人間関係で最も悩ましいのは上司と部下の関係であろう。だが、上司も部下も、たがいに相手を選べない。環境を自分で変えられないならば、心を変えるのが良策である。もしかして、期待値の合格ラインを120パーセントとかに設定したりしていないだろうか。80パーセントにすれば、たいていの人とまあまあうまくやっていけるはずだ。

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http://www4.nhk.or.jp/mota/

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2013.04.19

猫の気持ち

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猫に生まれなくて
よかったと思う
人間に生まれなくて
よかったと
思っていたりして

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2013.04.18

モッコウバfラ

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モッコウバラ(木香薔薇)

10年ぐらい前、明治大学の学園祭「生明祭」で買った3株のモッコウバラが成長し、毎年みごとな花をつけて楽しませてくれる。オーソドックスなクリーム色が、やわらかくて気に入っている。バラなのに棘が無いというのが特にいい。八重咲きなので豪華である。これだけ咲くと、けっこう香りもつよい。中国原産で、日本には江戸時代に伝えられたらしい。

ダイアナの
一輪もいい
そしてまた
モッコウバラの
密生もいい

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2013.04.17

しんゆり五行歌会(5月)

夕空を眺めていると                               片野(一席)
一日の喧噪が
淡い色に解け入って
ゆるりと
心にパジャマを着せてくれる

黄昏どきの                  島田(二席)
桜並木は
もの寂しくて
うす墨ざくらの
風情に包まれ歩く

小さな体には大きすぎる           とし子(二席)
ランドセルしょって
一年生が歩いていく
ヤドカリさんのよう
チューリップが笑う

どうにでも                    中川
なってもいいよと
仰向けに
四肢をひらいて
眠りこける猫

ジューシーな                   京子
ミニトマトも
ふけば飛ぶような
種から
生まれてくるのだ

足もとに                     ripple
大輪の牡丹が咲き
八重桜も
牡丹桜とは
名乗りにくそう

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2013.04.16

春の空

何を着たらいいのか
あれこれ迷う
暑かったり寒かったり
春の空は
本当に気まぐれ

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2013.04.15

ああ上野駅

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上野駅中央改札口、上の絵は昔と同じ。行く先表示板がぶら下がっていない。

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上野駅中央口のホール、骨組は昔のまま。ビュープラザが邪魔。

自動改札になっても
表示板がなくなっても
上野駅を行き交う人の
東北弁を聞くと
なんだか安心する

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2013.04.14

ルッコラの花

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イタリア料理の定番野菜、ルッコラの花

葉っぱは
辛みがあって
ゴマの香りがする
ルッコラ
花も意表をつく

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2013.04.13

月桂樹の花

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月桂樹の花

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花よりも、やはり、葉の香りがつよい

月桂樹の花が
咲いている
気づく人は少ない
月桂樹の花が
咲いている

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黄色い片栗の花

Dsc_7840妻が植えた黄色いカタクリの花が初めて咲いた。おととし植えたのだけど、どういうわけか去年は花が咲かなかったのである。

紫色のカタクリは尖った花弁をつよく反りかえらせるが、こちらはそっと反るほどだ。黄色といっても薄黄色で、クリーム色に近い。紫色のカタクリの花が貴婦人なら、こちらは生娘だろうか。かわいらしい花である。そよと吹く風に小さく揺れている。

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2013.04.12

加納真実のパントマイム

4月の第3土日は「よこはま大道芸」がある。
いつも日曜の午後、プログラムから見たいものを選んで行っている。

→ヨコハマ大道芸

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加納真実「仮面舞踏会」

そのなかに加納真実のパントマイムがおもしろいという記事があった。
さっそく、YouTubeで検索すると、いろんな演目を見ることができた。
なかでも、この「仮面舞踏会」は単純だが、やたらに面白い。
息抜きに、ごらんあれ↓

https://www.youtube.com/watch?v=whSa0loLySs

https://www.youtube.com/watch?v=trck0fmYTHU

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柿の新芽

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柿の新芽、若葉

新芽が
ぐんぐん育ち
朝な夕なに
山が
ふくらむ

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2013.04.11

作品0011

M0011
デッサン0011

きのうのデッサンは難しかった。人形の服にフリルやひだがたくさんついており、規則性がほとんどないから大変だった。ウエストの位置をもう少し高くしておくべきだった。最初のスケールの採り方がいかに大事かわかる。髪や服のシワなども重要だが、かといって細部にとらわれると立体感が失われてしまう。例によって約2時間のデッサンなので、色の濃淡や洋服の柄など、描き込む余地がたくさん残っている。

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2013.04.10

ミツバツツジ

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上川霊園から見る山々

4月10日。曇りの日だったが、ときどきお日様も顔を出し、おだやかな天気だった。車で上川霊園に行き、お墓参りをした。中央高速から圏央道の八王子西インターまで行くと、うちから50分ほどで霊園に着いた。八王子から一般道で来ると1時間半はかかる。ずいぶん便利になったものだ。桜の終わったあとの山々は新芽が吹いて、初々しかった。

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ピンクのミツバツツジが見頃

この時期、八王子や青梅のあたりを走ると、ピンクがきれいなミツバツツジが目に留まる。そのピンクにも濃淡があり白いのもある。まだ花の少ないときなので、桜が終わるとこれが目立つ。うちでも大國魂神社の植木市で一株植えたがあまり育ちがよくない。寒暖の差が多いほうが向いているのかもしれない。

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山ざくら

お墓参りのあと、4人で五日市の「黒茶屋」で食事をした。和風のコース料理はどれも手が込んでいて美味しい。庭にはクマガイソウ、エンレイソウ、ヤマブキソウなどの野草が咲いていた。カエデやケヤキの新芽も清々しい。ゆっくりと水車も回っている。

→黒茶屋

ご馳走をいただき
花や緑を満喫し
たのしく語らう
こんな
ありがたいことはない

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2013.04.09

ムラサキハナナ

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ムラサキハナナ

南新宿駅の先に
ムラサキハナナの
群生しているところがあって
そこでよく電車は徐行した
やがて新宿駅にたどり着く

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梨の花

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梨の花、もうほとんど終わりました

花が咲いてから
寒い日がつづき
雨や風にいたぶられ
ことしの梨は
どうなることだろう

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桜が竜に

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新川の淀みに浮かぶ桜花

桜の花が散り
よどみに
長々と浮かんでいる
疲れた
竜のように

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2013.04.08

賞味期限

P1250440ゆうべは日本そばを食べた。そばつゆは市販のにんべんのものを使った。だいたい自分のところでつくるのだが、ご近所からビン詰めをたくさんだいたので、ときどきこのつゆを使う。2割ほど水を足せば、いいめんつゆができる。

わたしが冷蔵庫から出して、めんつゆのフタを開けようとすると突然パンと大きな音がしてフタがはねた。一瞬、なにが起きたかわからなかったが、どうもめんつゆが怪しい。発酵してガスが溜まり、それが破裂した可能性がある。そこで、めんつゆをお皿に出して舐めてみた。腐っているほどでもない。しかし、なんかおかしい。妻に味をみてもらうと、すこし変みたいね、捨てましょう、ということになった。

そういえば、このところあまり日本そばを食べていない。夏場なら毎日のようにそばやうどんを食べるが、冬場はめっきり頻度が少なくなる。このめんつゆは一ビンで2回ぐらい使えるが、最初に使ったのは二週間以上前になるかもしれない。あんまり新しくはない。

そこで、ビンのラベルの後ろ側を見てみた。ワオ! 開封後は冷蔵庫に入れて2日以内に使用してくださいと書いてあるではないか。しかも、その下には赤い太字で

  〈使用上の注意〉保存料を使用しておりませんので、開封後は必ず  
   冷蔵庫に保管し、2日以内に使用してください。

といてある。「冷蔵庫」の文字は赤字に白抜きになっているし、「開封後要冷蔵」も青地に白抜きで書いてある。さらに表面の左には「国産原料使用・化学調味料無添加」と大きく書いてある。要するに、このめんつゆはフタを開けたら冷蔵庫に入れても二日しか持たない、ということだったのだ。これではめんつゆが腐っても不思議はない。

めんつゆの注意書きをまったく読んでいなかったのだ。めんつゆは濃いものだから、腐るなんて夢にも思いもしなかったのだ。さいわい、フタが跳びはねてくれたおかげで、めんつゆは捨てることができた。からだに入ったら、大さわぎになったかもしれない。これから製品の注意書きをしっかり読むことにしよう。

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冷蔵庫に入れておけば
安全とは言いきれない
細菌はあちこちで
じわりじわりと
増殖しているのである

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洗濯機の今昔

Wash0_5女性の仕事はいろいろあって大変だ。むかしは井戸を汲んだり、薪を燃やして料理をつくったり、縫い物をしたり、想像しただけでも疲れる。洗濯も手洗いだから大変だ。木のたらいに水を張って、四角い洗濯石鹸を使って洗濯板でごしごしこする。水は冷たいし、指はふやけるし、おまけに腰が痛くなる。ゆすいで石鹸を落とし、しぼって洗濯竿にかけるまでは大仕事だ。わたしが子どものころはまだ川がきれいだったので、川の水を利用して洗濯することもあった。大根や牛蒡なども川で洗って藁でしばって市場に出していたように思う。やがて金だらいが登場した。

Wash1小学校の4年生ごろだったろうか、家に手回し洗濯機がやってきた。まん丸く光かがやくその物体はUFOみたいだった。みんなでそれを取り囲んで興奮したのを覚えている。だが、なんということはない。蓋をあけて洗濯物とぬるま湯と洗剤を入れて、おおきなハンドルで何十回か回すだけで汚れが落ちるという単純な機械だった。けっこう腕が疲れる。洗濯ものがあまり入らなかったし、ゆすぐときはたらいをつかったし、けっきょく無用の長物となってしまったように思う。

そのつぎに出たのが縦置きの電気洗濯機で、今の洗濯機の原型といってもいい。水槽の底に羽根車がついているやつだ。一方向だけに回転するタイプと自動的に反転するタイプがあった。面白いのは、どの機種にも手回しの絞り器がついていたことである。二つのローラーの間に洗濯とすすぎのすんだものを挟みこみ、ハンドルを回すと水をしぼることができるようになっている。

Wash3ところが、この手回ししぼりきは始末がわるい。ワイシャツなどボタンのついたものを絞ると、プチプチプチといいながらボタンが取れてしまうのである。またイカをのすみたいに強引に押し付けるから干すときには大きく振ったり、引っ張ったりしてシワを延ばさなければならなかった。それでも回転羽根の威力は協力で、女性の労働を大いに解放したことは間違いない。やがて洗濯槽と脱水槽がついた二槽式洗濯機が出てきて、長いこと電気洗濯機の王座をしめていた。大型の一槽式の全自動洗濯機が出てきても、二槽式は人気があった。

やがて一槽式の全自動が主流になり、いまでは斜めドラムなどという高価な洗濯機も出ている。洗濯からすすぎ、脱水、乾燥までやってのけるものも少なくない。女性は洗濯の重労働からほぼ解放されたのである。「 スーパープレゼンテーション」という番組で知ったことだが、それでも世界の人口のうち電気洗濯機を使っている割合は2割ぐらいらしい。

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2013.04.07

春の嵐

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強風にそなえて囲いを解いた建築現場

春は風がつよい
ときには嵐が来る
天気予報が
おぼつかなかった頃は
怖かったろうに

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2013.04.06

200円の朝食

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京王稲田堤駅付近で見つけた「すき家」のノボリ。

たまごかけごはん
朝食200円
長いデフレは
つらく
かなしい

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八重桜

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スリムな
染井吉野
ぽっちゃりした
八重桜
どっちもいいなあ

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2013.04.05

作品0010

M0010
作品0010、デッサン

補助線を引いてスケールを割り出し、全体をとらえる練習をしている。2時間足らずなので描き込み不足だが、これがけっこうおもしろい。実物の像とくらべると、鼻の高さが足りないし、エラが張りすぎている。口は飛び出しぎみだし、おでこがネアンデルタール人みたいに狭い。なんとか全体をとらえられるようになってきたが、こんどは細部がおろそかになる。むずかしいものだ。

0010
妻の作品、パステル

京子は水彩だとなかなか思うような色が出せないというので、今回はパステルで描いている。なかなかよくまとまっている。わたしも今度は彩色をしてみたい。

うまいへたは
ともかく
絵を描くと
その人がでる
怖いくらいに

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五行歌誌4月号・投稿歌

採りたての若布を
サッと湯がいて
マヨネーズ
見ろよ
葉緑素いっぱいだぞ

えらいこっちゃ
日本人の真似をして
世界中が
魚を
食べ始めてしまった

鏡の中に
年をとった
自分が映っている
ほんとうに
からだは借り物だった

花が咲けば
花粉も飛ぶ
喜びも
苦しみも
生きていればこそ

若い介護士が
人生の大先輩に
赤ちゃん言葉で
話しかけている
ま いいか

いくつになっても
新しいことを
始めてみるがいい
体験したことだけが
真理となるのだから

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2013.04.04

なごり花

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新川(二ケ領用水)

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P1250369 

開花してからが
寒く
ねばり強く
咲きつづけた
ことしの桜

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枡形山展望台からの景色。名残りの桜

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お花見をするグループが10組ぐらいあった

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木々の芽吹きが美しい

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いつになく
長い冬を越し
木々が
内にたくわえた力を
爆発させている

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2013.04.03

冷たい雨

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雨に咲く寿福寺の枝垂れ桜

去年亡くなったいとこの一周忌の法事が寿福寺で行われた。あいにくの雨で、朝方は風も強く、心配したが、お墓参りをするころには風もだいぶおさまった。それにしても寒い一日だった。本堂は暖房が入っていなかったので特に冷えた。お墓参りをすませたあと、お寺の客殿で食事をしたが、熱燗やホットウーロン茶が売れた。多摩市の「禅」という仕出し屋の料理はどれも美味しかった。亡くなったものとの別れには時間がかかる。少なくとも一年は、いろいろの行事のたびに、いるべき人がいないのを再認識させられるからつらい。

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寿福寺の枝垂れ桜、風に揺れている

農業支援センター(旧フルーツパーク)の桜坂も、ピンク色になっていた。来年もまたきれいな桜のトンネルを見に来よう。

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桜坂

桜の開花が早く
梨の花も急いだので
農家は
授粉作業に
てんてこ舞い

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2013.04.02

花が散る

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つばき落ち
さくら散り
祭りのあとも
淡々と
時が流れる

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さくら前線異常あり

ことしの
桜前線は
すっかり
こんがらかって
しまいました

東京の桜は
さかんに散り
広島の桜は
やっと
五分咲きだとか

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2013.04.01

千鳥ヶ淵の桜

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千鳥ヶ淵の桜

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春爛漫といいたいところだが、寒い。

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正面奥は九段会館

白い息
かじかむ手
桜まつりの
ホットワインの力を借りて
千鳥ヶ淵を歩く

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靖国神社の桜

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日曜日の午後、靖国神社に行った。朝のうち小雨が降っていたが上がりそうなので、千鳥ヶ淵の桜も見てみたくなった。しかし気温が低く、白い息が出る。売店の人や行き交う人も真冬の格好をしている。参拝はいつも気持ちがいい。靖国神社の桜は開花から10日以上たったが、寒くて散れないようだった。それでも軽く風がくると、はらはらと落ちてくる。

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本殿の右手には能舞台があって、法政の学生を中心に観世流の舞を披露していた。ときおり舞台にも桜の花びらが流れ込んで、なかなか風情がある。舞のすり足はほとんどムーンウォークのようにも見える。トリをとった指導者の小早川修氏の舞は、素人の目で見ても圧巻だった。近くで掛川茶のふるまいを受けた。ありがたい。

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大村益次郎の銅像の前には「千代田さくらフェスティバル」の垂れ幕を下げた特設舞台がおかれ、歌やバイオリンの演奏、ビンゴ大会などが行われていた。エレキバイオリンの「ジュピター」がよかった。しかし、寒い。

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飯田橋商店街の出店で、さんま寿司とめはり寿司を買い、となりでホットワインを仕入れてからだを温めた。チャイも飲んだ。それから千鳥ヶ淵に向かった。すでに3時半を回っていたので桜の写真が撮れるか心配だ。

戦犯の合祀は
問題だったが
お国のためにと
散ったみたまの
冥福を心から祈る

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